241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[ 仁衣奈は制服姿で木に足をかけた。 膝にかかるくらいの丈のスカートが足にまとわりついた。 はしたないと注意されるのを想像した。
上方の枝に剣袋を通すようにして支えにし、 木の幹を上っていった。 こんなことに使うんじゃないと叱責されるのを想像した。 学校関係者が近くにいなければ良いと願った。 けれど仁衣奈は、そんなことを願うべきではなかった。
体重を支え得る太さの枝を掴んだ。 腕の力で身体を持ち上げた。
枝の上に立ち、もう一段上にいる子猫に手を伸ばした。 怯えて木から落っこちてしまわないよう、そうっと。]
(43) 2018/05/12(Sat) 13時半頃
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[ その腕に仁衣奈は子猫を抱いた。 片腕で身体を支え、慎重に木から下りてゆく。 地面がほど近くなったとき、先に子猫を逃した。
走ってゆく小さな影を見届け、 さあ自分もと、木の枝をしっかりと掴み、 木の幹に足をかけ直したとき、 強い力で右足を掴まれ、鈴池仁衣奈は、落ちた。
大した高さではなかったが、仰向けに倒れた拍子に 硬いなにかで頭を打ったため、意識が遠のいた。 様子を伺うように、覗き込む小太りの男があった。]
(44) 2018/05/12(Sat) 13時半頃
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[ 仁衣奈は思った。
きっと私は死ぬのだろう。 せめて子猫のちっぽけな命でも 守れた結果としての死でありますように。
厭な笑みを浮かべた男の顔の背後、 広がる青空を横切るように、鳥が一羽飛んでいった。 せめて、最期に見る鳥が鴎であればよかったのに。
疑う余地もなく、それは黒々とした鴉であった。]
(45) 2018/05/12(Sat) 13時半頃
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[ そして、鈴池仁衣奈は死んだのだ。 ]
(46) 2018/05/12(Sat) 13時半頃
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[ 死んだ──はずだった。]
ここは……どこだ?
[ ゆっくりと身体を起こす。 鈍く頭が痛むが、硬い地面に転がっていたせいだろう。
けれど、それさえも今は些細なことだった。
交差点のど真ん中。 そこに転がっていた私を気にする素振りもなく、 数多の足が忙しげに行き交う。
避ける素振りさえないくせに、 何者かに蹴り飛ばされる痛みもない。]
(47) 2018/05/12(Sat) 13時半頃
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……これは一体?
[ 制服のスカートを簡単にはらって立ち上がる。 高校の制服を着ているのは、 死んだはずのあのときと同じだった。
黒い生地に目立つ汚れがないかを確認し、 リボンタイの形を整えて、 指先、腕、肩と不調がないか確かめていく。
どうやら問題はない。 問題がないことこそが不可解といえる。
確かに私はあのとき死んだはずだった。 奇跡的に命をつなぐことができたとしても、 突然、何の怪我もなくこんな場所にいるのはおかしい。]
(48) 2018/05/12(Sat) 13時半頃
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[ まるで映画のようだと思った。 あるいは小説といってもいい。
やはり自分は死んでおり、 自分を殺した犯人を誰かに伝えるであるとか、 家族や犯人の人生を見届けるべくここにいる。
そういう物語を想像してみる。 ──それにしたって、だ。 今の私が誰の目にも止まらぬ幽霊で、 心残りを解消するまで この世を漂うなんてことになっても、 その場合は例えば、こんな場所ではなく、 通学路や、学校や、家────、]
(49) 2018/05/12(Sat) 13時半頃
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──……家?
[ その違和感に、ふと立ち尽くす。
しかし、それについて考え込むことはできなかった。 不意に響いた声>>@5のせいだ。
その音の不可解さ、 そして既視感の正体に思い至る頃には、 先程覚えた違和感など、 とうに頭の片隅に追いやられていたのだ。]
(50) 2018/05/12(Sat) 13時半頃
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…………タイポグリセミア、か?
[ 聞くと読むとでは勝手が違う。 言葉の内容を聞き取るのに難儀しながらも、 おおよその意味を理解し、 声の主を探すように顔を上げた。
──ちょうどそのときだった。 携帯電話がメールの着信を告げたのは。**]
(51) 2018/05/12(Sat) 14時頃
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/* 何月生まれにしよかな 4月28日 年齢をそれで決めまっす。高校3年生ということになった。 (決めていなかったので今相談した)
ふぉーちゅんも振っておきましょう そーい90(0..100)x1 よろしくおねがいしまーす
(-10) 2018/05/12(Sat) 14時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/12(Sat) 14時頃
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/* 血液型1 合言葉は目指せ光属性です
(-11) 2018/05/12(Sat) 14時頃
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/* 今回女子率高くね?(灰で小躍り)
(-12) 2018/05/12(Sat) 14時頃
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[特に目的もなく、ぼーっと周囲を見ていた。 そりゃあ、身に危険が迫れば動くけれど。 だからといって、他人を蹴落とす行為に快楽も愉悦もない。 そんなだから、無為に時を過ごすと言う、多分よくない選択をする。
……その時までは、だった。 こちらに女の子が。 まるで自分が事故から助けた女の子が、大きな蛙のようなものに追いかけられているのを見れば。>>40]
(52) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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[体はすぐに動き出した。 心はすぐに走り出した。 中の下くらいの運動神経を限界まで引き出して。
こちらに来る女の子を抱き抱えて、蛙と真逆に走り出した。]
君、大丈夫!? とりあえず、あれはお友達じゃないよね!
……なんとか、してあげるから!
[こんなに声を張り上げるのも、いつ以来だろう。 とにかくそんな風に問いかけながら、小さな彼女を抱いて走る。
……きっと、息が切れるのはすぐだとわかってるから。 それまでに、この子に見合うパートナーを探してあげないと。
思考の中では、やっぱり自分はどこか茅の外だった。 その事に、一切の疑問も持たずに。*]
(53) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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/* 75(0..100)x1
こうでいいかな。
(-13) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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/* たっかww
(-14) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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>>@9『もちろん奢りだよ』『僕の財布を殺してみるか?』 >>@15『素直でよろしい』
[大喰らいと、三つ編み女学生。 それぞれから返ってきたメッセージに軽く返信。
彼女らは、RGでの指名手配犯である僕をどう思っているのだろうか。 ……なんて、気にすることもない。
死神なんて所詮、同じような穴にいる狢だろうよ。]
(54) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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アオイ、しばらくここでノイズ巻きしといてな。 ちょっと散歩に出る。
[手すりの上からカエルノイズの雨を降らせている彼女に、 この場は任せつつ、無断で開け放した展望台の窓を乗り越えて——
Tシャツジーパンのラフな格好とは釣り合わない、 背中に生えたタトゥー状の鋭い翼——死神の象徴を広げ、 どこへともなく滑空していく。
コンクリートジャングルの騒音は、僕の耳に届かない。 反吐が出る地上で誰が悲鳴を上げようとも、気に留めることもない。*]
(55) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2018/05/12(Sat) 15時半頃
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はあい。
[こくり、とうなずく。 元気なおへんじは、彼の耳にはとどかない。 気をつけてね、なんて言葉もいらない。 口に出したところで、その発音はぐっちゃぐちゃの醜いものに置き換わる。
地上99階の摩天楼から、人で飽和する街をみおろしながら、 まるでかみさまのように、ノイズの雨をふらせるのがわたしのお仕事。 たいくつだけど、先生の期待にこたえなきゃ。
背中の黒い翼は、黒いふりふりのかわいい洋服と相性のいいコーデ。 こんなかっこうをしても、今はだれにも笑われない。
かみさまではないけど、しにがみなのよ。わたし。*]
(@17) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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[『――エエ、あの子のことは よぉく知っておりますよぉ!
なんたって、お隣さん同士ですものね。 嗚呼、実に昔から可愛くないこどもでしたとも』]
(56) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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[『何が可愛くないかって? べつに、態度はよかったですよぉ。 顔を合わせればぴっしりと礼もしていましたし、 ご老人の重たそうな荷物を 持ってあげようともしていましたねぇ。
―それが可愛くないんですよねぇ! 憎たらしくも思えてしまいますともぉ、うふふ』]
(57) 2018/05/12(Sat) 15時半頃
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[『ア、でも。あの子は違いますわ。 そう、あの子。■■■。
■■■は全く違いましたわ。 まず■■■で■■う■■■■■■ぎ■■! ■■■■―――■■――ア』]
[姦しく。喧しくの給う中年オバハンの声は ニュースキャスターのアナウンスにかき消された。]
(58) 2018/05/12(Sat) 16時頃
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― 何をしていた ―
[愛車を駆って、墓参りだったと思う。 個人的な趣味であちこちいじった白のスポーツカーは 静謐を保つ墓場では場違いすぎた。
自分でやったことだから後悔はしていないのだが しかし、目立ちすぎるよなぁと隣の■■にぼやく]
「…■■■■■、■■■■■■■■」 「あー…そうだな。考えとく」
[■■は笑ったのだったか。 運転中の余所見は安全運転の理念に反するので 実際に確認はしていないが。 きっと、確か。柔らかく微笑んでいたと思う]
(59) 2018/05/12(Sat) 16時頃
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[ほんの一瞬の浮遊感。 後に、衝撃。爆音。衝撃衝撃激痛激震、衝撃。
少し経って、灼熱]
「―――――――――…ァ」
[首は、動いた。視認は出来たはずだ。
ただただ白い、いつもよりより白い顔と 跳ねッ返った赤色が妙に御目出度く見えて じわり。迫る熱と、心地よい睡魔に導かれて]
(―――それは ならねぇ) (俺の所為 だ から)
(■■は どうに か) [手を伸ばして。]
(60) 2018/05/12(Sat) 16時頃
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[――結局、炎に包まれたのだ。]
(61) 2018/05/12(Sat) 16時頃
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― 中央エリア・スクランブル交差点 ―
[ ―♪♪、♪♪♪ ]
[渡りなさい、の合図が鳴っている。 腑抜けたメロディは目覚ましには少し物足りず 事実、胡乱げに目を開いてみると 眼に映ったのは人ごみ、人ごみ。
背中には硬い感覚。そっと手を這わせると ありがちなコンクリートが正体を教えてくれた。]
[壁を背にして座り込んでいる俺に、 誰も声をかける人間などいない。当たり前か。 そこまでトカイは優しくないのだ、きっと]
(62) 2018/05/12(Sat) 16時頃
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「…いやンなわけないわ!! はっ?え?……」
[トカイの一言で誤魔化されるには 間際の記憶はあまりにも鮮烈すぎた。 試しに頬をつねってみたり、 立ち上がって飛んでみたりなどするが ちょっと痛いし足はきちんと生えていた。]
「………分からんな。何が起こった…」
[まるで憑き物が落ちたかのような 謎の爽快感はありはするものの、 それは喪失を兼ねているような気もして。
首を傾げつつ、震えた尻ポケットの端末をいじくれば 一連の文面が表示されただろう>>#2>>#3>>#4>>#5>>#6]
(63) 2018/05/12(Sat) 16時半頃
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「…………はい。そう、か」
[平和な頭は現実を受け止めるのを拒否している。 パートナーって何だ。テレパシーってあるのか。 どうしますか、叩いて治しますか、 いやそれは痛いから他の方法でオネガイシマス などと、無表情でノリツッコミして空を仰ぎ。]
「………おぉう」
[雨時々蛙の天気予報なんて聞いていない>>@3 大小様々な鳴き声をあげて降って来た益虫様。 禍々しいその気配は可愛いイラストとは程遠く、 一旦この場から走り出させるには十分だった]**
(64) 2018/05/12(Sat) 16時半頃
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(-15) 2018/05/12(Sat) 16時半頃
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