171 獣[せんせい]と少女
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[その年、とある少女が獣の手をとった。
背の高い、その反面非常に大人しい少女だった。]
わたしのこと、連れ出してくださいませんか?
[一度目の"せんせい"に不慣れだった獣は、 そんな少女の珍しすぎる願いを叶え、手を引いた。]
(-597) lalan 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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[少女の願いは、一つ。
まなびやから遠く。 広い広い土地に、 自分の好きな花を植えた広大な花畑を作ること。
それを叶えるのに、獣の能力は適していた。]
(-598) lalan 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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わたしは、 死が待っていることは、怖くありません。 あなたに、食べられることも。
[ある日、少女は植える花の種を見つめ、語った。]
ただ、誰からも忘れられることが、こわい。
[そう呟いた少女の横顔は、]
ひとりめだったら、忘れられないでしょう?
ごめんなさい。 わたしは、意地が悪いんです。
[幻のように、 刹那の出来事。]
(-599) lalan 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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[――満開の花畑の中、少女は息を引き取った。
いつしか、この場所は観光地になるのだろうか。 それとも、戦場の一部に飲み込まれ、荒廃を待つだけなのだろうか。
ただ、通りかかる旅人が、商人が、珍しい花畑を記憶に刻む今がある。
花が咲き、花が散り、種が落ち、新しく芽吹き、根を張り、葉を伸ばし、
再び、花が咲き。
人の手入れはなくとも命を繰り返す花は、 少女の存在を主張し続ける。
もう、居なくなってしまった少女が、 かつて、此処に居たのだと。]
(-600) lalan 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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[
少女の命に生かされる獣は、 自らの傷を癒すことを止めた。
生き永らえた時間の証明。 それだけの年月が過ぎた実感を残そうと。
それは重く、死ねない理由となって、 獣の飢えを否定する。
獣は、再びまなびやを訪れる。
ひとりめの楔は、はじまり。 喰らうたび、幾重もの理由になるばかり。**]
(-601) lalan 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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/* とりあえず一人目についても考えてたことだけぽいってする。 蛇足なので灰にて。
くらりっさもぐもぐなでなでぎゅむぎゅむもぐもぐ。 ありがとう。 たくさん、ありがとう。
(-602) lalan 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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/* >>-602 ヴェラありがとう 途中から目の不調とかあれこれであんまりロル回せなくてごめんね
(-603) laetitia 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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/* うわあああエフせんせいからお返事きてた! いろいろ投げちゃっててごめんね…!!
回想のお返事もしたいけど、最後のお願いもひとつ落としたくてどうしよう…。
>>-585 向こうの山までどーん! 反応しきれなかったエピ灰見てたら、エフ先生とオズ先生って筋斗雲に乗れなさそうだよね…()
(-604) SUZU 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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/* 書いてきます…,
(-605) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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/* おめめだいじに!(おめめおいしいぺろぺろ) 無理は良くない! げんきがいちばんだよー
(-606) lalan 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* 色々放り投げて戻り! ユージンお待たせしましたぁぁぁ!!
(-607) 螢 2015/10/21(Wed) 23時頃
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―― 雷の大樹の前 ――
[飛行が終わり… 人型に戻った自分に渡されたのは、一枚の紙。
もう少し喋るのも辛いのだろうか。 声が聴けなくなったのは…胸が、痛くなったけど。 コリンの元気に跳ねるような文字を久しぶりに見られて。 胸の痛さは、懐かしさで緩和されるよう。
その文字を目で追い終わると、 悪戯をするときのように笑うコリンの前で 鞄の中から林檎の種が入った袋を取り出して 屈み、目の前で振ると、にいっと笑った。]
(456) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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ここなら、俺以外に掘り返すやつなんていないだろうし …………コリンらしい。名案じゃないか。
[箱は、すっかり中身のなくなったトランクが一番か。 と、風で穴を掘りながら考える。
自分は、林檎がなるまで待っていられるだろうか。 たった数年すら待てないなんて、獣らしくもないが…
しかし、コリンとの約束は絶対なのだから この後、なにがあろうとも その約束を必ず果たそうとするだろう。
なにがあろうとも。ぜったいに。]
(457) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* もうなんかもうせつねえ・・・・ってなくしかない・・・・
(-608) fumifumi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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コリンは何を入れるんだ? ……って、それを聞いちゃいけないか。
[もし自分に見られないよう目隠しをしたいというなら 風呂敷か、口の縛れる袋を用意して。
さて、自分は何を入れようか。と。 ううん、と考え始めた。]*
(458) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* コリンおかえりいいいい!! >>422がほんとに、もう。むねがくるしかった。。。
とりあえずここまで。 雑なところあったらごめんよ…!! 更新まで最期まで張り付いてます!
(-609) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* っしゃああああああああ もうちょっとおおお(推敲
ヴェラ……なんかすごくいいもの落ちてる予感してる 予感してる 急ぎ足で読んだらもったいないからまだ読まないよ! ちくしょおおおおお
クリス>>きんとうんはのれなくっても とべるからいいんです!!!!(幼児
(-610) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/*>>-604 お待たせしてしまって申し訳ない! 落としたいとこから落としてくだせえ!
筋斗運乗れないとか…何それ、切ない。 誰かにしがみつくしか…()
(-611) miduno 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* 獣の不器用さも少女の無邪気さも 両方……いとおしいね……
(-612) Akatsuki-sm 2015/10/21(Wed) 23時頃
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−待雪草とロビンとアイリス−
[ヒナコとの、旅は。 結局どこにも、居つくことなく…。
ヒナコの気分を、羅針盤にして。 街から、街へ。道から、道へ。 野を、山を、海を、川を、巡り。
幼さを残す蕾、だった少女は…。 咲き誇る、乙女の年を、向かる前に。 今、ゆっくりと終わりの刻へと、向かっている…。]
………ヒナコ。 待雪草が、咲いたといっても…まだ、冬だ。 あまり窓際にいては、風邪を…ひく。
[窓際に置いた、椅子に腰かけ。 小鳥にパン屑をやる、ヒナコの、肩に。>>372 鳥の羽をイメージした、ショールをひとつ、かけて…やる。]
(459) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[あの時の…お詫びにと。 街の織物屋で買った、ミルクティー色のショールは…。 待雪草と並ぶと。 ヒナコの姿を、春を告げる一羽のロビンのように…見せる。
それはまるで。 ヒナコの襟元から飛び立とうと…。 日々薄くなる…、羽の、痣を。 少しでも長く…留めておこうと…するように…。
ヒナコが、私に気を使って…。 夏の、暑い日でも。 痣をみせないよう…、慎重に服を、選んでいることを…。 私は、知っている。 知っていて…、知らないふりを、している。
ヒナコと、私自身の…ために…。]
(460) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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………なんだい?
[呼ぶ事にも、呼ばれる事にも。 すっかり慣れた…呼び声に。>>418 甘えるような気配を、感じて。
以前のように、出歩かなくなったためか…。 秋よりも、細く。白くなってしまった、ヒナコの傍に。 膝を付き、不器用に浮かべた、笑みを見上げる。
こんな時…。 ユージンや、エフ、ブローリンなら、なにか…。 気の利いたことを、言えるのだろうか…?]
(461) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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………虹、では…。 食べるのが、難しそう…だ。
[虹になりたい…と>>418 そう、願ったヒナコに…。 結局、言えたのはそんな…。つまらない言葉。
終りの時を、感じた少女が。 自らの死の、その時に。 こうして欲しいと…何かを望むのは、よく、あることで…。
出来るだけそれに、応えたいと…思っても。 私はいつも…。 上手く、その思いに言葉を…伝えることができない。]
(462) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[ぱたぱたと声を聞く前に掛ける足音で その帰宅を悟るとそちらを向いて、出迎える。]
おかえり、クリス。 本当かい? きっとこないだの“おまじない”のお礼じゃないかな。 僕にいつもクリスを褒めるよ。 あんたにはもったいないってね。
[元気な姿を確かめると無意識に表情は穏やかに。 重そうに抱えた布を広げると 色々な果物。採れたてのような果物は どれもみずみずしく光っている。
ひとつ摘まんだ苺を 幸せそうな表情で口に運んだクリスマスの表情が 梅干しのように固く、くしゃりと歪んだ。]
(463) miduno 2015/10/21(Wed) 23時頃
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(嗚呼…けれどひとつ、確かな事…は…。)
[ヘラがイリスの頭に、振りかけた神の酒、三滴…。 熱を失い、冷たくなってゆく…ヒナコの額に…。
きっとそれは、注がれるの…だろう。
三滴とは、いわず…。 ヒナコを抱く、自分の視界が…。 紫《シ》を抱き、宵闇に染まる、アイリスの花に…埋め尽くされる…程に…。**]
(464) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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まだ、早かったのかな。
[そう掛ける声に心配の色はなく。 いつもの“おまじない”をする彼女をちらりと見ながら 作業に戻る。 クリームの中に鮮やかなアスパラと肉厚のベーコンが踊る。煮立てないように静かに混ぜていると 横からにゅっと手が口許へ 伸びたと思ったら押し込められる果物を 拒むことなく口に含む。]
美味しいよ。
[歯を立てると甘酸っぱい果汁が口に広がる。]
(465) miduno 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[クリスと過ごして何となくわかったことがある。 自分が笑えば、クリスもつられて笑ってくれる。
だから自然と笑顔が増えた。 だけど自分は。
自分は彼女の最期の時も 果たして笑えるのだろうか…。*]
(466) miduno 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* みんながんばれー (泥人形が23時をおしらせします)
おずわるど>あとでみてね(きゃぴっ)
(-613) lalan 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* 箱前にようやく着いたのだけれど、腹痛が。
むぅ、むいむい。
(-614) 鯖 2015/10/21(Wed) 23時頃
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― さいごのおねがい ―
[最後に立ち寄った村を出てから、 もうどれくらい森で過ごしてるだろう。
わたしが森に行きたいって言い出したせいだ。 だって、家にいると鏡をのぞきこんでしまう。 鏡の中のわたしを見るたびに、 もう先生が好きだった色がないことを知ってしまうから。
森だったら鏡はない。 泉や川で顔を洗う時は、目をつぶればいい。 でもそんなことをしたって、 わたしを見つめる先生には隠すことなんてできないこと 残された時間が長くなんてならないってこと 少女のわたしは、知っている。
そういうものだって思ってたし、わかってるけど。 先生が好きだって言ってくれた色が 無くなってしまうのを、わたしは見たくなかったんだ。]
(467) SUZU 2015/10/21(Wed) 23時頃
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