166 悪魔の揺りかご
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しかし…
今のお主には聊か物足りなかったかのう？
それこそ錬金術師宛ら、金でも精製した方が良かったか。
［にやりと笑ってニコラウスを観察する。
彼はどんな様子だっただろうか。
荷車を曳き、山越えや海越えを果たしたあの旅以降も、彼の中にまだ静かに眠り続ける魔力を操る修行はもちろんのこと、何度か自分の趣味のため、危険な奥地や獣との戦いに連れだしたり、新たな街に開いた酒場を訪れる悪魔たちとの仕合い、招かれざる客との戦いなど、彼は様々な経験を積んできた。
彼にとってここまでの旅はどんなものであっただろうか。
しかし、何にしても休息の時はもうすぐだ。
自分もころころのついたスーツケースを引きながら、ゆっくり湖の上を進むと、城へと入っていっただろう。］
(169) wallander 2015/08/14(Fri) 22時半頃
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― 城主の間 ―
[タバサの少し後ろに付き従い、城主のいる部屋へ入る。
一礼に合わせて追従し、会釈をひとつ。
玉座に座る男と、側に侍る女の顔はよく似ており、兄弟かなにかのように見えた]
お初にお目にかかります、ニコラウスと申します。
この度は大変お世話になりました。
[姿に似合わぬ威圧感は、側にある彼女も同じこと。
そろそろ驚くのにすら慣れてしまいそうだが、交わされる会話を聞き逃すつもりもなく。
『二度目』の言葉に、件の弟子について少しばかり想いを馳せれば、荷運びの車の話もまとまったか。
部屋を出ようとする彼女についていく前に、一度だけ向き直り]
またお会いできる機会を、楽しみにしております。
[深く一礼をした後、その場を後にした*]
(170) jig 2015/08/14(Fri) 22時半頃
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― 出立の時 ―
[森が好きだ、と言われたことには素直に喜ぶ。
己の住んでいた森も、きっと気に入ってもらえるだろうと思いながらも、それを口にすることはない。
今は古巣に想いを寄せるよりも、これから訪れる場所にこそ思いを馳せるべきだと思ったから]
話には聞いた事はありますが
実際に、この目で見ることができるのですね。
[海に面するという街。人の、悪魔の集う場所。
内に留まる緩やかな潮の香を思い出しながら、景色を思い浮かべる。
といっても、友人から得た知識と、彼女より聞いた言葉だけが頼りなのだが]
人間の言う『料理』自体は、少しだけ。
友人が作ってくれたりしたので。
………遊びで済む相手なら、いいのですが。
[修行の一環にでもするつもりなのだろうか。
荷車からは、楽しげに笑う声が聞こえてくる。
ぶるりと身体を震わせていると、不満そうな声が背に刺さった]
(171) jig 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
何か最後の最後まで、こういう２人組の主従差あるＲＰってすごく難しいなと思ってます。
こういう上下があるＲＰってやろうと思えばいくらでも上側がやりたい放題できてしまうと思うんだけど、どの程度までを良しとするんだろう。
と思ってたらニコラウス来たーー
今回のＲＰで、これは流石に強制しすぎだろとちらりと思った部分とかあれば教えてほしいです。
(-778) wallander 2015/08/14(Fri) 23時頃
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えっと、レクチャーと言われても
生まれた時から喋れたというか……
なんというか、説明が難しいので
時間が長く取れる時でも構わないでしょうか
僕も、タバサ様が歌うのを……聞きたいですし
[荷車の様子を気にかけながら、荒野を抜けるために歩を進める。
見るもの全てが珍しく、
時々目を奪われ、足を止めそうになるけれど
彼女と共に旅をしていけば、もっと新しいものが見れるのだろうか。
踊る心を反映するかのように
その足取りは、少しだけ軽やかだった**]
(172) jig 2015/08/14(Fri) 23時頃
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― そして時計の針は踊り狂う ―
Raw Nielgov Nie hci nnew
（もしも私が小鳥なら）
Ttah Nielgulf Iewz hcua dnu
（私に翼があったなら）
Rir Uz hci golf
（貴方の元へ飛んでいけるのに）
Nies nnak thcin Reba liew's
（だけど、それは叶わない）
Nies nnak thcin Reba liew's
（叶うことはない）
Reihlla hci Bielb.
（私はここに、ひとりきり）
(173) jig 2015/08/14(Fri) 23時頃
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[酒場の一角で、ピアノを弾き語る男が一人。
カウンターでは旅の友であり、師匠である女性の姿が見える。
一曲弾き終えれば一礼をし、舞台を降りて彼女の元へ。
冷水の入ったコップを受け取り、口に含んだ後、ふと思い出したように、懐から手紙を取り出す]
そういえば、開店前にこんなものを頂きました。
渡すのが遅れてしまってすみません。
[丁寧に封がされたそれは、何処かで嗅いだことのある匂いがして、古い記憶が揺さぶられる。
そう、少しだけ。ほんの少しだけ、嫌な記憶]
招待状のようですが、どうされますか？
[とはいえ、決定権は彼女にある。
己は彼女のものであるから、ついてこいというのなら、勿論ついていく事になるだろう*]
(174) jig 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
既に城の描写を落とされている事に、投下した時に気づいたのだけど、それはまた、これから、かきま、す！！！
（ので潜ります
(-779) jig 2015/08/14(Fri) 23時頃
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― いつかの、未来 ―
[モンド様の手によるものだと、魔力の切れ端だとわかっていても
その肌触りの良さには、居心地の悪さを感じずにはいられません。
これは、話には聞いたことのある"絹"を模したものなのでしょうか。
私の肌よりもずっと滑らかなそれは、するするとすべり
ともすると、ずり落ちてしまうのではないか……などと
くだらぬことまで考えてしまうのです]
やはり もったいない、といいますか……
[こんなに近くなのに、私の目を見ていないモンド様も珍しく
慎重に出来栄えを確認する様子に、おそるおそる口を開きますが
その前にモンド様は立ち上がってしまいました。
そうすると、私はもう、何も言えません。
きっちりとした装いの、お顔がよく見えるその様子に
ただ、見惚れることしか、出来ないのです]
(175) 茄子 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
いやいや変なタイミングで申し訳ない。
手紙受け取りどうもどうも。
時間も時間だし、城の入り口とか飛ばすわ！ってのでも全然かまわないですよ。
でもやっぱ店のシーン見ると、なぞの客or石化ターゲット来店編やりたかったなぁと思う。
(-780) wallander 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
戻りましたが、後一時間。
どうしましょうか(汗
(-781) kisiya 2015/08/14(Fri) 23時頃
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[わしゃわしゃと頭を撫でられた>>167。
最初の頃は抵抗あったりして嫌がっていたが、今は大人しく撫でられ、尻尾を振る。
ともあれ、師匠が気にって貰えたならそれで良し。
師匠の後ろを歩いていたら、尋ねられて、道中の説明をしよう。]
ん？ あぁ。
来る途中、村が襲われていたから、襲ってる奴を倒したら、お礼にそれ貰ったんだ。
って、ああああ、服が汚れてるじゃないかああああ！
[今更ながら、自分の服が汚れてる事に気付き叫び声を上げてしまった。
どうしようか、と辺りを見渡し、給仕を見付けては、給仕に駆け寄ろうと。
その際、師匠に着替えてくる、と伝えてから水浴び→着替えをし、戻って来れば礼服に身を纏ってる姿を見せるだろう。]
それにしても、窮屈だな、これ。
礼服だっていうのは分かってるけど、動き辛いぞ。
[王であるヤニクよりシンプルではあるが、それでも正式な装いをしてる犬にとっては身動き取り辛そうである*]
(176) いこま 2015/08/14(Fri) 23時頃
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………我侭を
言ってよかった、と 思いました
[自分の後姿などわかりません。
けれどきっと、この柔らかいベールは
完璧な曲線を描いているのでしょう]
モンデンキント様 ……素敵、です
[直線が主となった服装にも、それを少し崩している様にも
ただただ、視線が釘付けになるだけで
私は、色と手触りのわりには、とても軽いドレスを揺らして、胸の海鳴りを抑えようと、そっと手を合わせるのみ。
あの日、城で出会った方にまた出会えるのでは、とか
そんなことを考えての我侭が、まさかこんなことになるだなんて
想像もしていなかったのです]
(177) 茄子 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
ただいまー
>>-765
ペアルックだというのに黒ガーターを推挙するジェフ勇者w
二人して黒ゴスで猫耳しっぽつけるか (←
うそうそ、ストライプ地のフォーマルに、兜をモチーフにしたブローチとかつけますか。
マントもいいね！
(-782) enju 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
>>164
「パーティよりは修行が良い」
この師匠にこの弟子ありだな。お似合いだぜー
ふっふっふ、お望みならパーティ会場に対ワンコ用トラップの数々を (←
(-783) enju 2015/08/14(Fri) 23時頃
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うう、腰痛で死んでた（どろり
(-784) meiji 2015/08/14(Fri) 23時頃
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[差し伸べられた手に、胸の前で握り締めていた指を、そっと伸ばせば、いつだってそうしていただいたように、強く引かれ、私はいつもよりも高い踵を鳴らして、距離を詰めました。
薄いベールも、綺麗、なんて考えていたのに。
少しでも、邪魔だ――なんて考えてしまったことは
伝わっていないことを祈るばかりです。
もちろん、祈りを捧げるのも、私にはモンデンキント様しかいらっしゃらないのですが*]
(178) 茄子 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
けっきょくちゅうとはんぱなところで！なげかえす！のみ！！
がーでぃさまの腰をもみもみしながら
こんばんは！こんばんは！
(-785) 茄子 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*ガーディ様、大丈夫ですか？
>>-782
おかえりなさいませ。イっちゃん様が着て下さるなら、私の犠牲など軽いものです。
黒ゴス、猫耳しっぽ。そんなイっちゃん様の愛らしい姿を一目に晒すなんて…できません。
兜をモチーフにしたブローチ……嬉しいですね。
では、マントは特注品を。色は茶色で。
(-786) kisiya 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
ディさんうわああ(撫でさす
無理なさらず！に！
(-787) jamate 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/* >>-783 玉ねぎシャワーで迎え撃つ！
ガーディおかえりなんだぞ！
腰はだいじだいじ（なでなで）
(-788) いこま 2015/08/14(Fri) 23時頃
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/*
メルヤに溜息が収まらない…。
どんどん感情豊かになるメルヤの変化堪らない。
あああ、足りない言葉はロルで返すぜ！
ガーディおかえり…！腰痛って大丈夫か。
暖めるか冷やすかは症状に因るけれど、まずは湿布を…！
(-789) momoten 2015/08/14(Fri) 23時頃
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うう、ホレーショーがいるのに僕は（よぼよぼ
(-790) meiji 2015/08/14(Fri) 23時半頃
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/*
大丈夫か、ガーディ
無理な姿勢でタイピングしないようにな。
(-791) enju 2015/08/14(Fri) 23時半頃
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― 湖上の城を臨みて ―
そうですね。
ただ、維持するに労力が必要かと思いますので
それ相応の設備を用意するべきかとは思いますが……
[先を行く彼女から声がかかれば、同意の言葉を返す。
荷車の代金だと持たされた鉱石は、今の自分にとってはあの日のキメラの石より軽い。
代金の他に、手土産として運ぶように命じられたのは、現在店を構える都市で名品と名高いとコニャック。
他にも作り方を覚えて作った、サラミや燻製なども鞄に詰め込んでいた]
それにしても、粋ですね。
このような席を設ける方とは、思っていませんでした。
[配下の者に聞かれれば、不敬だと言われてしまうだろうか。
近付く度に匂いに刺激され、憎たらしく思う顔が浮かぶのだから仕方がない。
強くなる猫の気配に、眉間の皺を指で伸ばしながら、城へと進む彼女の後を追った*]
(179) jig 2015/08/14(Fri) 23時半頃
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/*
ディさんどうか安静に…！
ホレーショーは大丈夫ですディさんの顔見れただけで喜んでますゆえ！
(-792) jamate 2015/08/14(Fri) 23時半頃
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/*
皆様続々と。ガーディ様は腰お大事に。
>>-778 タバサ
特にありません、大丈夫です。
むしろ上下関係を表すに丁度いいくらいだと思っていますし、NG特にありませんし、がっつりどうぞ！
>>-780
昨日一日潰れていなければやれたかもなので、本当に悔しいです。
(-793) jig 2015/08/14(Fri) 23時半頃
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− パーティ会場 −
今宵はお集まりいただきありがとう！
懐かしい顔ぶれが並んで僕も嬉しいよ。
あの日の出会いがなかったら、偏屈な悪魔たちはとうてい、ここに集うこともなかったろう。
絆結びし自慢の子らよ、赤い月の照らす今宵は無礼講だ。
思うさま見せつけておくれ！
愛し子らの幸福が悪魔を、より甘くも強くもするだろう！
移ろう月の下に、変わることなき喜びを。
[自らもジェフと肘をからめて高らかに祝辞を述べるのだった。**]
(180) enju 2015/08/14(Fri) 23時半頃
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ホレーショーに腰マッサージしてもらえばいいんだ
（おじいちゃん的発想
(-794) meiji 2015/08/14(Fri) 23時半頃
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/*
>>-793
そうかー それなら良かったです。
今城にたどり着けそうにないのでｗｗ
ニコラウスさんの歌を歌って〆ようとしています。
自分も本当にうまい具合にコアずれ起こしててもったいなかったです。
なんだか最後まで生き残ったのに、終わりが早いですね。
いや、最後まで生き残ったからこそ早く感じるのか…？
(-795) wallander 2015/08/14(Fri) 23時半頃
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