278 冷たい校舎村8
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── 回想/文化祭準備 ──
いいんじゃね?
レイが責任持って、 予算内でできる方法探して、
自分でデザインするなり、 クラスの誰かに頼むなり、 そこまで面倒見るなら。
……はは、ふりふりか、 できるもんならしてみろってな。
[ 委員長──礼一郎はあっけらかんと言った。
スタッフ衣装を作る>>719なんて、 氷室がなかなかに予算を食う提案をしたときだ。]
(787) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ とはいえ詳細な予算の管理までは、 礼一郎がしていたわけではなかったから、 算盤を弾いてくれてたはずの庶務を呼ぼう。]
早未、文化祭の予算って、 ちょっとだけど余裕あったよな?
[ そのときは庶務兼メイクだった早未千夏に、 ひと仕事押し付けることになるかもしれないが、
だって楽しそうだから。と礼一郎は言うし、 本当に重荷になるようなら、自分がやります。*]
(788) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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楽しかった。 礼一郎の毎日は楽しい。 これからも阿東礼一郎として生きたい。
(789) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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正しく生きてきたつもりだった。 与えられたルールに忠実だった。
(790) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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わかりやすい線引きを、 踏み違えることなどないはずだった。
(791) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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阿東礼一郎は君たちの目に、 ちゃんと良い子に見えてた?
(792) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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──回想──
[ 特別な日のことではない。 礼一郎は友人と電話をしていた。
盛り上がっていた電話の途中で、 飲み物でも取りにいこうと自室の扉を開けた。
扉を押し開く際に何かに引っ掛かり、 じきにそれは退いた。すみませんと言った。 扉の向こう側に何かがしゃがんでいたらしい。
それはごめんなさいとも言った。 お腹が空いて、とも。小さなかすれ声で。]
(793) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ これはトシミという。 阿東家に住む人間のひとりだ。]
(794) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ トシミ。敏美。
一般的に妹と呼ばれるそれのことを、 礼一郎は昔、理解ができなかった。 今も妹であるという以上のことはわからずにいる。
ただ事実を述べるのであれば、 礼一郎の3つ年下の妹はいつも腹を空かせている。]
(795) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ 頻繁に罰として食事を抜かれているせいだ。 何の罰かまでは礼一郎は知らない。
もしかすると、生きていることへの罰かもしれない。 どうして生まれてきたのかと叱責されているのを、 礼一郎は何度となく聞いたことがある。
あるいは、ほかの理由かもしれない。 テストの点が悪かったとか、顔が暗いとか、 それが罰されるべき理由なら100は聞いた。
とにかく、罰の理由なんて重要ではない。 阿東家のルールでそれのことは人として扱わなくていい。 そう決められているので、それだけのことだ。]
(796) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ 邪魔だなと思って、礼一郎はそれを足でどけた。 端にどかすだけ。強く蹴ったりはしなかったが、 それはしゃがみこんだままよろけて咳き込んだ。
棒きれみたいな脚が、 サイズの合っていない制服から覗いている。
気持ち悪い。本当に気持ち悪い。]
(797) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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ごめんごめん、 飲み物取りに行こうとしたら、 ちょっとけつまずいちゃって。
[ あはは、と礼一郎は笑っていた。
例えば電話の途中じゃなくって、 それでいて礼一郎の気分がよかったら、 気まぐれに何かを食わせてやることもある。
でもその日はせっかく友人と、 楽しく話をしていたので無視をした。]
(798) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ 礼一郎が無視をすることなんて珍しくないから、 キッチンで飲み物をいれて部屋に戻るときには、 それはもうどこかにいなくなっていた。
どこにいったんだろうなんて礼一郎は思わない。 いなくなったことにも気づかなかったかもしれない。
だって、ずっとそういうものだったのだ。 阿東家は今日も正しい状態にある。]
(799) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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他人様に迷惑をかけてはいけない。 家の外で腹が立つことがあっても、 ぐっと堪えて家まで持ち帰りなさい。 家に帰るまではニコニコしていなさい。
(800) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ その正しさは阿東家のものでしかないのに、 礼一郎はいまだにその常識を正せずにいる。]
(801) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ 本当の正しさくらいとっくに知っているけど、 何年経っても礼一郎にはそれが人間には見えない。]
(802) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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[ だから、
きょうだいなんてすり抜けるし、 礼一郎は友達を家に呼びたくない。 おいしそうにものを食べる子が好きで、 痩せっぽっちを見ると心が落ち着かない。 痩せぎすの女は空をぷかぷか飛ぶんじゃなく、 地に落っこちてるものだと思う。 嘘はつきとおすべきものだ。]
(803) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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ま、そういう話。
(804) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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たったひとりに対しての例外を除けば、 礼一郎はちゃんと良い子。 君たちだってよく知ってるだろ。 だから、これからも今まで通り、よろしく。*
(805) 2020/06/12(Fri) 20時半頃
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/* わるいこだ〜
(-151) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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/* う わ あ、あーちゃん、あーちゃんが居る…
(-152) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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[なんで。って、いつも思う。
望まれた役割をこなすことも、 求められて笑顔を差し出すことも、 難しくて、息苦しくって、
いい子じゃ少しもいられないから――]
(806) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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――現在/職員室――
そっか。
…………や。まじ休校かも。って 連絡しようと思ったんだけど
[電話は残念ながら繋がらなかった。 愛宮が先生に呼ばれてここに来ているとは 知らないまま>>692
私のを使う?と問いかけてくる彼女の方へ視線を戻す。 スマホの画面に何かが映っているのか、 彼女はほんの少し微笑んだ後、 辰美にそれを手渡そうとして――]
(807) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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……えのみやのも使えない?
[どうやら、愛宮のスマホもだめらしい。 電波が途切れているのかも、と言われて、 辰美は「そうかな」と小さくつぶやいた。>>693]
……。
(808) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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[愛宮心乃の事は前から知っている。 ボランティアに積極的に参加する クラスのお母さん的存在で 委員長の補佐をよくやっている。
彼女を構成するものがあるとすれば きっとそれは善意だろう、と 傍から見ていて辰美は思うし、 事実、彼女の柔らかな物腰と優しさは 文化祭準備の時多くの人を癒しただろう。]
(809) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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[だから、これは辰美幸俊が悪い。 ――彼女から与えられる笑顔が苦手だ、なんていうのは。]
(810) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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[楽しくないだろうになんで笑ってんだろ。 全うできない役目をどうして果たそうとするんだろ。
なんでそんなにまともでいられるんだろ。
……愛宮に対してだけじゃなく、いつも思ってること。]
(811) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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雪。どんどん強くなってるし…… やばくね? 帰れなくなりそ。
[さながら、なだめる母の言葉に抗う子供のごとく 愛宮の言葉に「そうだな」と穏やかに頷くことはせず、 軽く眉間に皺を寄せて、辰美は窓の外を見た。]
……、ここで出来そうなこと、ないな。
俺、教室戻る。 えのみやは?
[言いながら、 辰美はゆっくりと職員室の扉へ向かっている。*]
(812) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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/* ほぼ匿名COってのもあるけど 実のところ、ここまで中の人の察しはついていなくて、 鍋さんすらどこだろー?って思っていたんだけども
委員長のこういう設定が開示されると、 あぁ……って察してしまいますね(好きですぞ
(-154) 2020/06/12(Fri) 21時頃
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