154 【R18】さよなら、ばいばい、またあした
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/* いろいろあるとは思いますが、私はみなさん素敵だったと思います。反省点もそれぞれあるような気がするし、今後にも繋がるのではないでしょうか。
そしてすみません、末っ子は空気を読みません…!
(-34) otoufu 2015/04/10(Fri) 16時半頃
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―桜の世界へ至る道―
[俺があの世界で、最後に向かった先。
春の夜道、商店街、住宅街。見慣れた、通いなれた道。 メールを確認してから緩慢に歩いていた足は、徐々に早歩きに、そして小走りになり、駆けた。
やがて何度となく待ち合わせをした、あの公園へ辿りつく。 子供の頃にはそれなりに大きく感じていたこの場所も。 最近は敷地を囲む塀も、砂場も、遊具も、小さく見えて。
入口のレールを跨ぐ脚、久しぶりの全力疾走に切れる呼吸、上下に揺れる肩―――ブレる視線の先。]
(20) otoufu 2015/04/10(Fri) 16時半頃
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[ずいぶんと騒々しく駆けてきた脚だ。 彼がその足音に気付いたなら、彼の姿を含めた景色を眺める余裕もなく、足元へ向けていた視線が此方へ向くのだろう。
額に、首筋に、滲んだ汗を、春の夜にそよぐ風が撫でる。 彼に近付けば分かるかもしれない、頬にさす紅だって、走ってきたからだとごまかせたはず。
彼が立ったのだったか、己が座ったのだったか。
とにかく隣に、彼の右側に陣取って、浮く左手が、許可などないままに、彼の右手を取った。その手へ残る傷痕は知らずとも、意識しないままに親指あたりが掌を撫でたかもしれない。]
(21) otoufu 2015/04/10(Fri) 16時半頃
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…―――会いたかった。
[例えばその場に他の誰かがいて聞き耳を立てていたとしても、きっと聞こえやしないだろう。 そのくらいの小さな囁き声を、幼馴染に向けた。
会いたかった、逢いたかった。
ねえ、麻倉。ちーちゃん。
話したいことが、伝えたいことが。 いっぱい、いっぱいあるんだ―――。
そして ]
(22) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[ ひときわ強い風が、ぶわりと吹き抜けた ]
(23) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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―桜の世界―
[多分左手は、幼馴染の右手を握ったまんまだ。 桜吹雪に瞑った目が開くと同時、一面の、薄桃の、白の。世界を見て、目と意識が同時に、見知った顔を見つけて。
もしかしたら、自分から繋いだその手を、振り払ったりしたかもしれない。 そして、繕うように今度は袖口を握るのだろう、ゴメン、なんて言いたげに、軽く引っ張るのだろう。 視線の行方はきっと、桜の幹へ寄り添う成田の姿だ。>>0
その彼の、最期の声が聞こえるまでは、状況が把握できないままに。]
(24) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[―――ああ、やっぱり。 彼の手で始まったゲームは、彼の声がなければ終わらなかったんだ。
全部覚えていると思ったのに、何かが抜け落ちていた夢の、現実の、記憶。違和感。 拍手の音は皮肉にも称賛にも聞こえて、どう反応すればいいか戸惑ったけれど。
成田は、そんな俺の事情など関係なしに。 そうだ、ゲームを始めたときと同じように。 ]
(25) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[ずいぶんと派手な、そして手の込んだお別れ会だ。 いくら「最後の桜」が成田の味方をしたからって、卒業式も、謝恩会だって真っ青なほどの派手さだ。
可哀想、寂しい、ああ。 なんて身勝手なんだろう、自分で読んでおいて、蚊帳の外に追いやられたら大嫌いだなんて。
もし成田が言葉を途切らせたなら、バカかなんて罵って、喧嘩の一つも仕掛けることができたのかもしれない。 だけど、怒って、殴って、それから――― ]
(26) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[そんなのおまえだけじゃないって、勝手にひとりになるなって。 そう、キミの世界で、幼馴染にそうしたように。
行こうとする手を捕まえることすら叶わない。
それが最後なら、最期なら。 責めるなんてできるはずがない、 勝ち逃げだ。―――ズルい。
そう思う頬は悔しげに、人知れず含む空気で膨らんだ。 成田にとってはさぞかし愉快な、思い通りの表情だっただろう。]
(27) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[だけど我儘な末っ子だ。
そっちがその気なら。 一生引き摺って生きろというなら。 成田だって、いかにも甘ったれなこの表情でも焼き付けて、どこにでもいけばいい。
キミの命がこのまま尽きるのなら。
左手首の傷の記憶、それが何の代わりだったか―――そんな記憶が、ぶわ、なんて、蘇ってくるのかな。]
(28) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[桜の、最期の力。
荒れ狂うような桜吹雪は ほんの一瞬俺から視界のすべてを奪って
訪れる、静寂。]
(29) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[ 廊下を鳴らす小さな靴。大きな手が扉を開けた。 白い壁と、ベッドと、窓の外に散る淡桃。
ふくらんだ おなかを 撫でる手つき。 ]
[ ああ、その景色は 長く永く 静止画だった。>>0:302 ]
(30) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[白い視界の中、ボクはそらをみた。 クラスメイトを見送ろうと思って。
ボクは何も知らなかった。
勝手に閉じ籠った殻の外側は きっと嘘でも意地悪でもなく、
優しい家族はただ
甘ったれが大人になるのを 待っていただけ、なのだろう ]
(31) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[桜で繋がった弟の記憶、 自分で自分に縛りつけた枷。
成田が仕込んだ「意地悪」に。
大変に身勝手な、 もっともっと重たいお願いで 仕返しとしようか。]
―――連れてって、あげて。
(32) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[ さよなら、ばいばい、 お礼はまた…――今度ね。
視界が、胸の奥の桜が、爆ぜた。]
(33) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[瞬きをした先は多分、学校の前の横断歩道あたり、もしくはもうちょっと進んでいて、喋る声も騒がしく校内へ足を踏み入れたころだろうか。 。 メンバーは確か、麻倉、鷹谷、俺―――で。 もし、それからブレスレットの話が出たら、今度は素直に頷いて見せたかもしれない。
そのくらいの心境の変化はなくはないはずで。 それから加賀宮にも会いに行こうとするんだろうか。 成田からの「招待状」を改めて見てみたりするんだろうか。]
(34) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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[多分俺は、数分…もしかしたら数時間。 麻倉とは目を合わせようとしないはず。
意地っ張りで甘ったれな末っ子は。 構ってくださいオーラを駄々漏らして、 視線だけがチラチラと、
幼馴染の横顔でも盗み見るのだろう。 ]**
(35) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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/* ああ… >>26 ×読んで ○呼んで
(-35) otoufu 2015/04/10(Fri) 17時頃
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―桜の世界―
[突然、あの重苦しい世界から解き放たれる。 辺り一面の桜の花びら、枝を伸ばす桜の木。 あまりの世界の変わりように呆気にとられていた。
ゲームは終わりだ、おめでとう、という声と拍手の音。 成田が立っていた。 その顔を見て、驚きと安堵が入り混じったような感覚になる。 彼の言葉ひとつひとつを聞いて、やっぱり寂しかったんだと。 一緒に遊べて嬉しかった、という言葉に、自分も嬉しかった。 何か言おうと口を開いた…でも言葉は出なかった。 湧きだす感情を、なんて言葉にしたらいいか、わからなかった。
彼は話が終わると、桜と共に逝くと。 次の瞬間、桜が一面に舞い、視界は真っ白になる。
待って、まだ話したいことが、沢山あるんだ。 友達になろうって、まだ伝えてないんだ…!]
(36) shie_mg 2015/04/10(Fri) 21時頃
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―201X年3月22日・PM17:00・校門付近―
成田っ!!
[気が付くと、学校の前の辺りにいた。 見渡すと、千旭と雪麿もいるだろうか。 間の世界に行く前に、戻ってきたようだった。]
…成田……。
[まだ、話したいことが沢山あったんだ。 遅すぎたかもしれないけど、もっと話したい、遊びたいって。
さっきから握っていた手の中を見ると、桜の花びら。 あっちの教室で握った、花びら。]
(37) shie_mg 2015/04/10(Fri) 21時頃
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満…またあしたって言っただろ…。 またあしたって…言ったのに…! うわああああぁぁぁぁぁぁっっ!!!!
[人目もはばからず、大声で泣いた。 彼のことはほとんど知らない。 なのに、なんでこんなに悲しいんだろう。 どうして、もっと早く気付かなかったんだろう。
桜の花びらを、もう一度、ぎゅっと握る。 彼のことはずっと忘れない、忘れるなんてしてあげない。
さよなら、ばいばい、……ごめんな。 そして、…ありがとう。]*
(38) shie_mg 2015/04/10(Fri) 21時頃
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/* 改めてお疲れ様でした。
一応自己紹介しますと、シーと申します。 完全RP村は今回初で、色々とご迷惑をおかけしたであろうことは先にお詫び申し上げます。 自分でなかなか絡みに行けなかったものですから、色々絡んで頂けてとても楽しかったです。 ありがとうございました。
(-36) shie_mg 2015/04/10(Fri) 21時頃
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/* 透くんをもふもふしたい…ので頑張って書いてくる(もそそ
(-37) nanono 2015/04/10(Fri) 21時頃
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/* 話し合いの件ですが、>>-32にほぼ同意です。
追加して、灰やエピが愚痴やいがみ合いで荒れるのはとても悲しいので、村の内外問わずあえて議論する必要性は無いと考えています。
(-38) shie_mg 2015/04/10(Fri) 21時半頃
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/* 一応これだけ 私もやなこまさんの>>-32>>-33に同意です というか言われた(ギリィ…
取り敢えず>>-27は芙蓉PLさんが話し合いを望むならって事を受けての発言だったので、それ以外で特に話し合う必要性は感じてないです
そして鷹谷天使過ぎて成田が浄化されていくというコレ
(-39) nanono 2015/04/10(Fri) 21時半頃
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― 回想:間の世界・廊下→1年3組教室前 ―
[右手に手を重ねられ、優しく、 まるで愛おしむように撫でる手>>5:38に 「大丈夫」と言われたような気がして、 少しその手から力を抜いて。
照れ混じりに流す言葉、そして言い訳のような 何処か決まり悪そうな言葉が続く。
それにはつい、破顔して。]
それに罰が必要なら、僕も また罰を受けなきゃいけないのかな?
[距離を開けられたら、詰めればよかったのだ。 今のように。 それを、聞き分けが良い振りをして受け入れたのは 自ら部品を捨てるような行為だったのだろう。]
(39) shiraha 2015/04/10(Fri) 21時半頃
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[落ちた螺子、ずれた歯車が自分という存在を狂わせ、 全てを取り返しがつかないものにしようとしていた。
その部品を拾って、 自分の手の中に戻してくれた彼が
とても――――――――愛おしくて。]
(40) shiraha 2015/04/10(Fri) 21時半頃
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[ほんの少しの間漂った、 むず痒いような面映ゆいような空気に 笑う彼に、つられたように 笑う。
昔とはまた少し 違う気持ち。 それが良い物かどうかなんてまだ分からない。
けれどもう、 離れたくない。 そう 強く思って、 彼がもう、自分を忘れたりしないように 指先で彼の胸を押す。
心に痕を、残すみたいに。]
(41) shiraha 2015/04/10(Fri) 21時半頃
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[「君が人を殺せるわけがないか」>>5:39と 自分を評した彼には、ただ黙す。
本当は、きっと今でも『出来る』んだろう。 やらなかったのは、やらないのは、 ただ 『理由』がなかっただけで。
――――ただ。
どうでも良かった自分の命すら、今は惜しい。 死によって、今、目の前の彼が、 彼から貰った何かが損なわれてしまうのは とても悲しいと、思うから。]
(42) shiraha 2015/04/10(Fri) 21時半頃
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[そんな思いで、悩む彼の様子を眺めていた。 そんな想いで、彼の提案>>5:40に言葉なく頷いた。
歩き出す前に、ナイフを拾い上げた彼が 無人の教室の隅へ向けてそれを放る。 決意を表すみたいに。
ナイフの代わりに、胸の代わりに、 右手は彼の袖の裾を掴みたがって伸びる。
置いてかないでと、言葉の代わりに。
それも、視界に鷹谷の姿>>5:37が見えるまでの事。 そっと、気付かれないように指を離した。
そして、二人で鷹谷と向かい合い>>11――*]
(43) shiraha 2015/04/10(Fri) 21時半頃
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