253 緋桜奇譚・滅
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― 八坂神社 ―
[半壊した場所で。 せめて、いえを何処かに安置するかなんて考えつつ。 やってきたのは伝令の髑髏だった。 [腕から唐傘の骨を生やした姿を見れば。 彼にも分かっただろう。]
こっちを使わないで勝てるような。そんな相手じゃなかったからね。
強かったわ、彼女は。 それよりどうしたの?
[目の前の相手から。伝令を受けて。 情報を確かめつつ。]
「それにしても、久しぶりに見た姿だな。 なあ……“へりんへいも”の。」
(24) 2018/11/14(Wed) 20時頃
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/* 僕は本性は烏やから、普通のカラスよりは大きいけどそんでも小さいからぺろっと丸呑みやな。
ハクぐらいか、なるほど。大体想像してたくらいの大きさ。 すごい巨大化するとその分密度が薄くなってぼんやりするのかなとか勝手に考えてた。 最大に大きくなると霧みたいにぼんやりしながら都覆いそうな、そんなイメージだった。
(+10) 2018/11/14(Wed) 20時頃
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― 幕間・へりんへいも ―
[かつて東国にある妖がいた。 へりんへいもと名乗るその妖がどこからやってきたのか。
それは誰も知らない。 神社の片隅の唐傘が変化したとも。
病に倒れた女の怨念が実体化したとも噂され。 傘と女……どちらも本体であり、それゆえの連携攻撃。
東の筋者でも、ある程度名の知られた妖だったが。 京に来て素性を隠す為に、あえて別々の妖の素振りをしていたのだった。
それと、もう一つ。]
(25) 2018/11/14(Wed) 20時頃
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だってほら、その方が切り札になるじゃない?
[今回もそう。 女の方をきっと本体と思ったのだろうから。
だから唐傘の攻撃によって窮地を免れたのだ。]
(26) 2018/11/14(Wed) 20時頃
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/* ひとくらいの大きさの烏なのかと思ってた。 小さいんだなぁ、かわいいぞぅともっふもふする。
巨大化するとぼんやりしちゃうねぇ。 あんまりぼんやりだと攻撃もできなくなるからね。 町中火事とかにしてけむけむ吸収して巨大化とかもできるかもだけど、言葉は火事のけむけむは匂いがすきじゃぁないの。
(+11) 2018/11/14(Wed) 20時半頃
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/* 小さいけどつよ……くはない、ほどほどに戦えるってええやん。 太陽みたいにびかーって光るしめっちゃ物理的に燃える。
火事のけむけむはなんか苦そうやもんね。 この季節やったら焼き芋焼いてる煙とかよさそう。 あとは秋刀魚とか?
(+12) 2018/11/14(Wed) 20時半頃
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/* 燃える鳥さんつよいよねぇ! 眩しッて目潰しもできる。言葉煙だから目ないけど。
焼き芋や秋刀魚の美味しい匂いしたらいくよぉ。 そして人間をびっくりさせるのが、煙々羅。
(+13) 2018/11/14(Wed) 20時半頃
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/* んで1W1F。
最短終了は▼妖▲稼・狼。 議事の仕様なら▼狼▲稼・妖でも…? じゃが、あんまその流れは今んとこ見えてこない。
一応▲稼・村もできるがその動きをしたがる村 さすがに見えてこんのよね。
この盤面なら能力パスは視野に入れておくが 幼子をおとながよってたかっての5dとなるが…。 それならいっそ最終日狼妖残しもありでは?
(-12) 2018/11/14(Wed) 21時頃
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褌とは失礼であろうよ、確かに似てはおるが
[そこまで言ってない>>17]
命懸けで時間稼ぎを申し出たのじゃからな。
[緋桜の紅さは今にも冥府の門を開くともつかない 恐らくは強力な妖が逝ったのだろう。>>3:240
一刻でも天狗爺の判断が鈍れば。 一寸でも一反木綿の消滅を引換にする 決意が揺らいでいれば。
――たった今、冥府の口は開いていたともつかぬ]
(27) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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[天狗としては門封じが目的であり、 提灯娘から絶大な妖力>>17が流れにくくなったのは 思いがけない副産物であった。]
なんじゃ…。 桜の――――
[桜に影響をされていたのか。
そう言いかけて。]
(28) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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おんし……桜を使っとる気でおるが、
最早桜に『使われて』おるのではないか。
[桜が妖になってきているという見解は>>1:#0 天狗爺も同じ感想を抱いていた。
使うもの 使われるもの それらの力均衡が崩れた末、どうなるか。 やはり、止めねばならないと 甘くなりそうな心に叱咤を入れる。]
(29) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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安心せい。 儂が向こうで共に探してしんぜよう。
[この戦いで果てようと、そうであるまいと。 この数日間で消耗した妖気は著しく 老い先短きにゆらぎを感じ得ない。
前者の方が可能性としては高く有る。 あの大きな熱球を防げるか否か>>19]
(30) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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顔……?
いや、それも気になるが
[完全な真円ではなく南瓜のように横に歪んだ形状]
おんし、見えておるぞ。
[釣り糸にぶら下がった位置と>>6 屋根の上では童女の方が視点高く。 死の瀬戸際という刻であるというに 鼻血がつぅーっと伝う。 ……少し元気が出てきたような……]
(31) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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[―――その時。
新手。>>3:234
黒い獣数匹と髑髏が寺の下まで詰めている。 三峯からの伝言にやはり、と見解を色濃くする。]
のう、めりけん娘よ。 何故異国の妖と組んだ。
(32) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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思う限りでは、あの者は おんし個人の願いで加担するようには どうにも思えなんだ。
[どうして二妖が組んでいるのか。
それを知りたいというよりは――
盾一枚を拵えるが限界点である今 『信仰』により妖力が少しでも この老いぼれた身に戻ってはくれまいかという 時間稼ぎでもある]*
(33) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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/* ぶっちゃけた話、私が死ぬと村が終わるのでこのままだと使えないっていうのはある(あやまるじゅんび
(-13) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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琴、そこまでは言ってないぞ。
[布切れもそれはそれで暴言ではあるのだが、 下着とまでは言ってない。 『使われて』いると指摘されれば、口をへの字に曲げ]
使ってても、使われてても、かんけーないんだぞ。 門が開いて、父ちゃんと母ちゃんを見つける標になるのなら。
[巨大な鬼火はゆらりと牽制するように揺らめき―――]
(34) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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―――――助平爺!!
[ひゅんっ と視界を遮るように移動した。]
(35) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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/* 私も人間を丸呑みに出来るほど大きくなれないわ 太ももならいけるかもしれないけれど… 丸呑みよりも口に入る大きさにしてから食べる方が好きですし
言葉さんは熱燗の湯気で酔っ払ってしまうのかしら
(+14) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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[それはそれとして。]
異国……?いこく……イコク……
[自身もまあ半分は異国なので首を傾げて。 合点がいったように目を瞬かせる。 そういえば、独特な名乗りをした者がいた。]
手を? 知らないぞ。 琴も誰も、あいつがなんで暴れてるのかなんて、聞いてないんだぞ。
[それは、かの妖はまったく別として動いているという告発にも等しかった。]
(36) 2018/11/14(Wed) 21時半頃
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―しばし後―
くっ……どこだ、ここは。
[街中から、随分流された>>22ような気がする。辺りを見渡せば、鴨川の近く、ただ相当下流の方だろうか。道士服が水浸しになっており、肌も水を吸って膨れている。だが、何とかあの場から離脱はできたらしい。 大蛇となった伽耶の姿も見えない。もっとも、もしこちらを逃がさないつもりであったとしても、本当の致命傷だけは負わなかったであろうが。 伽耶が最終的に巻き込んだのは、ツェンの本体ではない…偽の死体だったからだ]
(37) 2018/11/14(Wed) 22時頃
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解屍法…… 白骨婦人が孫悟空と戦った時の古い手だが、日ノ本ではまだ通用するようだな。
[とは言え、かなり満身創痍といった体であり、しかも何か呪いをかけられているようだ。功夫も弱まっている今、自力で解呪するのは難しい]
くそ、醤油臭い国の醤油臭い妖風情が…… 忌々しいぞ、これではしばらく身を隠さねばならぬではないか……
[桜は後だ。まずは安心して休めるところを探さねばならない。 跳べるだけの力は残っておらず、焦げ付いた体を引きずり、京の中をほうほうの体で歩いている*]
(38) 2018/11/14(Wed) 22時頃
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……まったく、これだから若いもんは無鉄砲で困る。
あれが何者にも手の付けられぬ 強力な妖怪となれば 繋がっとるおんしを喰うとも おんしそのものを乗っ取るとも限らんわい
そうならなければ探すこともできるじゃろうが 老いたとはいえ儂と互角の妖気を注ぐ邪念体。 なにを企んでおるか分からぬぞ。 [そうはならないかも知れない だが、そうなってしまえば この子はこの子で居られなくなる。>>34
童女の純粋な願いと途方もない寂しさに つけこんだ挙句蹂躙するような真似を この桜が仕組んでいるならあまりに許し難き。]
(39) 2018/11/14(Wed) 22時頃
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むしろ感謝せい! 教えてやったというに…!!
[童女の着物――裾奥を凝視する爺も 許される存在ではないという話は横に置く>>35]
(40) 2018/11/14(Wed) 22時頃
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異国…ええと 清じゃな、めりけんやえげれすではないぞ。 [どこからどう見ても日本の妖ではないことは 身につけているもので知っていようにと、 面識の有無も分からず思ったものの>>36]
なんじゃと…? あやつ、何故…… 一体この國になんの恨みがあるというのか
[碁を打とうと口にした時、嫌々口裏を合わせた―― ようには見受けられなかったが…。
それに誰も、とも言っている。 やはり火鳥は童女が生み出したものでは無いと知る。]
(41) 2018/11/14(Wed) 22時頃
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聞いたとおりよ。 轆轤の、戻って伝えよ。
[あんたらは骸骨遣いが荒すぎると文句を立てつつも、 恐らくは匂いで所在伝える為なのか 黒い獣を一匹残し、再び路を戻っていく。]*
(42) 2018/11/14(Wed) 22時頃
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/* ひゃあ、バラバラもぐもぐは鬼子母神って感じで怖いねぇ。
熱燗の湯気をけむけむして。 気分良くなった言葉は皆も包んでけむけむして、酔っぱらいを量産させてしまう事件。
(+15) 2018/11/14(Wed) 22時頃
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っ、でもでも! そうしないと、父ちゃん母ちゃん会えないんだぞ!!
[最早それしか道はないというように。 時間稼ぎにも気づかず、言い返す。 開けたときどうなるかは知らない。 レンと名乗るあの男の声はそう言っていた。 それでも、会いたかったのだから。]
(43) 2018/11/14(Wed) 22時半頃
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/* ささっと誘導かけて死亡フラグ立ててもいいんじゃけど。 他のもんがどう動くかを待ちたい気持ちもあって… 琴もまあ、同じかなあって思う…。
(-14) 2018/11/14(Wed) 22時半頃
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シン……
[地理のおべんきょうもしましょう。 面識は一瞬あったが、自身が奇抜な装いのためあまり気にならなかったのだった。]
知らないぞ。 桜にも、そんな興味なさそーだったし。
[面白いからと言った烏に、 明確に会いたい者のいる自身といえ。 それと違い、あの男は完全に紛れ込んだ何かだった。 それでも桜が咲けばそれでいいから、と、とくに干渉することもなかった。]
(44) 2018/11/14(Wed) 22時半頃
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