171 獣[せんせい]と少女
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「せんせぇ、今はあの子の《きしさま》なんでしょ? 大事なおひめさま。泣かせちゃダメだよ?」 .
(-394) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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―― とんっ
[大人よりも小さな手が、蹲る背中をひとつ、押した。
まるで、早く行けと…。 放っておけば、この場に根を下ろして…。 そのまま、樹にでもなりかねない…私を追い、たてるかのように…。
ふたつ、みっつ…
ななつ、やっつ…
次々と…、たくさんの少女たちの手が…背中を押して。 早く、ヒナコのあとを追いかけろと。]
……………そう……だな…。 .
(212) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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分かってる……。
[顔を隠した、まま。 膝をつき、背を丸めれば、黒いローブが全身を隠す。
――― ざわり…
空気そのものが、揺れる気配。 編んだ布が毛羽立ち、長く伸びて、獣のそれに変わる。
人の姿を、失って。
なにを…選ぶのか…。
もう、見えないほど遠くへ行ってしまった… ヒナコを探し出せる鼻を。 泣いているなら、その声を拾う耳を。 どれほど遠くに居ても、すぐに駆けつけられるだけの、足を。]
(213) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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[立ち上ったのは、黒い毛並みの。 犬と呼ぶには大きすぎる、狼に似た一頭の獣。 静かに開いた瞼の奥には、変わらない蒼の瞳。
獣は、ぶるりと身震いをひとつすると。 耳をそばだて。 風の中に残る、花の残り香を追って…。
地を蹴り、まっすぐに走り出した。]
(この力を…厭わしいと思うのは、私自身だ…。)
[それでも、言うべきではなかったのだ…。 主である少女に…。
………いや。
ヒナコに、あんな言葉>>191を、言わせるぐらいなら…。]
(214) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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[名を奉げ、この身と力の、全てで以って。 ヒナコの命が尽きるその瞬間まで、仕えると。
そう、誓ったのだ…。
だからこそ。 伝えなくては、ならない。
私の力を使うことを、ヒナコが、躊躇う事は、何一つないのだと…。
例え、今はまだ、拙くとも。 ヒナコの咲かせる花を見る、ことの方が…。
今の私には、何よりも大切…なのだから…。**]
(215) souya 2015/10/20(Tue) 00時半頃
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/*オズ挟んじゃったぜ★ そしてヒナコのおやすみに間に合わなかった…w (結構本気で悩み過ぎだろう…orz)
もしゃもしゃ食べるのは、ヒナコが死亡ロル落としてから…にしようかな…。 って言ってたら、20日中にそっち方向へ動かさないとペース的にマズい気がしてきたんだが…
お絵かきどうしよう…。 今から…今からやると就寝時間が…**
(-395) souya 2015/10/20(Tue) 01時頃
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/* かんこさんの絵の後にモス投げつけてやったぜ!! ヒナコは練習して可愛く描けるようになったら…**
(-408) souya 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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/* ユージンせんせいお誕生日おめでとう!!!
みんなが続々とお絵描きを…w 私の絵は鍵垢だから見れないけど、かんこさんが何とかしてくれるって無責任に信じてる。 むしろ画廊作ってくれると信じてる!!**
(-426) souya 2015/10/20(Tue) 12時頃
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/* ようやく箱げとー
(-443) souya 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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[風の中に残る、微かな花の香り。 花屋の主人から、手伝いの礼に譲り受けた、鉢植えと。 途中に寄った町で、買った。大きな球根…。
植えれば。 次の冬には、花が咲くだろうと。言われたそれは…。
《スノードロップ》 待雪草
やがて、視界に飛び込む。 残り香のような…
赤い花の、道しるべ…>>252]
(300) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[白と、赤の。 花の気配を、追って。
辿り着いたのは…街の、図書館。
建物の中なら、犬の姿のままは…まずいと…。
人の目の、ない場所を探して。 周囲を見回すうちに……。]
――― ヒナコ ……。
[ようやく、見つけた。 建物脇の、茂みに隠れたヒナコの姿に…安堵する。>>254]
(301) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[とっ、とっ、とっ。
四本の脚の、まま。 普段の何倍も、軽い足音で、石畳を…鳴らし。
ヒナコの前で足を、止め。 背を伸ばし、行儀よく座る。]
………… ヒナコ。
[呼びかける。 ヒナコの腕でも、伸ばせばすぐに、届く距離で。]
(302) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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……最初に、謝らせて…欲しい。
私は…。 確かにこの力を、あまり好ましくは思って…いない。
[なんだってできるが、何一つ、残すことのない…。 私の力…。]
だが…。そんな力、でも。 ヒナコがいいと、思うのなら…。 君が、望むとおりに使えば…いい。
私が厭わしく思う、ことと…。 ヒナコが力を、使うことは…。 まったく、別の問題なのだから。
[だから、私のために…。力を使う事を、止める必要は…ないのだと…。]
(303) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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………それに…。
[はたり。 黒く長い尾が、石畳を掃くように、一度揺れる。]
私は…。 ヒナコが沢山の、花を咲かせるのを…。 見るのが好きなんだ…。
ヒナコが、いくつもの幻想を、生み出すのも…。 それを見た、人間たちが笑顔に、なるのも。 彼らの輪の中で、ヒナコが笑うのも…。
だから、どうか…。 私の為に。 私からその喜びを、奪わないで、くれないか…?
[そうなれば、本当にこの、力は…。 私にとって、意味のない、疎むべきものに、なってしまうから…*]
(304) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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/* コミュ障なのかヒナコの反応を気にせずまずは一方的に喋るモス。 自己完結する癖が強いんだねって今更。
(-460) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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/* かわいい………(つっぷした
(-471) souya 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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[犬の姿でいる、今は。 行儀よく待ての姿勢で、座っている…限り。 すっかり立ち上ったヒナコの方が、幾分背が、高い…だろうか。
考える…よりも。 先走る感情が、そのまま、言葉になっているような…。
そんな、ヒナコの言葉を。>>311 聞き漏らさない…ように…。 立てた耳を、震わせながら。 じっと聞いていた…せいか。
飛び込むように。 伸ばされた手に、反応が…遅れて。]
(330) souya 2015/10/21(Wed) 00時半頃
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[首元に埋まる、ミルクティー色の髪と。 胸元から香る、甘く、控えめな待雪草の香り。
縋る様に、ぎゅっと抱きしめて来る腕は。 自分と比べれば、驚くほど細く、頼りない…のに。
私の、全部がだいすきだと…。 そう言った、ヒナコの言葉に…。
自分がどのような、獣であったかさえも…。 忘れるほど長く、生きておいて…。 本当に情けない話しだが。
何かが、赦されるような、気がして…。
温もりが、離れてしまう前に…。 撫でられない前足の代わりに、頭を摺り寄せて蒼い目を細めた。]
(333) souya 2015/10/21(Wed) 00時半頃
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[すぐに離れて行ってしまった、温もりを惜しい…とは、思うが。>>312 恥ずかしげな表情を、浮かべるヒナコに。
春の………訪れを、感じて。 そっと、目を細める。
いつか…教える日が、来るだろうか…?
待雪草。 またの名を、スノードロップ(snowdrop)。
その、花言葉は…]
(335) souya 2015/10/21(Wed) 00時半頃
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―――『希望』
そして、
『恋の最初のまなざし』
**
(-485) souya 2015/10/21(Wed) 00時半頃
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/* たべられた… そして眠気が限界なんじゃ…
これ絶対ヒナコ食べずに終わる気がしてきた…!!! 中の人はそれでもいいけど…!!! 食べるロル入れるかどうかはヒナコにお任せしよう**
(-488) souya 2015/10/21(Wed) 00時半頃
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/* まだ帰宅途中だけどとりあえず…
(-560) souya 2015/10/21(Wed) 20時半頃
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/* はこげとー ん?ヒナコがもう少しロル足すなら、ちょっと待ってようかな…。
(-573) souya 2015/10/21(Wed) 21時半頃
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/* 投降したつもりが落ちていなかった独り言…orz ヒナコもおかえり(もふもふ
しかし虹とアイリスかー… 悩む時間はないが、話しをどうまとめようか
(-577) souya 2015/10/21(Wed) 21時半頃
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/* ヒナコ>>-583 だ、大丈夫! でもごめんなさい。時間的にヒナコを食べるのは難しそう…orz
(-588) souya 2015/10/21(Wed) 22時頃
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−待雪草とロビンとアイリス−
[ヒナコとの、旅は。 結局どこにも、居つくことなく…。
ヒナコの気分を、羅針盤にして。 街から、街へ。道から、道へ。 野を、山を、海を、川を、巡り。
幼さを残す蕾、だった少女は…。 咲き誇る、乙女の年を、向かる前に。 今、ゆっくりと終わりの刻へと、向かっている…。]
………ヒナコ。 待雪草が、咲いたといっても…まだ、冬だ。 あまり窓際にいては、風邪を…ひく。
[窓際に置いた、椅子に腰かけ。 小鳥にパン屑をやる、ヒナコの、肩に。>>372 鳥の羽をイメージした、ショールをひとつ、かけて…やる。]
(459) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[あの時の…お詫びにと。 街の織物屋で買った、ミルクティー色のショールは…。 待雪草と並ぶと。 ヒナコの姿を、春を告げる一羽のロビンのように…見せる。
それはまるで。 ヒナコの襟元から飛び立とうと…。 日々薄くなる…、羽の、痣を。 少しでも長く…留めておこうと…するように…。
ヒナコが、私に気を使って…。 夏の、暑い日でも。 痣をみせないよう…、慎重に服を、選んでいることを…。 私は、知っている。 知っていて…、知らないふりを、している。
ヒナコと、私自身の…ために…。]
(460) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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………なんだい?
[呼ぶ事にも、呼ばれる事にも。 すっかり慣れた…呼び声に。>>418 甘えるような気配を、感じて。
以前のように、出歩かなくなったためか…。 秋よりも、細く。白くなってしまった、ヒナコの傍に。 膝を付き、不器用に浮かべた、笑みを見上げる。
こんな時…。 ユージンや、エフ、ブローリンなら、なにか…。 気の利いたことを、言えるのだろうか…?]
(461) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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………虹、では…。 食べるのが、難しそう…だ。
[虹になりたい…と>>418 そう、願ったヒナコに…。 結局、言えたのはそんな…。つまらない言葉。
終りの時を、感じた少女が。 自らの死の、その時に。 こうして欲しいと…何かを望むのは、よく、あることで…。
出来るだけそれに、応えたいと…思っても。 私はいつも…。 上手く、その思いに言葉を…伝えることができない。]
(462) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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(嗚呼…けれどひとつ、確かな事…は…。)
[ヘラがイリスの頭に、振りかけた神の酒、三滴…。 熱を失い、冷たくなってゆく…ヒナコの額に…。
きっとそれは、注がれるの…だろう。
三滴とは、いわず…。 ヒナコを抱く、自分の視界が…。 紫《シ》を抱き、宵闇に染まる、アイリスの花に…埋め尽くされる…程に…。**]
(464) souya 2015/10/21(Wed) 23時頃
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