231 自由帳の中で、僕たちは。
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[ペンケースに付けている、小さな小さなトランプ型のストラップを視界にとめ、喜一は自分が入っていた部活動を連想する。
今年の文化祭まで喜一が部長をしていた部活は「ボードゲーム研究会」という名で、古今東西のアナログゲームの収集や保管というのが主な活動内容であった。特に、古いゲームの保管には力を入れていて、狭い部室の鍵付き棚には、たとえば初期の人生ゲームが飾ってあったりする。 今年は平成初期の人生ゲームを譲ってもらうことができた為、文化祭では「昭和中期・平成初期・現在」の三種類の人生ゲームを並べることができた。見比べると、マスの内容が時代を反映していて面白いのだ。 もう引退したし、受験生だから部室に顔を出していなかったが、今日は行ってみようか。なんて考えた。**]
(31) 2017/12/15(Fri) 13時頃
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/* やらかしました うわああああああああああごめんなさいごめんなさい
土下座ものです…………
(-9) 2017/12/15(Fri) 17時半頃
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−渡り廊下−
[>>17うげ。 とか、声が出ちゃったのはしょうがないと思う。 気を抜いているこちらに声をかけたのは、顔の怖あい、苦手教科の担当教諭。 そして話題に出されたのは憂鬱オブ憂鬱であるテストの事だったのだから。
あーコレ絶対ヤバいやつじゃん…? あれ、でも]
……うっす。
[一応センセ笑ってなくもないし?楽しみにってーことはもしかすると?水鉄砲数打ちゃ命中?したとか? ほんのわずかにだけ、期待するオレなのであった。]
(32) 2017/12/15(Fri) 18時頃
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[うげ、って謂ったな? そしておれの眉間はさらに皺を──…なんてこともなく。 生徒からのそんな反応くらい慣れたものだ。]
予鈴もなったし早くはいれよ?
[変わらない表情で一言告げると、顎で教室を指す。 下手な鉄砲打ちまくりの回答用紙が その悲惨な結果を表され、おれの手元に眠っている。
……こいつなら『豆鉄砲数打ちゃ』とか書きそうだな。
なんてにわか思いながら。 扉を開ければ、ざわつく生徒たちがそれぞれ席に着き始めた。]
(33) 2017/12/15(Fri) 19時頃
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−回想−
[むかあしむかあし。 って言う訳じゃなくて、だいたい二年未満一年以上前のお話。
オレはとある文化部に複雑って程でもない事情で…「転がるように」入部する事になった。 その理由になった…元部長、えーっと、今の、一個前の部長、は、結構ぬっとしててでもいい人で。 別に怪我なんてしてないって言っても、おっきい背から覗き込まれる感じがちょっと面白かったんだ。
別に部の内容も嫌いじゃなかったし、ちょっとだけ試しに遊んだら結構楽しかったし。]
(34) 2017/12/15(Fri) 19時頃
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[オレはまあバカだけど、勘とか運とかはそんなに悪くない、と思う。 それにまあ、ゲームってのは、楽しんだら勝ちみたいなもんだよな]
…………んがっ?
[いや待ってあはは思い出してるだけだって。 絶対、これ授業中に寝てる訳じゃないってば。 ヨダレが冷たいのも気のせいだし、制服の袖でほっぺたに跡ついてる感触も気のせいのはず。
だから、せんせーに居眠りが見つかってカミナリ落とされそうな気配も、気のせい…のはずなんだ。
目を瞑ってれば大丈夫だよな? オレ、勘悪い方にシフトするから!]
(35) 2017/12/15(Fri) 19時頃
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─理科室─
授業すんぞー。
[お決まりの起立、礼、着席。 テストの束を教卓の上に出せば、生徒たちの声が上がる。]
うっせーぞおまえらー、騒いでも点は上がらん。 出席順にとりにこーい。 相沢ー。 石田ー。 井上ー。
[あーだこーだといいながらも取りに来る生徒に答案を返す。 そして勿論。]
古雅ぁー。 ……古雅はクラスでも一番頑張ったからなぁ。 特賞で冬休みも頑張ってもらうぞー。
[右上に赤で書かれた15点の文字。 つまりそれは補習というイベントへの切符なのである。]
(36) 2017/12/15(Fri) 19時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/15(Fri) 19時頃
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古ぉぉ雅ぁぁぁーーーーー?
[寝てやがる、寝てやがるな? 少し低い声を出せば否応なしにドスが効いてしまって 顔の怖さも相俟って、落雷直前の雷雲に早変わりだ。]
(37) 2017/12/15(Fri) 19時半頃
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/* おうおう、古雅君が動きにくそうな返しをしてしまったかもしれない…! すまぬ!
そして佐藤くんとナチュラル絡みに入るのいいなぁ。 佐藤くん側からも絡みフラグたててくれててしね! そっと投げたものがそっと拾われる感覚はたまらんよね。よき。
(-10) 2017/12/15(Fri) 19時半頃
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そっかぁ、きぃちゃんは真面目だなー オレとあきは爪の垢を煎じて飲むべき…… ……いや、あいつはそうでもないか。頭いいもんな。
[半ば話し掛ける口実のような問いだった。 肯定され>>20それ以上意識することも無く。 様々な面で自分と似ていないクラスメイトを褒めた後 先程自分のクラスに戻った友人について少し触れるのみで すぐに話題を移し、メモのことは頭から消える。]
(38) 2017/12/15(Fri) 20時頃
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え、マジ?金はともかくいないの? こいつ煩いから黙っておきたいなーとかじゃなくて?
可哀想なきぃちゃん…… オレがセクシー美女だったら付き合ってあげるのに! 色んなことしてあげるのに!
[二度目の答えは否定>>21 意外だと目を丸くし、芝居がかった声で哀れんだ。 まあ結局ここにいるのはセクシー美女ではなく恋人に捨てられた男なのが現実だが。
イケメンもフリー仲間で安心したとは言わないでおこう。]
(39) 2017/12/15(Fri) 20時頃
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3m級オレは暴れ回り入試も卒業式も滅茶苦茶にするぜ!
[より渋くなる表情に某オレ称よっしーを重ねていた頃だったか 予鈴が鳴り慌ただしくなる教室内 親指を立て笑顔で宣言し、自分の席に足取り軽く戻る。
今まで幾度となくこうして一方的に絡みに近寄って 結果、先程のようによりしかめた顔にさせることが大半だった それでもいつも構ってくれるあいつは実にいい奴だ。]*
(40) 2017/12/15(Fri) 20時頃
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/* 入江君と絡んで 「よっしー、実はきぃちゃんのお父さんなんじゃ!?」 とか謂われて眉間に皺を寄せたい…!!!!
元気な子はよいですな、あたたか(* 'ω' *)
(-11) 2017/12/15(Fri) 20時頃
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─ そして授業が始まり ─
ねえねえねえ先生! ななななの点数どうだった?
あいつ自信無さそうだったけど、まさか追試ある?
[いきなり他人の成績を聞かれた教師は呆れ顔 妙なあだ名をつけられているのは誰なのか確認すれば 頭を引っ叩き自分の心配をしろとため息をつかれた。
なるほど正論である。 今回は特にいつもより落ちていそうな出来だったのだし。 仕方なく口を噤む、今度直接本人に聞こう。]
(41) 2017/12/15(Fri) 20時半頃
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[自分のやりたいことが見つけられず 部活を転々とし、一箇所に留まれなくて オレの後輩だと胸を張って言える下級生はいない。
佐藤がいる部にも一度足を踏み入れたのだが 結局それっきり。冷やかし見学野郎になってしまった。
そこで出会った一つ下の奴、古雅七緒 学生のあるべき姿に真っ向から背を向ける赤色 大人しそうな部活にその姿は印象に残った。 こいつは同類に違いないぞ、なんて勝手な認定をし 校内で見つければ話し掛けに行っている。 まあ、後輩を可愛がる先輩気取りなわけだ。
実のところ、どうだろう。 生徒指導室常連とは流石に一緒にしては可哀想なのかもしれない。 それでも成績面では少なくとも近くはあった。 ……オレはもう少し出来るけどね!]*
(42) 2017/12/15(Fri) 20時半頃
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/* そういやななななと一人称被らせちゃったごめんね 全然気づかなかったわ。なんかオレ感あってつい。
(-12) 2017/12/15(Fri) 20時半頃
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[あーっ呼ばれてますねはい呼ばれてますこれは]
っすんません!!!
[とりあえず謝れ!と、ガバッと起きてゴツンッと頭を下げた。痛い。 距離感なんて知らない寝起きのオレは、見事に机とおでこ間に星を散らせるのみ。痛い。
だからそう、特賞ってのもきっともう一回聞かないと理解出来ない。 やめてヤダヤダ嬉しくないです。 15点の名誉答案用紙だって見たくなんてない。
もっと言えば、顔を上げたらメチャ怖顔見そうだから顔も上げたくないです誰か助けてー。]
(43) 2017/12/15(Fri) 20時半頃
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/* 173cm
(-13) 2017/12/15(Fri) 21時頃
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──ったく。
[寝起きに呼ばれりゃそうなるわな。 とはいえ頭を打つのは大丈夫かと問いたくもなるが。]
睡眠学習よりちゃんと聞いてる方が覚えられるぞ。 ま、おれの授業がねみーのはわからんでもないが。
[顔をあげないものだからおれの表情なんて見えないだろうが。 まあ、下からのアングルだと眼鏡が光って怖さ倍増かもな。]
いっちょまえに心配してやがるやつもいるみたいだからな。 せめて赤点は脱出しような?
[くるり丸めた答案用紙で、赤い頭をポコンと打った。 それからまた、他の生徒に答案用紙を返し始める。]
(44) 2017/12/15(Fri) 21時頃
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へあ、
[>>44ぽこり、痛くないお仕置きにマヌケ声で顔を上げれば、多分きっと、怖さ倍増タイムは遠ざかり始めた頃。 もっと怒られるかと思った、なんて思ったけど…うん、言っちゃダメなやつだな、お口戸締り。 別に……ふっちーセンセの授業だけ眠い訳じゃないけどなー、とも、言わないでおこう。
ヨダレゴシゴシ。 ちょっと情けなくも、目の前のキキは何とか切り抜けたような、そーでもないような。
しかしこんな姿、例えば、指導室常連仲間の仲良しないりえパイセンに見られたら。 嘆かれるか笑われるか同情されるか……あ、もしかしてオヤツ奢ってもらえるか? だったらいいんだけどナー…なあんて、うっかり都合良く現実逃避もしてしまう。
まあ、もしかするとパイセンのが悲惨なテスト状況になってるかもしれないけどね? ……いやー、タイヘンだよなー三年生って!*]
(45) 2017/12/15(Fri) 21時頃
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[古雅を心配するやつ──入江礼留、という三年生。 おれは教室以外の場所で会うことが多い。 生徒指導室という、特殊な空間なわけだが。]
そういえば今日も呼び出しか。 今回は何したんだかね。
[これといって非行少年だという印象がない。 気さくな…といってもいいくらいの社交性もある。 が、問題なければ指導室になんて呼ばれることはないわけで。
古雅への軽いお仕置きを済ませたおれは そんな独り言をこぼしつつ、生徒たちに答案を返し終え。]
おーし、じゃあテストの回答詳しくしてくぞー。 寝てると評価落とすから、しっかりきいとけよー。
[全く冗談に聞こえない脅しをかけながらも、 ひとつの授業を終えるのである*]
(46) 2017/12/15(Fri) 21時頃
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[後輩の話は許されず、奮わなかった今回の出来を思い出さされ 現実逃避にぼんやり宙を眺め、教師の声が遠くなる。
ふと浮かんだのは授業とは全く関係のない内容 今朝覗いた自由帳に書き込みは増えただろうか、と。]
(47) 2017/12/15(Fri) 21時頃
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[何気ない切っ掛けから始まった。 友人の一人に本の返却を押し付けられ、渋々図書館を訪れたある日。 春先のその場所はまだ冬の名残を持って肌寒くて 少し埃っぽくもあったのを覚えている。
読書?漫画なら大好きです! そう恥ずかしげも無く言えるオレはあまり馴染みが無くて 折角だからと少し棚を物色して回り 簡単そうかつ面白い本でもあればと探していた。 ……まあ、学校の図書館と実家の自室の本棚では比べるまでもなく。
帰ろうとした時、何気なく視線を投げた隅にひっそりとそれはあった。]
(48) 2017/12/15(Fri) 21時頃
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元気を出して次は頑張りましょう。
ライ
(49) 2017/12/15(Fri) 21時頃
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[楽しそうだった、仲間に入りたかった。 胸に穴が空いた三月、切実な感情だった。
しかし顔を合わせないリアルタイムでもないやり取りが肌に合わず 一体どうしたらいいものか、むず痒くて。 似合わない言葉遣いで誰かへの反応ばかり書くようになった それも一人になる時間があまり無いことで、回数は少ない。
何人が書いてるかも分からない連なる言葉の中 下手でもなければ上手くもなく隅に小さく綴られた文字 きっと“ライ”は何の印象も持たれず、忘れられるだけ。]*
(50) 2017/12/15(Fri) 21時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/15(Fri) 21時頃
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─指導室─
[古雅のクラスの授業を終え、またいくつか授業を終えてから。 丁度昼飯の時間だろうか、おれは生徒指導室にいた。 購買で買った惣菜パンやカップ麺を袋にぶら下げて。]
さっ む。
[頻繁には使われることのないこの一室は、どこの教室よりも冷えていて。 しかしおれいがいに居らず、他の教師たちの目も届かないところだ。 好き勝手に暖房を上げて、快適空間を作り上げることにしよう。 それくらい許されるはずだ。
そもそも、おれに生徒を“指導する”なんて不向きだ。 おれには悪を正そうなんて正義感これっぽっちもない。 大半の生徒に顔で怖がられている=一目置かれている なんて理由で、何年か前から押し付けられているだけのようなものだ。 教師も色々、役割分担とかあるんだ…面倒なことに。]
(51) 2017/12/15(Fri) 21時半頃
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[確かに面倒だとは思う。 自分の子供でもない生徒の将来のために、あれやこれやと言及し 時に檄を飛ばし、時に慰め、時にやわらかな愛で── …なんておれに出来ると思うか?]
元気を出して次は頑張りましょう。
[なんて、“ライ”の書き込みみたいにでも謂えればいいんだろうか。 それもおれには無理な話だ。
おれに出来るのは、生徒の話を聞いて。 ただ嘘も建前もなく、おれが思ったことを返すくらいだ。]
んおー…、ぬくくなってきたな…。
[熱いほうじちゃが湯気を上らせる。 机の上には半分かじったメロンパン、お湯を注いでしまったカップ麺。 眼鏡をかけたままうとうとする様は、授業中の居眠りにも少し似て*]
(52) 2017/12/15(Fri) 22時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/15(Fri) 22時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/15(Fri) 22時半頃
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─ 昼休み ─
いやいやいや、 あっきゅんよりオレのほうがいい男だって。
[キメ顔になれば口許にクリームが付いていると指摘された。 期末の出来に言及すると憂鬱になる面子が多く 朝の延長線のくだらない内容に話題が移っている。]
身長だってほら、微妙に高いし微妙に。微妙にな。
なんでジェニファー先生はオレじゃ駄目なんだろうなぁー 本気で分かんねーんですけど。
[息を深く吐き机に伏せると菓子パンの包装が床に落ちた。
優性を主張するのも三度も振られた女教師の名前を口にする声も 気が無く戯けているのは結局本気じゃないからなのだけれど。]
(53) 2017/12/15(Fri) 22時半頃
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あっ……やべ
ごっめーんこの後よっしーと指導室デートが入っててさ オレがいないと寂しいと思うけど皆耐えてくれ!
[それから他にも何か話しただろうか。 ふと顔を上げると一番前のこの席からは時計がよく見えた 勢い良く立ち上がる、待たせてるかも。
最早恒例過ぎて誰も理由を聞いてなんかこない 聞かれてもオレも知らないわけだが。
深刻さの欠片も無い声に見送られ、教室を後にした。]*
(54) 2017/12/15(Fri) 22時半頃
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─ 指導室 ─
失礼しまーす……
[いやあ、もう慣れ過ぎて日常みたいだな 呼び出しを教えられた時もなんとも思わなかったくらいだ。
今回はどれだろう。思い至る件は複数ある。 呼び出された生徒らしくそっと、出来る限り音を立てずに 模範的ドアの開き方としおらしい声量で足を踏み入れた。 うわ暖かい。廊下も全部この温度にしてほしい。
願望はともかく、いつもの椅子に淵先生は座っていた。 ここで昼飯を取っていたのだろう。机の上が賑やかだ。>>52 なんだその食い合わせ、飲み物のチョイスがオッサン臭い。
さてはて、当の本人。指導室の主は流石に起きただろうか? もしまだ船を漕いでるのなら、……悪戯心が湧いたりもしちゃうかも。]*
(55) 2017/12/15(Fri) 23時頃
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