18 Orpheé aux Enfers
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ぷし、てやつ。 あと10年もするとそこに「あーチクショイ!」とか入るぞ。
[自論であるかは謎だが。]
若いっていいねぇー、俺も若くなった気分。 楽しめる内に欲張って頑張って楽しんどけよ、少年。
[頬を掻く姿にくつくつ。 ぼんやりと自身が15の時は何をしていたろうかと念い返しながら 僅かな音が奏でられるを耳にする。]
いいねぇ【大事な相棒】って響き。 音楽、楽器、愛してる奴じゃねーとな やっぱ。
[邪魔する事無く見守る指先に愛着を察した。]
(32) 2010/08/31(Tue) 10時頃
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温暖化だとさ、猛暑だの暖冬だの。 噂によっちゃ秋もこねーかも知らんとよ。 秋が一番すごしやすいんだがなー。
[うーん、とひとつ唸って。]
構うな、構うな。 別にパシりにゲストで呼んだわけじゃねぇし。 飲み物は知らんが、食い物は足生えてやってくるかもだしな。
[ひらひらと掌で扇ぐ。 続けろと謂いたいようだが。 食べ物の件は野生の勘とでも謂うものだろうか。]
ま、なんなら俺が飲み物買いに行くし?
(33) 2010/08/31(Tue) 10時頃
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バーナバスは、暖冬はありがたいけどなーとか、ぽつり。
2010/08/31(Tue) 10時頃
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うっわ、嫌すぎる。
[露骨に嫌そうな顔をした]
若くなってって、そこまで離れてるんですか? ……あんまり、若そうにも見えないですけど。
[手を下ろしながら首を捻る。 目元が見えていないので、余計に胡散臭い]
そりゃ、勿論。…夢が、あるんで。
[その響きは少しだけ真面目なもの。 夢の為に一緒に走る為の相棒だからこそ、大事なのだ]
(34) 2010/08/31(Tue) 10時半頃
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秋かあ。秋は色々楽しみがありますよね。 実りに、読書に、スポーツにー。
[また小さくくしゃみをしながら指を折って数える]
…足が生えて?
[想像したら気持ち悪くて、思わず変な顔になった。 買いに行く、とか言い出したので]
あ、じゃあ俺、麦茶がいいです。
[遠慮なく我儘こいた。 練習の手を休めない彼は、何か必要だろうかとちらりと視線を向けては見るが]
(35) 2010/08/31(Tue) 10時半頃
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そうだろー、「ぷしっ」とか若可愛くて、いいくしゃみ。
[嫌そうな顔にさらにくつくつ。]
まぁ、そうだなー。 あと少しでペルゴレージと同い年。
[首を捻られれば肩を寄せ上げる。 まるでお決まりと化したリアクションのようだった。 26歳で没したオペラ作家を口にしたが、判るかどうかは気になど留めず。]
おー、そうか。 夢があるのもいーこった。 その夢に走る情熱の演奏、是非とも聴かせて欲しいもんだ。
[真面目な声のトーンにも返す声は【Largo】 部屋においてあるバーナバス専用に近い灰皿へ、煙草を揉み消し立ち上がる。]
(36) 2010/08/31(Tue) 10時半頃
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若可愛いって。…なんだかなあ。
[どう考えてもからかわれているとしか思えない。 ペルゴレージ。授業かどこかで名前を聞いたような、聞かないような。 何だっけ、と首を傾げて二度往復。思い当たったのは]
…スタバト・マーテル?
[昔、教会で歌をやっていたころに聞いた名前のような。 煙草をもみ消す姿を見ながら、そのうちに、とかえそうとして]
───っ
[またくしゃみが出た。落ち着かない事この上ない]
(37) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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秋は良いぞ、涼しいし。 秋刀魚が出るとあんまが引込む、つって食いもんも美味いしな。
[こちらが指折り数えるのは全部食べ物かも知れない。]
そーそ、ちっこいのが来るぞ、きっと。 足生やしたのがちょこまか。
[頭にあるのはトランペットの彼であったが 想像しているものが全く別だとわかっていて、さらに付け加えた。 少年の頭に現れたお菓子の怪物は動きを早くして脳内を駆け巡っていることだろう。]
誰がオマエのも買って来るなんつったよ?
[背伸びとそんな言葉をひとつ。 扉の方向へと足を一歩。]
(38) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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あんまが引っ込む? …秋茄子をお嫁さんに食わせちゃいけないのは知ってますけど。
[聞いたことのない言葉に首を傾げた。 小さいの、と聞けばどんどん眉間にしわが寄る。 頭の中で奇怪なものにしかならなかった]
ちぇ、なんだ。 ゲストなのに自分で買いに行けと。 …冗談です、自分で後で行きます。
[頬を膨らませたあと、冗談一つ呑気にわらった]
(39) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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おー。 悲しみの聖母は立ちぬ、大正解。 勉強もしっかりしてるとは、さすがさすが。 エンジョイ、エンジョイ。
[去り際に褒めているんだか揶揄しているんだかな言葉と。]
あ、そうそう。 ここ座ったらシメるから。
他の奴にも謂っとくように。
[それから指が示すのは先程まで自分が座っていた場所。 胡散臭い笑顔を残して。 ひらりと手を振り、向かう足取りは【capriccioso】 売店の方へと向かって行った**]
(40) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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…まあ、一応。
[上に上がるにも成績は大事だ。 楽器で金をかけてもらっている以上、あまり学費を親に出させるのも癪だし。 エンジョイとか言ってる場合じゃないのは確かだ]
はぁ…?なんですかそれ。
[横暴だ。とまでは思わないが、むちゃくちゃだとは思う。 ひらひらと手を振って消えていく後姿に肩を竦め 自分はもう少しだけチェロの音に耳を済ませてみることにした。 南校のチェリストのレベルを知りたい、というのもあったので*]
(41) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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セシルは、一番を弾き終えると二番を飛ばし三番以降を正確に*弾き続けた*
2010/08/31(Tue) 12時半頃
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(……あれ?)
[自分の楽器を抱えたまま、飛ばされた譜面と奏者に軽く目を見張る。 何故飛ばしたのだろう。何故だろう。 見たところ、そんなに不真面目な生徒というわけではなさそうだ。 制服も夏なのに冬服だなんて具合にかなりかっちり着込んでいるし]
…あ、の。
[それは音を止めてしまう原因になりかねないけど けれどこのまま疑問を疑問のままにしておくのも嫌で ごくごくためらいがちに声をかけた]
(42) 2010/08/31(Tue) 13時頃
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[南校のチェリストは何と答えたか。 ただ、結局のところは自分も練習しなくてはという結論に至り]
(…楽譜出さなきゃ)
[暗譜をしていないわけではないけれど、取り出したのはアンダンテ・カンタービレ。 歌うように(カンタービレ)という単語がとても好きで、つい選んでしまう曲。 南校のチェリストの邪魔をしないようにと、隅のほうでこっそり調弦を開始する*]
(43) 2010/08/31(Tue) 14時頃
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―とある教室―
[夏休みの大学の講義室は、エアコンが効いていてとても快適な環境である。]
ここに3つの山、X、Y、Zがあります。 そして、Zが見えない「c」の立ち位置にぬいぐるみを置き、3つ全ての山が見える位置に就学前の子どもを立たせます。そして子どもに「ぬいぐるみから見て、いくつの山が見えるか?」ということを問うと……
[彼の目の前に居る学生達は、教員免許取得に必要な教養の単位を獲得する為に集まった学生達。特に何の変哲も無い、夏休みの短期講座の風景である。]
まず……4歳児以下の子どもは、そもそも質問の意味が理解できません。
[いかんせん音大生であるせいか、彼らは「教育心理学」という分野には全く興味が無いらしい。空調の効いた環境と相まって、睡魔とお友達になっている学生もちらほらと見られる。]
そして4歳から7歳の子どもは、「自分の見え方」と「ぬいぐるみの見え方」の区別がつきません。
7歳以上になると、子どもは「ぬいぐるみから見て、Zの山が見えない」という「他者の見え方」が理解できるようになります。
(@0) 2010/08/31(Tue) 16時半頃
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―とある教室―
そして、4歳から7歳頃の子どものように、自己と他者の見え方の区別ができない状況を、ピアジェらは「自己中心性」と呼びました。
[目の前に広がる光景を見て、呆れたように溜息をつく。]
……ええと。 このピアジェの「自己中心性」というものなんですが、数年前の教員採用試験に出題されておりましてね。当時、教育学部に所属していた僕の後輩が、試験終了後に「全く分からなかった」と言って青ざめた顔していたのを思い出しますねぇ。
[そう彼がぽつりと呟いた次の瞬間、睡魔に意識を引き摺られていた学生のうち数名が身体を上げてペンを手に取った。]
ああ、いえ。 ……それじゃあ次に進みましょうか。
(@1) 2010/08/31(Tue) 16時半頃
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―喫煙室―
[シャツの胸ポケットから、白地に青いラインが印刷された煙草の箱を取り出し、1本を口に咥えた。紫煙を吐き出し、天井を見上げる。]
あれじゃ、ただの脅迫ですね。 ……もしくは、ただの腹いせ。
[先ほどの授業のことを思い出し、目を細めて眉をしかめる。]
いけませんねぇ。 音大生に、「ただの義務」以上に、授業に興味を持って貰うことが第一目標だというのに……これではいけません。
[窓の外を見る。 高校生が楽器を持って歩いているのを見つめ、煙を小さく吐き出した。]
……オープンキャンパスは先週終わった筈ですが。 ここの学校の教授のお弟子さんかな?**
(@2) 2010/08/31(Tue) 16時半頃
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- 売店にて -
おばちゃーん、いつものー。
[間延びした声が売店に響く。 あいよ、と袋詰めされるのは飲むヨーグルト。 それからおまけのように新商品のプリンがひとつ。]
前のは固かったし、甘すぎ。 あんま売れてないっしょ? あっこのメーカーはハズレ多いのよねぇ。
[当の本人は成人向け雑誌に手をかけてめくっている。 売店のおばちゃんに告げたのは、どうやら前のプリンの評価らしく。 このことでもここの常連であるとは容易に知れよう。 新商品プリンの試食、というなんとも不思議な関係である。]
(44) 2010/08/31(Tue) 16時半頃
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麦茶ぁ? やーよ、俺が乳好きなの知ってんでしょ。
[くつくつと指がつつくのは隠されもせず露わな女性の豊満な胸。]
麦茶なら後から顔ちっこいのが買いに来ると思うぜー。
[ゲストに買っていく程の思いやりと金銭はなかったらしい。 直接ポケットに突っ込んだ小銭をちゃりちゃり漁ると、ついでにオンボロ携帯を取り出した。 今はまだ返信がないようだった。]
(45) 2010/08/31(Tue) 17時頃
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あー、そーいやステフちゃんの夏季講座って何時からだっけ? うっわー、忘れた。
もう何回目だっけかなぁー。 流石にぼちぼち怒られそうかも。
いや、授業内容は全部覚えてんのよー?
[携帯にメモした気がしたんだけれど。 どうもオンボロすぎてたまにデータが飛ぶらしい。 困った困ったと、余り困っていない口調で そのまま売店のおばちゃんと暫くの井戸端会議**]
(46) 2010/08/31(Tue) 17時頃
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― 音大へ向かう道 ―
[とぼとぼと歩く制服姿。急げば汗が噴き出しそうだった。 Tシャツの上に羽織っているだけのワイシャツがひらひらと揺れている。 小さなケースを片方の肩にかけていた。
信号で止まり、ふと照りつける日差しに目を向けたなら、 そこで表情がくにゃりと歪んだ]
・・・へぶしゅっっ。
[瞬間、盛大なくしゃみ]
・・・・・・・・・うっ・・・く、しゅっ。
[はあ、と小さくため息をつき、 ぱんぱんと肩についた柔らかな毛を叩き落せばまたくしゃみ]
(47) 2010/08/31(Tue) 20時頃
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アイツ、合宿の間だけ預かったとか言ってたけど。
[再び恨めしげに太陽を見上げる。 両親から受け継いだ、やや褐色の肌に陽が当たって眩しそうに目を細める。 まあるい太陽に、出掛けに見た姉のなんともいえぬ笑みが重なった]
・・・絶対、嘘だ。 あの猫ずっと飼うつもりだ・・・俺にはわかる。
[まったく、猫アレルギーには残酷な話すぎる。 合宿が終わった後のことを想像して呆れたように肩を落とす。
青になった信号に目を向けゆっくりと歩き出す。 生暖かい空気が肌に纏わりつきながら流れてゆく]
着いたらまずが売店だな。 着替えとか練習とかの前に干からびちまう。
[なるべく太陽から身を隠すように日陰を選んで歩く。 大学が見えるのはもうすぐだ**]
(48) 2010/08/31(Tue) 20時頃
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―大学への道中―
[車の静かな運転に揺られながら、荷物の確認。 焦げ茶色のヴァイオリンケースを一度撫でると、 携帯電話の着信ライトが点滅していることに気付いた。
嬉しそうに表情を緩めて、カタカタと返事を打つ]
(49) 2010/08/31(Tue) 21時頃
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/* いま思ったけど、>>45のつついたのがまるでおばちゃんの乳のようだwww ち、ちがうんだww成人向け雑誌のページなんだwww
しかし売店のおばちゃんの乳が隠されもせず露わだったら犯罪ですけどね!(
(-9) 2010/08/31(Tue) 21時頃
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from:Cyrus sub: ---------- ありがとう。 合宿前で少し緊張してて、 ナツキちゃんの声が聞きたくなっただけ。
今家を出た所だから、大学まではまだ時間がかかるかな。 暑さなんて、元気で吹き飛ばしちゃうよ! ナツキちゃんも確り水分とってね。 今から会えるのを楽しみにしています。
(-10) 2010/08/31(Tue) 21時半頃
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/* どう考えても僕はナツキちゃんに好かれるキャラではない気がしたので、いっそ前のめりに鬱陶しがられる路線で行こうかと思います! とてもひどい。
(-11) 2010/08/31(Tue) 21時半頃
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―練習室―
[音楽は二つ。 バッハとチャイコフスキー。 まったく重ならない音のはずだが 意外と重なるその音が作るのは、不可思議な時間]
……え、と。
[どうしたものか。 弓を下ろして頬をかく。 チェロの音はまだ流れている。 少し迷って弓を置いた。 それから、弦を指が引っ掻くように音を作った。 恐る恐る、話し掛けるみたいに]
(50) 2010/08/31(Tue) 22時頃
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from:Cyrus sub: ---------- セシルのことだから、もう大学に着いて練習中かな。 のんびりなヴァイオリン弾きはもう少し時間がかかりそうです。
何か困ることがあったら遠慮なく言ってね。 出来ることなら何でも手伝うし。 今年は高校最後の夏だし、頑張ろう!
(-12) 2010/08/31(Tue) 22時頃
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―大学の道中―
[メールを打ち終えると、ふう、と小さく息をつく。 空調の効いた車内は涼しい風が流れ、外の熱気楼が嘘のよう]
――――――――…あ。
[まるで子供みたいに窓に片手を添えて外を眺めていると、 ワイシャツ姿の青年>>47が目にとまった。 盛大にくしゃみをしている所までは、確認しきれなかったけれど]
ヴァイオリン…?
[青年を追い越して行くように走り行く黒い車。 その姿が見えなくなるまで、 縫いとめられたように視線は彼の方へ向けられていた]
(51) 2010/08/31(Tue) 22時頃
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