184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 20時半頃
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[殺される。 その恐怖を娘は初めて味わっていた。 相手の手を握り押し返そうとする手は外すことができない。 これが無ければあっという間に喉の奥を貫かれ頭蓋を砕かれてしまうかもしれない。 だが、相手のいう不可解な言葉をそのまま受け取れば、どうやら命を奪うつもりは無いらしい(>>191) 顎に手をかけ、開かれたまま固定される。息苦しさに、溢れる血に涙が溢れるが、それよりも酷い恐怖と嘔吐感に耐えられそうに無い。 この時、"なぜか生き返った男"を正しく理解していたならば、娘は敢えて真っ先に死を選んだかもしれない。 だが、その異様な状態を確りと把握出来る程には娘は冷静ではなく、そして若輩者であったのだ。 自分の世界しか知らぬ、自分の砦の王だったのだから]
(193) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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んんっ!………ヴ、ぐ、ぇう……っ!!
[喉奥を刺激されて、吐きたくも無いのに胃液がせり上がってくる。 ごふ、と口まで出かかったのを懸命に血液ごと飲み込んだのは────粗相をしたくない、或る意味立派な自尊心から。それでも飲み込んで更に酸っぱいものが込み上げてくる悪循環に、鼻での呼吸がより荒く小刻みになってくる。 相手の手元が狂えば、殺される。 殺されるよりは、マシ────?
(い、や、惨めに生きるよりは死した方が────!!)
嬲られてまで生きる意味が己にあるだろうか。 己の価値を落としてまで、生きる意味があったろうか。 そう、先程までは死に怯えていた。 だが、果たしてこんな風に惨めに踏みにじられてまで、生きていたかったか?
無論、死ぬに相応しいのは相手の方だ。 だが────]
(194) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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(貴方の思い通りになんて、させない────!)
[傲慢な女はこの状況そのものに耐え切れなかった。 だからこそ、渾身の力を込めてはその刃先の行き先を狂わせるように、いっそ相手の凶刃を受け入れるように己の手でもって相手の手ごと口内へと引き入れて────ザクリ、と己の舌の根元に突き立てた。 舌を噛み切ったくらいでは死ねぬ、それは娘も分かっている。 だが何れ失血で死ぬだろう。 ズルリ、と舌の塊が喉の奥に転がり込めば、呼吸も上手くいかずに窒息死出来るはずだ。 そう、目論んで]
────っ!!!!!
[自ら選んだとて、堪らぬ痛み。堪らぬ味。 そして呼吸を塞がれる苦しさに顔を苦悶に歪ませるものの、相手を睨みつけるその瞳の輝きだけは再び戻ってきていた。 このまま死ねれば楽になる筈と。
────相手の思うままにだけはさせまいと、浅知恵ながらに]
(*53) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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[この男は何を言っている? 娘には到底理解できぬ価値観だ。 娘は決して、死を持って美しくなろうとした訳ではない。死を持って美を保つというならば、成る程、こんな手段は取らずにこの男の言うままに従うこともしただろう。 娘が守りたかったのは自尊心や魂そのものだ。その為ならば美醜など問わぬ。だからこそ窒息した時のその姿など考えてもいなかったのだ。 だから、声帯が切り刻まれる痛みに視界を赤色に染めながらも、次の目論見が果たされ舌が断ち切られれば────ホッと肩の荷が下りた気がしたのだ。
これで、この男の思う通りにはなるまい。 この男に良いようにはされまい。 死した後に人体を取り出し保存するような狂気もこの空間に存在していたが知るものか。 今、目の前にいるこの、己を脅かした男に屈するよりは────と]
(197) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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あ────がっ?! かっ、ひゅ、ふぁ───っ、う、ううっ?!
[しかし口内に血の味が広がり、喉に舌先の塊が転がり込んだ頃。 自分を苛みながらも最後は救いの一手となろうとしていた刃が引き抜かれ、代わりに入り込んだ相手の手に堪らず呻く。 ズルリ、柔らかな舌の塊が引きずり出されれば途端に入り込んだ酸素に喉がなる。 しかし直ぐに多量の血液が喉を塞げば、多少は飲み込んだもののゲホゲホと血の塊を吐き出していた。 訳も分からず抱きしめられる。 口内も喉奥も焼けるように痛い、熱い。 なのに指先が冷たくて痺れて堪らない、それでも抱きしめられることが嫌で堪らず相手の肩を押し返し首を横に振る。 違う、そうではない、そう否定したくて唇を震わせようと、ごふりとまた血を吐き出して────そもそも舌を失い声帯を刻まれた娘では、まともに言葉を発する事はもうできなかっただろうが]
(198) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[肩を押し返す両手が力を無くしていく。 相手をキツく睨みつけていた瞳が光を失っていく。 相手を喜ばせてしまったようだが、もうこれで良い。
これで、恐ろしい事も苦しい事も屈辱すらも無くなるなら。
娘の体が失血で冷たくなり、その力が完全に失われていく。 そっと瞳を閉じ、娘は今生を自らの手で終わらせた。
────と、思っていたのだ。 まさか、この悪夢に続きがあるとは、男の蘇りを目の当たりにしても尚思い至っていなかったのである]
(*59) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[傲慢な娘は今は冷たい死骸となっていた。 舌先は取り出され、放られてしまっただろうか。 声帯ならば、刻まれただけなら回復するだろう。 しかし舌が戻らねば、上手く物を飲み込む事も発音する事も叶わない。 ────もし、相手が冷静であったならば、今こそ声帯を成す部分を取り出して完全に声を失う道を辿っていた事だろう。 そうでなかったことばかりは、娘にとっては幸いか。
────いや、本来ならば。 こんな場所で自ら命を絶つ事も 厭う男の腕の中で命尽きた事も その後に抱き上げられ、骸とは言え連れられていく事も 娘にとっては決して幸いなどではない。 しかし瞳を閉ざし血の気を失い命尽きた今では、その自尊心ばかりは保たれた この、短い間だけは。
その冷たい骸に温もりが再び宿るのはいつ頃か。 傷口は口内にばかりあったから、その癒えていく様は見ようとしなければ見えなかっただろう。 暫し娘は、漆黒の安息の夢を見る────]*
(203) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 01時頃
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