149 Hogwarts School ~ 2nd season ~
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ホットアイマスクこわいよね。 三回くらい意識奪われたことある
(-462) 時雨 2015/02/20(Fri) 04時半頃
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ど うしよう か なー
(また寝かけておきたひと)
途中まではかけたけれど ショーコのお蔭でちょっと当初考えてた案のひとつが いけるかな?って感じで
でも いろいろ考えてどうなんだろって悩み中
(-493) 時雨 2015/02/20(Fri) 07時半頃
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[‟数日さえ無ければ”。
重く 重く 石のように圧し掛かる。
だって 幾ら嘆いたって、 時間は 戻らないんだから。] ―― 赦さなきゃいけない?
(マグルが、 人が、裏切っても。 正義が 悪が ―― 仲間を殺しても、)
[跳ねっかえるように上がる顔は くしくも 紅茶が自答したことと同じ。 ばん と、杖を持たない手を 床に叩き付け]
ならっ、 デージーは、 俺を 俺たちを、 赦せるっていうのかよ!?
(87) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時頃
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仲間を殺されて! いっぱい いっぱい、うしなって ―― 。
[それでも。
心優しきお姫様は、許せるのか。 ‟綺麗事”は要らない。
欲しかったのは ‟俺自身”を 受け止めてくれる そんな‟親友”。
全ては言葉にならない。 ぽたり またひとつ 零れた滴も 戻らない。 ]
(88) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時頃
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[叫ぶまま 感情の牙を剥けた鷲と蛇は 杖先の導くまま 跳ねかえり、地に転がる。
獅子は 唸るよう 見つめ、 開けた道を また一歩入り込んで来る存在に サンザシを向けようと して、
振ろうと力が緩んだ手からその杖を 閃光が奪い 紅茶色の足元へ からり 転がっていくだろう]
…… !
[手を伸ばしても それは間に合わず 坂道を下るように まるで、磁石のように。
追い掛けようとしても 足が竦んで、 ‟拒絶”が怖くて その場から一歩も動けなかった。]
(89) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時頃
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…… 返せ、よ ……!
[牙を奪われたライオンは何も出来ず その場で竦むよう、在り続けるだけ。
情けなく 地を見て、 踏みしめるように 天に近い場所に立って 直後 >>86響いた声は、
白銀の王子でも 紅茶色の姫でもない ジンジャーの刺激を加えた チョコレート。]
…… ショーコ?
( …… 何 言ってんだよ 俺の正義は、 ひとつ ―― )
(90) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時頃
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[驚くように 見開きながら、 握り締めた手には なにもない。
牙となる杖も 友達も仲間も 自分から手離して
‟あのとき” 手紙の上で交わした もうひとつの 純粋な、想いを思い出して 膜の張る 淡褐色が瞬き
小さな声をも 吹き抜けを通る 風が運べば、すこし 光を、取り戻す。
唯一 植え付けられた正義なんかじゃない 俺自身の ‟答え”。
その思いさえ 喪いかけたなんて、]
…… ヒーロー失格、だ な…。
(91) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時頃
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[ごしごし
溜まった涙をぜんぶ 拭い去るように か細い 蚊のなくような声で呟いた。 ローブの袖で顔をたっぷり擦ったあと
こちらを心配気にみる蛇と鷲に 首をふるり ヒーローに、涙は似合わない。 俺には やっぱり その資格はないのかもしれないけど]
( 友達を 皆を 守りたい )
[偽物の正義を掲げても それだけは 嘘 偽り 曇りない、願い。 与えられた正義に、いつしか塗り替えられ 霞んだけれど、 でも、
顔を あげた。 ]
(92) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時頃
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[救いの声は 盲く閉ざしたヒーローには聞こえなかった。
何も 届かない 聞こえない 偶像だけを求めた俺は
口先ばかりで 何も 救えはしない。]
…… そう、 そうだよ。
俺は 守りたかった。 皆が 傷つくのが嫌だった……!
だから 世界を壊す‟悪”を ぜんぶ ぜんぶ 倒したら
みんな、苦しまなくなるって 平和に めでたし めでたしって
なるって そう ‟信じてた”んだよ
(93) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時半頃
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[ ―― でも。 世界はそうじゃなくて。
俺に与えられた的は それは 誰かの ‟理想”だった。
そう 自分自身で 全部 大事なものを 壊しきって ――。
ぱちり 一度 ゆるく瞬けば 徐々に ヘーゼルに、力が戻り始める。]
(94) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時半頃
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…… ―― ありがとう、ショーコ。
なんで なんで、 こんな 簡単な事に気付けなかったんだろーな
俺は、
[すう 、 と。
泣き腫らした赤い目を。 また 一回 擦って、 息を吸う。]
仲間を 友達を 守りたかった!
それは 今でも! でも もう 俺にはそれを言う資格は無いから ショーコの ヒーローにも、なってやれねーや
[それから。 二人の方も すい、 と向いて。 ]
(95) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時半頃
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…… デージー、 スヴェン
こんな俺じゃ、 みんなと やっぱり友達でも居られねー よな
[ へへ、 と 力無く また泣きそうな それでいて 無理矢理笑うような顔を形作って。
つか と 胸が ずきり、 疼くように 痛む、 けれど。
かつ と 自ら ‟壁”を破るようにして デージーの元へ近付く。
もし、どんな魔法を掛けられたとしても。 敵意は もう見せず サンザシを拾いあげようとして。]
(96) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時半頃
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[それは 叶っただろうか。 笑う顔は、 すこし 哀しげに。
拾うことができなければ 天文台に落ちた ‟仲間”の杖を拾いあげ。
大好きな 広い天が一望できる手摺りの傍へ、 杖を 濃灰色の空へ翳し]
――― Deletrius (消えよ)
[俺にとっての ‟正義”だった 闇の印を消した。 信じていたい友達を
一度 突き放しても 信じていたかった 残った彼 彼女達の 昏い顔を見る方が
ヒーローにとって 相応しくないから。 だから、せめて 最期は。 望んだヒーローらしく "けじめ"をつけよう。]
(97) 時雨 2015/02/20(Fri) 08時半頃
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やっぱり俺は。 仲間たちの命を、全部 無駄には出来ねーや。
でも、
[それでも 気付いた。 気付かされて 気付いてしまった。]
俺の中の 世界を壊す‟巨悪”。 それを 俺は許せないし 罰されなきゃいけない。 醜さを晒して このまま‟友達”に倒されるのを
俺は それをいいと思わない。 だから。 このまま 俺の中の悪は、
―― 責任を持って 俺が自分で 倒すよ。
(98) 時雨 2015/02/20(Fri) 09時頃
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…… へへ、 めーわく、掛けてごめん なーんて 許されねーけど 俺 気付いたんだ。
…… やっぱり 俺。 みんなを、 敵だって 裏切り者だって! 思う方ができない!
だから 最期、 俺は、 これ以上傷つけないために 皆を守って、 …… 旅立つよ。
[静止されても 聞かずに 背を ゆっくり 空へ凭れかけて 、 ]
(99) 時雨 2015/02/20(Fri) 09時頃
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―― もっと早く気付けてたら、 皆と また 笑いあえたのかな。
でも 俺は、 俺よりも 俺が消えたとしても 皆に わらっていてほしい。
( 出来れば こんなヒーローの名前を 覚えていてほしいけれど それは、
きっと 我儘だから。 )
(100) 時雨 2015/02/20(Fri) 09時頃
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―― へへっ、 ‟また” な!
[ヘクターにした ‟別れ”の挨拶のように。 ぶん と 大きく手を振ると
風にひとつ 言葉を乗せて そのまま ブラウンは
晴れ晴れとした表情で、宙に沈んでいこうとした。]
(101) 時雨 2015/02/20(Fri) 09時頃
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…… ほんとに ありがとう、
俺は。 俺は、
ヒーローなのに情けねーけど 結局、ショーコに救われちゃったや。
[ ことり
自重を 宙に投げ出す前 胸から滑り落ちて 床に落ちるのは すこしだけ 罅の入った お守り。 *]
(-497) 時雨 2015/02/20(Fri) 09時頃
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な、長々とごめん!!!挟んでよかったって言えばよかった!!!!!!
なんとか〆まで まにあった …。 すごい 巻きとかデージーをあまり持ち上げられなかったからどうなんだろうと思った けれど
成立ルートで〆を考えた結果だった… と平伏しておこう…
(-498) 時雨 2015/02/20(Fri) 09時頃
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