82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[兄の言葉に、ゆっくりと首を横に振る。>>+106
生きられないなら、せめて共に逝けるのは幸福だと、 自分も思ってしまったから。
さすがに、死因が違うことに対する不満までは思い至っていなかったけれど、その話を聞いても、兄を責める気にはなれない。逆の立場なら、もしかしたら考えていたかもしれないのだから。]
…………。
[兄の言葉を、黙って聞く。>>+107
いつの間にか、背も年齢も追い抜いてしまった自分。 年齢が少し下がっているのは、元の年齢差に戻りたいと、兄に甘えられる弟でありたいと、無意識に思っていたから。]
(+113) 2013/05/18(Sat) 14時半頃
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ごめんな……ありがとう。
[手を伸ばし返し、零れ落ちた涙を指の腹で拭う。>>+108
辛い思いを押し殺して、それでも笑ってくれる兄。 我儘を言っても、最後には許してくれる兄。 そんな優しい兄が、昔からずっと、好きだった。]
……必ず会える。 永遠は、ここにしかないのだから。
姿が見えなくても、声が聞こえなくても。 心は、常に、傍にある。
(+114) 2013/05/18(Sat) 14時半頃
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……腕一本と、腹だからな。 時間はかかるだろう。
[損傷箇所は少なくない。 長く過ごすのは、手が離せなくなって困りそうな。 かといって、短く過ごすのは、寂しい。
だから猶予は天にまかせる事にして。]
戻るまでは、ずっと、一緒に。
[顔を寄せて囁き、誓いの約束をするように、 口づけを落とす**]
(+115) 2013/05/18(Sat) 14時半頃
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/* 本当に天に任せることにしようか…? ラーマになるまで
1.一ヶ月 2.三ヶ月 3.半年 4.一年 5.三日後 6.まさかの10年後
5
(-401) 2013/05/18(Sat) 14時半頃
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/* はええよwwwwwwwwwww さすがにそんな簡単に腕生えないんじゃないかwwwww
(思いつかなくて選択肢に入れたものの)
1、2.一ヶ月 3、4.三ヶ月 5、6.半年
こうすりゃよかったんじゃないか! えい4
(-402) 2013/05/18(Sat) 15時頃
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/* 全治三ヶ月……妥当?
いやしかし半年で兄が帰ってきてるからなー 攻芸の1日がレアケースなだけか
(選択肢に意味がなくなりつつあった。)
(-403) 2013/05/18(Sat) 15時頃
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/* 妻から防人の夫への歌ですが
状況にぴたっと……歌ってはるし……
(-406) 2013/05/18(Sat) 15時頃
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……うん。
[これからも、という言葉に頷いた。>>+120 涙のあとが残る兄の顔を、僅か眉毛を下げた笑みで見つめる。
しっかりと笑うと言ってくれたのだ、兄に恥じぬよう、 自分も笑えるようにならなければ。
晴れた日も、雨の日も。 胸を張って歩いて行けるように。]
(+129) 2013/05/18(Sat) 21時半頃
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……長居してしまったな。
[自宅の中から外に出てみれば、既に二人はいなかった。 待たせすぎてしまったから、仕方がない。]
……どこか、行こうか?
[兄へと話しかける。 残された時間をどう過ごそうか。]
(+132) 2013/05/18(Sat) 21時半頃
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……そんな事するくらいなら、 最初から戻るなんて言い出さない。
[からかわれて、苦笑する。>>+133 実際寂しくなりそうだから、良い返しが思いつかなかった。]
…ああ、いいな。行こう。
[先程の会話のせいか、外だというのに手は、離せなかった。]
(+135) 2013/05/18(Sat) 22時頃
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[二つ提示されて、少し考えて。>>+138]
ん……じゃあ、河原、行ってみるか?
[河原の方が、草原より少し遠く。 村の中をゆっくり歩くために。]
(+139) 2013/05/18(Sat) 22時半頃
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―――――。
[その、散策の途中で。 楽しそうに食事をする一帯を見つけて。
チアキの包帯の範囲が、広がっているのを見る。 …隠しているようだ、と。
胸がざわついた。]
(+144) 2013/05/18(Sat) 22時半頃
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[死者が生者に出来ることはなく。
そして仮に、生きていたとしても。 病が発症してしまえば、止めるすべはない。]
……楽しそうだな。
[元気そうに笑うチアキ。>>297 発症していたとしても、していなかったとしても。 彼が、明るく過ごすと決めたなら…。
声は、思っていたより寂しげに響いたけれど。]
パン……食べてくれてる、な。
[泣きたくなる気持ちを耐えて、 強く握る手を、握り返した。>>+146]
(+147) 2013/05/18(Sat) 23時頃
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…………。
[俯いて、一度だけ地面を睨みつける。 兄の手を握った手が、震えた。>>+150]
………なら、
……今のうちに。ゆっくり……しておこうか。
[明るい声を出してくれる兄が、居てくれたから。 同じように、明るく振舞おうと。
弟子を傍で看取りたい気持ちも、あったけれど… 耐えられない気も、したから。]
(+151) 2013/05/18(Sat) 23時半頃
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[大丈夫、腕は確かだ。>>+152]
[と、話を聞いていたら斧を素振りしたに違いない。*]
(+154) 2013/05/18(Sat) 23時半頃
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[弟子には夢を叶えてほしかったから、彼の生を望んでいた。 会うのだって、何十年先で良かった。
でも、願いはいつでも叶うわけではないのを、知っている。]
……ん。
[せめて最期は、心穏やかであれと願って。 兄と二人、また村の中を歩いていく。]
(+157) 2013/05/18(Sat) 23時半頃
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……俺の弟子だ、当然だろう。
[間接的に自分を褒めている。>>+159]
ん。
俺は、歌下手だからな…… ホレーショーのように綺麗な斧にはなれない。
[憧れはなくはないが、雑音しか出ない未来が予想できて苦笑する。]
……バンビでも振るえるような、 なるべく扱いやすいラーマになるかな。
[ライマーを目指すバンビたちの、力になれるように。]
(+161) 2013/05/19(Sun) 00時頃
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