141 サトーん家。 3
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/* ぽちぽちと!ぽちぽちとログを伸ばしたけど 眠美が寄り添ってきてやばいのでそっとねちゃおうかな!! ガスガス進んでていいんだぜいいんだぜ〜**
(-264) bou 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[鈴倉の花火に火がついたのを分けてもらう。 元気出してこ、とエールをもらって なんだか部活かなにかのようだと笑った。
走り出す二人の姿を見ながら、息をひとつ吐いた。 寒さに体温が下がったのか、白い息はもう気にならない程になっている。
ラスト一本、かけられたエールとはしゃぐ二人に流されたように。 腕だけを回して花火で一つ円を描く。 もちろんこんなことで暖かくなるわけでもなかったけど。 子供のころに遊んだ時よりは大きな円が目に焼き付いて残った]
(80) bou 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[程なく火花も終わって、自分の分の花火を バケツで消すと森部の適当な次のはなしへ頷いて。]
はい、じゃあ帰宅帰宅。 お疲れさまでしたー
[自分たちしかいなかった公園を後にする。
冬の公園に、静けさが戻った]
(81) bou 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[話の流れのままに雲の薄くかかる夜空を見上げながら、 コンビニに向かう。
冷凍餃子を買うと佐波が言っていたし、 麻婆茄子を食べたからだろう、食欲は別にわかなかった。 明日はなんか、カップ麺でもいいだろう。 特に食べ物類を買うつもりはなく、暖かいコーヒーだけを買って 何の気なしにレジ近くのガムやのど飴コーナーを目にやった。]
(82) bou 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[一昨日買った同じのど飴が並んでいる。 のど飴を渡した根来は大丈夫だろうか。 まあ、鼻とのどだけならひどいことにもならないだろうけど。]
[…そういや、風邪をビンゴしていたし笑わせてもらった記念に 根来にはのど飴を贈ったが、 共同でドッキリトラップを仕掛けた鈴倉にも送るべきだろうか。
のど飴やガムの面子を見ながら一度考えて、 結局買うことはなかった。会計も終わっていたし、 そういえば麻婆茄子を僕の皿から一個もらっていってるからいいか。と思い至った結果だった。 尤も、夕飯は自分で作ったわけでもない、 佐波がつくったものだったけど。]
(*2) bou 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[そんな適当でも許される、 この仲間内の空気感が気に入っていた。
そこを気にかけていた彼女と別れたのも やっぱり仕方がなかったのかもしれない、と改めて思う。]
(*3) bou 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[彼女が好きではあったんだけど。 彼女の為に変わってやれる程、 気の利いたやさしい奴では無かったらしい。 三つ子の魂百まで、だ。
もし「変わりたかった?」と問われれば、 きっと僕は即答で答えられないだろう。
適当のあの空気感が気に入っているから。 本当手におえない。]
(*4) bou 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[コンビニを出て、渡された肉まん一口分と飲み物で 暖を取りながら帰路を歩く。 家に着けばせかされながら鍵を開けた。 硬い扉を開けて、中に入れば風がないし、先程までの 暖房の熱はまだ残っている。家の中は暖かかった。]
[気温差に鼻を一つ啜って、コートを脱いで 鈴倉のシャワーの仕様許可には頷いた。]
全然使っていーよ。 僕最後に入るから。使いたかったら、皆先使って。
(83) bou 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[テレビには佐波が映した天気予報が流れている。 雪の予報だった。通りで寒いはずだ。 雪像発言には、「家の前の雪じゃ絶対足りない」と 突っ込んでおいて。佐波がメールを見る>>68のには]
用事なら仕方ないない。楽しんでこい。 夜にまた来るんでしょ。
[お疲れ様です、と森部と一緒に言った。 明日の夜に来るこたつは人数が足りなければ 佐波が帰ってくるのを待って組み立てても 適当を言う森部をなんでもいいから手伝え、と言って 手伝わせても何だっていいだろう。]
(84) bou 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[借りてきたDVDが見たいというのにいつものように頷いて。 宣伝を容赦なく飛ばして、佐波に頼んだ暖かい茶を飲む。
三番手に来たB級DVDは、佐波の言う「期待通り」。自分で確信した通り。やはりくだらない出来栄えだ。
重要そうに見せかけて結局最後まで収集されることはなかった 無駄な設定と、不動のカメラワーク。 俳優たちの微妙な演技。畑を耕す主人公の農夫の必要かわからない場面。野菜に襲われるというシュールな映像。 パッケージに描かれていた、コンバインの変形したようなロボットは一切本編に出なかったというパッケージ詐欺。
それらをキラーサンタと同じように おざなりに突っ込んでみたり、笑ったりして楽しんだ。]
(85) bou 2014/12/13(Sat) 20時頃
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/* コンボイとコンバインってちょっと似てる
(-277) bou 2014/12/13(Sat) 20時頃
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/* あらおかえりよ! wwww二時で終わるからね…!!!wwwwささっと花火は終えたよ…!!www
(-279) bou 2014/12/13(Sat) 20時頃
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/* wwwwがんばれ。 私はこたつくみ上げて 一個サービスできたらしようかなの心持ち!
(-281) bou 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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/* お いいぜいいぜ 戻ってぬくぬく 残りのDVD見るでもなんでも!!
残り5時間といっても心持はゆるゆるさ!!
(-283) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[DVDが終わったら風呂に入ると言っていた佐波が 上がったら、自分もシャワーへと向かう。
花火から帰ってきた時の節々までの冷えは あのくだらないB級映画を見終えるまでに 気にならなくなっていたが。 改めて風呂場でお湯のありがたみを感じつつ 気持ち体を温めたつもりになった。]
(86) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[風呂から上がって、ちらっと窓の外を見る。 まだ降る様子はないが、窓ガラスが曇っていることを見るに 外はどんどん冷え込んでいるようだ。]
今日はここで寝ると、多分朝つらいね。
[居間にいた人にはそう言って、 せめて寝るなら布団を被るべき、と勧めておいて 寝部屋に向かった。]
[アラームをかける、と佐波が言っていたから 自分はかけないでおいた。 そこまで頑張って自分も起きるつもりはない。 人が起きる気配があれば多分起きれるだろうが、 寝たりなかったらまた寝ればいい。寝つきはいい方だ。
自分のスマホを持って、今日は布団に入って寝ることにした。]
(87) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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―佐藤家 朝―
[枕元で自分のスマホが震える音で目が覚めた。 アラームをかけた覚えはない。 寝ぼけ頭に、「ああ、いつものか」と思う。 付き合っていた頃は、通勤で自分より早く家を出る彼女の気が向けばモーニングコール代わりのメールがある時もあったのだ。
そう考えて一秒後、それがあるわけない勘違いだと気付いて 地味に苦い思いをしながらスマホに手を伸ばす。 震える音はまだ止まらない。 メールじゃなく、どうやら通話らしい。]
[画面を見ると通話先の名前が書かれている。 「奏衣」。まだ実家にいる妹からだった。]
(88) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[画面に表示された名前に、朝から心底めんどくさい気持ちになる。
かといってあまり鳴らし続けて周りを起こしても仕方ないし、 身内とのはなしをきかれてそこまで面白いわけでもない。
起き上がって布団から出て、玄関近い廊下の方へ向かった。
…まあ、バイブ音や話し声で起きる面子は 今日ここにはいないだろうけど。]
[寒い玄関先の廊下。まだしつこく震えるスマホの画面を押して、 かすれる小声ではい、と答えれば 電話口の向こうから開口一番『おそい。寝てた?』と帰ってきた。 十数年で聴き慣れた声。やはり妹だった。]
(89) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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『兄貴、参考書見つかんないんだけど どこ?』
[は?と電話口に聞き返した声は 寝起きあいまって思ったより低くなった。 …いや、なんか寝起きだけじゃない気がする。 喉渇いてるからか。声が妙にがさついている]
(90) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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『だから、参考書。受験用の問題集。 さーがーしーてーんーのー どこ』
[人様に物借りる態度には思えない妹の声に 少なからず不満を感じながらも目的のものを思い出す。 あーとかなんとか唸っていたら電話の向こうで 『はやく』と機嫌悪そうにせかされた。理不尽だ。]
………部屋の、本棚…
『もう探した ない』
…………じゃ、押入れの方… …なんか、棚とか…
『は?ざっくりすぎ ……………あ、あった あったわ どーせもう使わないでしょ?借して』
…ああ、はい…好きにしろよ…
(91) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[「まあいいけど」の精神が身についたのは 間違いなくこの妹のせいだ。十数年、問答無用に振り回された。 抗議行動を起こせば、味方を呼んで確実に反撃に出てくる。 例え十割向こうが悪いとしても、 無駄に長いとんでも理論を展開してくる、同情を誘う、など 痛み分けに持ってこうとする精神の持ち主だ。 たちが悪いというか、面倒くさい。
こうなればいっそ何もかも流れに身を任せていた方が 後々にダメージが少ないと学んだ。 家を出て数年たったが、血縁故だろう。 それでもまだ年に2,3度は振り回されている。]
(92) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[嫌な思い出をぼんやりと思い返えせるぐらいには目が覚めた。 多少思考がクリアになった事で疑問が思い当たる。]
………っていうか人の部屋、漁ってんの…
[申し訳なさとか後ろめたさとか、 せめて借りるにあたって感謝とかはないわけ、 とほんの少しの抗議を電話の向こうに送る。]
『急いでたんだもん。 あと、見つけたエロ本捨てたから。じゃね』
…………は? なに、
[最後の爆弾発言に、上ずった声を返した途中、 電話口から、ぶつ、と不快な途切れる音が聞こえた。 妹の声の代わりに耳に無機質な電子音が続く。]
(93) bou 2014/12/13(Sat) 21時頃
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…くそ妹……
[スマホへ向かって意味もなく愚痴って 時間を見る。昨日よりも時間は早い。 最後の爆弾発言で目が覚めてしまっているし、 寝なおす気分でもなかったので 布団に戻るのは諦めることにする]
(94) bou 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[ふとカーテンの隙間から窓の外を見る。妙に空が白かった。 何の気なしにカーテンを開ければ、 隣の家の濃紺の屋根がうっすらと白くなり、空に白いものがちらちらと舞っている。例年よりずっと早い初雪だった。 今頃テレビでは、昨日からの寒さと初雪について わいわい伝えているだろうか。]
……まじか…
[窓の外の向こうに、思わずぽつりと独り言が漏れた]
(95) bou 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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/* ささっと初雪させておきました。
あと意味もなく妹もかいておいた! 奏衣と書いてかなえと読むであろう、ゾーイチップの妹!
(-284) bou 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[閉めた窓からじわりと来る冷気にくしゃみがひとつ零れた。 窓の外から、部屋の中に視線を向ける。居間の机を奥に入れる為、段ボールが端に寄せて出しっぱなしに置かれている。
そういや、いつもの面子に部屋を漁られるのは 全然気にならないのは何故だろう。 数秒考えて、犯歴の数と重みの違いだな、と思い至る。 あと身内だからこそ厳しい目もあるのだろう。
実家で起こった小さな悲劇には、いつも通り 「まあいいか」で片づけて、台所へ向かった。]
[一段と冷えた水をやかんに入れて火をつける。 湧くまでの間に水を一口飲んで渇いた喉を潤そうとした。
…が、がさついた喉は多少はマシになったものの、 水を飲んでも妙に何か引っかかる感じが残っていた。]
(98) bou 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[思い浮かんだのはくしゃみを連発していた根来だ。 確か喉がおかしいとも言っていた気がする。]
[面倒くさいことになったんじゃないか、と一瞬思ったのを いやいや、と内心で否定する。 根来のように鼻に来てるわけでもない。 他にどこか辛いわけでもない。 きっとあれだ。昨日の麻婆茄子が気管に入ったのが 多分続いてるだけだろう。あれは辛かったから。
その証拠に、咳払いを2、3度してみたあとに 小さく「あ」と声を出した。電話に出たときのかすれはなかった。 気のせいだ、と誰に向けるわけでもなく小さく頷いて。 湧いたやかんの火をとめて、コーヒーを作って 居間でちびちび飲み始めた。]
[テレビを点ければ、案の定。 多くの局が初雪についてわいわいと騒いでいた。]
(99) bou 2014/12/13(Sat) 22時頃
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/* 二人きりフラグすばらしい
あと地味にサービス用の下敷きを用意だけはしておこう…
(-288) bou 2014/12/13(Sat) 22時頃
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/* せっかく風邪ひいたやつがいたからね…wwwwwwwww
(-289) bou 2014/12/13(Sat) 22時頃
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/* 風邪ひくときってあれだよね 時々別の原因だと思ってたのどの痛みがそのまま風邪に行くとか
たまあああにあるよね…
(-290) bou 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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