35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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なんですか…それ…。 村を出て行くにしても夕も一緒でしょう、それなら…。
[ここにいられるか分からない。 仲良しだった双子が離れ離れになる。 そんな風に聞こえてしまった。]
強いんだったら、こんなところでそら見てないですよ…。 いろんなことの、なんで、を知りたい。 そう思うのは弱いからです。
[趣味と銘打ってはじめた会議。 でも、それは自分の気を紛らわすためのもの。]
……は?忘れてる? いったい、わたしが何を忘れてるっていうんですか…?
[酷く、いらついた。]
(+60) 2011/08/20(Sat) 01時半頃
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寂しさは心の傷なんかじゃない……。
心の傷を表すなら、絶望。 寂しさはその心の傷が化膿して塞がらない痛み。
…朝に何が分かるっていうの…? 何を知っているっていうの…?
変な想像で話するのは…やめてほしい。 完全に痕跡を消す、って何? その言い方だと、誰かがそうしてる、ってことみたいじゃない………、ですか…。
[最後の語尾は消えそうになりながらも。]
…ご、ごめんなさい…。
[そうして、口を閉ざす。]
(+61) 2011/08/20(Sat) 01時半頃
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お互いに、同じ願いを抱いても それが形になるかはわからない そういうものでしょう、世界って
離れ離れになって、二度と会えないかもしれない 私にとってのお祭りは、別れるか繋がるか、決まる日なの
[お菓子の袋を、ごそごそ あまいもの、何かないかなぁ、と思いながら]
知りたい事を知ろうとしたら、傷つくよ 世の中には、知らない方がいい事の方が多いんだ それでも知りたいと思えるのなら それはきっと、志乃せんせーの強さだと思うけれど
(+62) 2011/08/20(Sat) 02時頃
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ああ、駄目か…。
[あれから2、3回押し込もうとして押し出されて結果力及ばず座している。必死さから彼らの表情の変化をうかがうことは出来なかった。]
ぬ…かくなる上は。
[この村に来て主に刀から鍬に持ち替えたとは言え、刀そのものを捨てたわけではなく、それを差していることもある。
たった一度だけ使って、その後もう二度と使うまいと決めたそれに手をかけようとして。また手を離した。]
やめろ。 それだけは駄目だ。 それこそが駄目だ。
[息を静かに整える。]
(+63) 2011/08/20(Sat) 02時頃
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どうだろうね、誰かがそう、しているのかもね 少なくとも私は、なんで、の回答を知っているけれど それを語る事が出来ないの、ごめんね
[ごめんなさい、と言う志乃先生 私は、傷ついてはいないけれど]
答えを知ったら、傷ついてしまうし 答えを聞いたら、苦しんでしまうし 答えを覚えたら、忘れてしまう
それで構わないなら、教えられるけれど
どうせ、夕ちゃんには話してしまったし 一人も二人も、かわらないものね
(+64) 2011/08/20(Sat) 02時頃
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…わたしは、この村のことしか知りません。 せかい、なんて言われても分からないわ。 この海の向こうのことを言ってるの…? 朝ちゃんは、ガイジンさん…なのかしら…?
[少女が話す内容のほとんどを理解することができずに頭を抱えた。 必死に搾り出した答えは、海の向こうに帰るというもの。]
傷つくから知らないは理由にならない。 知らないことで傷つくから。 それは強さではなく、人の欲です、きっと。 ……朝ちゃんの言いたいことがわたしは分からないです…。
[お菓子をごそごそとしている姿を見ながらそう告げる。]
(+65) 2011/08/20(Sat) 02時頃
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…………。
[それからも、少女の言葉を耳にして。]
……何も聞かなくても。 この空虚の気持ちのままいるなら。
わたしは その 痕跡を消した何かを憎むかもしれない。 はっきりいって、すごい迷惑……。
勝手なこと…しないでよ…。
[涙をぐっと堪えるかのように唇をかんだ。]
(+66) 2011/08/20(Sat) 02時頃
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