229 観用少年
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ケイイチ、……ぼ く……
[やめてほしいと、瞳は訴えた。 開いた唇が呼気に喘いで綴る音もまた――]
もっと、……気持ち、い……
[――否、綴る音は素直に快楽を紡ぐ**]
(-60) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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/* KAWAIIIIIIII・・・・・・・・・・・・ほんと・・・・・・ああ・・・・・・・もう・・・・・・・・えっち・・・・・・かわいい・・・・・・・・かわいい・・・・・・・・・・
(-61) 2017/10/13(Fri) 22時半頃
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[言葉は震え、どこか悲鳴じみていた。 苦痛に震え泣きそうな顔に、 途切れ途切れの言葉に、 ケイイチもまた、泣きそうに顔を顰める。
それでも、晒された肌の桃色に、 中心から滲む汁に、 今ガーディが感じているのが苦痛だけでないと解れば 自然と笑みが零れる。]
っ、ガー、ディ……。
[その強請る姿に、身体の芯の熱がまた温度を上げる。 心にもまた炎が灯って、ケイイチは少しだけ、泣きそうだった。]
うんっ…… 気持ちよく、なって…… 僕が、気持ちよくする、から。
(-62) 2017/10/13(Fri) 23時頃
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[ガーディの唇から頬、鎖骨をたどって、 その胸へと唇を降らせてゆく。 先端の飾りに優しく吸い付いて唾液で濡らし、 歯の先で軽く味わって刺激する。 かと思えば舌でその輪郭をなぞり形を際立たせるように。
中心に触れた手はあくまで柔らかく、優しく、 決して過ぎる快楽がガーディを苛むことがないように ――けれど、快楽を刷り込ませるように 繊細な手つきで、それを扱く。]
僕が、今までしてきた、のは、 生き物としての欲を満たすためのもので……
[不意に胸元から唇を離し、呟くのはそんな言葉。]
(-63) 2017/10/13(Fri) 23時頃
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……愛を、確かめ合うための行為は、 今日がはじめて、なんだ。
だから……一緒に、気持ちよく、なりたい。
[胸にまた、紅い花を咲かせる。 そうしてその顔を見つめ――柔らかく、微笑んだ。]
ほら、さっきより、入ってる。 頑張ってくれて、ありがと、ガーディ。 あと、ちょっと……。
[腰を支える手が、結合部に触れる。 既に熱は半分程が埋め込まれただろうか。 指先でそこをなぞって示すと、 ケイイチはガーディの唇に唇を重ねた。]*
(-64) 2017/10/13(Fri) 23時頃
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マジかよ、……まぁ、良いけど。
[残していると聞けば、軽く呻いたけれど、 もういいかと諦めに近い気持ちで思う。 どうせ誰にも見られるようなところではない]
ふざけんなっつの……! どんだけ、させる気だよ、
[3回ぐらい、と簡単に言うが。 正直一度後ろでイってしまうとそれが後を引くから 訳が分からなくなるから嫌だった。 ずっと達しているような感覚に陥ったこともあった。 そんな経験を思い出すと、彼の言葉には 素直に頷くことができなかった。
けれど、囁く声はそんな心を簡単に傾けてしまいそうで。 本当に嫌な声だと、思った]
(-65) 2017/10/14(Sat) 00時半頃
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[余裕など、とうの昔に奪われていた。 だから彼のものが反応していたことなど知らず。
引き抜かれる指に、彼を見る。 どうしてって、無意識に思って視線を向ける。 けれどその理由もすぐに理解した。 勃ち上がった、彼の熱。それは年相応のもの。
ごくりと、馬鹿みたいに喉を鳴らした。 まだ幼いそれ。未成熟の少年。
そんな彼に犯される自分は――――]
(-66) 2017/10/14(Sat) 00時半頃
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ぁ、あ……ッ、は、
[そこで思考は途切れる。 彼の熱に奥まで貫かれて、頭が真っ白になった。
足を抱えたまま彼が屈むから、その体勢が少しきついものになる。 それなのに、自分の熱は萎えることもなく。 寧ろ、今以上に反応しているような気さえした。
気持ちいい、その声が聞こえたならくしゃりと顔を歪ませる。 そっか、ってつぶやくようなその声は、 きっと色んなものが詰まってる。
良かったとか、良くないとか。 嬉しいとか、嬉しくないとか。
自分でもよく分からない感情が胸を包んだ]
(-67) 2017/10/14(Sat) 00時半頃
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[軽く触れた唇にそっと自分からも唇を寄せて。 彼の頬を優しく撫でた]*
(-68) 2017/10/14(Sat) 00時半頃
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コースケ、まだ36才だろ…いけるって。
[理性も矜持もかなぐり捨てた姿はみたいが。 今日はまだ取って置くかと諦めた。強要はしたくない。
が、諦める気にもならなかった。
指を抜いた時の無意識の視線がまた情欲を掻き立てた。 だが瞳の奥に揺らぐかすかな戸惑いを見て一気に侵して満たしてやりたくなった。
宣言通り忘れさせてやる。 罪悪感なんかも、取り除いてやりたい。]
(-69) 2017/10/14(Sat) 10時半頃
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……コースケ、ココ、触らなくても平気、そうじゃん。
[ここ、と告げながらまたそそり立った欲を指先だけで触れる。 ジリジリと湧き上がるのは征服欲のような心地良さ。
南方と逢って数ヶ月。こうしたくて堪らなかったのだと知った。 唇を南方から寄せられば意外そうに一瞬きょとんと目を丸くして
頬を撫でる手つきの柔さに欲望の火が灯る。]
余計なこと考えられなくさせてやるから。 ……俺もすっげー…気持ちいい、コースケ…。
[子ども相手にとでも思っているのだろう明白だった。 身体を離して片脚は掴んだまま半身をあげる。更に奥へと貫くと先程解した部分より深い部分に到達する。指で慣らしていた時の粘液が絡みついて、熱い。
先程、探った過敏に反応する部分ばかりを抉るように突き立てて夢中で腰を揺すって穿つ。
繰り返し奥を、弱い部分を交互に抽挿し穿ち抉ると性感が高まってきた。*]
(-70) 2017/10/14(Sat) 10時半頃
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/* 人形ってイけるの????というアレ。
(-71) 2017/10/14(Sat) 11時頃
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……ぅ、あ、無茶言うな……っ、あ、
[後ろだけで達すると後から大変だということは、 過去の経験からよく知っている。 だから嫌だとあくまでも首を振る。 ……それが、建前だけだったとしても。
唇を寄せれば、きょとりとした子どもらしい表情に 一瞬意識を現実に引き戻されそうになる。 けれど彼の瞳に宿る欲は消えないまま。 そんなことでまた、艶事へと引っ張られる]
(-72) 2017/10/14(Sat) 11時頃
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……っは、大した、自信だな、!
[彼の言葉に虚勢を返す。 分かっている、そんなものは長く続かないことくらい。 それでも今はそうしていないと無理だった。 彼の身体が離れて、体勢がまた変わる。 腰が浮いて、先程よりも深く彼のものが中へと押し入って。 また頭が白くなりそうになる。
質量が増している訳では無いのに、 それに中を擦られるだけですぐ達してしまいそうなのは、 彼が豪語するほどには技があるからだろう。
奥と弱い部分を交互に突かれれば、息さえままならない。 ぞくぞくと快感が背中を登って、体が震える。
早く達してしまえば、後など目も当てられないのを分かっているから、 達してしまいそうになるのをぐっと堪えて、声と共に熱い息を吐いた]*
(-73) 2017/10/14(Sat) 11時頃
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大丈夫だって、最高に気持ちよくさせてやっから。
[首を振るが僅かな迷いを見て取って声にしながら責め立てる。 もう少し体格差が無ければ胸の突起も弄ってやりたいが侵している中を責めることに集中した。
ゴクリ、と喉を鳴らす。
堪えている様がこちらを更に昂ぶるとは知らないのだろうか。]
まだそんな口利けるなら余裕あんじゃねえか。
ほら、1回後ろでイケよッ
[ガツガツと貪るように突き立てる。繰り返し繰り返し奥と過敏な部分を交互に。 自身の欲でも徐々に南方の内壁は塗れてきて卑猥な水音がした。
ヌチュリ、グチュリ。
それが一層、南方の羞恥を煽れば僥倖だとうっそりと笑む。]
(-74) 2017/10/14(Sat) 12時頃
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ほら、コースケ。…我慢しなくていいから。
[蠱惑的に悪魔が誘惑するように囁く。
ぎりぎりまで引き抜き、押し込む。一際強い刺激を与えて 腰を掴んで更に深く穿ちながらも一層激しく追い立てた。
人形であるが人間のような自分は吐息は熱く支配欲に目は濡れていた。
思うさま、責めて責めて官能の渦に突き落としてやりたい衝動が内から内から込み上げてくる*]
(-75) 2017/10/14(Sat) 12時頃
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[ぎし、と軋む身体が悲鳴を上げていた。 圧迫と肉を割かれる感覚に唇は空気を求め、 大きく開いて、けふ、と咳込んで]
ぅ、ぁ
[ケイイチの唇が触れている感覚は、 無意識にびくりと跳ねた肢体が教えてくれた。 痺れるような刺激であるのはどうしてか、 その意味すら理解は稚く及ばない]
(-76) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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……ぅ、ん
[舌がなぞる濡れた肌が緩やかに沈む。 膝ががくがくと震えて自重を支えきれず、 沈む速度はゆるりとしているとはいえ苦痛に過ぎた。
けれど、それでも。 胸に落ちた唇が囁く言葉が、その吐息が、 素肌よりも奥深い場所を擽るようで涙は零れず。 あい、に反応して視線を合わせれば、 柔らかな微笑に、とろりとした甘露を混ぜた表情で返し]
(-77) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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すき、……好き、だよ……ケイイチ……
[囁き返した言葉のどれだけが、 彼に伝わる音になったかも分からずに。
指先が触れる感触に、ひくりと震えた。 きゅっと縋るような締め付けは唇を奪われて、 内側がやわやわと扱く蠕動へと変わる。
当然のように、徐々に貫く深度も深くなり]
(-78) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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………… は、 …ァ、 けい、いち……
[膝の上に座りきり、陶然とした吐息を吐き出して、 赤い舌を覗かせ唇を湿らせ、琥珀色の双眸で彼を映して。
両腕は力が入らず役にたたないままだらりと垂れ、 だから支えは彼の腕だけだという危うい姿勢であっても。
愛しさを滲ませた瞳と、柔らかく笑む唇が彼の名を呼んだ。 続く言葉も勿論、夢の中のようにふわふわとしている]
(-79) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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くる、し……ぃ、けど …… 一緒も 、うれしい、……
[くたりとした身体を寄せて、か細く息を吐く。 好きにして、と言葉を継ごうとしたけれど音にはならず、 代わりに穿つ慾を窮屈に包んで、その先を促しながら。
理性を飛ばす彼を見たくて、自ら唇を重ねた**]
(-80) 2017/10/14(Sat) 14時半頃
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うん、好き……。僕も、すき。 ガーディが、好き……。
[好き、の言葉は優しく心の奥底に届き染みわたってゆく。 苦しくない筈もないのに、 痛くない筈もないのに、 ガーディが言葉にしたのは甘い睦言。 だからケイイチも、 少しでも苦痛が和らぎますようにと 唇に頬に耳に、祈るようにキスを贈る。
埋め込まれる剛直はその硬さ熱さを増しながら、 徐々にその内側へと入り込んでゆく。]
(-81) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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[寄せられた身体に力はなく、柔らかいばかり。 息も絶え絶えの言葉は、それでも歓びを口にした。]
っ、ガー、ディ、
[きゅ、と内側が締め付けられて、 ケイイチは熱い息を漏らす。 あまり煽るなと――言うつもりだった言葉は、 重ねた唇の合間に消えた。
求められている―― 苦痛にあえぎながらそれでいて尚、求められている! ケイイチの内側を歓喜が満たし、]
ごめ、ん。――すき。
[ケイイチはついに、ガーディを寝台に押し倒した。]
(-82) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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ガー、ディ、ガーディっ……!
[白いシーツに白い手首を縫い留めて、 本能のままに腰を打ち付ける。 未だ窮屈なナカは、抽挿するのにも容易にはいかない。 まして受け入れる側の苦痛は、どれだけだろう。 それでもケイイチは動くことをやめられない。 荒い息を零し、肌にしっとりと汗をかき、 瞳から透明な雫を零しながら―― 浅ましい獣のように、ガーディの上で腰を振るのだ。
とても、民草を導く王ではありえない様子で。 理性を欠いた分だけ凡愚にも劣る有様で。]
(-83) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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ガーディ、覚えて、これが、僕のっ……
[僕のかたち 僕のすがた もたらされる苦痛 そして今はまだかすかな快楽 全部全部、僕が与える。
――これが、僕の愛だ。]
(-84) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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[がむしゃらな抽挿のスピードが速くなる。 呼吸が殊更荒くなって、 ケイイチは倒れるように上半身をガーディに重ねる。 そうして、唇を合わせる刹那]
覚えて、それで、きみが許して。
[返答を聞くより速く、唇を奪った。 舌を割り入って絡めさせ呼吸も何もかも奪いながら、 その最奥に解き放った。
――愛、を。]
(-85) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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ぁ、アっ、……ケイ、……ひ、ぁ……
[荒い息遣いの狭間に漏れる声音は、 酷く掠れて言葉未満のただの喘鳴に等しく。
寝台に背が触れるまでの動きに、 喉を逸らせて、苛む苦痛に溺れた。 ぎちぎちと締める力は無意識で、 内側を掻き混ぜられるかのような感覚に]
(-86) 2017/10/14(Sat) 19時半頃
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っ、……ケ、イチ……
[体躯の違いに軋む身体は、 『苦痛』ではなく、『熱』かった。 軟膏のおかげで滑りはよく、 ぐちりと響く粘った音がよりその熱を煽り上げ、
ただ、名前を呼ぶことしかできなくて]
(-87) 2017/10/14(Sat) 19時半頃
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ふ、ぁ……、ん…
[唇が塞いだ言葉は喉奥に張り付いてそのまま。 舌すら奪われ、絡められ、意識も薄れて、 ただ視界だけは彼から剥がさず、熱を受け入れる。
熱い、が、痺れに変わった。 奥底まで満たす何かは直ぐに溢れて、 零れそうなほど――なのを、最後に知覚して]
(-88) 2017/10/14(Sat) 19時半頃
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/* ひょ……中身がよろこんじゃうやつ…(
(-89) 2017/10/14(Sat) 20時半頃
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