82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[主の瞳から涙が零れるのを見れば、目元にそっと口付ける。 伝う涙を唇で拭いながら……、]
愛して、い――……、
[そこから先は、吐息で掠れて。 押し寄せる快感に、切なげに眉を寄せた。]
(-352) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[思い出し始めると止め度も無く溢れて来る。
彼の死、自分の死。
あれは凶悪な魔物の群れが街を襲っていると言う報告から始まった。 倒しても倒しても数の減らない魔物に流石に苛立つ中、 同じ姿の群れに混じって、異質な魔物がいた。 熊の様な体躯の魔物に立ち向かえる騎士は少なくなっていた]
(423) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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どうかな。もしもボクが健康で健全なライマーのままで。 ドリーが今にも壊れてしまいそうな刃になったら。
…ボクは他のラーマを探すよ。きっと。
[静かに語るのは、悲しい想像の中での話。 淡々とした声に揺らぎや迷いは無く、 そんな状況になれば、想像はきっと事実になる。
けれど、そう言葉にしてしまうと、 胸の奥がきりりと軋んで少し痛かった。]
でも。探してるうちに死んじゃいそう。
[ドリベルの代わりは、きっと見つからない。 それもまた確信として得ている感覚。 僅かに緩んだ声で、笑って。想像の話を〆た。]
(424) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[疲弊していると判っていても、 堪えて欲しいとラーマに語り掛けるしか出来なかった。
万全の状態ならば互角か、何とか倒せたかもしれなかった。 だが辿り着くまでに疲弊しすぎていた。
それでも彼は頑張ってくれた。 この戦いが彼と、自分の限界だと何処かで悟っていたのだろう。 励ましながら、致命傷となる位置を探し戦い続け]
(425) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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『お仕え出来るのは…ここまでです』
[人間だった彼が息絶える寸前と同じ声が、響いたと同時に 魔物の爪を受け止めた刀身が罅割れるのが見えた。 咄嗟に出たのは]
よく仕えてくれた! 見事!
[主人として最大の礼を口にするのと、刀身が砕け、 爪が振り下ろされるのは同時だった。 だが身体が無意識に動いていた。 反射的に柄を捨て、砕けた切っ先を両手で握る。 爪が自分を抉るのと同じ勢いで、 その切っ先を魔物の眼を目掛けて突き刺した。
覚えているのはそこまで。 後は暗い静かな世界。 目覚めた時に誰かに呼ばれた気がしたのは、気のせいなのか。 色褪せない生前の記憶と今の記憶。 その狭間で1つだけはっきりしないものがあった]
(426) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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/* 他が生死に関わる話をしているというのに、絶賛ごにょごにょな流れという。 秘話に籠もってる時点でバレバレなんだろうなー(照)
本当、えろる苦手でごめんなさい…。 もう、トレイル様の文章が色っぽすぎてどうしようかと。
(-353) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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じぇ、むす、――っ、ぁ。
[後ろからだけではなく、勃ち上がっている前も包み込まれると もう何も考えられなくなっていく。
切れ切れに甘く鳴きながら、 所在ない手を縋るように彼の背中にまわす。
爪は少し皮膚に食い込んだろうか。]
(-354) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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――……ぁ、ジェ、ムス、
[呆けたように名前を呼ぶか 貫かれるたびに声を上げることしかできなくて。
彼の熱を受け止めるのとほぼ同時に 今度こそ白く――視野がスパークして、果てた。]
(-355) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[なぜだろう。 身体は痛いし、ぐったりしているし、喉も枯れているし 何だか散々な目にあったような気がする、のに。]
――幸せ、だなあ。
[呟いて、眼を細めて笑う。 視線を合わせたジェームスは何と返してくれただろうか。
ただ見つめ合っているだけでも十分で、 彼の肩に触れて口付けを強請ってみたものの
そのまま全身を襲ってきた睡魔に身を任せた。**]
(-356) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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飲もうか。薬。一緒に。
[揃って健全な心身を保ち生きられる可能性は、 薬のもたらす儚い希望に賭けるしか無い。 いくら考えても、いくら悩んでも。
静かに、確かに、決意を言葉に。]
(427) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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(主に名を呼ばれると、 何かがざわめくのはきっと記憶が曖昧なせいだ)
(-358) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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/* こんな妄想を垂れ流す。
(-357) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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もし兄さんだけに副作用が現れても、手放す気はないから。 傍に、いてくれ。
[もしかしたら、新しいラーマと組む事になるかもしれずとも。 兄を手放さなければならない理由はないはずだ。]
…………。 情けないな。俺、ずっと、兄さんに頼りっぱなしで。
[は、と息を吐いて。 力が抜けたように、兄に寄りかかった。]
(428) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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トレイルは、鳶色の目を閉じて、意識を手放した。**
2013/05/12(Sun) 01時頃
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/* タイムアップですお仕事なのですorz
ジェームスは巻いちゃってごめんね 焦らしプレイとかしたかったらエピで頑張るからね!←
(-359) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[前髪を指で分けられ、視界が開けた。 水の幕で少し滲んだ翠が眩しげに細められる。 宥められるように落とされた唇に、驚いて息を詰めたが。
顕になった翠は、想像の話を聞けば更に歪んだ。]
(-360) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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/*ドリーが健気かわいすぎてどうしたら…!!
(-361) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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そうか……。
[額はまだ、握り合った両手に付けたまま。 ケヴィンの言葉を聞くと、口元を綻ばせた。]
私は、実はずっと、不安だったんだ……。
今際の際に、あんなことを言ってしまって、もしかしたらそれは、おまえから、他のもっと優秀なラーマと出会う機会を奪ってしまったということなんじゃないかと。 あんな我儘を言って、おまえを、無理に繋ぎ止めてしまったんじゃないかと……。
おまえは、優しいから。 私はつい、それにつけ込んでしまって……。
[微かに声が震える。]
(429) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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/* 秘話の減りをチェックしてえ
何故議事は見れねえんだよ、ptの動きがよ!! がっでむ!
(-362) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[自分は確かにラーマになると決めたけれど、 漂い続けた時間は比較的長かったのだろう。
当然だ。 自分がラーマとして仕えるライマーはいない。 他のライマーを知らないわけではないが、 闇の中記憶はぼんやりしていた。
騎士でもあった自分は 仕えるものがいなければ意味の無い存在。
仕えるとしたら…どんなライマーだろう。
冷静で、得物の扱いに長けていて…そんなぼんやりした理想しか 浮かばない中、鮮烈なイメージが通り過ぎる時があった]
(430) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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『トルドヴィン様は、あの方に憧れているのですか?』
[面白そうに聞いてきたラーマを、今よりは少し豊富な表情で あしらい首を振る]
彼は私の事など知らないよ。
[その彼だけが鮮やかに闇を駆け抜ける幻は覚えていた*]
(431) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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(だから私は、闇の中で都合のよい幻聴を聞いたのだ)
[そして運命の悪戯の様に、彼と出会ったのだ。きっと*]
(-363) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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やばい
私のスゲー過去をやはり捏造しないとみんなかっこよくてこまる。 しかたないのでトルたんのおでこぺろぺろ。はあ、すきだ。
(-364) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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というかみんな凄くかっちり主従していて、 キリシマが持ってたズリエルしゃんはもっと雑な人立った想像で ぎゃっぷが。
(-365) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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……違う。 頼って、縋っているのは、私の方だ。
[寄りかかってきた、自分よりほんの少しだけ大きな身体を、握りしめていた両手から片手だけを離し、包み込むように緩く抱く。 触れる体温と、微かに感じる呼吸が、とても心地良かった。
あまりの心地良さに、塞き止めておこうと思った言葉が、するりと零れてしまった。]
ケヴィン。 おまえにとって、私は、ラーマで……そして、兄でしかないのかもしれないけれど…………
それでも、私は、愛しているよ。
(432) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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………っ、
[想像の話と分かっていても、 告げられる仮想未来>>424はとても苦しいものだった。
使えなくなった武器は捨てて新しいものを得るのは、 ライマーとして正しい在り方だ。
だけど。]
……それじゃ、だめじゃないですか…。
[仮想未来の最後の一言。 …彼が他のラーマを手にするのを見たくないのは、 死なせない、という己の楔とは矛盾するものであったけれど。 その意を汲まれたような、 落とされた言葉の裏がどうしようもなく嬉しくて。 眦を下げて、笑った。]
(433) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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そんなこと、気にしてたのか…馬鹿だな。 兄さん以上の優秀なラーマなんてそうはいるか。
前使ってた両手剣も斧も、力がいるのは同じだ。 そんなに変わらないだろ。 俺には扱いやすい武器だ。
[何でもない事だと、小さく笑った。>>429 不安など、吹き飛ばしてしまえ。]
……他の者のところ、とさっきは言ったが。 俺以外には扱えないよな。
(434) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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ズリエルしゃんの形状は?4
1片手剣 2なんかもう鎌 3れいぴあ 4槍みたいな
(-366) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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槍エル……
(-367) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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それは申し訳ありませんでした。 では今からでも詫びを兼ねて行かないといけませんね。
[思わず取り落としそうになった本を掴み、何とか体勢を立て直す。 村を束ねる村長に、なんとぞんざいな扱いをするのかと 冷たい視線を飛ばす]
我が君はこのままお待ちください。 戻りましたら腸詰と温野菜を作りますので。
[それだけではない動揺を隠す様に、早口で告げて立ち上がる]
(435) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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ん、とれいる、さ……、
[背中に甘い痛みを感じれば、幸せそうに表情を綻ばせる。 その顔も、すぐ快感に塗り替えられてしまう訳だが。
掌に触れる熱も、自身を包み込む温もりも、何もかもが愛おしく。 ともすれば零れそうになる声を隠すように、唇を貪った。]
(-368) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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