29 Sixth Heaven
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ベネットは、画面の中のラルフに青碧を向けた**
2011/04/24(Sun) 00時頃
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― メインルーム:大部屋 ― [個室から出てきて大部屋に入ると、皆が集まっていて]
あ、みんな……えっと……おはよう? こんにちは? こんばんは?
[時刻の感覚が無く、とりあえず挨拶を並べた。チャールズがコリーンの二の腕を掴んでいるのを見るも、何をしているのか分からず、首を傾げながらソファに座り、待機室を映すモニターを眺めた]
(+90) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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[一度、二度。ゆるやかに瞬いた青が、僅かに傾ぐ。 気にするなと言われれば――かくん、と一つ頷いた。 それでも、何か気にかかるのか やはり視線は男へと向いて。]
……、うん。 すき。
[効率面でも。そのほかの意味でも。短い問いに、小さく頷いて。 …しかし、青年に掻き抱かれても尚荒ぐ女の声に ぴくりと、やはり身体は退いた。
――此処へ来て直ぐの彼女は、これ程荒い言葉を使う人だったか。 曖昧な記憶でも、やはり緩やかな変化に 己が浸っていた大罪の微温湯に対する恐怖が、じわりと染みる。
これが、己達が背負っていた 一部分。 これが世界に蔓延るのだと、自覚する。 ――嗚呼けれど、やはり。 自分の欠片を引き換えに、再びは 背負えない。]
(298) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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……気にすんなって……おやすみ、マーゴ……
[囁かれた声に、翠を細めながら 眠気にとらわれた様子に 頭を撫でていた手、それを背に滑らせ 彼女の一番古い傷の辺りを撫でる。
どのくらいそうしていたか? 彼女の寝息が深くなるのを見計らい そっと、己の上から寝台へとうつす。]
(299) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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[……敷布をかけなおしてから、 寝台にいたリベラに目配せを1つ。 彼女がおきた時、鳴いて知らせてくれるように。
……外から隔絶させ、必要なものだけ用意する それは、このシステムにも似た。 ……違うのは少女が、自分で手を伸ばした、こと。]
[歪んだ世界でも彼女が笑えるなら。 例え、世界がどうなっても
……一途な思いと言えば聞こえはいいが それは、とても利己的な、もの]
(300) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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/* カメラは、画面の向こう側にある仕組みでいいのかな。 スクリーンだか壁だかに、わからないように、広角レンズの奴を埋め込めば部屋全体は見渡せる位の映像撮れそうか。
(-286) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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もちろん、存在にも理由はあります。 たまに、それを奪い壊そうとする欲深いものがいるだけです。
[続く言葉に。 うなずくのではなく、手を広げてみせた。]
5年。
それ以上は待たないかもしれませんよ?
[そっと伸ばした手は、画面に触れただろうか。 そして、それは果たして――]
(301) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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フィリップは、リベラと眠るマーゴを部屋に置き、自分は人のいると頃へ
2011/04/24(Sun) 00時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/24(Sun) 00時頃
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[名を呼ぶ声にも勢いは変わらない。 もがくように肢体を彼に押しつけ、叫ぶ喉は喘ぐように震える。 提案それ自体を頭で理解するまで、かなりの時間を要して]
…………。 ここまでわたくしが言っても聞かない奴に、どこまで通じるか。
[ぎりと歯噛みして告げる。遠慮のない侮蔑が声に乗る]
(-287) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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―メインルーム・大部屋― [未だ男に理性は残っている。会話が可能な程度にではあるが]
違いますよ。 過ぎた望み、過ぎた願いが慾になるんです。
[間近で女のつぶやきを聞いた。 一度視線が絡む。 腕を掴んだ手で其処に女を押し留めると、身をかがめて首筋に唇を近づける。 のど元にたてる牙はないけれど]
時間がたったとして……暴食色欲だけは 此処に吸い上げられるんでしょう が 他の慾は
[言葉が途切れた。 女のにおいがする。 トニーの声が聞こえたが、男は構わず舌を這わせた]
(+91) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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[パピヨンの激情を声で叩きつけられながら スティーブンは唇を引き結んだ。
頬のあざはだいぶんとひいて 瘡蓋もできているけれども 痛みは、負の思いは、沈殿する。 これがうえ、の世界なら。]
思考実験と現実は違えども 思考せねばあるはずの可能性も 見過ごしてしまうでしょう。
[彼女は孤児院を経営しているといった。 きっと、彼女の思いの向こうには面倒を見てきたものたちが、いるのだろう。]
――狂人。そうですね。 私の行動と思いはそう呼ばれるに相違ない。
[それでも。拳を握り締める。]
(302) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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[ムパムピスを見た。目礼、をする。 彼は、彼女の管理者だ。 激情に身を任すパピヨンを彼の言葉は 諌めることができるだろうか。 何を謂っても今の自分では駄目であろうから]
――そうか
[いちごがすき、と頷くペラジーに眼を向けた。]
食べるといい。誰もとがめない。
(303) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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[5年。 ラルフの示した年月に首を傾いだが すぐに微笑に変わる]
…どうなるかわかりません。 だから
[はっきりとは言えなかった。 彼と自分の間には、あの契約だけしか 存在しない間柄ではあるけれど。 伸ばした手は、裸足でモニター越しに重なるのか否か**]
(+92) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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誤っている者を責めて何が悪いというの。
[は、と吐き捨てる。 耳元で告げられた言葉に、少し沈黙を挟むも、歪んだ表情は変わらぬまま。 けれど提案に、手を引かれればそちらに赴く程度の譲歩はして]
……システムも選定を誤ったようね。 傲慢と言われ開き直る、まさにお前こそが"傲慢"じゃない!
[荒げる声はさらに強く。 次第に自身が何を告げているのか、分からなくなる。 けれど自身の正しさだけは信じたままに、それを貫くことしか考えない。 他者の、あるいは自身の欲求をも殺すために]
(304) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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―メインルーム・大部屋―
それもそうね……でなければ生きていけないもの。
[訂正するチャールズの言葉に納得したように頷き。 押し留める力に一度瞬き。 耳元――というより首筋近くでしゃべられる吐息がくすぐったい]
トニーとチャールズさんはつらい思いをするまま、ということかしら……
[途切れた言葉の先を考えていた。 トニーの声>>+90が聞こえて、視線をそちらにむける]
トニー、大丈夫? ……っ
[チャールズに向けていた意識を少年に向けようとしたときに、首筋をなめられて小さく息をのむ。 チャールズの管理者ではないけれど、男が求めるのなら拒否するつもりはなかった――ただ少年の前では別で。 慌てて離れようと身じろいだ]
(+93) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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ねえ。ムピスはそのままでいてくれるわよね? 傲慢なあいつらの味方なんかしないわよね?
[耳元で、急くように囁く]
(-288) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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― メインルーム:大部屋 ― うん、大丈夫……
[コリーン>>+93に返答するも、チャールズの行動>>+91を嫌がっている彼女を見て]
チャールズさん! お姉ちゃんに何するの、やめてよ! お姉ちゃんはチャールズさんの管理者じゃないよ!!
[ソファから降り、二人の間に割って入ろうとした]
(+94) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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――……。ありがとうございます。
[足掻く彼女の身体に、抱きしめる力を強めた。 拘束するのではなくて、宥める気持ちを込めて。 感じる体温に、今は戸惑う暇もない。 誤っている、と。その言葉に寄せた眉は、 きっと彼女には見えない。
けれど、譲歩する気配には彼女を誘導して。 待機室に赴く間、思考する。]
[「これ」が、傲慢というものなのか。 優しい「マム」とはかけ離れたような姿。 向こうへ繋がれさらに多くの傲慢を注がれたら、どうなるのか。
――……器と繋がれる事が無く、 これが世に解き放たれたらどうなるのか。]
[思考の比重は、けれど彼女の身に降りかかる事の方に、まだ多く。]
(305) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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―待機室―
――……皆、此方にいたんですか。 [メインルームの向こう。 接続されたもの、それに従った者。 全員の姿が見えれば、声をかける。
チャールズとコリーンの様子は、ぼやけた映像では はっきりと見る事は出来なかったけれど。]
(306) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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ムパムピスは、画面にか、手を伸ばすラルフにも一つ礼をして。
2011/04/24(Sun) 00時半頃
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― →廊下 ― [個室の戸を閉じ、廊下に出れば マイクを通しメインルームにまで届く声は フィリップにも聞こえて。
そう、パピヨンは、責めて良いと思った。 これから、地上に起きるであろう悲しいことを思えば それは、当然の権利だと思った。
フィリップは思いながら声のするほうへ]
(307) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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言葉だけでは。きっと、伝わらない事もあるでしょう。 ……伝わるかどうかは、わかりません、けど。
[侮蔑の声色。哀しそうに眉が寄る。 けれど、急くように紡がれた言葉には、笑みを浮かべた。]
僕は、いつでもマムの味方ですよ。
[だって。
他には、何も。持ってなどいない。]
(-289) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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フィリップは、大部屋と、そこに映るメインルームの面面に目礼1つ
2011/04/24(Sun) 00時半頃
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―メインルーム― ……そういうことですね。 私たちは報われぬまま、此処で辛い思いをし続ける。 少しは、ご褒美があっても良いと思いませんか?
[ひゅ、と空気の動きが間近で起こる。 男はうっすらと笑みを浮かべ、身じろぐ女を解放する]
小さな騎士と 我が「器」に免じて 今は、何もしませんよ。 [トニーが割ってはいるのに、両手をあげて見せ ベルナデットのほうを見やる。 丁度、待機室の映る画面のほう]
どうなるか、まだ理解出来ていない……やはり愚かな娘だ。 五年もすれば、今のお前は消えてなくなっているだろうに。
(+95) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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……、
[男の言葉>>303に、少しだけ悩んだようにして。
待機室へと移動を始める前に、その緩やかな足取りは 少しだけ遠回りをして皿の方へと近付くと、 その赤い実を、ひとつ。掌へと転がした。 青を掌の内へと向けて、しかし其れを直ぐには口にしようとせずに。]
…、えと。 もってく。
[それだけを告げて、ようやく待機室へと緩やかに歩き出す。 男へと、追い付く事が叶えば、ぱちり、と一度だけ瞬いて。 何を思ってかその上着へと、遠慮勝ちに手を伸ばす。]
(308) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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/* 正直 昨日より眠くて
落ち そう。 orz
もし沈黙したら勝手に動かして頂いても大丈夫ですorz って、先に いっておきますorz
(-290) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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こちらへ、ベルナデット [画面に手を伸ばす女に命じる。 低く冷たい声]
お前の望みは何だった?
(+96) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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―待機室につく前―
[>>303目礼に、此方も瞬きだけで答える。 ……向ける視線には、けれど哀しげな色を込めて。]
[罪を、背負うというのなら。 その現実をしかと目にして、それからなのだろうと思う。
それが、叶うのかどうか。 それはわからない事だったけれど。]
(309) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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―待機室―
……フィリップ。
[大部屋に入り、パピヨンをソファの所まで誘導して。 そこに腰掛けるよう促せば、現れるフィリップの姿。
じ、と視線は其方をみるも、 モニターから聞こえる声。耳を、意識を傾けた。]
(310) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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気狂い か
(*19) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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―メインルーム・大部屋―
他に、接続されること選ぶ人がいないのなら。 ――ご褒美になるかはわからないけれど、手助けならいつでも。
[色欲を受け止める器がいるとはいえ、健康的な女に当たり前にある欲を押さえつけるよりは協力するのを選ぶ。 だけど、それを幼い器に見せるつもりはなくて、チャールズ>>+95が開放してくれたことにほっと息を付き]
ええ、トニー、私はあなたの管理者。それは変わらないわ。
[割ってはいるトニーにありがとう、と笑みを向けて、その頭を撫でた。 モニタの向こう側と再会を誓う娘にチャールズがかける言葉には、僅かに瞳を伏せる。 だが、彼らのやり取りに口を挟むことはなくて、トニーに視線を向け]
何か欲しいものはない?
[何時もの態度で、訊ねた]
(+97) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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……。
そうか。潰さないように 落とさないように 大切に
気をつけると、いい。
[何を重ねたか謂って。 そのまま歩き出そうとした、とき。
白衣に伸ばされる手に、 振り返って、目を見開いた。]
(311) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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夢と 重なる
(*20) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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……。
[足を止めて、暫しそのまま。 一度、何かを言いかけて 唇を噛むような、 その後。
躊躇いがちに、 手を、差し出すが。 繋がれたかどうか。
どちらにせよ 待機室へと 向かい――]
(312) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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