88 めざせリア充村3
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えー……もう今日はないっていったじゃん。
[幸せ気分を壊してくれる研究員の一言。 せっかく満腹になってお風呂にも入ったのに…と 不満気に返したところで、 無言で見下ろされるだけだった。
予定がころころ変えられるのなんていつものことだけど、 こういう突発的に入るのは、嫌いなアレ。 今日は別の実験をやったからないと思ってたのに。
必ず実験には参加するようにと教えられているから、 黙ってついては行くけれど、 初めてやった時は泣いて嫌がった。そんな実験。]
(334) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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――って、おい、マジか……待て……
[研究員が手にしたのは針ではなくて小さな器具。 その先の小さな噴出口に、ボッと青い炎がともる。 近づいてくる青の炎から視線をそらしたくてもそらせなく、眼を閉じたくても閉じられなくて、めらめらと今から眼球を燃やす熱がじりじりと近づいてくるのをただ待つ。
大きく見開かれた紺の眼に、炎の先が舐めるように近づいて。 一瞬で角膜が混濁し、視界はそこで失った。 痛みもまた一瞬に。 続いて眼球が沸騰した音が、ガポリと骨を通して聞こえてきて。 後はもう、焼ける臭いがするばかり。]
(335) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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……さいあ、くだ、くそ。
[煮えて固まった眼球が元に戻るには、想像以上の時間が必要だった。 針で抉られた時よりもっと、ずっと、視野のない時間が続いた。 そして何より――初めての経験だったので――戻らないかもしれない、という恐怖が続いた。 腹をえぐられた時や、両足を折られた時や、背中を折られた時や、乱暴に臓腑をひっかきまわされた時より、周囲を認識できないのは怖かった。
さすがに常のように悠然としていることはできず怯えるヤニクに、じゃあ怒ってみろだの楽しんでみろだの意味不明な言葉をささやかれて。 その度に腕や足を深く斬られては、何かを計測された。]
くそ、気分悪ぃ……
[服を着るのもだるくて裸のまま地面に転がる。 ひやりと冷たい床に頬を当てて、元に戻った紺の眼を閉じた。 いつもなら早く出ろといわれるはずなのに、今日に限ってはそれが無いことには思考力の落ちた頭では気がつくことができなくて。
少しだけまどろんだら、部屋に戻って、朝食を食べてそれから――**]
(336) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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だからそんなんじゃないんだってば。
[苦笑まじりに返す声は、いつもよりずっと年相応だった。 先程の癇癪を起こしかけた声とはまるで違う、静かな。
ただ、少しだけ仮面を暴かれることへの警戒が混じるのは、もう癖みたいなもの]
(-250) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/26(Wed) 23時半頃
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[ぼんやりと廊下に立ち尽くしていたところ、 背後から腕を掴まれて振り返る。
そこには、本日3度目の対面となる、 お馴染みの研究員の顔。
驚き、思わず「何…」と雑な言葉を返せば 腕を捻り上げられた。]
……夜這いなら、もうちょい丁寧にさぁ…
[なんて冗談も彼らにはまったく通じず。
実験室へと連行される事となる。]
(337) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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―風呂場→自室―
……アメージングだ。
[風呂場の惨劇>>301を目にして、呟く。 うん、これは何があったんだろう。 水のほとんどない浴槽と、天井から雨のように滴る水。あ、なんかここへこんでる]
犯人、ナユタは確定として……
[水関係のトラブルは十中八九ナユタで間違いない。うん。 でも一人じゃこうはならないだろうし…… 考えるも結論は出なかった]
明日文句言ってやろ……
[結局、シャワーだけで済ませる。 ナユタめ。明日ナユタの部屋のドアノブに朝食のバター塗ってやる。
なんて、地味な嫌がらせを思いつつ風呂場を後にした]
(338) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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― 実験場 ―
[今日は動かない人だった。 台の上に、たくさんの細い管をつけられて横たわり、 管の先にはモニタがついて波を刻んでいる。 仮面を被っているから顔は分からない。]
………。
[ヤニク相手にやっているのは、コントロールの練習。 金属を相手にやっているのは、動きと腐蝕速度の向上。
じゃあこれは? 金属相手にするのと何が違うの? 同じならやらなくったっていいじゃない。 その疑問には答えるのは、いつも無機質な実験開始の合図。
手袋を外して、指先を向けるのは心臓のある場所。 内臓の位置は把握してる。この実験で、全部覚えた。]
(339) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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― 最初の実験 ―
『ここにいるためには必要なことだ。』 『他の誰もがやっている。』
[初めてこの実験をやった時。 泣いて嫌がる耳元で聞かされれば、 嗚咽を漏らそうと吸い込みかけた喉が変な音を立てた。
普段つけている手袋と同じものをつけた手に腕を掴まれ、 むき出しにされた上半身に落とされる。
ぐじゅ、と皮膚が破れ肉がただれ、 黒い液体が開いたどろりと穴から零れる。 引き攣れた嫌な声が小さくなるにつれて、その量は増えて。
声が消えて手が完全に埋まるまで、手をどかすことは 許してはもらえなかった。]
(-251) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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[自室はいつも通り、不自然な物が不自然なほど整頓されていた。
分解されたミシン パーツごとに切り刻まれた熊のぬいぐるみ 何十種類ものトランプのセット 丁寧に砕かれたティーカップ バラバラにされた球体関節人形 ウサギの骨 ……エトセトラ]
……相変わらず頭おかしくさせたいとしか思えない部屋。
[ぽつ、呟く。
僕の能力は、理解とその理解の再現に大きな影響を受ける。 だから、僕が何かを創ろうと思ったら、まずはそれを完璧に理解しなければならなかった]
(340) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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[一瞬だけ感じた温度は、自分の体温があがっていたからか 冷たく感じた。 少し力を込めるだけで、薄い体にあっけなく手は沈んでいく。 もがく体は拘束されているから動かない。 溶けた骨の隙間にある臓器まで手が触れれば、 モニタの波が不規則に乱れて。
そのまま、と指示を受ければ少し手を引いて待つ。 不規則な波が打つ度に、目の前の体が揺れて。 呻き声が耳を通り抜けて。
許可が出て、ぐ、と強く手を押し付けたところで、 静かな線になった。
いくつかの指示の後。 目の前に“次”が用意される。]
(341) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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あ、本当だ。
[うん、ラッキーだ。 適当に席を座れば、取ってくるよと言われたので、ちょこんと席に座ってぼんやりとオスカーの姿を目で追う。
受け取ってメニューをみれば、 目玉焼きにハンバーグ。うさぎりんご。]
ん、いただきます。
[お肉。 ふっと、あの臭いと焦げる音、焼ける光景を思い出してしまって。 小さく呟いたのち。
頂いた。ご飯は残さず、です。]
(342) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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―廊下― [実験は成功とも言えないし、あれだけの器物を壊しておいて失敗とも言えないらしい。
が、そんな事はどうでも良かった。気を緩めたら泣きそうになる程の感情を持て余しながら廊下の壁を伝いゆっくりと歩いていく。
実験が始まる前に見た兄の心配そうな顔を思い出して>>326 心配させないようにしないと、泣かないようにしないと、頑張らないとと言い聞かせてはみたものの。 兄の顔を思い出せばだすほど、自分に言い聞かせれば言い聞かせる程に視界がぼやけた。 果たして、誰にも会わずに自室へ帰る事はできただろうか。]
(343) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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[だからって、ねえ? 明らかに精神を病んでるとしか思えない部屋を見回す。 これは、ないでしょ。 分解させられた、したものはすべて部屋に几帳面に並べられている。 すぐに思い出せるように、とのことだけど精神攻撃を受けてるとしか思えない。
あるいは、本当に精神を壊したいのかも知れないけど。 心を亡くした兵士に仕立てる、ために]
……
[余計なことは考えるのをやめる。 ため息をついて、最近日課にするよう命令された拳銃の分解組み立てを始めた。
割りと拳銃はこのメカニックさが嫌いじゃないけど、使うシーンとその結果をまだ理解できてない]
……ねむ。
[ふあ、と欠伸をして、ベッドに寝転がった]
(344) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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あは、モニカも紅くなって可愛い。 ……モニカの肌も、香りも、温かさも、全部気持ちいいよ。
[そう口にすると何度目かの口づけを落とした。 驚いているモニカの口唇を舌で割り、中へと潜りこませていく。 まずは歯を次に歯茎を舌先で突き擽りながら己の唾液を滴らせていった。
お腹を撫でる手指は次第に胸元へと上がっていく。 真似して己の腹の上を這うモニカの手も酷く心地好く、自然と男の部分が存在を主張し始めた。 身体を密着させていれば、それはモニカに伝わっただろうか。
胸の膨らみを覆う布を上にずらそうと指をかけ、ゆるりと隠れた果実を露わにしようとした]
(-252) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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/*おいしくオスカーに頂かれたいです。どうぞ食べてください(首かしげ) エロル引き籠りたい、同意、超同意です 紅くなるオスカーが可愛いです。(はぐはぐ
ちょっと間に合わないねー。加速していこうかと思います。 オスカーにゆっくり食べられたいのです。(ごろごろ
(-253) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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[実験が終わる頃には手はどろどろになっていて、 有無を言わさず洗浄室に押し込まれた。]
……せっかくしーちゃんが洗ってくれたのに。
[ぼそりと呟く音は、叩きつけられる水粒の音で掻き消されて。 実験室から放り出された頃には、 ふわりと香っていた石鹸の匂いも全部消されていた。 せっかく楽しい気分だったのに、 一緒に全部流されていってしまったような。]
新しい手袋ほしい。 お風呂でもつけたまま入れるの。
[いつもより抑揚のない声で、今まで何度かした注文を。 返ってきたのは、扉が閉まる音。]
(345) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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/*(表の)
(-254) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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[冷たい床の上。 まどろみの中で白い手を握る。
それは昨日見た夢と同じ光景。 これから先の事など知らない無意識が見せた、夢。]
(-255) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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/* んー、ゆっくりはエピでしましょうか(やりたいらしい)。 僕は表が凄惨でもいつでも美味しく頂けるのですが←
それじゃあ、少し巻いていきますね。
モニカが可愛くて背後霊が現実逃避し始めた(なでりこなでりこ
(-256) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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/* (表か)
(-258) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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/* くそう、素敵秘話投げてくるな、ヤニク…… もうちっと絡みたかったけど、墓下までお預けかしら?
(-257) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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ごちそうさま、でした。
[なんとか食べて、片づけに席を立つ。 オスカーも食べ終わってたら一緒に片づけてしまおうと一言声かけただろうか。]
(346) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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― 実験室→自室 ―
[途中で誰かに会っただろうか。 口数少なに表情も乏しかったから、 眠いのかと勘違いされたかもしれない。]
…………。
[自室に入って、しばらく洗面所にこもる。 それからベッドに転がって、枕を抱えて丸くなった。]
もったいなー…。
[呟いて、机の上に取ってあるクッキーの包みを眺め。 そのままゆっくり目を閉じた。*]
(347) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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― 実験室 ―
[連れ込まれた部屋ははじめから暗かった。 こんな事は今まで無かったと訝る間も無く、 一寸先さえ見えない闇の中へと 力任せに突き飛ばされ。]
………ッ ァ ?! …ッ、
[気付けば、水の中に居た。
闇に閉ざされた視界からは 自分が置かれた状況は解らないが、 おそらくは水槽か何かに落とされたのだろう。]
(348) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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…………ッ !!! あ゛、
[必死で浮き上がり呼吸を求めたところで、 水槽の縁から、電気を流されたようで。 全身を貫く痛みに、一瞬、呼吸が止まった。
電気に満ちた水の底へと身体が沈み、 全身に与えられる強すぎる刺激に誘発されて 薬によって高められていた力が、溢れる。
水面が青白く光る。 先の物とは比べ物にならない程の痛みを感じる。
幸か不幸か、 俺は、いくら電気を流されても死なない。]
(349) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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/*いえす、表なのです
同じく表がバトルロルで回しつつ秘話でエロとかでも美味しく…頂かれる? のができますよ。
(-259) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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[>>342ハンバーグを口に入れ咀嚼しながらモニカの表情を見ていると少し浮かない感じだった。 少し考え、うさぎリンゴを一つモニカの方へと移した]
あげるよ、リンゴ美味しいから。
[どうしてうさぎリンゴになったかは分からないが、リンゴは美味しいのだから大丈夫。
>>346食事が終われば食器を厨房へと持っていき、再びモニカに手を差し伸べ一緒に帰途についただろう]
(350) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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[洗面所で、夜に食べたものを全部吐く。 あの実験の時は、なぜか空調をあまり働かせてくれない。 その臭いにどうしても慣れない。 自分が作り出すものなのに。
実験場で吐くのは嫌だ。こんなの人に見られたくない。
えづいて、出すものが全部なくなって。 しばらくその場でぼうっとしてから、ふらりベッドへと。]
(-260) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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[その後は、 自身が放つ雷電に身を撃たれ、呻き、溺れ、 掬い上げられてはまた同じ事を繰り返し。
夜の間ずっと。ずっと。
完全に意識を失うまで、それは繰り返された。
落ちる間際の頭に過ぎったのは、 今日あった事、会った人、聞いた声、感情、幸せ。 そういったものが掠れて消えて。
俺は、完全な闇に呑まれた。**]
(351) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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/* 何の問題もなくお部屋へと――
わーい、美味しくいただきます(むぎゅり)
(-261) 2013/06/27(Thu) 00時頃
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