15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/17(Sat) 21時頃
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セシルさんも、外に向かわれるのです? よろしければ、一緒に向かいましょうか。
[エントランスを出る前。 背に聴こえた言葉に振りかえり、問いかけた。]
(390) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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セシルは、誰がついてきてもこなくても、足は城下町のほうへ。
2010/07/17(Sat) 21時頃
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[ヨーランダと話している間に、 フィルがホリーを連れて泉に訪れるだろうか。 「見つけられたわ。」短くフィルへと報告をしてから 先程まで ひと に警戒を見せていたホリーを見る。]
―――…ホリー…
お水、ここにあるの。 …飲んでもいいって。
[ヨナを窺ってから、そう言って。 ホリーへと控えめな手招きをした。]
(391) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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>>389
そう……それは哀しいこと。 だけど、ここの水は、
そういう意味では 私とシィラのものかもしれないけれど……。
[そこで一旦言葉を切ってから……。]
誰が飲んでもいいの。 こんこんと沸いているから……。
[かつて、栄えたこの城下町は一夜にして地獄となった。 想像以上の数の異形が、大河のように押し寄せたのだという。
彼らは肉なるものを食べ、そして、食い尽くすと、また大河のように流れ去った。]
(392) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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[苦しくもそれは、城下町に流れた魔女の伝説が、 一人の女を魔女として殺した晩だったという……。
そんな御伽噺のようなことが、そんな時代に起きるなど…。 だが、それは起き、栄えを主とした街は、一人の罪のない女を皆で処刑したという。]
(-48) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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―城下・広場― [核を刺した刃は、どくり、と脈動した。 なにか熱いような感覚が、身体に浸透していく。 やがて異形が粒子となって崩れ落ちれば―― しゃがみこんで、その粒子の中に手を突っ込んでかき混ぜる。]
―――……、 あるはず、ないか。
[ヒルに似た小さな白い異形が、どこからともかくわらわらと這い出してきて――異形の花の血を、吸い尽くしていく。それは汚れを清めるように、そして]
[>>388 最初に聴こえたのは歌声だった。 歌う異形もいたけれど、その声が口にした問いは異形らしくはない]
悠長な、質問…… だね。 ――……でも、似たような、もの かな。 [静まらない呼吸に言葉は途切れ途切れになる、 顔に散っただろう返り血をスカーフで拭って振り返った。 ――壊れかけの世界に溶け込むような色のその長い髪が、風に靡いている]
(393) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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[泉にたどり着くと、そこには。 女が二人、異形がひとつ。 女の片方は、エントランスで見掛けていた。
すぐさまとった警戒の姿勢に対し、 女はこちらに手招きしてくる]
……、?
[――まただ。 敵意のない声。]
(394) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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―泉の傍―
[>>392 そんなことをふと、思い出す。]
――…フィル…その子は、だあれ?
[>>391 ホリーという異形化しつつある少女とフィルが現れれば、その子のことを尋ね。名を名乗って……]
――…水をどうぞ。
[その後ろでエンジェルシィラはおとなしくしている。]
(395) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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では、参加枠締め切ります。
みなさまよろしくお願いいたします。
ちょっとパティさんが心配なのですが。
(#19) 2010/07/17(Sat) 21時頃
セシルは、チャールズの言葉に足を止めて、ええ、ご一緒に、と頷いた。
2010/07/17(Sat) 21時頃
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―城下・広場―
[>>393見えていた赤い色は、青年らしき姿がこちらへと声をかけるころには消えて。 振り返ったその顔は異形のようには見えず、ぱちり、色のない瞳が瞬く]
にたような、もの?
[応えがかえってきたことに、その内容に不思議そうに呟き。 ぼろぼろの外套と、その左腕へと視線を向けてから、改めて青年をみやる]
――異形のようで異形じゃないお兄さんは、ここの人?
[吹き抜けていった風が灰色の髪をさらっていくのを手で押さえ。 悠長だといわれてもまた、質問をむける]
(396) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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チャールズさん…は、何処か、行きたい場所は…?
[首を傾げて尋ねた]
(397) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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ご一緒頂けるなら、ありがたいです。 1人より、2人の方が、きっと安全でしょう。
[セシルの是の言葉に、チャールズは彼との間を詰める。 そして、歩調を合わせながら、外へと向かおうと。]
セシルさんは、外へはどのようなご用件で?
[用件次第では、先にセシルの手伝いを申し出ようとする 言葉裏を滲ませた問いかけを、また一つ。]
(398) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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―中庭― >>387>>391>>395 [歩きながら、零れる言葉に相槌を打ったり、視線を返す。
中庭に着けば、マーゴもここを見付けられたらしい。 ヨナとシイラ、ソフィア達を順に見る。]
……そこで会った
[ホリーの事を問われれば簡潔な返事。 ちらりとホリーを見遣った。 自分で名乗れと言わんばかりである。]
(399) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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ヨーランダは、マーゴ>>389の問いには、見たとおりです、と小さく答えた。
2010/07/17(Sat) 21時頃
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>>392
―――…仕方が…なかったの…
[その時のことを思い出したのか、 胸元に手を置いて沈痛な表情で目を伏せ]
…シィラ、
[そう呟いて異形を見る。 シィラを見る瞳に警戒の色はなく]
ヨナ…あなたは、 誰かとここに…?それとも、 この子と、ずっと一緒に…?
[水が沸いていると聞くとホッと安堵の表情を浮かべ、 それから両手をそっと泉に差し入れる。 冷たい心地よさに瞳を細めると水を掬って 零さぬように口許へと運び、ゆっくりと飲み干した。]
(400) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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[返事を待つ間に、小さくLalalaと歌を口遊む。
いつでもどこでも歌うのは――それを望むモノがいるから]
(401) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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/* 自分で決めたト書きルールど忘れてどうすrrrrr
せっかく復帰できたというのに眠いのだわ…orz 取り戻せるかしら、もう少し がんばる。
(-49) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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[問いかけが被った>>398ことに、くすり、とひとつ笑って]
私はお腹が空いたので、適当に食料調達と…。 あとは……妹を探しに。
妹は何処にいるのかわからないので……おそらく…あちこちを歩きまわるだけになりますが…。
[それと、と前置いて]
私は戦うのは苦手です…。 今まで命を狙ってくるような異形に襲われたことはありませんが…もし遭遇したら、役に立たないと思ってくださいね。
(402) 2010/07/17(Sat) 21時頃
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[>>396 反芻する呟きに疑問の色が見えれば、ゆるり立ち上がる。女の視線が左手へと降りるのには、反射的に腕を隠しそうになってしまったけれど、そんなことは今更で]
……一応、ここにお世話になってる、 君は……まだ見たことないと思うけど。
[自ら切った傷のある右腕の袖を下ろす、 一人ならともかく、今は異形を引き寄せるわけにはいかない]
……ああ、もし水を求めてきた人なら、 もう少し先、お城まで行かないと、駄目だよ?
[崩れかけの古城を指差せば、 少しだけ傷が痛み、小さく眉根を寄せた]
(403) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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[暫く二人を見つめた。
フィルの様子と、異形が側に居るところを見て。 警戒を緩め、少しずつ近寄って行く。 近寄ると、もう一人影に隠れて居たのに気付いた]
ヨナ、か。
…ホリー。
[またひとつ、名前を覚え。 自らも名を名乗る。
ヨナと名乗った女が、 水をどうぞと言ったのを]
…水は、貴重では、ない、のか。
[この場所は、おかしなことばかりだ]
(404) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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─中庭─
[中庭に飛び降りた後、そこにやって来た者に気づいた様子はなく。 泉の傍のものたちには、やほー、と言って、手を振った後、また思索に沈む]
……ううん。 見たことあるんだ、あるよね。
あの子みたいにわらうの。 何て言ったかなー……?
[中庭をあちらこちらへうろうろとしながら。 考えていたのは、『花』の名前]
(405) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/17(Sat) 21時半頃
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[(>>402)問いかけが被った事に、チャールズもまた微笑む。 再び言葉が重ならぬよう、先にセシルの答えを待った。]
戦えずとも、危険を察知するには、2人の方が佳いでしょう。 後、荷物を運ぶにも……―――。
[あえて妹に触れずに置くのは、今までのセシルの言動に 少しばかり思うことがあったからだ。 一気に踏み入れるには、どこか危ういと感じていた。]
私は、ベネットさんに服の調達と薬と 嗚呼、フィリップさんの喉によさそうなものがあれば そのようなものを探しに行こうと思っております。
[そして、自分の目的を告げた。]
(406) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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―城下・広場― [>>403立ち上がった青年を軽く見上げて、その応えにちいさく笑む]
そう。ならここの人。
あたしは今、来たばかり。
[歌うように言葉をつむぎながら、自らつけたとは知らぬ傷が隠れるのを色のない瞳が見る。 もう少し先、と、指し示す動作につられて遠くの城へと視線が向かう]
ありがとう、お兄さん。 その怪我は、治療しないの?
[城の位置を確かめてこくりと頷き。 青年に視線を戻した]
(407) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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[歌声には一度ちらと、女を見やる。
昔は心慰められたこともあった気がする――けれど、 今はただ“歌声”としか、認識できなかったのだ。
――左の肩が酷く熱を持って、脈打つように疼いている]
(408) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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>>400
――…私は、一度ここから連れ去られて、 そして、またここに戻ってきました。
それから、ここの水とシィラとともに……。
[マーゴが水を掬うのを見てから、ホリーを向きなおる。>>404]
水は、貴重、だから、 一人ぼっちにならないために…こうしているの。
ホリー……
[聴いたばかりの名を返す。]
(409) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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ヨーランダは、ソフィア>>405n姿を見れば、やはり、名を問い、名乗った。
2010/07/17(Sat) 21時半頃
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[中庭の、少し離れた場所で少女が何かを探している。 夢中になっているようで声は掛けられなくて、 時折そちらにも視線を向けながら]
[自分の声に敵意が含まれるか否か等わかっていない。 あれほど警戒をしていたのに。 異形が傍にいるのにホリーがこちらへと近づく様子に ホリーへと瞬いてから、フィルを見た。]
……不思議
[あの時の会話で何か通じるものがあったのだろうか。 その言葉を思い出すと少し目を伏せるけれども。]
フィルは…すごい人 ね、
[ぽつりと。]
(410) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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[ホリーが彼女達に近付くのを見て、踵を返し。]
……俺は戻るな
[ソフィア達に軽く手を振り、城の出口に向かう。]
(411) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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[そうやっている内に、泉の周りにはひとが増えていて。 ひとつ、瞬いてから、そちらに近づいた]
驚いた、いつの間にか、ひとが増えてるんだ。
[気づいてなかっただけ、という事は考えない]
みんな、水、探しにきたのかな?
[ゆる、と首を傾げながら、誰に問うでなく、疑問を投げる]
(412) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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ヨーランダは、そのまま、彼女らの話を耳にしながら、シィラの尻尾をなで始めた。*
2010/07/17(Sat) 21時半頃
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>>407
――そうか、よかったね。 無事なうちに、ここにたどり着けて。
[自己紹介でもすべきところ、であったが、 ポーチュとの会話を思い出して、少しばかり躊躇が生じた]
……あ、俺はラルフ。 治療は、別に……放っておけば治るし、
そもそも、治療とか出来ないし。
[と、左腕を持ち上げる。生身の右腕に傷をつければ、凶器でしかない左腕で治療などすることは出来ない。それは常のことなのだと示せば]
……早く、ここから行ったほうがいいよ、 また、血の匂いで異形くるかもしれないし。
[歌う女をそのように促した]
(413) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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独りぼっちは、いや、なのか。 死んでしまっては、意味が、ないのに。
[そう言って、 思うのは生き物の血肉を食す日々]
…お前が、良いと…言うのな、ら。
[左手で水を掬い、口に運ぶ。 純粋な水など、 最後に口にしたのはだいぶ前であった]
(414) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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そう…ですね。荷物運びは、お手伝いします。
[これが邪魔だろうか、と一瞬、手のヴァイオリンを見た。 しかし手放す気にはなれず、口にもしないでおいた]
ああ……ベネットさん…彼は、大丈夫ですか? 具合が悪そうに見えましたが…。 フィリップさんも…確かに喉が悪そうでしたね…。
[つい先程のことなのに、思い出すように二三度頷き]
薬があるかはわかりませんが、着替ならば…城下町のほうに…色々あると思います。
……人の家から色々持ち出すことになりますが、大丈夫ですか?
[そう問うのは、チャールズの十字架に気づいたからか。 盗みを働くことになるが…と、一応、気遣いを見せた]
(415) 2010/07/17(Sat) 21時半頃
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