181 アイスソード伝記
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[それはとある小隊の――**]
(7) sin 2016/01/30(Sat) 01時頃
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(8) sin 2016/01/30(Sat) 01時頃
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[力強い蹄の音が聞こえる。
駆ける風は麦の穂をゆらし 若いどんぐりの木の枝葉をさやめかせた。
肥沃の土は蹄を柔らかに受け止め 休む馬は澄んだ水で喉を潤し、柔らかな草を食んだ。
丘を越えればもうすぐ海が見えるだろう。 風に潮の香りが混じった**]
(9) sin 2016/01/30(Sat) 01時頃
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(10) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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[歌が、流れている。]
(*7) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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la la la
That's an empty glass. What to pour depends on you.
Water, milk, juice or wine?
" What do you drink today?"
An empty glass is there.
Well. What will I choose today?
(*8) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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A cold drink passes through the throat. You seem to be in my side.
" Is it as hoped?"
The one there is an empty glass. It's my face to suit a glass.
As she's always there ─── …
(*9) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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On some days, I asked.
Are you happy?
The one there, an empty glass.
Seen one was my face.
" Are you happy?"
I was asked.
(*10) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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── If you wish, I'd like to respond.
[海辺に止められたエアカーのラジオから 軽快な音楽に合わせて歌が流れている。]
(11) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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[遠く水平線を臨む道のガードレールの傍には 黒いドレスの少女が立っていた。 その手元から、たんぽぽの綿毛が ふわりと飛ばされていく。]
I'm an empty glass. I can change to everything ───…
[寄せ来る波を眺める少女はひとりきり。 音楽に合わせて歌を口づさんでいる。]
(12) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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A liar isn't here. If you wish that.
" I'm loving you".
You can doubt that. You can believe it.
The one you saw is true── Please make it free.
(13) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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[風に乗って歌は流れて、空に消えていく。
I'm an empty glass ──What to pour depends on you
白金の髪を結う少女のリボンが、 風に撫でられて揺れている。]
(14) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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Happiness, the grief and delight depend on you.
" I'm happy".
How is that heard? The one you saw is true.
(*11) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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── … I'm happy
[She laughs.]
(15) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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[タ ララ、と、流れていた曲が、 フェードアウトしていく。
海を眺めていた青い瞳に、 緩やかに瞼が被さった。]
(16) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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[呼ぶように、小波の音がしている**。]
(17) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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(18) miseki 2016/01/31(Sun) 01時頃
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─ セブンダウンユニバーシティ、研究室 ─
結局のところ我々の科学力といってもだね、 過去の天才秀才が幾ら努力してきたといってもだよ、
「エア」の創造すら出来ていない!! まったく、古代の魔法だとか言えば満足だろうがね、 じゃあその再現といったら、まあこれが情けない話だがね。 今のところ劣化レプリカが関の山───
…ああ、君。笑うところじゃないぞ。 レプリカだってそりゃあ大したものさ。 何せこれまで人類はエアの"ニセモノ"すら作れなかったんだ! 精々がAI、これだって「エア」には遠く及ばない。 それに比べたら……おっと、話が逸れたな。
そもそも人類の───…
(19) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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[延々と続くレオナルド教授の話に、 サイラスとイアンはそっと目を見交わした。 先ほどから、もうずっとこの調子で話が続いている。
漸く話が終わったのはそれより小一時間も後の話だ。 廊下に歩み出た二人は、思わず同時にほっと安堵の息を吐いた。 それに顔を見合わせてしまって、くつりと笑う。]
(20) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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ああ…、お疲れさまです。 レオナルド教授の話はいつも長くて。 もっとも勉強になりますから、ありがたいのですが。
[ですがイアンさんもいつも大変でしょう。と、 サイラスは──研究員サイラス・ウィリデは温和に微笑んだ。 いいえと同じく笑って首を横に振る記者に、そうですかと頷く。]
なら宜しいのですが。 いえ、僕は別段なにも。だって今日やっと、 アイスソード「オーレリア」に会わせて頂けるんですから。
[楽しみですと明るい笑顔を見せ、サイラスは窓の外を見た。 窓には緑の葉がきらきらと陽光に煌いている。 そのように投影された映像に目を細め、二人は廊下を歩んだ。 歩調は気分を反映してだろう、少し、早い。]
(21) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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[そう、漸く今日サイラスはオーレリアと会うことが出来るのだ。 以前「ワールド・ギジ」の編集長イワンに話を聞き、 彼の部下の記者イアンに骨を折って貰って漸くの実現である。
二人が向かう部屋は、学部違いのサイラスの研究室だ。 研究室には簡易な応接設備の他、データチップ棚やらコンピュータやら、あとはアナログにも本棚まで置かれている。 早足に廊下を歩み来た研究室の主は、そのドアを些かそわそわと開いた。]
───歴史研究家というのは、
[ドアを開いてすぐ、本棚がある。]
(22) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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どうにも、こういうものが好きになってしまいまして。 紙を捲る感触ってのは、なかなか悪くないものです。 本棚というのは、まあ…個人的な趣味なんですけどもね。
[そう、照れたように説明しながら彼を部屋に招き入れた。 けれどそれも、どこか上の空といった風情だ。
そうして既にやって来ていた「彼女」へと目を向けた。 白金の髪が光を受けて艶やかに輝く。 憧れてきた「エア」───その姿に、瞬時、見惚れた。]
(23) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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─────…あ …、
(24) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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彼女が"アイスソード"
本物の……、
───── オーレリア 、 か。
(*12) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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───…、
っ、ああ!すみません、お待たせを致しまして。 ええと……、オーレリアさん、あの、
…───はじめまして。
[どう声をかければいいかを少し迷う時間を置いて、 サイラスは彼女の名前を呼んだ。 お辞儀して返す頭に黒いリボンが揺れている。
それに少し、はにかんだように笑ってしまってから、 イアンにもどうぞと些か慌しく席を勧めた。]
(25) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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漸くお会い出来ました。 貴女にどれだけお会いしたかったか…!
…っと、すみません。 僕がご紹介頂きました、サイラス・ウィリデです。 あ、えーっと歴史上のウィリデとは関係ありません。 これは良く聞かれるんですがね。 僕の母が歴史好き…というか歴史マニアで。
父との出会いからしてまず、 「貴方の苗字は歴史上のウィリデに何か関係あるの?」 ──── だったということで。
[ここまで一気に自己紹介を済ませ、 ははと苦笑の形に眉を下げてサイラスは小さく肩を竦めた。]
(26) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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[ウィリデ。と小さく名が呟かれて 青い目が青年の顔を見つめる。
ものといたげにかしいだ小首は、 ああ。と先に疑問を察したらしき青年の説明に そうでしたか。と、得心の頷きに変わった。]
──── 私にとっては、 懐かしい名前ですから。
(27) miseki 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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[思い出すように、または、 かつてと彼との差異を見つめるように 湖色をした瞳は緩やかに瞬き、]
…こうして残るものがあるのだなと思うと、 感慨深くも思います。
[話の種になる。と言った青年に "少女"はそんなことを添えた。]
(28) miseki 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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…、はい。
[不快げな風を見せぬ反応に、 微かにほっと息をつく調子で言葉を続けた。]
母の趣味のおかげで、僕の名前もサイラス。 そう、あの「サイラス」ですよ。
……ひどい話だと思いませんか? 幾ら歴史上の人物とはいえ、早世した悲劇の人ですよ。 それを自分の息子の名前にするなんてね。 もっとも、僕もその影響を受けてこの有様です。
けれど───…
[言葉を切った空色の瞳は、湖色の瞳を見つめて柔らかに瞬き、]
(29) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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…けど。
貴女にそう言って頂けるならば、 この名も、そう悪くないなと今は、思います。
[微笑みを淡く乗せて続けて、サイラスは少し姿勢を改めた。]
(30) dia 2016/01/31(Sun) 03時半頃
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