45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜
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[桜の幹に凭れかかる。 じっと、何かを聞くように。]
……ッは。
本当に、薄気味悪ぃな、おまえは……。
[見上げた枝に、花はどれ程開いているのだろうか。]
(4) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 00時半頃
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/* `;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!! セシルの想い人って……!!!
(-5) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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/* エリアスがLWじゃなければ、襲撃は可能じゃないかな? とかなんとか。 もう一人は分からないですけどね。
お魚さん何処だろーヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
(-6) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 00時半頃
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/* 間違って襲撃してしまったー!? と思って、ちょっとテンパったぜ。ふぅ。
妖精さんのインターフェイス、確認してきました。 寿命が決まってるってこういう事か…。
(-7) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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/* そ こ か ! !
お魚さん何処だろー(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ 煮魚食べたいo< ・ω・ >oビローン
(-8) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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[黒髪の青年が消え、代わりに薄紅色の花弁が舞う。>>3:56 青年が消える前、女性がその腕を掴み――その姿も掻き消えるように。>>3:64
確かに、そこにいたのに。]
吸われた、の? それとも……。
[夢から覚めたのか。
どちらにせよ、この状況を受け入れている自分に驚いて。 桜を見上げる。]
(5) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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[まだ足りない。 もっと欲しいと、桜が嘆く。
その声が、頭に直接響いてくる。]
……チッ、うるせぇなあ!
だったら好きなだけ食えばいいだろ!
(*0) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
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もっと欲しい、って、何を。おいでって、僕たちが。
[それを聞くだけだと、僕たちはここに呼ばれた、っていう説の信憑性が一番高くなる。 呼ばれたなら、理由があるはずで。ぼくはそれを知りたいと思ってた。 あそこから引き離してくれた、この桜の意図を。]
そう、だよね。 もし夢だったら、欲しい、のも、全部、エリアスの声ってことになる。 それに覚えはないなら、夢じゃないのかな……
[それでも、どこか実感が薄いのは。 自分が居場所をうつる、というのにあまりにも現実味がなさすぎたからか。 いや、もっといろいろな事柄が、現実味がないのだけれど。]
(6) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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魂の牢獄……牢獄。 逃れられない、か――エリアスは逃れ、たい?
現実と違わない世界だから、現実に帰りたい?
僕を救ってくれる人はここにいないけど、僕を苦しめる人も、ここにいない。 僕は夢じゃなくても、ここは気持ちよく、感じるけど。
[風が吹く。桜がざわめいて、また少し花開く。 瞬いて、視線を向けたその向こうに。]
[人影が足りなくなっている。]
(7) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[彼と、それから彼女が風に
花びらに浚われるようにして消えてしまった場面は見逃した。
けれど]
……こんなに、少なかった?
[周りにいる人たちの数が減った事に気付かない訳がなく。 ぽつり、息吹いた*不安の芽*]
(8) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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マーゴは、樹の根元に座ったまま、花々の合間から月を見ようと*
2012/03/15(Thu) 01時半頃
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あ、れ。
[見間違いじゃ、ないよな。 もう一度瞬いて、でもやっぱり数人、足りない。 空いている手で目を擦っても、増えたりしない。]
なに、どうなって…… エリアス、何か、わかる?
(9) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[黒髪の少女が不安を口にするのを聞けば、フンと鼻を鳴らして失笑し]
夢から覚めちまったんだろ。
……じゃなきゃ、桜に喰われでもしたか、だ。
[頭の中に響く声が、もし、真実であるのなら。 溶けるように消えた人達は、皆───]
(10) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[気付けば、来た時よりも人が減っている。 その代わり、蕾は膨らんで。
もし、本当に桜が“共感”して吸っているのだとしたら。 あの二人もまた同じ感情を抱いていたのだろうか。
そうだとしたら。 きっとこの蕾が満開になったら、此処は哀しい色に染まるのだろうか。]
この桜は、私たちを食べる為に此処に呼んだんですか?
[奏者から借りたままのハンカチを握り締め、聞こえてきた声>>10の主へと問いかけた。**]
(11) 2012/03/15(Thu) 02時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 02時頃
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…何を、かな。体をかな、心をかな。 そのどちらをも……かな。
[>>6聞き返された言葉に対し、小さく呟いた。]
私は―――逃れたい。
弱い私には… 過去を切り捨てる事も、受け入れる事も出来なくて。
叶うなら、過去に戻りたいけど…
[と哀しそうに顔を曇らせる。]
(12) 2012/03/15(Thu) 02時半頃
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元の世界に帰っても辛い思いが続くなら、 "夢"の中に居た方が、気は楽なのかな?
のぞむがここに居たいと願うなら、 私がこの世界を悲観しちゃ、だめだよね。
[こうして人と対話出来ることを、有難いと思った。 確かに、彼の言うように、ここは悪い事ばかりでは無いのかもしれない。
そう考えていたところで、頭の中に「声」が響く。]
(13) 2012/03/15(Thu) 02時半頃
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『 』
[一瞬、全ての音が止まったように感じた。 そして、耳元で囁く声だけが、ハッキリと聞こえる。]
(*1) 2012/03/15(Thu) 02時半頃
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[『次はお前だ』と名を呼ばれた。
繋いだ手はそのままに彼から視線を外し、声の方を――桜を見る。 最初に見た桜の姿は、まだ蕾が多かったと記憶しているが、咲き綻ぶそれは数を増していた。 そして、その周りに居たはずの人影は、数を減らしている。
桜の花へと身を窶せば、何もかも、忘れられるのだろうか。 そもそも、消えたら何も残らないのかもしれないけど。]
……次は、私が選ばれた、みたい。
[>>9彼に返す声は、得体の知れぬ恐怖から、微かに震えていた*]
(14) 2012/03/15(Thu) 02時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 02時半頃
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[すっと、浮く様な感覚に彼女の薄氷の様な瞳は開かれて。 その時には、もう既にわかっていた。
気付けば、大きく枝を伸ばす桜の枝の上木の幹に背を預ける様に其処にいた。 座っていると、表現しても良いのかもわからないが。
もう、風は彼女の長く豊かな銀糸を揺らすことも無いのだろうか。 彼女が、その瞳をその髪と似た輝きを放つ月へと向ければ、ゆらり、舞う様に揺れた。]
(+7) 2012/03/15(Thu) 02時半頃
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貴方は、月が好きだったわね。
[初めて彼に会った時、照れたように彼が棚に並べられた本から手に取ったのは、名も知らない写真家の写真集。
その表紙は、夜の海に浮かぶ月。]
(+8) 2012/03/15(Thu) 03時頃
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[その写真を撮った街は、観光地でも何でもない、海を隔てた先にある小さな小さな港町。
いつか、その街へ連れて行ってくれると。 その言葉が嬉しくて、白い空間の中、四角く切り取られた図書館の窓の外。 丘の上から少しだけ覗いている深い青を、彼に会えない日にはぼんやりと眺めていた。]
(+9) 2012/03/15(Thu) 03時頃
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/* ヨーラが頑張っている。(応援した)
私も過去落とす、かのう。 しかしもうそこら辺どうでもいいか?という気もする。
(-9) 2012/03/15(Thu) 03時頃
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[彼女を包む柔らかな光が、強さを増す。 月明かりの中、その光を浴びる桜の花びらは青白く輝いて。
ふわりと、花開く。
何処か朧げな気配が増えた事を感じれば、その瞳を向けるが、寄り添う二つの魂には自嘲した様に、小さくわらって。
すぐにまた、遠い月を見上げている。]
(+10) 2012/03/15(Thu) 03時頃
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[>>11声をかけられたことに気付き、振り返る。 口元は、まだ歪に笑んだままか。]
……さぁ?
[桜が何かを欲する声は、たしかに、何度も聞こえてはいる。 けれど、あまりに非現実的すぎて。 いまだに、疑心を抱いてしまう。]
ま、もしそうだとして。
喰われることになっちまったら……。
[新たに開いた哀しい桜を、見上げる。
もし、桜の樹に喰らわれたなら。
自分も、この花のひとつとなるのだろうか……などと考えながら**]
(15) 2012/03/15(Thu) 03時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 03時半頃
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[孤独を、埋めようとは思わない。 ひとりでいる事が、怖いわけでもない。 苦しいわけでもない。
"彼が"居ない、その事実が全て。]
(+11) 2012/03/15(Thu) 03時半頃
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[彼と別れたその日から、孤独なままに生きる事を選んだ。 自分の、本当の想いをかたく閉じ込めて、錠をかけて。
自分と別れた後の彼が、どの様な人生を送ろうとも。 自分には関係無い、そう思って。
けれど、本当はそう思い込もうとしていただけで。 鍵をかけた暗い心の奥底に在った願いは、儚く消えた。]
(+12) 2012/03/15(Thu) 03時半頃
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逃れたいんだ。――うん、そうかも。 "生きてる人"はきっとその方がいいよ。 僕みたいになってからじゃ、きっと遅い。
[生きている限りは、先に進める。戻りたいというのは、悪いことではないと思った。 僕は、もう戻ってもあいつと肩を並べることはできないし、何よりもう時間が経ちすぎている。]
(16) 2012/03/15(Thu) 03時半頃
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だから、僕のことは気にしないでいいよ。 ここが夢じゃないなら、エリアスは僕じゃないんだろ。 そうしたら何にも違ってて、おかしくない。 僕は、もう、あそこには戻りたくないんだ、だから、ここにいられるなら、それで。
[そう言って笑って、背中を押して送りだそうと思った。 だけど戻り方もそういえばわかってなくて、どうしよう、と辺りを見回した瞬間。]
(17) 2012/03/15(Thu) 03時半頃
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選ばれた? って、どういう……
[彼女は聞こえる、と言っていた。僕には聞こえない桜の声が。 それなら次が彼女の番、というのは、もしかして。 少しずつ人の減っている現状を目にして、ぞくりとした。]
それは、戻れるってこと、なの。
[たぶん、違う。 エリアスの声は、震えてた。彼女の望まないことが、これから起ころうとしている。 それでも可能性に縋りたくて、桜を見上げるエリアスの、その横顔に問いかけた。]
(18) 2012/03/15(Thu) 03時半頃
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エリアスは、何を知ってるの。 この桜は――何。
[怖かった。きっとそれよりもっと怖いのはこの指先の向こうにいる彼女の方なのに、それでも怖かった。 震えそうになる声を無理やり真っ直ぐにして、恐怖を伝えないように、少しでも安心をあげられるように、手を握り直した**]
(19) 2012/03/15(Thu) 03時半頃
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[彼女には、孤独だけが残る。 けれど、それすらも何処かで愛おしい。
孤独である事が、彼への愛だと。 少なくとも、今はそう感じているから。**]
(+13) 2012/03/15(Thu) 03時半頃
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