171 獣[せんせい]と少女
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[ 少なくとも”がっこう”は、少女を孕む神木のために 己すらも知らぬ過去から存在し続けていて どれだけ繰り返したのかも知れぬ暖かな生活の営みは まさしく少女>>1:421の為に在った。]
此処はいつでも貴女たちのためにあるんですよ。
[ 旅立った日とまるで変わらない己の姿と 生まれて16年でこれだけ衰弱する彼女と。
まるで異質で、けれど互いに無くてはならない存在を 作った「神」とやらがもし居るのなら 悪趣味だと罵るだろう。
こんなに愛おしい存在ではなくて 有無を云わせず喰ってしまえるものであれば、 どれだけ楽か知れないのに。 触れられた指>>1:422が、焦げ付くように 熱い。]
(13) 2015/10/11(Sun) 01時頃
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[ ミィの手を引いてこっそりと進んだ先は居住棟。 少女たちの部屋が並ぶうちの、とある扉を開く。
今はだれも使っていなくて綺麗なままのベッドと、 本棚に残ったままになっているいくつかの絵本や 何時の誰が付けたのかもわからない 身長を刻んだ傷。
窓から差し込む陽はあたたかいままで ちょっとの埃を立てながら 木枠を押し上げれば ふわりと風が入り込む。 「あの日」から何も変わっていない 彼女の部屋だった、ひとへや。]
……ミィ。もう一度…… 私と”約束”してください。
[ こんな事をしても彼女の時は戻らないけれど 幾許かでも旅立ってゆくあの子達にあやかりたくて。]
(14) 2015/10/11(Sun) 01時頃
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[ 窓を背に彼女の前に跪いて 見上げた瞳は あの日よりもずっと高い位置にある。 あの日よりもずっと淡い水葵色。
恭しく彼女の片手を持ち上げ、額を寄せ 伏せた目は微かに 風で消せぬ湿り気を帯びて
私はあの日と同じように 重い口を持ち上げた。]
ミッシェル、 誰よりも風が好きで 誰よりも華やかな君。
[ 風が白金を揺らして光の筋のように 揺れ 踊る。 これは、あの日には無かったひかり。
彼女を包む吹花擘柳が、内に秘めた美を咲かせて これは、あの日から変わらないひかり。]
(15) 2015/10/11(Sun) 01時頃
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―― 私の全てを与えよう。
御身が朽ちるまで、御護り申し上げる。
[ あの日、己の掌から浮き上がったラピスラズリは 今は 彼女の胸元から浮き上がって
あの日、彼女の目の前で 碧々とした カボションカットに刻まれた”神の祝福”は いま 再び姿を変える。
ラピスラズリの中で咲く青薔薇は、 力を閉じ込めた風に 輪郭を削がれ ふわりと蒼い霧を立て 時間を刻み込まれ
再び彼女の 胸に戻った。]
(16) 2015/10/11(Sun) 01時頃
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[ 彼女の胸を飾っていた青い聖石。
その中で咲き誇った青薔薇は いまは、石の裏から伸びた片翼に包まれて
翼の内側で咲く 一輪の花になる。
同じ少女と結ぶ、二度目の盟約は 永きを生きた己にも経験は無く それがどんな意味を持つのか、持たぬのか。
少なくとも自身にとっては 旧懐だけではない、願いと祈りを込めて。**]
(17) 2015/10/11(Sun) 01時頃
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―きのうの食堂にて・ブローリン先生と―
[>>1:391まかせて、って 自信満々に胸を張ったのも束の間の事。 子守唄は卒業したくないなぁって、 すぐにしょんぼりしてしまったから。]
うん。すきよ。だいすき。 せんせいの歌が、とてもすき。
[>>1:392やっぱり、聞かれてしまっていたから、 誤魔化す必要もないと思って。 眉を下げて、先生を見上げた。]
(18) 2015/10/11(Sun) 01時頃
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―きのうの朝・自室―
コリンに朝だよーって元気な声で起こしてもらえるのもだいすきだけど、せんせいに起こしてもらうのも面白かったの。 あんな声を出しているせんせい、なかなか見られないの。 自信持ってなの。
[せんせいのあんな声とはもちろん最初にかけてもらったやさしい起こし方のほうじゃなく、途中の声>418のことだ。ただし悪気はないの]
[ごはん抜きはないよと言ってくれたせんせいに安心して。 寝癖をてぐしで整えてくれるのを気持ちよさそうにごろごろとのどをうならせた]
(19) 2015/10/11(Sun) 01時半頃
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そういえばそうなの。 二度寝で思いっきり寝過ごしちゃったことあるけど、ほんとのほんとにごはん抜きにされたこと、ないの。 みんなね、やさしいのー。 うへへー、ごはん、たのしみなのー。
[はしゃぐ合間に話すのは寝過ごしちゃったときのお話。 そういうときは、パンを残しておいてくれたり、くだものの差し入れとか、みんながかくれてくれるから。むしろおなかいっぱいでお昼が入らなくなってしまったことがあったくらいなの、なんて*]
(20) 2015/10/11(Sun) 01時半頃
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[眠れない日が、また、きてしまったら。 先生の子守唄がなかったら、どうしよう。 ちゃんと眠ることが、できるのかしら。
先生を見上げるわたしの瞳は、 そんな不安に満ちていたと思う。]
………… うん。
[>>1:394褒められて、うれしい筈なのに。 ううん、それはとても、うれしいのに。 こころは、ぎゅうっと苦しかった。
わたしが一緒に歌を歌いたいのは、 先生なんだよって。 その一言は、言えないまま。]
(21) 2015/10/11(Sun) 01時半頃
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…… わたしは。
どんなに上手な歌よりも、 ブローリンせんせいの歌ってくれる、 やさしい歌がすき。なによりも、すき。
だから、せんせい。 わたしが卒業するときは、せんせいのために、歌うわ。
[ほんとは。卒業したくない。 もしかしたら、 先生と居られる最後の日かもしれないのに。 泣いてしまうのはダメだって思って。
頑張って笑顔をつくってみたけれど、 きちんと笑えているかな。
口に運んだスープがしょっぱい気がしたけれど、 泣いてなんていないから、きっと、気のせいね。 涙が一粒、ぽたりと落ちたことなんて、知らない*]
(22) 2015/10/11(Sun) 01時半頃
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― 夜の足先 ―
[ 秘密めいた彼女との時の後。夕餉を迎える前には、 あらかたの 獣達にも、少女たちにも ”ふたり”の再訪は知れ渡っていたことだろう。
「あの子たちと一緒に居てあげたいの」 と、手を振るミィを見送って 己はほうやりと、居住棟の明かりを見つめながら 屋根の上で足を組む。
ミィはすっかり輪の中に溶け込んでいるようだけれど 自分は、「”ゲスト”はゆっくりしているものですよ」 と、厨房から追い出されてしまったから
くん、と小さく鼻を鳴らして 風が運ぶいい匂いを、堪能していた。]
(23) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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[ 何も知らぬ者が見れば1年前と同じように見える夕餉も まったくちがう「とくべつなばんごはん」
去年と同じ「たんじょうび」>>1:255だけれど まったくちがう「とくべつなたんじょうび」
楽しいばかりのあの日の影は、いまも蘇りそうなのに 旅立つ者たちの間で、楽しそうに華やぐミィの笑顔が ”また来年” 咲くことが無いことに
少女を護る獣は、宵の食卓の輪の中で 口元をちいさな寂しさの笑みで彩った。**]
(24) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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―回想・星の代償―
[ブローリンが光の“お願い”を渋ったのは、 あたしが覚えている限り一度切り。
いつも微笑みを絶やさない彼は、 頼めば快く、あたし達を楽しませてくれた。>>410
だから、とびきりのアイデアを持ちかけたあの日、 困ったような反応を返されたのはとても意外だった。>>411]
(25) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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うーん。ダメ、じゃないけど… だって小さかったら、遠くから見えないよ。
[どうして、と首を傾げ見上げると、
彼はゆっくり言い聞かせるよう、 光の真実を教えてくれたのだった。>>412]
(26) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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生きているモノの力が… 闇が、必要なの?
[最初、少し婉曲的な表現をされたから、 あまり頭の良くないあたしは少し考え込んで。
大きな光、大きな力を出し渋る彼の様子、 それから、いつかの萎れた花を思い出す。>>410
……その直後に、綺麗な星が輝いたことも。]
(27) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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[物言わぬ何かの命を代わりに燃やしていたのだと、 気付いたのはようやく、この時になってから。
『―――せんせい、お星様出して!』 あたし達の無邪気な願いを叶える、それだけのために。
彼はきっと、奪う悲しみを押し殺して、 あの光を与えてくれていたのだろう。]
(28) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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[ブローリンが、空を指し示す。>>412 つられて窓の外を見上げたら、 そこには未明の一番星が輝いていた。
裾野の街よりも、ずっと遠いところから、 恐らく街の光よりも、ずっと強く輝くもの。 街の人も見上げれば、きっと同じものが見えるはず。]
そっか。……そうなんだ!
遠くに行っても、本当に同じ星が見えるなら。 みんなが、同じ星を見れるんなら、
空より低くて、見れる人も少ないがっこうに、 新しい星は必要ない――…よね?
(29) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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[星も、太陽も月も、いつも空にあったから。 当たり前すぎて、深く考えたこともなかったけれど。
遠く、まだ出会ったことのない誰かも、 同じ空を、星を、見ているんだって。>>413 そう教えて貰ったら、世界がぐっと近く感じられた。]
すごいっ、すごいね、せんせい!
この空を眺めている誰かがいて、 あたしもその人に、走って会いに行けるんだ…!
[ぱっと顔を輝かせ、ブローリンへ視線を移して。 明るい星をここにも見つけた、と笑ってみせた。]
(30) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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せんせ、ありがと! …それから、ごめんね。
あの光に何が必要かわかったから、 次からはもう、無茶なお願いは止めにする。
大きな光は要らないよ。 もっと必要なものが他に、ある気がするの。
今度、光を出してもらう時は、…… 光になってくれたものに、ありがとうって、 …ちゃんとお礼が、言えたらいいな。
(31) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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[ブローリンの出してくれる光が、 蝋燭の火より明るく、温かく見えるのは、 強く、美しい命の輝きそのものだからなんだ。
食事のために、何かの命をいただくこと。 それは生きるためには必要で、仕方のないこと。
…けれど、この光はどうだろう? どうしても、どうしても必要な時でないなら、 無理にお願いするのはやめよう、と思ったから。
まだ少し戸惑いながらも、笑顔でそう伝えた。]*
(32) 2015/10/11(Sun) 02時頃
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/* うおう、アンカーミス! なんてこったい!
日付変更があるとわかっていたはずなんだけれど、 なぜか書く時にそれをすっかり忘れていた!!
許してくれ…追う箇所少ないからたぶん大丈夫と思いつつ。
(-11) 2015/10/11(Sun) 02時半頃
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/* モスキュートがヒナコにアプローチ、 ミツボシがブローリンに…って見えてるんだけど、合ってるかな。
どの先生も選べない優柔不断な私は、 どっかり座って待ちのスタイルである。申し訳ないw
(-12) 2015/10/11(Sun) 02時半頃
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/*こりんちゃんが可愛すぎて禿げる
ホァアアアア_(┐「ε:)_ オズどー動かしたらいいかなー。 昨日のユージンちょっと拾いたいんだけど 時間割かせるのも悪いしなー。
(-13) 2015/10/11(Sun) 02時半頃
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―回想・芽吹きの春に―
[命を使って治療するのだと、>>1:399 エフが教えてくれたのは、穏やかな春の日だった。
事実を告げる彼の瞳を、じっと見つめる。>>1:401 瞬きするまいと開いた目の端に、 ミモザの黄色がチラチラ映って、煩かった記憶。]
(33) 2015/10/11(Sun) 02時半頃
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せんせいも、命を使うんだ。 ……あたしの命を、使ったんだ…。
[いつか知った、ブローリンの力を思い出しながら、 自分の命が使われたのだということに、 少なからぬ衝撃を受けて、小さく呟く。
力の使い方を学んでほしい。 君たちには使いたくなかった。
…そんな言葉もちゃんと、聞こえていたはずなのに、]
(34) 2015/10/11(Sun) 02時半頃
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怖くない、って言ったら、
…… 嘘になる、かも。
[動揺したところに投げられたシンプルな問い。>>402
混乱しながら、思わず口走ってしまったのは、 ――“命を失うことに対する恐怖”。]
(35) 2015/10/11(Sun) 02時半頃
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――…わかんない。 わかんないよ、せんせい。
あたし、……
[彼の過去なんて、知りもしないから。 誰かを想起させる可能性には思い至らずに。
首を振りながら、一歩二歩と後ろへ退いて、 この時は踵を返して、その場から走り去ってしまった。]
(36) 2015/10/11(Sun) 02時半頃
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[その日以来暫くは、エフのことを避けていた。
本当は、エフのことが怖いのではなくて、 力を使うエフが怖いのとも、ちょっと違って、 ――あたしの命を削る、力そのものが怖かったんだ。
詳細を聞かずに逃げてしまったから、 自分がどれ程の命を削ったかという、 漠然とした不安は抱えたままで。
ただでさえ残り少ない命を無駄にすまいと、 怪我をしてもこの時期は、痩せ我慢をしてたっけ。]
(37) 2015/10/11(Sun) 03時頃
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[皿を割って右手に大きな傷を作った時も、 治療してもらった方がいい、と勧める周囲に]
嫌ッ、絶対に嫌!ダメ! これ以上命を使ったら、 あたし、外に出る前に死んじゃうかも!
そんなの嫌だぁぁぁ!!
[なんて駄々を捏ねて、困らせたりもした。
エフの前では口にしないようにしていたけれど、 この通り声が大きいから、聞こえていたかもしれない。]
(38) 2015/10/11(Sun) 03時頃
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―きのうの食堂にて・ヒナコと―
[>>1:315ご飯を食べるよりも、少し前。 ヒナコの言葉に、 わたしはえへへって笑って頬を掻いた。]
うん、お寝坊しちゃったの。 寝るのが少し、遅かったからかな? ドキドキしちゃって、ねむれなかったの。
[不安でこわかったのが一番の理由だけど、 それはもう、解決したから。 もう一つの理由だけ、話した。]
そっかぁ、ヒナコは早起きだったのね。
[ヒナコも、わたしみたいに、 ドキドキして早く目が覚めたのかな。]
(39) 2015/10/11(Sun) 03時頃
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