人狼議事


237  それは午前2時の噺。 

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 村娘 ラディスラヴァ


「深夜二時から生放送します!(=^・・^=)
 今日もラディ可愛すぎて死ぬ。

 今日は新しいおもちゃもあるぞ〜〜!」

[添付画像:ラディ、ラディ、新しい猫じゃらし、不思議デザインの音が鳴るボール]

(21) 2018/03/24(Sat) 11時半頃

【独】 村娘 ラディスラヴァ

/*
>>19
文字数ギリギリなうえ、これでも削ったって言ったら怒られる??

(-6) 2018/03/24(Sat) 11時半頃

村娘 ラディスラヴァは、メモを貼った。

2018/03/24(Sat) 12時頃


【独】 墓守 ヨーランダ

/*
イスルギさんは(あっ……これ未読無視や……)って可哀想になるやつだけど、くみたさんには何かが起こっているのかいないのか……わくわく。

にゃんこの描写にふな〜…とデレ顔しつつ、村蕪さんの名前上手すぎで所見で噴いたことを白状します。
「村」娘 蕪(ラディッシュ) 恋(ラヴァ)だよね。
はー!ってなった。
携帯はネットブラウザ使わないメールと通話だけのガラケーにしようと思ったけど……猫生配信見たいこれ……

あと二本くらい落として深夜に行きたいんだけど時間が無くてぐわぁぁ……用事が済んだら更新まで頑張ります。

(-7) 2018/03/24(Sat) 12時頃

【独】 MI:18 エリ

/*
猫ライブ見に行きてえ……!!

(-8) 2018/03/24(Sat) 13時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[ 前の車のウィンカーにあわせて瞬きをした。
  後部座席のシートに凭れて肌色多めの後頭部を眺めながら相槌のみで済む話を聞いていると、
  通勤のために金を払っているのか運転手の話し相手になるために金を払っているのか分からなくなる。

  毎朝タクシーで通勤というのも勿体ないとは感じている。

  しかし通勤場所は電車で通うには大袈裟で、自転車で通うには遠い場所に位置しているからタクシーの方が都合はいい。
  免許は持っているものの運転はしたくなかった。

 " 持ってる物を使わないって、
   人生損してるのと同じじゃない? "

  君ならこう言うだろうが、しょうがないだろう。
  それに滅多に使わない冴えない顔が映った免許証も身分証明くらいの役には立つ。

  それにしても何回乗っても24時間何度も人が入れ替わる車内の臭いは居心地が悪い。
  窓一枚を隔てた景色を流し見る。]

(22) 2018/03/24(Sat) 15時頃

【人】 許婚 ニコラス

[

  それは、はっきりと見えた。
  明滅するランプとパトカー。
  カラーコーンに囲まれた運転座席の窓ガラスが砕けている。
  事故、という言葉が過ぎった。]

(23) 2018/03/24(Sat) 15時頃

【人】 許婚 ニコラス


 『到着ですよ。』

[ 機械的な運転手の声で呼吸を取り戻す。
  前を向くとメーターは360という数字に光っていた。
  360。]

 『代金。』

[ あぁ、そうだ。
  代金。
  小銭ぴったりを受け皿に落とす。
  カチャ、という音と共に車のドアの隙間から風が滑り込んできた。

  コンクリートの地面が革靴の下で擦れる。
  タクシーが走り去る音を背中に受けながら、決して大きくはない建物を見上げた。

  「葬儀社 會央堂」

  ヤクザみたいな名前だと笑った、妻の顔が脳裏に浮かぶ。]

(24) 2018/03/24(Sat) 15時頃

【人】 許婚 ニコラス

─  葬儀社  ─

[  ヤクザのような看板を潜り、「二階堂」と彫り込まれた控え目な名札をピンで留めた。
  雑多に書類が貼られたホワイトボードから今日の自分の予定を探す。

  「12:00 斗都良総合病院 迎え」の一文が横棒で消されて、
  「16:00 斗都羅総合病院 エンバ
   22:00 通夜付き添い」と書き足されていた。

  エンバ。正式にはエンバーミング。
  つまり、病院まで行って亡くなった方に死に化粧を施す事だ。
  この書き方だと病院までお迎えに向かった後、通夜に補助として付き添う形になるのだろう。

  徐に端末の画面を確認する。
  成る程、充電が切れていた。

  ネクタイを緩めて早過ぎる出勤に息を吐く。
  丁寧に上着を脱ぎながら、仮眠室へと爪先を向けた。]**

(25) 2018/03/24(Sat) 15時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[柱、田畑、柱、田畑、柱、住宅地、柱……────

不規則な揺れは硝子窓越しの景色を変えていく。瞬き一つ入れてしまえば、フレームで切り取ったはずのつい先程の景観すら、記憶から零れ落ちるほどに。
ほう、と外気に息を散らしていく。空席の目立つ車内に落ちる色は無い。アナウンスと同時に開かれた扉、流れ込む風に雪の名残も無く、穏やかに仄めく温かさは春の兆しを窺わせた。

柱、家、人影、柱、田畑、柱、住宅、柱………

馴染みの町から離れれば、人の手垢の付いた街並みが広がっていく。車窓のフレームは外の変化を見逃すことなく映し出していた。落とされるシャッターの数々、誰もが見逃してしまう写真を掬い取っていき、――――モニターに立ちはだかる人影が、腰を下ろした。
外界とを繋ぐ扉からは、やがて個性の波が押し寄せてくる。人、人、人、……引くことのないささやかな喧騒はすぐ傍にあったはずの兆しを呑み込み、情趣をも連れ去っていかんとする。残ったのは、圧迫感からの僅かな苛立ち。
ああ、酸素が、欲しい。

酸素。]
 

(26) 2018/03/24(Sat) 15時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



酸素ってさ、


[一旦呼吸を意識してしまえば薄らぐ空気の影を追うように、目の前の景色が他人事と化していく。
意識は過去へと、吸い寄せられていった。]
 

(27) 2018/03/24(Sat) 15時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



酸素ってさ、酸っぱそうとおもわない?


何、突然。生理?


ばぁか、ちがうっての。


[笑気を乗せた音は口元を覆う読みかけの文庫本に阻まれて、くぐもってしまう。
ウッドテイストの店内に洒落たシャンデリアが柔らかな明るさを齎した。あちこちに咲く控え目な談笑の花と軽快なビッグバンドジャズを背景に、一冊の世界と、少し苦味の効いた珈琲。
ここ好きかも、行きつけの喫茶店の内観を一瞥した彼女の呟きに自分が誇らしく胸を張ってしまいそうになるのを押さえた。何事も無いように頁を捲り続ける。BGMが鳴りを潜め、煌々と呼び起こされる世界は自身の胸を抉り突いてしまうもの。
実家へ戻れば温かい笑みで迎えてくれる親。果たして、この世界のように内に巣食うもの抱えながら、自身を見守っているのだろうかと。]
 

(28) 2018/03/24(Sat) 15時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



酸素が酸いと仮定して、だ。
今吸ってんのは、どんな味がしてんのよ。


んー、…… あまい?


[世界から目を逸らすように重ねた問い。大きく息を吸い込んだ彼女に、じゃあ此処には酸素が無いわけだ、と一言。途端に、文庫本から視線を上げて、うぇ、と表情を歪ませていった。
読書サークルという数少ないホットラインから繋がった彼女、ヒトとの接触よりも本との密な関わりを選んだその眼差しが本から持ち上がることは数少なかった。僅かな逢瀬にも、自身と彼女を繋げるのは一冊の本。同じ世界を分かち合うひと時も穏やかで温かなものだったのだが、次第に欲が差し向けられるのは別の方で。]


……きっと、中和されたんだよ。

 

(29) 2018/03/24(Sat) 16時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[長い沈黙の後、したり顔で言い放つ唇はカップの縁へと宛がわれる。こく、角張ったものの無い、なだらかな傾斜に滑り落ちていくアイスティーは空気よりももっと甘いはずだろう。傍には破られたスティックシュガーの包装が幾つも積み重なっていた。一本、取られた振りをしてみるのは、上機嫌に綻ぶ彼女の口許が見たいからかもしれない。
やがて見届けた世界から退くように、文庫本を閉じて置く。目の前には既に此方へと戻ってきた彼女が、爛々と感想を期待するような視線を送ってくる。二人だけの閉ざされた読書会、―――今日のひと時をそれだけにするつもりは、この本が題として選ばれたときから、無かった。]


――――――……                 。     


[具体的な物言いは、とうに出来ない年頃に互いになってしまった。一言二言、書をなぞりながら囁いた後に、差し出す1カラットのダイヤの指輪。すう、と見開かれる目に、その肌白い頬と同じく熱が灯されていくのを見逃さずにいた。

あの世界が織り成すものが造花ならば、この先に続く光はきっと、精彩豊かな生きた花溢れかえっているものだと、信じて疑わない。]
 

(30) 2018/03/24(Sat) 16時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



[信じて、疑わなかった。]

 

(31) 2018/03/24(Sat) 16時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

助手席のドアが開く音で、浅い眠りから目を覚ました。午後11時56分。六掛を無理やり助手席から降ろした後、三割方は半ば錯乱状態で車を走らせた。メーターの針が跳ね上がり、何度かガードレールに車体を擦り付けながら斗都良総合病院にたどり着いた。

「幻覚を見ているんだ、助けてくれ!」

救急外来の受付に話を通す。幻覚の中で自分が殺されている。何度も同じ日を繰り返している。頭がおかしくなりそうだ、と。しかし、返事は事務的なものだった。

「診察の順番通常の外来診察とは異なり、緊急度の高いお客様が優先しますので……」

「こっちだって緊急なんだよ!!!」

辺りは静まり返った。冷ややかな視線が三割方に集まる。院内を巡回していた警備員が「どうかしましたか?」と駆け足でやってきた。三割方は舌打ちをして病院を後にした。車に戻り、キーを回す。引っかかるような妙な音がした。瞬間、車は火柱を上げて爆発した。

(32) 2018/03/24(Sat) 17時頃

【人】 地下鉄道 フランク

助手席のドアが開く音で、浅い眠りから目を覚ました。午後11時56分。六掛を見向きもせず、交番に駆け込んで洗いざらい事情を話した。夢を見ている。これが現実なのかもわからない。誰かに殺される。助けて欲しい。決死の訴えだった。だが、センテンススプリングのカメラマンだと知った瞬間に、中年警察官の態度は一変した。

「そりゃあ、人のケツ晒し上げるアンタらなら恨みも買うでしょ」

まるで自業自得だとばかりに、三割方を嘲笑った。結局、本部には一応連絡しておくとの事だけで帰された。挙句に最後は、

「少しはまともな仕事したら?」

と、知ったような口ぶりだった。交番に停まっている自転車を蹴り飛ばしたが、怒りは収まらなかった。数分後、後頭部を強く殴打されて三割方は死んだ。

(33) 2018/03/24(Sat) 17時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[柱、建物群、柱、ビル群、柱、ビル群……。

同じ屋根の下で暮らし始めて数年が経った。彼女との逢瀬は、本を跨らずとも手を、頬を、その柔い肌を重ね合わせることができる。
その薄い唇すらも触れることが出来るのに、其処から紡がれるのは呼吸音だけ。
果たして、彼女の言葉を聞いたのは何時だっただろう。彼女の微笑みを見たのは何時だっただろう。絶え間なく規則的に動いていく歯車の一部は、十二分にその顔を見ることすら叶わなくなっていた。

アナウンスと共に開かれる扉、密度の濃い人だかりを抜けて、歩を進めた。多くの花々が彩ったバージンロードの影一つ無しに、整然と揃えられたコンクリートの、未だ冷さを持つ道を踏み締めていく。*]

(34) 2018/03/24(Sat) 17時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2018/03/24(Sat) 17時半頃


【人】 地下鉄道 フランク

助手席のドアが開く音で、浅い眠りから目を覚ました。午後11時56分。三割方は錯乱していた。これは夢なのか、現実なのか。ただ、生ぬるい血の感触だけがこびりついて離れない。指を立てて強く髪を掻き毟り、頭をハンドルに打ち付けた。情けないクラクションが鳴った。

「三割方さん、一体どうし……」
「降りろ!!」
「え、でも……」
「降りろって言ってんだろ!!!」

六掛は震えながら車から降りる。
やがて窓を叩く音がした。

「ああああああああああ!!!」

行き場のない苛立ちをを全てぶつけるように、アクセルを踏んだ。商業ビルの壁に衝突し、フロントガラスが網目状に割れて車に押し潰された。何秒か、何分か。意識が飛んでいた。目を覚ますと破片が身体中に突き刺さっている。歯を食いしばり、歪んだドアをこじ開けた。血まみれの身体を引きずりながら外へ出る。辺りには騒ぎを聞きつけた人々が集まっていた。彼等は手短にスマートフォンを取り出して、シャッターを切る。助けようとする者は、誰一人としていなかった。絶命寸前の最中で、三割方は自嘲するように笑った。

(35) 2018/03/24(Sat) 18時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

皮肉なもんだな、と三割方は思った。人様にカメラを向けて来た男が、カメラを向けられて死ぬとは。
シャッターを切るのが虚しくなったのはいつだろう。
親父から借りパクした一眼レフ。金がなかった学生時代に、よくカメラを片手にアテもなく歩いていた。随分前に、この斗都良町にも1度だけ来たことがあった。閑静な住宅街、のどかな公園。大きなテラスのある珈琲店。路地裏の野良猫。ヤクザの名前みたいな葬儀社。何処にでもありそうな山。この目で見える何気ないものが、フィルムに収めると特別なものになる。それだけで満足だった。けれども、金にならなかった。三割方は写真家にはなれなかった。代わりに声がかかったのが、今の仕事だった。人のケツを晒し上げて、金が貰える。人道的に正しいことと報酬はイコールではない。三割方は人道に背き、世論の反響に媚び続け金を稼いだ。

(36) 2018/03/24(Sat) 18時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

その末路がこれだ。

『……じゃあ私達の仕事って何の意味あるんですか?』

幾つものフラッシュに包まれながら、朦朧とする意識の中で不意に六掛の言葉を思い出した。

「……ねえよ、オレには何にも」

三割方の頬に雫が落ちた。
ふと顔を上げると、そこには六掛がいた。目一杯に涙を浮かべ、鼻水を垂れ流しながら不細工な顔で泣きじゃくっていた。その涙が、三割方の頬に落ちた。光によく透き通る、綺麗な涙だった。

(37) 2018/03/24(Sat) 18時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2018/03/24(Sat) 19時頃


【独】 村娘 ラディスラヴァ

/*
ふらんくたまんねえなあ……
いーなあ……

私もシリアスいれっか迷うのよなあ
案はあるけどポイしてるわ……

(-9) 2018/03/24(Sat) 21時頃

【独】 地下鉄道 フランク

皆さまの語彙力に感服してる

(-10) 2018/03/24(Sat) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ゆっくりと町を歩く。

駅に近付くにつれ少しずつ賑やかで、けれど特筆すべき場所も無いような平凡な景色。けれど、そのなんでもない景色の中で、なんでもない会話が成されれば。当たり前の光景が広がれば。日常のある一点が目に留まれば。
産声を上げた世界は瞬く間に成長して両手いっぱい広げてその姿を見せ付けてくる──いつもならば。]


   どこまでが自分の子供だった?
  「全員手を繋いで!一人も零すんじゃないよ。」
   今となっては関係ない。
   自分で産んだ子も、引き取った子も、いつの間にか
  紛れ込んだ子だって、全部纏めて我が子で良い。


[大きな籠で車を避けながら公園へ向かう、保育士と幼児たちが丸ごと家族だったら賑やかだろうな、と書き始めたそれは、子供の成長と巣立ちで己を少しずつ剥がれていく哀しい母の物語になった。]

(38) 2018/03/24(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[まだ探してるんだ…。

休憩がてらに昼食を、と入ったファミリーレストランのボックス席、背中合わせの隣の席で会話する声が聞こえれば、そんな呟きが胸に落ちる。]


  「また……なんなんだ、この夢は。」
   落下の衝撃は未だ身体に残っている。けれど息を
  荒らげて横たわるのは己の布団の上で、たった今まで
  見ていた光景はどこにもない。
   彼女は──暗い崖から足を滑らせたアスカは、
  助かったのだろうか。
   知りたくて目を閉じても、夢の気配は消えていた。


[婚約者が突然、失踪したのだという。
五年も前のあの時も、開けた店内で声を抑えきれずに話しているものだから、細かい事情まで耳に入ってしまったのだ。

良くある異世界召喚物。その主人公の、元の世界に残された人たちはあんな気持ちで主人公を探すのだろうか。
そんな想いが、二冊目の長編のトリガーとなった。
斗都良へ越してきてすぐの事だったけれど、どうやら彼の婚約者は未だ手がかりが途絶え、しかし諦めずに探し続けているようだった。]

(39) 2018/03/24(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 …………。

[セットのサラダをフォークでつつきながら、気持ちがずぶりと沈んでいくような気分になる。
町を歩けば幾つも思い出す、世界の生まれた瞬間の事。

きっかけだから。
フィクションだから。
真実であるはずが無いのだから。

同じ気持ちになる度にそう言い聞かせるけれど、果たしてそれで良いのだろうか。
名も知らぬ他人の人生を面白おかしく作り上げて無責任に発表している、と言われてしまえば否定はできない。モデルがあると口外したことはないにしても、だ。

その迷いが、筆を止めているのだろうか。
──などと思い詰めてしまってはますます世界を閉ざす殻は固くなるばかりなのだろうけど。]*

(40) 2018/03/24(Sat) 21時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

助手席のドアが開く音で、浅い眠りから目を覚ました。午後11時56分。助手席に入ってきた女性は雑にレジ袋を置いた。

「まだ動かないんですか〜?」

レジ袋から眠気覚ましの栄養ドリンクを一気に飲み干すと、六掛紫乃は仕事帰りに一杯引っ掛けた中年のような声を漏らした。
三割方は先ほどの出来事を思い返して、六掛から目が離せなかった。

「何見てるんですか。ははーん。ついに私のダイナマイトボディにセクハラしたくなりましたか」

六掛は無い胸を張り、三割方の逆水平チョップが直撃する。うぐぅ、と小さく呻いた。

「……お前。何で泣いてたんだよ」
「へ?」

六掛は首を傾げる。

「そりゃ、逆水平チョップは痛かったですけど、泣くほどじゃないですよ」

三割方は気まずくなって、何でもないとだけ答えた。六掛はレジ袋から冷えピタを取り出す。バックミラーを見ながら髪をかきあげておでこに貼った。

(41) 2018/03/24(Sat) 23時頃

【人】 地下鉄道 フランク

「私が泣くのは、大切な人とお別れする時だけですよ」

六掛は月刊マーのページをペラペラ捲る。
三割方はぼんやりとその姿を眺めていた。
心は不思議と満たされていた。

「六掛、車降りろ」
「ええ!? 何でですかぁ?」

我儘で生意気でオマケに仕事も出来ない新人。

「今から誰かが俺を殺しに来る」

それでも、こんな自分を大切だと思ってくれる。今はそれだけでほんの少し、勇気が湧いた。カーナビの時計が0に変わる。

「行け!早く!」

助手席のドアハンドルに手をかけ、六掛は不安そうな顔で、何度か振り返りながら外へ出た。それでいい。三割方は久しぶりに笑った。

(42) 2018/03/24(Sat) 23時頃

【人】 地下鉄道 フランク

窓を叩く音がする。外ではサングラスをかけた男が立っていた。サイドミラーを確認すると、やはり、サングラスの男は窓の下に金属バットを隠し持っている。アクセルを踏み込もうとしたその時、

「ぉぉぉおおおおりゃぁぁああああ!!!」

サイドミラーに、信じられないものが映っていた。六掛がサングラスの男に飛びかかったのだ。手に持っていた金属バットが転がる。サングラスの男は襲いかかってきた六掛に殴りかかろうとしていた。三割方は咄嗟に運転席のドアを思いっきり開いて男の顔にぶつけた。男が怯んでいる隙に六掛の手を取る。

「こっちだ!」

繁華街へ走る。後ろから男の怒号が聞こえる。2人で息を切らして曲がり角に差し掛かった時に、六掛は手を振りほどいた。三割方にくるりと背を向ける。

(43) 2018/03/24(Sat) 23時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

「ダメだ! そっちは……」
「大丈夫です」

瞬間、追ってきた男が商業ビルの壁にぶっ飛ばされた。無駄のない動き、洗練された技術。目にも留まらぬ速度で何度も拳を食らわせ、最後は鋭いアッパーで顎を突き上げたのだ。男は身体が伸びて、完全に意識を失っている。

「私、大学で北斗神拳愛好会に入ってたんで」

呆然と立ち尽くす三割方を前に、六掛はふぅーっと息を吐いて片腕で額の汗を拭った。

「……北斗神拳関係ないだろ、その動き」

(44) 2018/03/24(Sat) 23時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

[諦めと落胆を抱えて、閑静な住宅街を歩く。時々、暗闇に浮かぶ小さな灯のような微かな期待が瞬いて、ポケットの中の携帯を振動させる。もちろん、そんなものは幻覚でしかなく、メッセージを確認したところで、無駄に充電を減らすだけでしかなかった。
彼女のことで頭が一杯だったせいで、私はもう一人の女の存在に気付かなかった。そして、それに気づいた頃にはもう、家はすぐ目の前だった。]

……ぬ?

[ふと立ち止まって振り返った。家の窓から漏れる照明以外に、人の存在は感じられない。さっさと前を向いて家まで行けばよかったものを、私は好奇心と違和感から目を凝らしてしまった。
距離にして60mほど、迫り来る夜の闇に溶け込むようにして、その女はいた。ベージュのトレンチコートにスニーカーという出で立ちが、淀みもなく、こちらに向かって歩いてくる。女が、等間隔に配置された街灯の下までくると、その姿はより鮮明になった。くわっと口を大きく開けていたのだ。あんぐりー女だ。]

(45) 2018/03/24(Sat) 23時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

生存者
(8人 0促)

ジャニス
4回 注目
エリ
9回 注目
ヨーランダ
11回 注目
フランク
3回 注目
ラディスラヴァ
12回 注目
イスルギ
3回 注目
6回 注目
ニコラス
0回 注目

犠牲者 (1人)

パルック
0回 (2d)

処刑者 (1人)

ホリー
2回 (3d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.07 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび