29 Sixth Heaven
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[スティーブンは淡々と食事を終える。 ありがとう、美味しかったと ベルナデットがいたなら伝えたろう。
パピヨンが強い口調で返事をするのには すこしばかり意外そうに、 寄り添われるチャールズと彼女を交互に見て。]
(29) 2011/04/19(Tue) 15時頃
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[けれど――何を謂うでもなく。 思うのは妻と子供を案ずるチャールズの胸の内か。
皿を重ねて片付けようとしながら リンダとフィリップのやりとりを聞く。
手を汚す覚悟 身が汚れる覚悟
>>25そう聞いて、スティーブンはリンダの方を見た。]
ミズ・リンダ。 君は――…「知って」いるのだな。
[問いかけに答えがあろうとなかろうと。 >>27仲良く、とフィリップとマーガレットに言葉を向けるのを見てなんともいえぬ表情を浮かべた。]
(30) 2011/04/19(Tue) 15時頃
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知っていてもなお これに従うが正しいと、思うかね。
否。 ――正しいとか。 ――正しくないとか。
そういう事では、ないのだろうが。
[リンダへか、そう言ってから眼を閉じ、 重ねた皿を持って、洗い場へと向かった。 水は勢い良く流れて皿の汚れを落とした。 唇を引き結ぶように噛む。
やがて戻ってくる頃、 視線は淡い光り放つモニタへ――>>14]
(31) 2011/04/19(Tue) 15時頃
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――…。
[笑みを浮かべるリンダを見る。]
そこに《彼ら》がいなくても、か。
確かに。 このシステムがなければ 今の平和な世界は維持できまい。 戦争の繰り返しとなるだろう。
真実を言っても上では大方狂人扱いだろう。 全て承知のうえで、など 絵空事の夢物語かもしれん。 だが。
[苦い顔。それ以上は口にしない。]
(37) 2011/04/19(Tue) 18時頃
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――必要悪 か。
[苦さは増す。 マーゴの言葉には、咄嗟に答えられない。>>34 ヘンリエッタを、知らないのだ。 そして本当は、ギルバートはもう、いない。
何故だろうか、 普段は口にしない酒が、 ふと 飲みたくなったのは**]
(38) 2011/04/19(Tue) 18時頃
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酔っても 何の意味も、ないのにな。
(*12) 2011/04/19(Tue) 18時頃
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/* 私は此処で話すと 誰が落ちる?って話にならないかが 心配だけど大丈夫だよ な?
[正座]
別室移動とかでもいいな、 どうしようかな。
(-19) 2011/04/19(Tue) 18時半頃
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――…。
[翠の視線を受ける。 スティーブンは、僅かに眉を寄せた。 それは、迷い、悩む印だ。]
此処で話してよいものか、 ここで声はメインルームに届くのか。 もう、戻れない向こう側に行ってしまったふたりに聴かせるべきではないのではないか。そう、様々な――思考。]
そうだな。知る権利は、ある。
…二人で、聞くかね。 それとも、君一人で。
[他の者は、どうか。 問いかけるような間をあけて**]
(41) 2011/04/19(Tue) 18時半頃
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/* 地味に、ゆったり、進んでいる。 のだが 大丈夫そうだろうか。
話すと行きます!っていう人が躊躇する(PC的に)ようなきがしなくもないがだいじょうぶだろうか。
(-21) 2011/04/19(Tue) 19時頃
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/* この物語は 「冷たい方程式」であるな。 あるいは「トロッコ問題」か
(-22) 2011/04/19(Tue) 19時頃
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[スティーブンはフィリップを、マーゴを見、頷いた。 一度、モニタの方へ顔を向ける。 僅か、眉を寄せて]
……そう思う。 ――では、この後にでも訪ねてくると良い。 私の部屋は、11番だ。
[そうして、ムパムピスの方を見る。]
私の知っていることを話す。 ペラジーから聞いたこと、 マーガレットから聞いたこと、 私の体験したことを照らし合わせた、結果。
興味があれば、個人的に聞いてくれても構わない。 貴方がたも。
[続いてパピヨンと、チャールズ、それから――リンダとラルフを見るがラルフは勘づいているようだし、なによりリンダがより、詳しいだろう。]
(47) 2011/04/19(Tue) 20時頃
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[ペラジーはベルナデットの近くにいたろうか。 ベルナデットは聞くことを望むか。 管理者であるならば、――どうだろう。]
ペラジー、私は部屋に行く。 君はどうする。
[小食な彼のこと、もう食事は終わっていようか。 答え次第、連れ立って行くか、ひとりで戻るか。
白衣の裾を翻し、 誰の視界からも見えなくなったスティーブンの表情は、 苦さを募らせている*]
(48) 2011/04/19(Tue) 20時頃
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*/
会議お疲れ様過ぎt
わ、かった。 それならばまだ、大丈夫だろうか。
個別呼び出し(風)にしたので それぞれが判断を着けるだろうと思う。 例えばパピヨンは多分来ないかなとか!
移動の判断はたずねて委ねてしまったががが 美味しそうな方で動くといい…!暫し鳩。
(-25) 2011/04/19(Tue) 20時頃
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*/
会議お疲れ様過ぎt
わ、かった。 それならばまだ、大丈夫だろうか。
個別呼び出し(風)にしたので それぞれが判断を着けるだろうと思う。 例えばパピヨンは多分来ないかなとか!
移動の判断はたずねて委ねてしまったががが 美味しそうな方で動くといい…!暫し鳩。
(-27) 2011/04/19(Tue) 20時頃
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まちがえて ひとりごとにしてしまった
びっくりした
(-26) 2011/04/19(Tue) 20時頃
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スティーブンは、トニーの声らしきに一度振り返るが、そのまま大部屋を後にした。
2011/04/19(Tue) 20時半頃
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―個室11へ―
[11の部屋の前、 ドアノブに手を触れて 眉を寄せたまま天を仰いだ。]
――――…、…
[人が見ていないならば 抑えている感情の揺らぎがにじんでくる。 顔を前にもどし、 首を横に緩やかに振る。
扉を開き、 椅子を引いて、腰掛けた。]
(62) 2011/04/19(Tue) 21時半頃
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/* なんか皿洗いをしていて この時間に。
留守番了解し、た!
(-45) 2011/04/19(Tue) 22時半頃
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―個室11―
どうぞ。
[ノックの音に立ち上がりながら答える。 扉を開けば、少女の姿。]
フィリップは、 一緒ではないのだな。
[招き入れながら、 尋ねる。]
(96) 2011/04/19(Tue) 22時半頃
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/*
今日は皆早番なのだな! 賑やかで何よりだ。 けど。 あわわ(おくれたことにうろたえ)
ねむいか、むり、なく!
(-47) 2011/04/19(Tue) 23時頃
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―個室11―
ああ…
任せたまま来てしまったな。 後で、礼を言わなければ。 揃うまで、待つか。 椅子に掛けているといい。
[扉を閉めず、廊下の方を見る。 ムパムピスと、それを引き留めるようなチャールズが見えたか。]
(107) 2011/04/19(Tue) 23時頃
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―個室11―
―――君は、よく気のつく子だな。
[淡々とはしていたが、 確かにそれは誉めるもの]
では、彼が来たら話を始めよう。
[椅子はいくつかあるようだ。 自分は立つか、ベッドの縁で良かろうと。 トニーの話しになれば、不意に動き、止まり]
――――そう、か。 …君は、見てきたのだったな。 彼の前の「器」も。
(121) 2011/04/19(Tue) 23時頃
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/* ありがとう…!たすかる。
それは、なんという 眼球いじめ…。お疲れさまだ。 目の体操とかするといい…
(-50) 2011/04/19(Tue) 23時半頃
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―個室11―
―――…。
[マーゴの答えに、 ほんのわずか眼を細めたようだ。 だが、続いた前の器の話しには、表情は常のように。]
…君は、ギルバートを知っていた。 少なくとも7年より長く――器として、居ることになる、か。
[10年。その区切りを思うムパムピスはどんな顔をしていたろうか。]
ペラジーの、前の器とは、どんな ―――
[問いかけたとき、 フィリップの声がした。 開いたままの扉まで行き]
どうぞ。まだ、話しは始まっていない。
(143) 2011/04/20(Wed) 00時頃
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―個室11― [一度廊下の方を見てから、 すぐに続くものがないようであれば、扉を閉じる。 強い翠色がスティーブンを見ていた。 マーゴの語るヘンリエッタの様子に 僅かに目を伏せた。 ギルバートは――と。呟きかけて、今は止め。]
…では、話そうか。
まず、マーガレット。 私は君に謝らなければならない。 私は、君に嘘をついた。
[謝罪から始まるそれは、彼らにどんな印象を与えるか。]
(148) 2011/04/20(Wed) 00時頃
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―個室11―
そう。ギルバートのことだ。 …順を追って説明しよう。
[自分は結局、立ったまま。 講義を行うように、語り始める。]
ムピスと、フィリップには、 初耳の名前だろう。 ギルバート…ギルバート・S・レヴィ。 私の友人にして、7年前、 此処で「管理者」の任についていた男だ。
そして、ヘンリエッタという、「器」の少女の担当だった。
[一度、マーゴの方を見る。再確認する意味であった。]
(156) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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―個室11― ヘンリエッタの名はマーガレットから聞いた。 私はヘンリエッタのことは、何も知らないんだ。 彼は、何も言わなかったからな。 そう、何も、だ。
[フィリップが制してくれるのを見て、一拍置く。 ギルバートについて、思うこと、募ること、 数多在れど、口にするのはまだ淡々と事実。]
ギルバートは私と同じように ある日手紙を受け取って、任務へと向かった。 戻って来たのは数年経ってから。
――押し黙って、何か思い悩むような顔をして、 そのくせ結局何も謂わず。
[眼を閉じる。]
(159) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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彼は自ら命を絶った。
……これが私の知っている ある「管理者」と「器」の顛末だ。
(160) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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だから、マーガレット。 ギルバートは、…もうこの世には、居ないんだ。
……すまない。
[少しの間眼を閉じ、少し俯く。]
(161) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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―個室11― [いくらかの間を空けて――]
…ここからは推測になってしまうが。
ヘンリエッタが共にギルバートと地上に出てきていて 生きて、暮らしていけているとするならば 彼は自ら命を絶つようなことはなかった筈だ。 ギルバートは、…投げ出すようなことはしない。
[眼鏡のブリッジを指先で押し上げる。 表情を隠すような意味もあるのだろうか。]
…ヘンリエッタも、 もう、生きてはいないのだろう。
いや、生きていない、 それだけではなく。
(163) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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[マーゴの声を聞く。 一度、唇を引き結ぶように噛む。眉を寄せた。]
…器として動けるのは10年が限度、と。 これは、ペラジーから聞いた話だ。
管理者の事情を知っているらしき リンダの「手を汚す」 という言葉を君たちは聞いたか?
…管理者による「管理」は恐らく、 限界を迎えた器の「最期」まで、続くのだろう。 このシステムの真実は外に漏れてはならない。 ならば、役目を終えた「器」は――「管理者」の、手で
(169) 2011/04/20(Wed) 01時頃
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