35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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―村道―
[反芻するのは、先ほど刻んだばかりの記憶。
夕顔が頼みごとをするなんて、初めてのことだった。 朝顔がひとの看病をするなんて、思いもよらなかった。 旅館の女中さんが投げやりな声を上げるなんて… ]
……なんにも知らないのね、わたし。
[ぽつりと、零れた。]
(184) 2011/08/15(Mon) 22時頃
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/* かっちゃん> ねだった金平糖は、ゆうちゃんにあげるつもりだったんだよね。 素で(中身が)気付かなかったんだ ナンテコッタ 申し訳ない
(-41) 2011/08/15(Mon) 22時半頃
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/* あさちゃんもマイ金平糖をもっているかもしれない。 それでも贈るのがお嬢様クオリティ
(-42) 2011/08/15(Mon) 22時半頃
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―村の通り→―
………団十郎さん。
[声をかけられれば、振り向き。 どこかほっとしたといった調子で、団十郎の名を紡ぎ、 そのあとは、私塾の休耕や旅館の女中の具合も知る限り告げて。]
ぁ、いえ、
[傍目にも元気がないようにみえたのか。それはいかがなものか。 つい、むにっと自分の頬をつかみ、元気な笑顔を作ろうとした時、] あ、かっちゃんが…。 いいにおいね。
つきあいますつきあいます。 ……かぼちゃのほうが好きです。 [思わず笑みを滲ませつつ、団十郎の促しに従った。]
(195) 2011/08/15(Mon) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/15(Mon) 23時頃
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―勝丸の店―
朧さん、一平太さん… …どうも。
[先客組の二人に会釈をし、 ほんとうに茄子が好きらしいなぁと、茄子をたいらげる朧には感嘆の一瞥を送った。]
ぁ、一平太さん。
さきほどは、お茶、ありがとうございました。 結構なお手前でした。と、あさちゃんもお礼を。
[一平太へ頭を下げる。]
つかいおわった湯のみとお盆、 ……台所においてきちゃったわ。
[よくよく考えてみれば、それの洗いものまで済ませてくるべきだったか 今頃になって後悔の表情のお嬢様。]
(200) 2011/08/15(Mon) 23時頃
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―勝丸の店―
…………かぼちゃ、おいしい。
[勝丸へ小銭を支払い。 一口一口、受け取った熱い焼きかぼちゃを味わっている。
せっかちな人が見たら苛苛しそうなほど ペースはのろい。]
(209) 2011/08/15(Mon) 23時半頃
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/* >>204 片思い相手への告白、 先をこされたお!
(-49) 2011/08/15(Mon) 23時半頃
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[庭に出られる程度には、元気になっていたおみつ。 朝顔も目立った疲れなどは見えなかったように思う。 とぽつぽつと一平太の問いかけ>>218に報告して、]
……ぅぅぅ。一平太さんは 相変わらずすごく、丁寧だなぁ。
[お礼を告げられれば、何やら焦っていたが。]
……そういえば、 一平太さんと一緒に何かを食すなんて、初めてですね。
[相手のかぼちゃが焼かれていたならそれを眺めて、 なんだかそんな言葉を口にしていた。]
(234) 2011/08/16(Tue) 00時頃
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>>216
え?
[金平糖がお代となる、 そのような発想は持っていなかったから、]
べつに、きにしなくていいのに。 わたしが自分の力で得た食べ物じゃぁないし…
[民子や塾の外で働く勝丸を見ていると、そんなことも口にしてしまう。 しかし、その先は素直に、]
じゃあ、焼きししとう。 下さいな。
[かぼちゃがまだ半分残っているも、微笑んで追加注文した。]
(240) 2011/08/16(Tue) 00時頃
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こどもじゃないです……。
[頭を撫でようとした朧>>220に、小声で呟いて膨れた。 それが子供扱いと感じて不満らしい。 まあ、撫でられるがままであったが。]
………。はい。 ありがとう、ございます。
お野菜は美味しいし、お腹が満たされると元気がでますね。
[元気になれ、と声をかけてきた団十郎に。 さらに小さな囁くような声で、礼を告げたのだった。]
(242) 2011/08/16(Tue) 00時頃
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/* ん? 団十郎さん、占い系かな??
めもめも。
(-52) 2011/08/16(Tue) 00時頃
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志乃さん>
師匠と呼ばせてください。
師匠のスタンスを見習ってるであります。
(-53) 2011/08/16(Tue) 00時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 00時頃
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>>245
なんか、かっちゃんは、色々考えているんだね、 ときどき、とてもわたしの思いつかないようなこと、言っちゃうし。
[素直に感心する。]
[勝丸の後頭部を軽く叩く民子に、いつもお野菜ありがとうございます、と改まった口調で感謝の辞を述べた。]
将来かぁ。 うん、…… そうだね。
[広がる微笑み。] じゃぁそれまで、頼りにしちゃう。
[手を伸べて、獅子唐を受け取った。]
(294) 2011/08/16(Tue) 01時半頃
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>>247
ええ、かぼちゃの甘味は上品で好き。
あら、好きなものは好きで、構わないじゃないですか、 それも立派な漢らしくて素敵だわ。 甘味の好きなひとからすれば、 一緒に甘味を食べに行けて、楽しいでしょうし。
[くすと笑い。 焼き南瓜を食べている姿に、 一平太の意外な一面を知った思いがして。]
?! ……ぇ。まいごで大騒ぎ………
[朧たちの思い出話に、さらにそれが増した。]
(295) 2011/08/16(Tue) 01時半頃
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……わたしは食べたら、うちへ帰りますね。 そろそろいい時間ですから。
[予定をきいてきた朧>>289に、 まるごと残っている獅子唐を振って返答する。]
では、また……。
(298) 2011/08/16(Tue) 01時半頃
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……いえ、おつきあいいただきまして、 こちらこそ。 ありがとうございました。
たのしかったです。 [団十郎の別れの挨拶に微笑む。
店の者含め、他の人々にも丁寧に別れの挨拶をして、 獅子唐を食べ終えると、その場を後にした。]
(299) 2011/08/16(Tue) 01時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 02時頃
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―家路―
[なんとなく>>130」 あの時、朝顔にはそう答えた。 なんとなく。 そう、なんとなくでしかない、 けれど、なんとなく 仁右衛門の学説は自分にとっては価値が有る。
それによって、未来へ手が届くならば。]
(300) 2011/08/16(Tue) 02時頃
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はじめはまるっきり、絵空事のように感じていたのに。
…いつのまにか。 星降りの罰あたりな新説に夢中になってしまっているわね。わたし。 お祭りは無礼講とは言え、 わたしが遅くまで帰ってこなったら、うちから捜索の人員をだされかねないし、 …ならば…
[道端に咲いていた露草を摘み取ると、袂の落書き帳に丁寧に挟みこんだ。 簡易な押し花を作成するのに使用しているこの落書き帳のなかには、他にも様々な植物が保存されていた。]
(302) 2011/08/16(Tue) 02時頃
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[村の通りは、賑やかさをましていて。 なにごともなく祭りが終われば、秋がめぐりくるのだろう。 去年と、一昨年と、そのまえと、そのずっと前と同じように。
平和に、 和やかに、 何も変わらずに。]
[大空を見上げる。
流れる星を思い浮かべて、 拾い上げた棒きれで、無造作に虚空へ線を描いた。**]
(303) 2011/08/16(Tue) 02時頃
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