15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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セシルは、ラルフの姿を先に見つけた。チャールズもそこにいただろうか?
2010/07/19(Mon) 02時頃
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『いっぱい食べて』 『おおきくなるの』
[もぐもぐ、むしゃむしゃ] [ばりばり、ごくん]
『――ねえセシル』 『さっきから、声がするわ』
『鳴き声』 『哀しく聞こえる』
『危害は加えてこないと思うけれど 気をつけて……』
(*16) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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― 城下町 ―
ラルフ、さん。
…い、いいえ。別に何も。
[問いかけに首を横に振った。 異形の死骸を食べただなんて言いたくなかったのは、まだ、自分が狂っていると認めたくなかったからか。
それとも、単に心配させたくなかったからか。
――心配かけてごめんなさい、と、目の前の彼が言った>>143言葉が頭をよぎった]
それよりも…早く戻りましょう。 この暗さで外にいるのは、危険ですから…。
[それにしても暗すぎる、と辺りを見ながら言った]
(239) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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セシルは、鳴き声に気づいて、暗い空を見た。
2010/07/19(Mon) 02時頃
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大丈夫ですよ。 お腹も――…多分。
[ありがとう、とラルフに言う。 チャールズももう合流していただろうか。揃うまで待ってから、城のほうへと*戻るだろう*]
(252) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 02時半頃
セシルは、溶けてしまいそう――その言葉に小さく、頷いた*。
2010/07/19(Mon) 02時半頃
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/* おはようございます。 お仲間はホリーでしたか。よろしくお願いします。
首無がRPでCOしたい可能性を考えて黙っていましたが、消去法で私が囁き狂人です。それから、決定者。
私もヨナほど頼りにはならないかもしれませんが、何か疑問等あればできる範囲でお答えしますので、遠慮無く聞いてくださいね。
(*25) 2010/07/19(Mon) 09時頃
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……どうかしましたか?
[ラルフが何か言ったような気がして>>255、問う。 返事はあっただろうか。 なくても、空耳かと思い特に気にすることはないだろう。
そして、城が見えてくる]
…アリーシャさん、ですかね。
[城門前をほのかに照らす光。 照らしてくれた人の顔ははっきりとは見えなかったが、彼女のような気がした。 ありがとう、と言ってみたが、彼女に聞こえただろうか]
(267) 2010/07/19(Mon) 09時頃
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[どこかから呼びかける声も聞こえた。あれは、ガストンの声だろうか。 返事はしてみたが、やはり届いたかどうか。 城の中に入ったところで、手の中の衣類をラルフに差し出した]
ええと…着替です。 こちらのほうが少しだけ小さいので、こちらをベネットさんに、こっちの大きいほうをラルフさんに…で、いいですよね?
ところでベネットさんは今、どちらに…?
[チャールズにベネットの居場所を尋ねる。 特に断られなければ、ベネットのところに服を運ぶのを手伝うつもりでいた]
……………。
[チャールズからの返答を待つ間も、下腹部はうるさい。 とんとん、とんとん、と。 奇妙な振動をずっと感じていた*]
(268) 2010/07/19(Mon) 09時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 09時頃
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― 城門 → 小倉庫 ―
[チャールズにベネットの居場所を教えてもらえば、ついていくだろう。 ラルフはどうしただろうか。別れたかもしれないし、共に来たかもしれない]
……外が。
[廊下を歩く途中、割れた窓の向こうに光>>#3を見つけると、目を細めた]
あれは……。 …あれも異形、…ですね。
(298) 2010/07/19(Mon) 15時頃
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『きれい……』
[死を誘う光。それでも惹かれるのは何故か]
『後で見にいきましょ、セシル』
["内臓"にいる"存在"が、女だから、なのかもしれない]
(*28) 2010/07/19(Mon) 15時頃
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セシルは、小倉庫の前に来れば、一度ノックをしてから中に入るだろう。
2010/07/19(Mon) 15時頃
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― 小倉庫 ―
こんばんは。
[マーゴが居たことには一瞬だけ意外そうな表情をして。 しかしすぐに柔らかい笑みに戻った]
マーゴさんがついていてくださったのですね…。安心しました。
着替と、薬と、食糧を持ってきました。 具合はいかがですか?
[と、ベネットの右の瞳が鉱晶と化していることに気づき。 驚いたように彼の瞳を見た]
(306) 2010/07/19(Mon) 15時半頃
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セシルは、マーゴが己の名前を口にするのに、小さく頷いた。
2010/07/19(Mon) 15時半頃
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なら…よかったです。 最初にお会いした時は辛そうに見えたので…。
[手伝いは勿論と頷いて、手を貸すだろう]
……さっき、より。 広がっている気がします。
[自分よりもチャールズのほうがベネットをよく見ていただろう、とチャールズがまだそこにいれば彼に視線を向ける]
内側に棲んでる奴…ですか。 ……内側ですと、追い出すのも容易ではないですしね…。
共存…というのも変ですけれど、うまくやらないといけないでしょうね。
[とん、と、また下腹部に違和感を感じた]
(313) 2010/07/19(Mon) 16時頃
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セシルは、ベネットの傷口に引っかかっている異形に、目を丸くした。引っ張っていいものかと戸惑う。
2010/07/19(Mon) 16時頃
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『わたしは悪さしないわっ!』
[ぷんぷん] [くすくす]
『だってわたしは妹だもの』
(*30) 2010/07/19(Mon) 16時頃
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セシルは、しかしそのままにしておくわけにはいかないので、恐る恐る手を伸ばす。
2010/07/19(Mon) 16時頃
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[小さな熊のような異形は、掴んでしまえば容易に引きぬくことができた。 ベネットが痛みを堪える様子に、ごめんなさい、と小さく言って]
……こうして見ると、可愛いものですね。
[何を思ったか、それを上着のポケットに入れてしまう。 頑張れば逃げ出せるだろうが、さて。この異形はどうするのか。
と、マーゴが水を汲んでくると言うのを聞き]
あ、待ってください。 外はもう暗い、一人では――…。
[倒れそうなマーゴを支えようとしたが、先に彼女は自分で棚を掴んでいて]
…危ない、ですよ。
(319) 2010/07/19(Mon) 16時頃
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……足を痛めているのなら尚更です。
[立ち上がり、マーゴに座るように言う]
水は、私が汲んできますよ。 チャールズさん、ここはお願いします。
[チャールズにそう言って、部屋を出る。 チャールズやマーゴが代わりに行くと言っても断るだろう。
"誰か"が言うのだ。
"外に出たい"――と]
(321) 2010/07/19(Mon) 16時半頃
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セシルは、しかし、ベネットが独りにならなければ誰かがついてくるのは止めないだろう。
2010/07/19(Mon) 16時半頃
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『くまさん』
『くまさんね!』
『かわいい』
『おともだちになりたいわ』 [くすくす]
(*31) 2010/07/19(Mon) 16時半頃
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――誰が?
[疑問は声にならない]
(-65) 2010/07/19(Mon) 16時半頃
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[マーゴが後から追ってきていることにはまだ気づいていない。 先程ポケットに入れた熊の形の異形をつまんで、自分の顔の高さにまで持ち上げた]
………。
[とんとん。 下腹部が訴える。
"それ"が欲しいと、訴える]
(324) 2010/07/19(Mon) 16時半頃
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[熊の形をした、まだ生きている異形を
ゆっくり、口元へと――]
(325) 2010/07/19(Mon) 16時半頃
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――…、…はい。
[立ち止まってマーゴのほうを振り返る。 その時に手の力が緩み、熊の異形はするりとどこかへ逃げていった]
………。
[一歩、二歩、マーゴのほうへと歩み寄る]
(330) 2010/07/19(Mon) 17時半頃
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『あっ!』
[逃げていく熊に、妹は残念そうに叫ぶ]
『おともだちに、なりたかったのに……』
[しくしく、泣きながらまた内臓を叩く]
(*32) 2010/07/19(Mon) 17時半頃
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セシルは、マーゴの隣に並んだら、一緒に泉に行くつもりで。
2010/07/19(Mon) 17時半頃
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…ここまでされては、断れませんね。 はい、一緒に参りましょう。
でも、歩くのが辛くなったらすぐに言ってくださいね?
[マーゴの背に合わせてほんの少し屈んで笑う。 彼女の不安げな瞳を理解しているのか、いないのか。 優しい物腰は、かえって彼女の不安を煽ってしまったかもしれない]
それから――見えますか?あの、光。 あれは恐らく…酸素を食らう異形です。
むやみに近づくと息ができなくなりますから。 気をつけてください。
[遠くに見える光を指さして言った]
(334) 2010/07/19(Mon) 18時頃
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…逃げ……?
[自分が熊の異形を手にしていたことを綺麗さっぱり忘れてしまった様子で、首を傾げる。 不安げな表情が彼女から消えなかったのには、流石に心配になり、時折様子を尋ねたが――…。
熊の異形のことは、きっと問われなかっただろう]
―→ 泉 ―
(335) 2010/07/19(Mon) 18時頃
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セシルは、マーゴの歩調に合わせて、泉に向かう*。
2010/07/19(Mon) 18時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 18時頃
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/* ソフィアは半狼か預言者かな…?
(-73) 2010/07/19(Mon) 20時半頃
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ええ、酸素です。
あれがヒトに確認されたごくごく初めの頃には、 あの光から放射線を放っているのだとも言われていたらしいですが――…。
…どちらにせよ、近づかない、以外に取れる対策がないのが困ったところですね。
[もうすぐつきますよ、と言おうとしたところで。 服の裾に触れられる>>352。 驚いたような反応は一瞬だけで、理由を聞けば、穏やかに笑っていいですよと頷いた]
[下腹部は違和感から、痛みに変わろうとしていた]
(356) 2010/07/19(Mon) 21時半頃
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セシルは、泉の近くから人影はなくなっていたか。ゆっくり歩み寄って、水を汲む。
2010/07/19(Mon) 21時半頃
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『やめてよ』
『やめて』
『わたしのセシルに触らないで!』
[訴えるも、宿主たるヴァイオリニストには届かない]
[その声を聞き止められるのは――
異形の声がわかる者、だろう]
(*35) 2010/07/19(Mon) 22時頃
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― 泉 ―
[水を汲みながら、時折、上を見る。 聞こえてくるのは、異形の鳴き声>>361――……。
少しの間、手が止まった。
すぐに我に返るけれども]
(367) 2010/07/19(Mon) 22時半頃
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『おおきなこえ』
[真っ暗で 見えないけれど 聞こえる]
[異形の声]
(*39) 2010/07/19(Mon) 22時半頃
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『どうしてかしら』
『わたしはセシルのなかで生まれたのに』
『あの子を知っている気がするの』
『あの、髪の長い子……』
『セシルが、知っているからなの? それとも わたしが 知っているからなの?』
(*40) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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[必要な分を器に汲み終わると、泉の水を手で少し掬って飲んだ]
マーゴさんも飲みますか?
[そう、問いかける]
(374) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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セシルは、歌が、聞こえた。近いと感じた時には、コリーンは既に見えるところにいたか。
2010/07/19(Mon) 23時頃
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コリーンさん。
[歌を歌うひとは、彼女しか知らない。 彼女の声だと思ったときには、もう彼女はそこにいて]
…もしかして、あれからずうっと、歌っているんですか…?
[歌いつづける、と。それを望まれている、と。 少し前に会った時に彼女はそう言っていた、が。
ここまで歌い続けているのは、流石に異様だと思い。尋ねる]
(378) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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― コリーンが来る前 ―
[物知りと言われ、曖昧に笑う。 そも、何故自分はこのことを知っていたのだろう。 誰かから聞いたのだろうか。誰に? ――答えは、出ない]
…きっと、一人だったのだと思います。
[そしてマーゴの問いに、答える。 きっと、…きっと一人だったはずだ。 誰かと離れた記憶はなかったから。
記憶がところどころあやふやになっているのを感じる。
ここ数日はそれが特にひどいような、そうでもないような。 自分のことなのに、どこか、よく知らない他人の話のような感覚]
少なくとも、妹は傍にはいなかった……。
(383) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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