191 The wonderful world -7 days of MORI-
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ひゃん!? き、今日は駄目なんです!その…う、兎だから!!
[白いパンツに赤いリボン。そしてお尻には可愛い兎が人参を咥えているような子供っぽい柄。正直20超えてもそんなのを穿いているのはどうかとも思うが 慣れた動作で出される蹴りには食らう、と思っていたのだが 突如現れた救援によって助かったらしく。今に至る]
ごーちゃん、撃ち出して!!!
[なんでも良いから。奥でも、手前からでも良い 物質さえあれば自分は戦える。躱すだけで、引き寄せて 周りを巻き込まないようにあとは調整するだけ
そうやって、パートナーと連携を取りながら。白上を倒さんとする*]
(259) 2016/06/19(Sun) 00時半頃
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ありがと、ごーちゃん! あとは…。巻き込まれないように気をつけてっ!!!
[それは白上に近い全員に発した言葉だろうか ペットボトル程度の大きさの尖った杭と自分の直線上に白上が来るように回り込めば]
見せてあげます、“イースター”の盗みってやつを!
[目標ロックオン。それがどこに当たるか、それとも躱されるか どちらにせよ隙が出来れば別の誰かが彼女に攻撃する術になるだろうから*]
(268) 2016/06/19(Sun) 01時頃
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あた…った?
[景山が作り出した杭が、生身の彼女に当たったのを確認すれば信じられない物を見るようで それから異形と化していく白上を、ただ呆然と見守る事しか出来なかった]
嘘…で、しょ……
[ここに3組、辿り着いて良かったと心の底から思った ケンタウロスのようなその姿は、まさしく“化物”と呼ぶに相応しい形だっただろう 最後の関門があまりにも大きな壁にも見えた。このまま、全員が消滅してしまうんじゃないかと、思うほどの絶望]
(282) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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………ッ!!!
[最速のノイズの脚力、と言われて 瞬く間に加速する大きなノイズを目で追うのが精一杯で 人間の形を保つ上半身がこちらに銃口を向いたのに気付くのが遅れ、身を躱した時には空いた右腕の肉を抉るように掠めた]
ん"…ぁ……!! いた、い…痛い…痛い、痛いよぉ……!!
[心が折れそうだった。体全身は痛いし、左腕は焼け焦げて動きそうにも無い 空いた右腕は肉をえぐられたようにドクドクと出血している。致命傷で無くとも、血が失われていくのがわかる]
(283) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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…いたい、よ
[右手で握り拳を作れば筋肉によって腕に血が集まり、更に出血は激しくなる それでも、立ち上がって]
私は、私達は……!!
[最速のノイズの邪魔が出来るように景山が壁を生成してくれるって、“信じて”いるから やってくれるって、いちいちテレパシーを通じなくてもわかっているから だから、その進行上で止まる先を見極めて]
(285) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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貴女を倒して、生き残るんです!!
[展望台に必ずある双眼鏡 それを、一点集中させてぶつけるために彼女の懐に轢かれる覚悟で飛び込んだ*]
(286) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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に"ゃ"……!!
[双眼鏡を後ろ足で蹴り飛ばされれば攻撃は失敗 失敗すればそこで粘って攻撃するのも愚策 だとすればやる事は1つ]
ごーちゃん、無理だったごめん!!!
[その強靭な脚力で蹴られるより早く逃げ出して 彼女の銃口からも逃げるように、景山の傍に脱兎の如く駆け寄った
ノイズを囲むように三方の壁が出来上がったのはその後の事*]
(299) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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ごーちゃん!!
[近くに居た少女>>308とほぼ同時に叫び声が上がって 彼に抱きとめられたまま、自分に何が出来るかを走馬灯の如く、思案する 物をぶつける?間に合わない 突き飛ばして一緒に避ける?そんな力は残ってない 詰んだ。そんな言葉が頭をよぎった]
―― 駄目
[もう大切な何かを失いたくないから 生前、ギリギリになって知った死への恐怖 突き飛ばされて、彼に必死になって手を伸ばしているのに遠くなる距離 ゆっくりと、景山がどこかに行ってしまうかのような錯覚を覚えた]
(315) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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駄目、ごーちゃん!!!
[景山の前に作られた壁は無残にも砕け散って その破片が彼を切り裂くのをはっきりと見た ねぇ、貴方は何故そこまで出来るの? 一人で勝てる相手じゃないのに 身体は最早傷だらけで そんな風に戦う景山が、心の底から――]
――ッ!
[思わず目を覆いたくなるような、そんな光景 彼が取り出した特殊警棒が白上に向く所で、目を瞑った*]
(316) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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