241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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─ →7日目 ─
[一瞬の眩暈の後、目を開けば─2
1:兄間薬品 2:キリエ駅 3:イザナタワー99 4:甘味処あん屋 5:スクランブル交差点]
(+30) 2018/05/25(Fri) 10時頃
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[ ──── 目覚めて、 ]
(+31) 2018/05/25(Fri) 10時半頃
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[ というのが、正しいのかって? さあ。
ニーナは目を開けた。身体を起こした。 そこはやっぱり硬い地面の上で、 ──ほんの一瞬、また日を跨いだのかと。]
…………いや、
[ 頭がぼんやりするけれど、 なにかおかしいと思ったとき、 古めかしい携帯電話が着信を告げる>>5:#4。
短い文面。飾りっ気のないソレを、 ニーナは丁寧に読み込んで、数秒。]
(+32) 2018/05/25(Fri) 10時半頃
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死んじゃったのかあ ……でも、楽しかった なあ
[ ぽつんと呟いた。馬鹿みたいだと、 自分でも思わなかったわけじゃないけど。
見上げた空は高く、 ──最期に見た空色 が、過ぎって、 今度は大慌てで立ち上がった。]
──ジリヤ? ああ、そういや昨日の──、 エクゾディア……完成したかな……
[ ちょっとした愛称、くらいの思い入れはある。 完成したとて特殊勝利には至らないどころか、 自分たちは敗北してしまったようだけれど、 だからといって、全滅を良しとするわけでもなし。]
(+33) 2018/05/25(Fri) 10時半頃
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[ 記憶が蘇っていくがごとく、 気になることが次々に浮かび上がってきて、 ──しんみりしている暇はないって!
ニーナは暫くオロオロと周囲を見回した後、 傍らにいたであろうジリヤと言葉を交わし──、]
──とにかく、 このピグノイズとやらを捜そう 適当に歩き回ってみようか
ええと、ここは──、
[ 周囲を見回す。 どうやら3のあたりらしい。
1.キリエ駅 2.兄間薬品 3.あん屋 4.イザナタワー 5.スクランブル交差点 **]
(+34) 2018/05/25(Fri) 10時半頃
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─ 中央エリア・キリエ駅 ─
……っと。 今日はここからか。
[かつてここで騒いでしまったこともあった。 あのとき会ったウシコは元気だろうか、 死神に元気かどうか聞くのは可笑しいかも。
側にパートナーが居たならば なんだか気恥ずかしいような気がして そわそわと足元の石ころを蹴飛ばしたりなど。 気を取り直して、行ったことのないエリアに行こうと パートナーに声をかけようとしたところ──揺れた。>>#1]
(+35) 2018/05/25(Fri) 10時半頃
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っ──!地震か!? 此処等にしては、大きめの、……
[揺れがおさまるまで腰を低くして 落下物に警戒していたが、 多少ざわついた程度の駅前は 直ぐにまたいつも通りの賑やかさを取り戻す。]
…珍しかった、な。 なんかの前触れじゃなきゃいいが……、
こっちの北エリア、行ったこと無いんだよな。 行ってみないか?
[こっち、と北エリアの方向を指差して パートナーを誘った。]*
(+36) 2018/05/25(Fri) 10時半頃
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──中央エリア/あん屋付近──
[ かくして、ピグノイズ捜索の幕開けである。
キョロキョロと周囲を見回すが、 当然、そのへんに転がってるでもなし。
ううん、とニーナは思案して、 ジリヤを見下ろして、尋ねる。]
別の方角を目指さないか?
ほら、ここ 高成績のものにはってあるだろう 要は、他の脱落者たちと 競い合えってことなんだろうし、
(+37) 2018/05/25(Fri) 11時頃
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──だとすると、私たちは不利だ あと1日しか時間がない どう計算するかは知らないけど、 急ぐにこしたことはないよね
ほら、時計回りとその逆のつもりで回れば 最後はどこかでかち合うだろう 何かあればテレパシーで連絡、いい?
[ 手早く段取りを決めて、 そうだな──南側から取り掛かろうかと。 パートナーにそう告げれば、 一旦別れて南の方へと──、**]
(+38) 2018/05/25(Fri) 11時頃
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──南エリア──
……酷いな、つまり あのおかしな色のノイズの出所は こっちだったってことか?
[ 南下するに従い増えていく黒いノイズに、 ニーナは眉を顰めてあたりを見回した。
どうやら二度死んだ者には興味がないらしく 悠々闊歩できるのはありがたいけれど。]
……どうにか、残ってるひとに 伝えられればいいんだけどなあ
[ ふむ、と考えながらも、 ( 窓ガラスにうつりこんだり、 ローソクの火を揺らすくらいできればいいのに! ) ニーナが足を向けたのは、御沙霊園だった。]
(+39) 2018/05/25(Fri) 12時頃
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[ ……以前ミッションに縁のあった場所が 何かしら関係あるんじゃないかなんて、ただの勘繰り。
何日目だかのミッションで、 野犬に遭遇した森を進んでいけば、 何やら、丸っこいシルエット──、]
こ、これか なんか、かわ……………
[ 昨日のモルは哀れにも ジリヤの銃にぶち抜かれてしまったが、 今日は、その心配はない! そして、指令はあくまで"捕獲"!
怯えた素ぶりでまあるくなっている ( なんせ背後は大木だ! ) ちいさなノイズを見つめ、耳を澄ませ、]
(+40) 2018/05/25(Fri) 12時頃
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……………………ぴ、 ぴぎぴぎゆってる……………
[ ニーナは顔を覆った。かわいいんだけど。 さながら気分は悪党である。 藁の家なぞひと吹きで崩してやろう!]
お、おいで〜 痛いことしないよう
[ そうっと、手を差し伸べる。 これが野生の動物に通用しないことなど ニーナだって100も承知だ。 承知だが、野良猫に声かけることもあるだろう!]
(+41) 2018/05/25(Fri) 12時頃
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[ 案の定、ぴゃっと動こうとしたピグノイズに、 ニーナは素早く、進路を塞ぐように手を伸ばし──、 20(0..100)x1。]
(+42) 2018/05/25(Fri) 12時頃
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……やっぱり、犬とは違うか
[ ぴゅんと短い手足を懸命に動かし、 1の方に逃げてく姿を (1.オシリスカメラ 2.木徳図書館 3.いちご横丁) なんだかしみじみと見送ってしまって──、 おっと、追いかけねば!**]
(+43) 2018/05/25(Fri) 12時頃
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―中央エリア:あん屋付近―
おはよう、ニーナ。 もう、あんまり無茶はしないでくださいな。
……本当に、驚いたんですから。
[詳細は伏せますが、とある理由で 数分前まで激しく咳き込んでいたジリヤは、 目覚めたらしいパートナーに気付いたなら、 何事も無かったかのように微笑んだでしょう。
あまり無茶な真似はするものでないと 少女は内心思います。 流石に死ぬかと思いました。 ……死んだのですけれど。]
(+44) 2018/05/25(Fri) 15時頃
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わたくしも楽しかったわ。 ですから、もう一度――頑張りましょう?
[それでも、まだ終わりではありません。
スマートフォンの画面に表示された>>5:#4 二度目のチャンスに、ジリヤはパートナーと顔を見合わせ、笑いました。*]
(+45) 2018/05/25(Fri) 15時頃
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―南エリア:いちご横丁―
[さて、パートナーの提案に従って>>+38 ジリヤは南エリアから反時計回りに キリエ区を歩くことにしました。
昨日までさんざん手こずらされたノイズは、 此方に見向きする様子もありません。 ですから、ジリヤの方も鼻歌交じりに ノイズの群れをすり抜けて歩きます。]
(+46) 2018/05/25(Fri) 15時頃
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本当に幽霊になったみたいですわね。
[ふふ、と口元を吊り上げて 三度目の来訪となる場所を歩けば、
―――なるほど、あれがそうなのでしょう。 マスコットじみた、可愛らしい豚がおりました。]
ごきげんよう、豚さん。 ……ほら、怖くありませんわよ。
[警戒するようにぴぎぴぎと鳴く豚に ジリヤは穏やかに笑いかけ、一歩踏み出しました。
23(0..100)x1]
(+47) 2018/05/25(Fri) 15時頃
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……。
[ぴゃっと2(1.木徳図書館2.霧江警察署3.奈落亭)の方へ逃げた豚を目で追って、 ジリヤははぁと溜息を吐きました。]
……動物は苦手ですのよ。
[鼻がいいのか、勘がいいのか。 昔から、動物に好かれた記憶のない少女は とぼとぼと次の場所へ向かったことでしょう。**]
(+48) 2018/05/25(Fri) 15時頃
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ー 西エリア・盟海珈琲店 ー
(いた……)
[珈琲店の近く、丸っこいシルエットがそこにいた。 こちらに気付いてガン見してくる。 ぴぎぴぎ鳴いて、警戒しているのもよく分かる。]
痛い事、しないぞ……?
[自分の足下で影が揺れながら、ギリギリまで距離を詰めようとゆっくりと近づいていき……15(0..100)x1。]
(+49) 2018/05/25(Fri) 16時頃
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[……ものすごい勢いで逃げられてしまった。]
は、早いな……
[走って追いかけるのも、咄嗟に影で捕まえるのも どちらも無理と即察するレベルで素早く、2の方向へ去って行った。 1.スタジオエデン 2.兄間薬品 3.日継塚公園
……さっきの橘は、これに大苦戦の末にあんな調子になってしまったんだろうか。>>+21]
追いかけて間に合うか……?
[しかし、他に居所の心当たりなんてない。 ピグを追いかけるように、また移動する事にした。]**
(+50) 2018/05/25(Fri) 16時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/25(Fri) 16時頃
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―東エリア:霧江警察署―
[逃げた豚を追ったジリヤは、 そこに広がっていた光景に、ふふ、と笑みを零しました。
何せ、先程逃げたらしい豚>>+48が一匹と、 それ以外に、二匹の子豚>>#2>>+23が いた訳ですから。]
三匹の子豚ですわね。
[つまりはそういうことです。 とはいえ、家を建てる暇など与えません。 ジリヤは聖母の如く微笑んで、 微笑ましい豚の団欒に歩み寄りました。
7(0..100)x1]
(+51) 2018/05/25(Fri) 20時頃
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[狼よりも恐ろしい来訪者に、 三匹の子豚はたちどころに逃げていきました。
一匹は2の方向へ、 もう一匹は2 そして最後の1匹は2へ向かったでしょうか。 (1.スクランブル交差点 2.オシリスカメラ 3.いちご横丁 4.マナ・マリンパーク 5.JUN-Shock 6.イザナタワー99)]
……。
[ジリヤは決意しました。 今夜の晩御飯は、角煮にすることを。*]
(+52) 2018/05/25(Fri) 20時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/25(Fri) 20時頃
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−鳴呼麺本舗−
[ブタを追いかけているうちに お腹が減ってきたので小休止。 二度死んでもなおラーメンが食べられるとは なんと幸せなことだろうか。]
……店長。豚骨ラーメン、焼豚マシマシで。
[店長に何か嫌なことでもあったのかと聞かれたが、 そんなことは一切気にしない。]
(+53) 2018/05/25(Fri) 20時頃
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──南エリア/オシリスカメラ──
[ 今夜の夕飯だなんだといったって、 死者に食事が必要なのかもわからぬが、 ニーナは豚トロ丼が好きだ。
──ということを言おうにも、 パートナーは隣にはいない。 咳をすればテレパシーで 反応くらいはしてくれようが、 なんにせよ一人である、現在。オシリスカメラ。
( 尚ひどく咳き込んでいたジリヤ>>+44に、 血反吐でも吐くんじゃないかと ドキドキしたのは先刻のことである ) ]
(+54) 2018/05/25(Fri) 20時半頃
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[ 子豚を追いかけ街を駆け、 一度は見失い周囲を探して回った。
建物の影になる場所に はみでた丸い胴体を見つけ( かわいい )、 そうっと回り込んでみたら、 なんと、三匹寄り添ってるではないか! ( 奇跡的にかわいい! )
ぴぎぴぎと身を寄せ合う子豚に、 ニーナは顔を覆いそうになった手を握りしめ、 だらしなく溶けそうな頬をぺちんと叩き、 ビッグ・バッド・ウルフさながら 慎重かつ大胆にピグノイズに歩み寄る──!
49(0..100)x1 *]
(+55) 2018/05/25(Fri) 20時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/25(Fri) 20時半頃
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[ "緋色"の理由は、
傲慢であり、怠惰であり、 時に嫉妬を含み、憤怒を抱き、 強欲を 孕んだものであったのかもしれない。
── それは、昔からのものであるのか、 今、まさに死して宿したものであるのか、 どちらだろうか、 "はじめまして"のおとこにとって、 其れは 読み解きにくいものではあれど。 ]
(+56) 2018/05/25(Fri) 20時半頃
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[ ── 確かに、 互いの"理由"であることに、変わりは無く。 ]
(+57) 2018/05/25(Fri) 21時頃
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── やだな。
君が思い残すこと無く死んだら、 僕はいよいよこの世とおさらばするしか無いよ。
[ 遺してしまうひとは、いるのだけれど。
…本当は、不幸な事故に遭ったら、 死んでしまうのがこの世の理なのだから。
足元を這うアイビーを碧が追い、 ]
(+58) 2018/05/25(Fri) 21時頃
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── だって きみ、 "死んでも離れてくれない"んだろう。
[ 銀をかき混ぜた掌に、 諦められない理由がまたひとつ* ]
(+59) 2018/05/25(Fri) 21時頃
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