160 東京村
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そうですね。 首根っこの方より、山手線で巻き添えにした方を謝って下さい。
あの時は……必死で、しかも本気だったのは間違いないです。 「マジでやった」のはまあ多分、そうなので、ある意味TPO合ってたのでは? ……いつもの性格は、もっと、弱腰…でしたね。 今もう割とどうでも良くなっちゃってますけど。
(+30) 2015/06/07(Sun) 20時半頃
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あの子のビール飲めない、はわかりやすいですよね。 でも、両親も私もビール好きなので、「ビール飲めない女の子」を気取ってただけかもしれませんけど。
……どちらにせよ、貴方とはあの子とよりは美味しいお酒が飲める気がします。 あの子そもそも未成年でしたけど。
[話していると、ますますお酒が恋しい。]
行きましょうか。 いくら待とうが、次の電車なんて来ないでしょうし。
[ベンチから立ち上がり、ん〜、と伸びをした。**]
(+31) 2015/06/07(Sun) 20時半頃
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(>>+29-31)
そしたらダンナが捜索願出すでしょ。 掃除、してほしくってさ。 まぁ……どっちにしろ多分帰れないけど。
弱腰がいつもの、ねぇ。よくわかんねーけど…… 本当はその弱腰もホントの性格じゃなくて、 今の開き直ったサバサバしたのがホントなんじゃない?
(+32) 2015/06/08(Mon) 21時頃
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[自虐ネタを受け流しつつ。『巻き添え』の話に戻ると眉を潜ませた。]
あのさぁ、その話やめね? さっきも言ったけどさぁ、そもそもお前が俺を突き落とそうとするからだろ。 殺されたも同然なのに、恨まずにこんな神対応な俺を褒めて欲しいぐらいだ。 お前が俺を襲ったりしなきゃこんなことに――……
[そこまで言って、少し考える。]
……やっぱり謝る。
悪かった。
ただ「死ぬ」んじゃなく……「ここ」に引きずり込まれたのは、俺のせいだ。 それは、……謝る。ごめん。
[ぺこり、と小さく頭を下げた。]
(+33) 2015/06/08(Mon) 21時頃
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[それから、なぎさが伸びをする様子を見上げる。]
ねえ、なぎささん。
[自分も億劫そうに立ち上がる。一足先を行くように、改札へゆったりと歩いて行く。]
俺ね、むかし、ここに来たことがある。一人でね。 そのせいでまたここに来たんだと思う。 そんときは、どうやったのかわかんねーけど、3年後にようやく出れた…… でも、俺、遅かれ早かれ、ここに連れ戻されるんだったんだと思うわ。 たとえなぎささんに突き落とされなくてもね。 それが怖くて、電車にもバスにもタクシーにも乗れなかった。 どっかにまた、一人きりで連れて行かれると思ったから。
だから、変な話だけど―……
なぎささんが今いることが、 会話してくれる存在が、だいぶ嬉しいんだよ。
[それが、だらだらと会話を続け、自分を殺そうとした者を責めない理由だった。]
(+34) 2015/06/08(Mon) 21時頃
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……なんだっけ。あー。ビールの話。 気取ってただけってマジかよ。 まぁ、んな若い頃からビールうめぇなんて言うなんて女子力低いもんな。
そうしたら、あいつ、姉ちゃんとキャラ被りたくなかったのかな? 家族の誰とも。 変なの。俺、ガチの天涯孤独だから、全然わかんねー、そういうの。
うん。それは俺も同感。 んじゃ、行きますかね……
[きさらぎ駅改札を、*通った。*]
(+35) 2015/06/08(Mon) 21時頃
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(>>+32)
……その発想は無かったですね。
[今の性格が本当の自分。 どうなのだろう。実感は無い。 昔からずっと、妹の影に怯えてきたから。 しかし、改めて考えると今の自分が自然体な気もして、腑に落ちる気もした。]
死んでようやく素に戻れるというのも、中々に間抜けですけど。
(+36) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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えっ、 と、 ……冗談だったのに。 調子狂うなあ。もう。
[謝られた>>+33のは予想外で、少し動揺してしまった。 「お前」でなく「なぎささん」などと名前で呼ばれれば>>+34、尚更だ。]
そう言えば、2回目って書いてましたね。
[彼の「きさらぎ駅実況」は、リアルタイムで追っていた。 まさにその、きさらぎ駅ホームのベンチで。]
……えっと。 前に戻れたなら、また戻れる目もあるんじゃないですかね、貴方の場合。
[今いることが嬉しい、と言われても、そんな扱いには慣れていなくて。 つい、そっけなく返してしまう。]
(+37) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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[フランクの後について、きさらぎ駅の改札を抜ける。>>+35]
私はあいりに馬鹿にされてたと思いますから、まあ、キャラ被りは厭だったでしょうね。 ああ…それでかな。 私、昔からしょっちゅうあの子の視線を感じてたんですよ。 追い立てられてるみたいで、私はいつもあの子から逃げてました。 今思えば、私と被らないように観察されてたんですかね、あれ。
[姉として情けない限りだが、いつだって妹の事が怖かった。]
そういえば、実家から嫁ぎ先に持って出た荷物の中に、あの子の手鏡が混ざり込んでたんですよ。 気付いたのは最近になってからだったんですけど。 あれも、あの子が追って来てるみたいで怖かったなあ。
[その鏡は、いつの間にか無くなっていた。 無意識の内に捨ててしまったのかもしれない。]
(+38) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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[フランクと他愛無い会話を続ける。]
[彼にとって会話相手の存在は有り難いとのことだったが、なぎさもまた、緊張せず誰かと雑談に興じるなど久しぶりだった。**]
(+39) 2015/06/09(Tue) 01時頃
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