255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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農園に?
どうだろう、ラベンダーは咲いていないからな
あとは…アトリエで描いている絵が最優先だから、 純粋に時間が取れるか――だが。
一緒に行きたいのか? [洗い物をしている妹から問われたので>>378 端的に尋ねるのみに留め。
夕方に約束を取り付けると 携帯を打ち始めた妹を見守りながら>>379 男も、携帯を手にすることにした。 ストラップを付けていない携帯電話。 妹から貰ったものは部屋の机の引出しに入ったまま。 飾りの用途が強い為、必需性を感じられず 後回しにして存在を忘れてしまったのだ。]
(391) 2018/12/02(Sun) 01時頃
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『一応、フローラにはちゃんと話したぞ。
こっちは夜遅めなら召集前日以外は 時間を取れると思うが そっちの夜回り当番もあるだろ
飲みに行く日はお前が決めていい。』
[陽の高いうちは仮眠をしたり 街でデッサンをしたりして過ごす身ながら 夜は用事が無い限りアトリエから出ない為 合わせるなら此方ではなくミナモトの予定に、だろう。
メールを打ち、送信ボタンを押す。]
(392) 2018/12/02(Sun) 01時頃
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それじゃあ、アトリエに戻るよ。 客も来るからな。
あ…。 紅茶缶、予備を持って行っていいか? お前たちも飲むんだろ。
[流しが高い位置にある為男は紅茶を淹れられないが パピヨンは飲むだろうし、 彼女たちもアトリエでもし話をするのなら 寛げるように準備があった方が良いだろうと考えて。
妹に新品を貰えたなら、帰路につこう。 腕時計で時間を確認すれば、 ちょうどパピヨンが訪ねている頃合だった]**
(393) 2018/12/02(Sun) 01時頃
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― アトリエにて ―
『なんで何も言わないのが美徳だと思ってんのかね。 あいつは当日まで私に言わなかっただけ あんたはマシかもしれないけれど』
[今年召集に掛かったと明かしたアポロに対し、 帽子を目深に被った女は、愚痴を溢し どいつもこいつも頭が悪いと、詰る。]
(394) 2018/12/02(Sun) 01時頃
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クソばばあが骨になるまで此処に居れなくて ちっと残念ではあるな。 金歯でも抜いてやるつもりだったのによ。
――妹? ああ、フローラ、ね。
結婚式を見たかったってよ。 笑っちまうだろう 新郎が新婦と並ぶにしたって、 バージンロードを車椅子で並んでたら みっともないったらありゃし……
[―――――唇が、塞がれた。]
(395) 2018/12/02(Sun) 01時頃
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『もうおよしよ。
不幸を言い訳にするなら、 この街を出てからでいい』
[女は男を求め、 ――では、男は。]
(396) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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[昼間の情事なら浮気にならないなんて。 どの口がほざくのか。
でも、男は、女を求めた。]
(397) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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[―――アポロは誘惑に引きずられていった。 父親と同じことをしているという嫌悪感が この時は、和らいで。
母親のように諭す女を抱いているようで、 きっと、赤子のように抱かれているのだ。 一度も抱いたことのない女だけど、 ずっと、夢で描いた時間だったから 新鮮というよりも、懐かしい。
自然に、“花”を抱きしめて、胤を撒く。
惰性ばかりが三番街の片隅に溢れている。 救いのないエレジーを蝶が奏でた。]
(398) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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[ソファで休んでいるうちに パピヨンの姿は無かったけれども 換気はされており、
微かに―― 女の愛用した香水の残り香しか残っていない。]
夢じゃないのなら…… 蜘蛛の巣張ってなかったな。 [奥の箪笥から替えの衣服に着替えるさなか。 夢だったのかもしれないと、惚けていた。 キャンパスには進捗しつつある絵がかかっている。 絵の中で生きる中年女は、哀愁と美しさがある]**
(399) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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[やはり彼はよく表情の変わる青年で>>384、見ていると飽きることがない。喜びを露わにしたあとは、セイルズの職に対して何やら呟いている。セイルズには殆ど存在しない起伏は、見ていてなかなか興味深い]
[そこへさらりと混ざった頼み事>>385。 再び思考が仕事の側へ寄る。 それはつまり、彼も招集されたという意味であり──]
そうか。 その申請書なら、暫くすれば私の元へ一式届く。 ……恐らくは要望書を書いている間に受け取れるだろう。
[──頼まれ事を、完了まで一歩進める合図だった]
(400) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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[彼を悼むでもなく、まだ業務の最中であることから、すぐ別れの言葉を贈るでもなく。彼が告げたときの何気なさをそのままに、坦々と書類の説明をする]
[寄付、登記、相続──いずれも堅苦しい名前が付いているから、慣れない者にはさながら呪文だろう。“かいけーし”という名の比ではない]
[何故回り込むのかと>>387問うたときも、声の高さは同じまま。 禿頭の次はセイルズの眼鏡が光っていたが、狙ってやった訳ではない。不正は逃さぬぞという標語ポスターにでもされそうな絵面は、あくまで偶然の産物だ。 何せ証人は、握りつぶされる可能性>>389を見てはいなかったので]
(401) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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[そうこうしている内に、頼まれ物>>308の封筒が手元に届いた。 用意されたのは、セイルズの知る全数>>0:115からリリィベル分を引いた封筒、つまりは最大値。万が一にも先に書類が無くならないよう、との事らしい]
[内容を検めると、うち一つを早速、ビスティオに向かって差し出す]
今此処で書いてしまいたいなら、 4番窓口へ行けばいい。 全て教えてくれる。
自宅で書きたいなら、中に記入例が入っている 電話窓口も記載があった。
[一通り伝えた所、彼は窓口へと向かうらしかった>>389。ここから先はセイルズの専門ではなく、此方も荷物に書類を詰めて、彼と別れることとする]
(402) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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それでは、身体に気を付けて。 頑張ってくれ。
[招集には、往々にして不安が伴うものだ>>0:582と教わったが──そちらに向けて贈る言葉は、上手く見つけられなかった]*
(403) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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── 陽だまりパン工房 ──
[区役所を出て一番に向かったのは、昼食を求める者としてはありふれた場所──すなわち、パン工房]
区役所からの預かり物だ。
[そうして今日もいつも>>0:580の様に、開口一番用事を告げた]
(404) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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[とはいえ本日に関しては、店内がやや混雑>>130していた事もある。残り少なくなっていた好物>>98をさっとトレイに取り上げて、後はレジ横に並ぶフォカッチャのみを買おうと即断。 別れを惜しむ客の後ろへ並び、自らがココアの前に至ったところで、手早く書類の入った封筒を差し出す]
[セイルズの後ろにも客はいる。あまり時間を取ってはいけないと、確実に必要だろう登記変更書類と財産相続書類、その他類するものもいくつか入っていると手短に告げた]
説明書類は入っていたが、解らなければ、 次の帳簿整理時にでも訊いてくれ。
区職員が最も詳しいが、 私でもある程度の説明は出来る。
[一応、そこまで頼まれてもいるもので]
(405) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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[そうして用件が済んだ後、包装が済むまでの間──セイルズが口にする内容は業務を離れ、個人の感傷へと移っていく]
……そうだ。
昨日、ああ言って>>583喜んでもらったが。 慣れない事──人に興味を持って、話をするのは やはり、中々難しいな。
[セイルズにはどうも頭の芯まで、役割に沿って動くということが染み付いているらしい。元より個人的な話も、“他者の話をただ聞くか、自分個人の話をする”一方通行の会話ばかりだった事もあるのだろう。 自ら抱いた疑問>>0:481にも関わらず、先程は尋ね損ねてしまった。他に教わった内容も、まだどうにも活かせていない>>403]
(406) 2018/12/02(Sun) 01時半頃
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良ければ、また教えて欲しい。 ……私はどうにもこの辺り、訊かないと解らない。
[ココアに向けた面は、苦笑のようにして、少し口元が歪んでいる]*
(407) 2018/12/02(Sun) 02時頃
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/* タツミさんにも書類お届けは書いてるんだけど さてどうしよっかな…
と物思いに耽ろうとして気付いた 頭の芯がぼーっとしている これねむいやつだ ねよう…
(-90) 2018/12/02(Sun) 02時頃
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/* わあお、とりあえずかいてた秘話はないないしよ これはどうするかなー(かききれないのでは) んんん、少しかきなおせばいけるか?
(-91) 2018/12/02(Sun) 06時半頃
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/* おら、わくわくしてきたぞ(だれだw
(-92) 2018/12/02(Sun) 06時半頃
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