158 Anotherday for "wolves"
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[じゃれ合う少女二人の傍まで近づくのは、いつでもマーゴの手を取れるために。 それでもいつもより距離を置いて、華やかな二人の少女の笑い声を黙って耳にする]
……花摘みは遠慮するぜ。 そいつを楽しむのは、女の子達の特権だ。
[花冠を飼い主だった少女と一緒に編まされた。 マーゴからの問いかけ>>279には、そんな少年の頃の思い出を呼び起こしながら、彼女の予想通りの言葉を]
俺が遠慮したほうがメアリーの手、握れるだろ。
[マーゴの胸中なんて知らず出た言葉は、たまには自分以外の手も彼女には悪くないだろうと思えたから。 マーゴを支える手になってくれる人は、たくさんいる。 それは仲良しとしては安心出来る事なのに、ほんの少しだけ淋しく思ってしまうのは、男の我儘なのだろう。
胸に湧いた我儘からくる淋しさは、すぐに存在していないと言い聞かせることにする]
(331) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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― 現在/診療所 ―
っは、 ヒトも、ネコも。 大人しく愛玩されるのがいいってかい。
ようく、わかんないねえ
[ええ、そうとも。 分かる気も、無いのだけれど。ね。
流るる毛並みを上目で 猫の瞳が、追う。]
[その一連で、 家主の琥珀をちらっと。]
[苛立ちが目に見えて見えるようで。 こんな野良猫と会話をやめないから。]
(332) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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[飼い主も、また数寄者さ。 こころで、自嘲する。]
猫 猫 猫 …
あの黒犬連れたジョーにも言われたし あんたや周りに何度もそう言われりゃ、 狗のはずが、 ワタシゃ猫にでもなったのかと。 そう勘違いしてしまっても仕方ないだろーよ
[さっき揶揄してきた犬の兄弟を 思い出して、半笑い。
『自虐のひとつだよ、ばか』と。 へ。 と、軽い悪態ひとつ。
隙間風に導かれるよう 差し込む暖かな窓辺の方へ 、]
(333) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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(スティーしか居ないしな)
どうせ治療で何度も何度も 見られてる肌を惜しむこともなく。 ついでに ストールに手を掛けて引っ張るついでに、 握り締めながらマントを剥いだ。 ]
[ 刀傷や銃痕。 古傷が並ぶ中、一際深く旧い火傷痕が、 鎖骨付近からちょい、と覗く。 ]
…… それでもねえ、 なんだか妙に落ち着かないものなのよ。
十字を見るだけで、 ああ 馬鹿らしくって壊したくなるったら。 あの鼻につく香炉も、いやだけど。
(334) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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[ぶつぶつ。]
[血脈が関係する、 墓場が嫌いな理由とは また 別を抱えて。
宥められども、 いつでもご機嫌そうな明朗が すこし不機嫌に傾いた。
心なしか、口先をすこし尖らせ。 着替えの傍に、二種の黒を置いて。]
『アルカイド』
[呼ばれなれた名に
十数年前からの 『通り名』に。 ぐるう、 顎を上げるようにして、 首を回せば 顔だけ、向ける。]
(335) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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はいよお。
[視線を逸らす様に くつ。 小さく角を上げて。]
すぐ着替える。
[そのまま手早く 酒場の臭気を貰った衣服を 雑多に脱ぎ捨てれば黒を身に纏い、 最後にストールを 首元へ。
――― 床に散らばった漆黒たちを、 不器用に畳んでは、テーブルへ置き直した。]
(336) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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あー、本か。 何か面白いの入ってねぇかなぁ。
[そうして診療所を後にしようとするメアリーからベネットの名前>>273が出れば、たしなむ程度の読書家の男がぴくりと反応を示した。 サイラスが好むのは物語と、それから薬草に関する専門書。そういった類いの本を求めて、ふらりと本屋に姿を現すことも珍しくはない。 時間が出来れば、ベネットにお勧めの物語がないか訊ねてみるのも悪くない]
じゃあメアリー、また後で。 親父さんにもよろしくな。
[その親父さんにもどうせ集会所で会うことになるのだが。 マーゴの声>>280に続けて、男はメアリーに一旦の別れの声をかけた]
(337) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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好啊 …
… いいよ。
[嗅ぎ慣れたにおいが消えた衣を すん と、鼻奥に吸い込んで。
また硬質を鳴らすと、
スティーの横へと 前のめり気味に、ててっと並ぶよう近付いた。 外へ出るならば、そのまま追うだろう。 *]
(338) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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/* 一旦の別れって何か違う気が、する(震えた。
(-138) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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ちぃと早いかもしれねぇが、集会所でも行くか、マーゴ?
[メアリーを見送り、特にこれからの用事もない男は、ついでとばかりに問いかけて。 そうしながら、いつも通りマーゴと手を繋ぎ、そうして診療所を出ることに。 足取りはやはり、繋いだ手の先の少女に合わせたゆったりとしたもので。
学者先生の存在を思い出した彼女が回り道を提案すれば>>315、勿論それに付き従う。
そうしてマーゴと一緒に、男はレオナルドの家へと行くことに。]
(339) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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─宿屋─
[少ししてから、グレッグくんが宿屋に荷運びにやってきました。 私を見て、何やら安堵したような表情。>>281 こてり、と僅かにだけ首をかしげました。
それからのグレッグくんとオーレリアちゃんのやり取りを見て。 厚い前髪の下で瞬きをぱちりと、二、三度すれば 唇を少し弓の様に撓らせて、黙って二人を見ていました。]
………、…。
[ドナルドくんの所在については、私は頷いて見せるだけ。>>284 きっと集会場へはむかっているでしょう。 別れてしまったことも含めて、肯定のために頷きました。]
(340) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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/* 追いついた(ぷるぷる。
色々と、拾いたいもの拾いきれてないのだけど! ね!
特に昨夜落ちる前のあれそれ。く、今更すぎるよね。
(-139) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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/* 改行が足りなくて、読みづらいだろうなぁorz
ただでさえ文章力なくて、読みづらかろうに……。
(-140) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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/*
桃色っぽい雰囲気が漂ってるねえ(しみじみ) (まったく無関係な猫いっぴき)
(-141) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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[カタン!鍵が倒れる音に続いて>>327 がたたた、と良いとは言えないたてつけが啼く。 いつも通りのちょっとのんびりとした声に 遅れて微かに香る、ざらりとした埃のにおい。 きっとそれは、もごりと結ばれた語尾に繋がるのだろう。]
よかったらお茶でも…ですか? ちらかったお部屋を歩くのはにがてなのですけれど 今日は大丈夫かしら?……なんて。 「また」大事な御本を踏んでしまっては申し訳ないわ。
[はじめてひとりでレオ先生のところに遊びに行ったとき 階段と思って登った一歩は積まれた書籍の山の一つで。 彼が心配したのは本か、わたしか。 レオ先生は大慌てでわたしの体を抱えて「床」へと降ろしてくれたのでした。]
レオ先生。族長からのお呼び、かかっていませんか? 遅刻したら怒られてしまいますよ。
[小さな白い人差し指をひとつ、唇の端に添えて*]
(341) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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[一緒に行こうと謂ってくれる言葉には、またひとつ頷いて返します。 けれど、差し出された手をとることはありませんでした。
もう、子供ではないのです。 それに、私の手なんて握ったところで きっと心地よくもないでしょう。 村にはもっともっと、可愛い女の子たちがたくさんたくさんいるのです。]
……、……、…。
[オーレリアへと振り返り、そっと唇を動かしました。 それから小さく手を振ると、グレッグくんとふたりで宿屋を後にしたのです。]
(342) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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「いってきます、またね?」
(-142) 2015/05/10(Sun) 21時半頃
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─道中─
[ひとつ寄り道をするかもといっていたグレッグくんの 一歩後ろを歩くのは子供の頃と変わりありません。 変わってしまったのは、私がその手を繋げなくなってしまったこと。]
…………。
[思い立ったように、右手はグレッグくんの肩をたたきます。 彼が立ち止まって、振り返ってくれるなら 彼にしか判らぬように…というつもりではなかったのですが 彼の手のひらに、細い指先で文字をおとしていくのです。]
…………?
[さて、彼はどんな反応を見せてくれるのでしょう。 私はそっと微笑んで、首をかしげてみせました**]
(343) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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『オーレリアちゃんのことが、すきなんですか?』
[一連の行動をみて。 きっとそうなんじゃないかなって、思ったんです**]
(-143) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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/* あ、あかん。 頭回らない、レオ先生に縁故振れない……。
(-144) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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/*いいな!いいな!秘話いいな!!! あたしも何か使いたいよおおおお!!!!! サイラスに飛ばしたいなあ。うーんうーん。なやみんぐ。
(-145) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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/* 秘話あったんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!? (今気付きましたの顔)
(-146) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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─ レオナルドの家 ─
レオさんもお変わりなく、ですか?
[マーゴが窓を叩けば顔を覗かせたレオナルド>>327に、男はゆるりと頭を下げて挨拶をした。
埃の匂いが微かに香る男性は、父の友人でもあった。 この村では人狼である医師が作る薬、そうして人であるサイラスの父が作る薬の二種類が精製されている。
人の作る薬と、人狼が作る薬の差は、もしかしたら人を研究するレオナルドには興味が惹かれる材料だったかもしれない。 もしくは、ただ普通に意気投合したか。
どちらにせよ、父の友人という存在のせいか、サイラスにとって比較的気安く話しかけられる年上のひと、というのがレオナルドへの認識だった。
マーゴが本を踏んだという言葉>>341には、男はほんの少しだけぎょっとした表情をして。
そうして暫し、二人のやり取りを静聴することに]
(344) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/10(Sun) 22時頃
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/* サイラスの追い上げ、すごい(真顔 みんな筆はやいなあ。すごいなあ。 わたしもう少し速度欲しい。ううむ……。
(-147) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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/* ここまでの流れをマーゴ宛にあんか貼るとくどいかなっていうあれそれ。
そして俺の義父さんは、ダンさんを想定しているのである。
いつ出せるかなぁ。あ、メモで書き忘れた(
(-148) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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いらっしゃい。
[ドアが鳴く音に顔を向けると、其処には先程頭に浮かべた友人と、その幼馴染の姿。 動揺したように僅かに表情がかたまるが、それでも然程怯えた様子も無く接することができたのは自分を落ち着かせようとしてくれたルパートお陰であるだろう。]
…ふたりとも、集会場へは、 あら、
[預かりものだ、とドナルドから渡されたのは、細やかに細工された銀の薔薇。]
(@18) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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―少し前・診療所―
[(答えてくれないなあ。)
サイラスの返事に、うんうんと返事を返すが、 一番初めの問いかけには結局返事がないことに 少し不満そうで。
ただ、その考えもマーゴが出てきたことですぐに掻き消されてしまったが。]
(345) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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ジョー? ああ、ジョスランか。
[首を傾げてその男の姿を思い出す。
――本当に幼い頃。 村医者がそれこそ少年か、歳若い青年だった頃。 短い金髪の男――ジョスランに「兄」が居た筈だが
それが今は何がどうなっているのやら、 何故黒犬を引き連れているのだったか。 思い出せないから、それ以上思案するのをやめて]
[軽い悪態を、隙間風と共に流した。>>333 「今」は猟犬や狼の如き獰猛さではなく 猫の如くあるのだから、 そう周りに言われるのは仕方ないだろう、 ――と、丁寧に解説する事はない。]
(346) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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[マーゴにぺち ぺち と頬を手探りで触られると>>278 心地よさそうに目を細めてえくぼを窪ませる。]
うん、楽しいよ!メアリーのおうちはいつも賑やか。 マーゴもいつでも来たらいいよ!
[花畑は集会所での集いの後に、と聞くと>>279]
そっか、残念。でもいいや。 すぐに終わるといいね。
[終わらなければ抜け出そうかなんて考えながら]
サイラスも来たら 可愛い冠作ってあげるのにね。
本のおはなしね!今度またマーゴにも聞かせてあげるね。 じゃあねまたね。
[と手を振った。]
(347) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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―回想 「おじさん」 ―
[その昔、誰かに問われたことがある。 何故ドナルドは「おじさん」で 年の近いサイラスやベネットは名だけ呼ぶのか、と。
大きな理由があるでもなく、少女は少し考えてから]
顔がおじさんっぽいから…
[といたずらした時のように首をすくめながら歯を見せて笑った。]
(348) 2015/05/10(Sun) 22時頃
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