219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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すごい、数だ。
[スクランブル。そのカエルの列は、 特定の人間だけを狙っているようだ。 それは、どうやら、それが見えている、自身と同じような
メールによると、死んだ、人間というやつなのか。]
いや、おっと。 結構、これは、よろしくない?
[向かっている羅列。 見れば、それに襲われて、すぐ近くの人が溶けた。 前髪の裏からもそれはよく見えて、 一度、生唾飲み込むと、踵を返し、カエルを避けながら、 さっきのメールの文章を思い出す。]
(227) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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>>224
って、あの女の子が?
[そして、避けた時、確かにそのカエルを操るような影を見る。 同時に飛んでくる3匹。 どう考えても頭に降ってくるので、叩き落すべく、腕を出す。]
ちょっとお嬢さん。 これは…
[説明など求めているけれど、 もちろん、メールはざっと読んだ。 把握というか、まだ、つながっていないのだ。]
(228) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[走って走って、走っている内に更なる謎状態に気づいた。]
…もしかして、この蛙、見えている人と見えていない人がいる?
[これだけ派手に駆け回っているのに、 交差点は普段どおりの賑わい。 道行く人達は、パニック一つ起こす事が無い。
その一方で、自分以外に不自然に蛙が群がる辺り。人影が現れては消え…やがて蛙に呑み込まれる。]
頼れる仲間…蛙にくっつかれてたら手遅れだから… それ以外!生きてそうな相手を…あれ?死んでる?あれ?
[ややこしい。そもそも自分は死んだのだろうか。 忘れ物のカードを手に取り、それから…それから…]
(229) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ しかと繋いだ手は振り払われる事なく。 薄く、それでも、浮かべられた笑み。>>202]
あら、いい顔するじゃない。
[ 世辞ではない本心が口からまろび出る。 鉄仮面のままだったらどうしようかと、
思っていた、その時 ]
(230) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ ―――― ごぽり。
脳裏を掠める“ 水の音 ”は、死の間際の、]
(231) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ だがそれも、聞こえた声に上書きされる。>>@72]
…… あら、いいのかしら。 アタシたちが正解すれば、アナタは困るんじゃないの?
[ この蛙が自分たちを倒すためのものならば、 それを向かわせる彼にとっては都合が悪そうだが、 どうにもそんな雰囲気を感じさせない。
繋いだ手を一度解いて、 述べられる口上と舞う蝶を見ていた。 それが紙吹雪となって、はためく時。 微かな金属音を、聞く。>>209
彼女の両の袖から覗くのは、 一見すると蛇のような、鎖 ]
(232) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[☆5、 生き残るためには他の参加者と「パートナー契約」を結び、2人1組になることが肝要です。 UGでは他者と絆を結ぶことにより特殊能力「サイキック」を目覚めさせることができます。]
と、これか。
[カエルをたたき落としながら、 さっきのルール復唱。 とりあえず、パートナーをみつけないといけないらしい。 だけど、パートナーって、 誰でも、と…いっても、 こんな事態でも元来、そこまで口説き上手なわけではないのだけど。]
(233) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ それが四次元空間から現れたかのように、 どんどんと伸びて行って、風切り、唸る ]
凄い……。
[ >>211 群れを成していた蛙の軍は、 鎖に払われ、霧のように次々と消え去る。
―― 潰すよりも、こっちの方が強くないかしら?
考えている間に、群れはいつの間にか消滅していて、 ほらできたと、見上げてくる顔に、微笑む ]
(234) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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/* すみません…
あと、完全文通状態になってた キルシュたん、すまぬ(だがそろそろ限界
(-130) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ だけど、声を掛ける前に、下駄歯が鳴って、 その姿は紙吹雪に掻き消され、消えた。 ただし、厄介な置き土産を残して ]
ちょっと、ペットは連れて帰りなさいよ!
[ 叫べども、訴えたい人物の影はそこにはもう無く、 代わりに向かってくるのは、犬にしては大きい、 まるで、狼のような姿 ]
(235) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ 何ができるのかは、契約した時に“判った”
だけど、上手な使い方が分からなくて、 どうしても思い出すのは、死んだ時の事で。
( 駆ける足を止めるにはどうすれば良いか? )
―――― “ 閉じ込めれば良い ”]
(236) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ 勢いのまま駆ける狼の目前に、 ぼこり、水の球体が生み出される。
狼の身体を覆いつくせるほどの大きさのそれに、 急停止できるわけもなく、水音を立てて“呑まれる”]
ごめんね……。
[ 水の中をもがく狼に水圧を、かける。 身動きが取れなくなるほどに。押し潰されるほどに ]
(237) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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>>229
[でも、なんだかな。 思い出したのは、 そのコンビニの女の子で。
己が死んだとすれば、あの子は無事だっただろうか、と、 もしかして、彼女もこんなことになっているのではないかと、
心配、なんて、余裕はないはずだけど、 浮かんで、見まわして]
――……いた。
[カエルにおっかけられてる、あのサラサラの髪。]
(238) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ やがてそれは、水の中で消え去った。 あの時潰えた、自らの命のように ]
終わったわね。
[ そうして、役目を終えた水球は地に落ち、 音を立てて紙吹雪の上で散った。 ふう、と一息ついて、それから、 思い出したかのようにぱっと彼女に視線を向ける ]
(239) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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…… ああ、そうだわ! まだ名前聞いてなかったわね。 アタシは……シーシャって呼んで。
―――――― アナタは?**
(240) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[>>224 周囲をくるくる見回していると、 誰かに語りかけているようなツインテールの女の子を発見。 更にその前に、男性の姿が見える。]
…どっちだろう。 こんな交差点のど真ん中で会話してるから、 なんとなく、なんとなく当たりな気がするんだけど… いや、でも既に組になってるって可能性…
あれ、あの後姿、私、どこかで見たことが…
[>>238 ぱちり。こちらを向いた。]
(241) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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まだ頭がついていっていないご様子ですね。 それも仕方ありませんが、時間は待ってはくれません。
戦わなければ、今度こそ本当に死ぬ。 そういうことです。
そして、戦うためにはどうすればいいか?
[>>228仮面の下で笑みながら、試すように投げかける。 3匹のカエルは、いくらいなしても執拗に彼を狙い続けるだろう。]
(242) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ケーンの先端を、真っ直ぐに突き付ける。 “答え”に気付けなければ、今度こそ死へ誘うつもりで。
その瞬間、彼の視線が向いた先。>>238 なんとなく察した私は、追加の問いを投げかける。 新たにやってきた彼女にも聞こえるように。]
それでは、もうひとつ。 “その人と一緒に生き残るか、もしくは一緒に死ぬか”。 そのどちらかの覚悟は、ありますか?
[パートナーを信頼できなければ、待ってるのは悲惨な終幕。 彼と彼女はそれに頷けるか、否か。*]
(243) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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>>163>>204は明日拾う。 >>@69 チェックされてるわーい!しつつ、オーレリアのお眼鏡に果たして叶うのかは甚だ疑問である。(ゲンドウポーズ
前村も思ったけど、死神勢のわちゃわちゃ感可愛くて好きです。はーーーーーでも遥ちゃん可愛いかよ。
(-131) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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>>238
三留さんっ
[目が合った瞬間、その名を呼ぶ。 それは。びっくりするかもしれないけれど、
残念ながら、その制服にくっついた名札の名前は、 どうしても覚えてしまっていた。]
こっち ええと、こっちに、きてくれ。
[正直、唐突だと思うけれど、 瞬間、彼女しかいないと思ったわけで]
(244) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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え??名前知ってる?知り合い…???
[>>244 一瞬戸惑う。視界の先。よく見ると 男性の傍にも蛙がゲロゲロゲロクワクワクワ]
あ!!! サラダチキンの、熊さん!!
[セブン・トゥエルブのカードは、 残念ながらお客様が機械に翳すタイプだったので。 よくご利用頂く常連さんでも、 名前ではきっちり覚えていなかった。
なので、店内で通じるあだ名。 熊さん呼びが咄嗟に採用されたのだった。]
(245) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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ごめんなさい!! ピロピロワカメ蛙、追加入ります!!!
[呼ばれたのだから、行ってもいいはず。 許されるはず。 例え自分が蛙をゲコゲコ引き連れていても。
そうは思いつつも、一応蛙の存在をお知らせをして、 男性の傍までひたすら駆ける。
>>243 ツインテールの女の子が、男性に向けて 杖のようなものをつきつけていた。 まるで魔法のステッキ?と少し思う。]
(246) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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『“その人と一緒に生き残るか、もしくは一緒に死ぬか”。 そのどちらかの覚悟は、ありますか?』
[>>243 騒がしい交差点のはずなのに、 ツインテールの女の子が発した言葉は、 まるで何かの神託のように妙に耳に残って聞こえた。]
(247) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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>>242>>243
[と、それは、コンビニ女の子を呼んだ瞬間。 つきつけられるスティックは、 (残念ながら、ケーンという名称を知らない) その子の口から、軽やかの死の宣告とともに、キラリ。
カエルの内臓から飛び散る体液がぴっと頬を掠めた。]
(248) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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>>245>>246
え?熊?
[それは、偶然にもいつも呼ばれている名称と同じで。 コンビニでもそんな通称名で呼ばれたことは、 知るすべもないが、自然だったことは間違いない。]
戦い、一緒に生きる、死ぬ?
[言葉を呟き、カエルを引き連れてやってくる女の子を見た。]
あ……。
[そのカエルがコンビニの女の子の背後から、 的確にその髪を頭を狙っているのが見えた瞬間。 迷いは消える。]
(249) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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( ─── 世界は斯くも、残酷 ”だった”。 )
[ 死人の顔を重ねられることの、 無常さを知っている男は 此処には居ない。 ]
(250) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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……ん、 輝久、だろう?
[>>175まるで予想だにしなかった名を 噛み締めるような言い含みかたへと不思議そうに笑う。
「まさか自分の名を忘れたなんて冗談、言わねえよな?」
から、と足元が空鳴るたびに抱く、仄かな違和感など。 誰の目にも止まらぬ、雑踏の中では投石にも成りはしない。 ───今の男では。]
(…然うして河原の石のように、残酷を積み上げてゆく。)
(251) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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わかった。俺はこの子と一緒に生きる。
[>>243 そう叫ぶと、 こちらに駆けよってきたコンビニの女の子に手を伸ばした。 考える暇はない。 彼女が手を取らなければ、次は実力行使だ。 引っさらう勢いで。]
(252) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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[>>182だからこそ、 染められた赤花の兆しなど欠片もない 白い軀を一瞥しただけでは、痛みなど気づけまい。]
……あんだーぐらうんど? 地下、……ってわけでもないだろう。
(「なんだそりゃ」と メールを読めていないことを、 まるきり露呈させて。)
[否定されぬうたかたを見続けて、 見続けたがまま、示された”敵”へと首を回しながら ───また、無情を重ねた。]
(253) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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然し、今日は随分他人行儀じゃねえか。 きみの偏屈さだとか、変わっているところは 知っちゃいるが、ねえ…。
───ちょいと、寂しいかもなぁ。
[かし、と、手持ち無沙汰なように、 扇を持たぬ手で紙束をひとつ梳くようにしながら、 はは、と、冗談混じりに笑う。
それを食らうように視界の端で蛙が跳ねて、 「わ、」と慌てて半歩退いては、情けなく眉を垂らした。]
蛙は井戸の中で大人しくしててくれねえかな…。 その敵さんだとかも、よく分かっちゃねえんだが、 物の怪、ね。 ………初めて見たよ。
(254) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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