212 冷たい校舎村(突)
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床、拭いてくれるんだ。 ……わたしからも、その、やらせちゃってごめんね。 シャワールームの方は任せて。
[告げたのはそれだけ。>>337 細かい気配りも合わせて伝えたちよちゃんの後に続いて。>>365
無理に思い出させない方がいいと思って、はるちゃんが何も訊ねてこなかったことに甘えて、 逃げてしまったわたしがいる*]
(373) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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/* とりあえずミステリウス・ブルーと落ちロルの二段でまとまりそうな気はしてきた
(-68) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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―2F廊下:教室に入るまで―
私? へーきだよ。 こう見えて、ホラーとか好きだし、血も慣れてるから。
[嘘。
だけれど私よりも何処か心細そうにも見える昴>>350に素直な言えるでしょか。 私の答えは、否や]
ここにいるのは、ね。 でも、全然知らない人じゃなくてよかったよね。
[果たしておれたちはどこにかかっているのでしょうか。 それを深く掘り下げることはしなかったけども]
…………そうかな。昴は、気を張りすぎだよ。 もっと、テキトーでいいって。
[もらった言葉>>352を素直に受け止めるのは私には、少し難しいことでした]
(374) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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[この校舎に異変が起こってすぐは、向けられた笑みですら邪推を起こし、教室の中で立ち尽くしては、「帰ろう」の声に誘われるまま、手を繋いでいました。
今この時平気になったのではなくて、 誰かさんが見透かしているように>>372 実際は無理をするしかなくなっただけです。
ですが、それはきっと私だけではなく皆そうなのでしょうから、 笑みを向けられただけ、よかったのです>>364 ほら、言葉を返せば帰ってくるだけ>>373
輪を乱してしまった私でもまた潜り込める隙間があれば、なんて、卑怯な心]
(375) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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……ううん。平気だよ。 必要なもの…チョコバナナが食べたいな、なんて。冗談。
[こんな人間に申し訳なさなど感じる必要などないのです。 気にしないでくれと二人>>385に、文化祭の頃を思わせるような発言を置いて]
うん。ありがとう。でも大丈夫。 バスルームは任せるね。
二人とも、気をつけてね。 もし、何かあったら……、
すぐ行くから。
[助けるとは言い切れないまま、二人を見送ったでしょう。 その間、昴が>>353、或いは堆がどう思っていたかなんて知らずに]*
(376) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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―3年3組教室―
[そうして教室にたどり着いたとき。 私の声に答える声がありました]
………うん。いない、ねー。 ちょっと、期待してたんだけどな。 「ドッキリ大成功!」ってね。
[意気消沈しそうな声色をどうにか、普段の調子に抑えられたでしょうか。 人の機微に敏感な人ならば、気づいたかもしれませんね。 極めて意識して作られた声色であることくらいは]
……うん。 いつ、出られるかわからない、から。 きっと、集めてきてくれたのかも。 やることは、いっぱいだね。寝るところも決めなきゃ。
[生きる上で必要なことを話していたのは、少しの逃避もあったのでしょう]
(377) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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[……掃除が終わったら少し休もう。
そんな決意をこっそり胸中でしてしまうくらいには]
パンケーキ、食べたいなぁ。 駅前のより、ふわふわの。
[続くように夢の調べ>>363を乗せまして。 バケツは昴が申し出てくれましたし、よっぽどの理由があっての却下がない限りは、昴に任せましょう]
しんどくなったらサボっていいよ。 今日は特別。
[なんて、言いつつ。 蛇口を捻ってみました]
(378) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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…………あ、出た。
[水はどうやら出たようで。よかったと安心を。 お腹が空いているなら何か食べてもいいんじゃあないかしら。
生憎と私はそういう気分ではなかったから口にすることはなかったけれど、誰かが望むのなら暫くそこで過ごしていたでしょう]
(379) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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―2F廊下―
[そうして再び廊下に繰り出します。 これからどうしましょうか。 考えていれば昴から進言>>368がありました]
……ん。そっか。ありがとう。 たぶん、こっちはそんなに残ってないと思うから、バケツ持ってってもいいかな?
あとでまた、戻ってくるね。
[昴の許可が下りればそのままバケツをもらいましょう。 さて、堆はどうするでしょう。 昴と残るならここは二人に任せて、 上階に上がるというのなら、一緒に三階へと上がりましょうか]**
(380) 2017/03/13(Mon) 01時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/13(Mon) 01時半頃
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/* 能久のヘタレが過ぎないかな!!! だってこわ、こわいじゃん……
(-69) 2017/03/13(Mon) 02時頃
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― 3-3教室 ―
[11人が食いつなぐのを想定して食堂から持ってきたお弁当にパン、飲み物。 夢の中としても消費期限はちょっとだけ気になるけど、 なんとかなればいい]
…………。
["自由に食べてください"。>>333 そう書かれた書置きを見てふと思う。
―――ちよちゃんの筆跡ってヒーローに似ている気がする。
物思いにふけりそうだったけれど、 声をかけられれば視線を書置きからちよちゃんに移す。>>334 それが当たり前であるみたいにわたしはちよちゃんの手を握り返す]
(381) 2017/03/13(Mon) 02時半頃
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[きらきらした電飾が照らし、すすり泣く声が聞こえ続ける廊下を、シャワー室を目指して歩く。
階段を降りている最中、 ふいに名前を呼ばれてまばたきひとつ。>>335 続いた言葉にしばらくじっ、とちよちゃんを見つめ返す。 つないだ手にいっそう力がこもるのを感じながら、]
わたしは、……どこにも行ったりなんてしないよ。
[“つばさちゃんみたいに”とはさすがに付け加えないで。 もう片方の手でもちよちゃんの手を包み込んでそう告げた**]
(382) 2017/03/13(Mon) 03時半頃
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/* まるで真相に1歩近づいたみたいに書いてしまったけど全くもって見当違いな感じだととてもはずかしいやつだなと今更になって
(-70) 2017/03/13(Mon) 04時頃
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そうだね。 ……それは何より。
[>>354わたしは違う。ホストじゃない。 うん、わたしもそう思うんだ。 認識の一致。
なんとなく、なんとなくでしかない。 だけどわたしの勘はよく当たるから。
だからといって、ホストが何を考えているのかを当てるのは、 実際お手上げ状態であるから、彼と同じように苦笑をするのみ。 >>358前髪がずれた時、今まで曖昧にしか見えなかった瞳と、目が合った。気がする。]
(383) 2017/03/13(Mon) 06時頃
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うん。 閉じ込められっぱなしは、息苦しいね。
[>>359彼の、含みを持った言葉には、 少し目を丸くさせてから、素直に頷いてみせる。
ああ、踏み込んじゃいけない線が見えたかも。 曖昧な笑みをこちらも返して、去り際の彼に向かって思い出したように。]
古辺くんも。 みんなも、一緒に帰ろうね。
[経験者でもなんでもないけど、それだけ、願うように呼び掛けるのは。 あの時の思い出を共有したみんなへの、微かな思いから。]
(384) 2017/03/13(Mon) 06時頃
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[彼を見送ってからしばらくの間、保健室の前で立ち尽くして、 窓の外の、暗い色を見つめた。
点灯したままの電飾が目に眩しくて、 外に吹雪いているはずの雪の色が、何も見えない。
窓は凍り付いたかのように冷たく、開けようとしても開かない。 帰れるなんて、まさかね。どうやって。 自分の勘を嘲笑ってみた。]
(385) 2017/03/13(Mon) 06時頃
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— 回想:わたし —
[悩み事がある。 そう、ネル先生に指摘された、文化祭の後のこと。
ハダカのままのわたしの心は、逃げ場を無くしている。
服を着たままの人付き合いは息苦しい。 服を着ないままのわたしは、酷く惨め。
クラスメートからも一定の距離を置いて、 知り合いと友達と親友の境目もよく分からないまま過ごしてきて、 自由気ままな日常を好んできたはずが、それが揺らいでいるのは間違いなく、
——あの文化祭が、楽しかったから。]
(386) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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[息が詰まりそうなほど苦しかったのに、 それでも楽しいと感じたあの日々は、きっと、 矛盾でもなんでもなくて、ただ明確な現実だった。
人に好かれ、楽しむためには、自分の一部を殺すしかない。 そうして人は世の中と折り合いをつけて、大人になっていくんだ。 それが、みんな、当たり前なんだ。
それすらできない今のわたしは。 逃げて、逃げて、弟に甘え続けて。
いつまで子供じみたワガママを続ける気?]
(387) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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[鳥にもなれない。 魚にもなれない。 花にもなれない。
何もかもを脱ぎ捨てたところで、 そこに露になるありのままのすがたは、
どうせ、胸を張れない惨めな臆病者。]
(388) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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[着飾った社会の中にぽつんと佇む、 生まれたままの姿のまま、漠然と生きてきただけの少女は、
せかいを見渡してみれば、どうしようもなく心細いことを思い出して、
体に掛かる重みに、息ができなくなる。**]
(389) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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/* どうしても悩みを重くできなかった。完。
まあ、あとのドラマはみんなに任せるよ……
(-71) 2017/03/13(Mon) 06時半頃
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―>>374:2F 教室に入るまで― ……そうなんだ
[そうだっけ。――文化祭の後、三星さんが謂っていた、ような記憶が能久にはあった、が。>>274]
すごいな、…おれ、 どうにも苦手でさ
[恥ずかしそうに、能久は眉尻を下げることを選ぶ。今掘り返すことでもないし、気遣ってくれたのならなおさらだ。]
――うん、みんなで、よかったと思う。
[やさしい、と謂ったのは本心からだったのだが、入間からは窘めるような言葉が返ってきて、ひとつ、瞬く。]
う。……う? テキトー、かあ…… そんな気を張ってるつもりもなかった、んだけど、気を付ける
(390) 2017/03/13(Mon) 07時半頃
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/* やすだしょげお
すごいどうでもいい話ですが、 BGM用にプレイリストつくってたときに、 やすだなゆたのイニシャルニューヨークだなって気づいてじわる
(-72) 2017/03/13(Mon) 09時半頃
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/* 入間ちゃんとしゃべってたとき、 なんだか入間ちゃんは妹属性っぽさ出ててかわいいなあと思ってたんですけど、 こういう状況になってみると、 保田が、めちゃくちゃ困った下の子っぽくてウケる……
(-73) 2017/03/13(Mon) 09時半頃
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/*
しまったコロンを入れたことによって大変意味不明なリプライ先になってしまった。 374日目とか物理的にない。
(-74) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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── 3階 渡り廊下 ──
[ 制服からのぞく、マネキンの白い手足は、 賑やかな色とりどりの光を受けて、 ぼんやり、カラフルに光るのだ。滲むみたいに。
きっとその時、俺が見ていたのは、 ソレの胸元に光るナイフというより、 人間じゃない証明 みたいな、白色だった。
そこに、突然触れる>>341のは、 にんげん の、掌だったから、
不意をつかれた から、]
(391) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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── う わ、
[ 弾けるように、振り返った。
振り返る そのときの、 赤く濡れた廊下は、よくよく”滑って”、 とられた足で、なんとか踏ん張るように、 咄嗟に、廊下の壁に、手をつく。]
(392) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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[ 振り向いた、その視線の先で、 当たり前 のように、手を伸ばして、 おまえ は、笑ってた。フツウに。
バタバタと、体勢を立て直してから、 視界 の、焦点が合うまで、3秒。 理解まで、およそ5秒?
その、短い一瞬に、 なにか、遠いもの でも見るように、 笑みの滲む眸>>341を、見ていた。
自分と異なる いきもの。
擬態。]
(393) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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── あ、ああ。 うん わりい
[ 結局また、我に返ったように、 口にしたのは、「 悪い 」とか「 ごめん 」で、 慌てて、マネキンから距離を取る。
気遣う ような、クラスメート からも。
ぱら ぱら と、動き出すクラスメートたちに、 ついていけないまま、俺は、その後姿を、眺めて、
誰もいなくなったころ、ようやく動き出す。
行き場 とか、とくにないけど、 ああ、保健室とか、様子見に行ってもいいか。 それか、ええ と、……考えながら。
もと来た道、引き返す ように。**]
(394) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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[能久はお人よし、と評されるが
――幼馴染は 例外、として。 ひととべったり、というわけでもなく 特に、女子とは一線を引く。
文化祭の時、理一が客について伝えてくれた時、曖昧に笑ったのもその一端。
だから、「特別仲がいいわけではなかったかも」と>>319入間が感じるのは正しい認識であったと謂える。]
(395) 2017/03/13(Mon) 10時頃
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