209 学級閉鎖風邪村【10周年おめでとう!】
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[言えていない謝りの言葉を添えてから、内緒にしてほしい。指を口の前に一本立てる。そうして、ゆっくり手を下ろしてから、脱衣場の棚から箱を下ろした。
並べられた温泉の素をいくつか、引きだしては戻すを繰り返す。今日はどこがいいだろう。道後より熱海だろうか。]
…
[透明湯二つの間で少し迷ってから、結局今日はにごり湯の登別にすることにした。 服を脱ぐ前に、封を切って湯船に溶かす。 袖を捲って腕でお湯を回せば、あっという間に湯気の向こうの水面が濁った。]
(18) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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[濡れた腕をかるくタオルで拭いてから、脱いだ服をたたんで籠にいれる。軽くシャワーを浴びて、頭以外を洗ってから足先から湯船に浸かった。髪は先にタオルを巻いてまとめておく。]
……
[じんわりと冷えた体が肩まで湯船に浸かる。はぁと水圧に圧された肺が息を吐きだした。母方の先祖のせいなのかどうかは知らないが、湯船に浸かっていると落ちつく。はりつめた緊張が、今だけ緩んでいくような気がする。 ──ただ、]
… …。
[ちゃぷ。と掌にお湯をすくう。いつもよりも、温度が足りないような気がした。とくに背中のあたりに熱が足りず、温く感じる。体温との温度差のせいだろうか。熱があがってしまったのかもしれない。]
(19) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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[これなら、もう少し熱めにお湯を入れるべきだっただろうか。]
…
[ちら。と操作パネルの追い炊きのボタンに視線を向ける。表示温度は40℃だ。いつもどおり。]
…… …………。 …………。
[じ……とその表示を見たまま、湯船に口元まで沈んだ。 一瞬伸ばしかけた手で、膝を抱きこむ。お風呂に入るだけでワガママを通しているのだし、これ以上は高望みというものだろう。 名残惜し気に追い炊きの文字を見たまま吐いた息は、ぽこぽこと泡になった。]
(20) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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[諦めるためにも、操作パネルから視線を外す。手首をつかんで膝小僧を胸にくっつける。
──そういえば、今日はよく人と手を繋いだ日だった。
手の小さいハルカでは、手首に指は周りきらない。にごり湯の向こう側で、ぼんやりと組んだ手のかたちだけがうっすらと見える。
ジェニファーは大丈夫だっただろうか。おおきな手のクラスメイトのことが思われた。
…… また、気づかないままにしてしまった。
ちくりと胸に黒い針が刺さる。]
(21) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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ハルカは、鼻先まで湯船に沈んだ。
miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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[小さすぎてもう、記憶は朧だけれど、
── 母が病気で倒れてたときにも、 ひどく驚いたのを憶えている。
それまでぜんぜん何も気づかないでいたから、 それはひどく唐突な出来事に思えた。]
(-340) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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[きっと、予兆はいくつもあったのに。 私はまるでそれに気づくこともなかった。]
(-341) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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…
[黒い針はもしかすれば、 ずっと刺さったままのものなのかもしれない。
自分にはできないことがあるという自覚の始まり。]
(-342) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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[濁った水面を眺める。湯気で煙る風呂場は静かだった。 湯の匂いだけが鼻先を擽る。
その針は確かにまだ痛む。けれど──問題なのは 「今もできないまま」という現実のほうだった。
痛いなら、後悔があるなら、 それこそ克服しなければいけない。
つい──できることに逃げてしまいがちになるけれど。]
(-343) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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[すねから手を離して、喉を撫でる。 声がでなくて返事ができなかったけれど。]
……
[生徒会。書記。私にもできること。 … 助けになれるかもしれないこと。]
(22) miseki 2017/02/12(Sun) 02時半頃
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[していたことを、評価してもらえたのは──素直に嬉しかった。 まさか相手がいつもしてくれていることを、 逆に気にしているとは思ってもみなかったけれど。]
……
[時間が無限ならきっと、頷いていた。
勉強が特別好きだというわけでもない。 ── 父が唯一褒めてくれた取り柄だったから、 「できるから」やっていることだ。 どうしても勉強を選びたいという理由が、そこにはない。]
(23) miseki 2017/02/12(Sun) 03時頃
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[ただ、自分が天才というわけではないのはよく知っている。 あれもこれもと手を出して、 いままでどおりを維持するのは、きっと無理だ。
だから。できることの中からも、 選ばないといけない。]
……
(24) miseki 2017/02/12(Sun) 03時頃
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[タオルごと髪を押さえて、肩に頬を乗せる。 左耳が湯船に沈んだ。熱のせいなのか少し、耳鳴りがする。]
……、
[時間は貰っている。けれど、生憎この難題は、疲れや緊張のように、お湯にとけていってはくれないようだった*。]
(25) miseki 2017/02/12(Sun) 03時頃
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/*
まったく読まなくていいログができてしまった
[そして終わらない]
(-344) miseki 2017/02/12(Sun) 03時頃
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/*
風邪成分の薄さ申し訳ないぞ もう少し書かないとなのでまだ沈みます
[やっぱり延長ないと終わらなかったな感]
(-345) miseki 2017/02/12(Sun) 03時頃
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/*ハルカお嬢様の貴重な入浴シーン!!ずっと眺めてたい。かわいい、かわいい。心情吐露おいしい。*/
(-346) noko 2017/02/12(Sun) 11時頃
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/* うおおっ いろんなエピろるがきている! よーーーーーーーーーもう♡
(-347) gekonra 2017/02/12(Sun) 11時頃
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/* なんかだるい気がしてずっと寝てたけど、熱も風邪症状も無いからこれ普通に健康体ですね。
寝てる間に色々増えてる! 私も今日はノルマ(風邪)果たそうねえ。
(-348) shirone 2017/02/12(Sun) 15時半頃
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/* リアルが風邪っぽいというかダルダルメシアン
(-349) fuku 2017/02/12(Sun) 16時頃
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/* 呪いよ! 魔女村さんの呪いのせいよ!
(-350) shirone 2017/02/12(Sun) 16時頃
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/*風邪村の風邪が、モニターを超えて、プレイヤーを襲う!!*/
(-351) noko 2017/02/12(Sun) 16時半頃
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/* ククク……かなり風邪ほうこくがふえているな…… よいよい……よいよいよい
(-352) gekonra 2017/02/12(Sun) 17時半頃
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/* |д゚)チラッ
名古屋村から帰ってきたよ! 皆さんの風邪ログもぐもぐしつつ、書いてこっかなー
(-353) naomyplum 2017/02/12(Sun) 18時頃
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─ 聖家、キッチン ─
[ぱくん。と冷蔵庫のゴムが音を立てて離れる。 中を覗くハルカの顔を、青白い灯が照らした。 ジィイ と作動音が静かなキッチンに響いている。]
…
[ドライヤーをあてはしたものの、どうも温風が顔にかかるのが苦手で、少し湿ったままの髪を肩にかけたタオルで軽く抑えながら、中をさっと確認する。]
(26) miseki 2017/02/12(Sun) 18時頃
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[左右に動いていた視線が、ペットボトルラックではなく 棚に置かれていた紅茶のパックの上で止まった。]
…、
[そういえば、肉じゃがを失敗した日、購買で買ったはいいものの、お供えにするタイミングを逃して飲まないまま持って帰ってきたのをすっかり忘れていた。手を伸ばす。 紙パックは逃げることもなく手の中に納まった。]
(27) miseki 2017/02/12(Sun) 18時頃
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[風邪にカフェインがいいのかはわからなかったが、水分は水分だ。持ってそのまま二階に上がることにする。 水気を含んだ髪に廊下の寒さがひやりと沁みて、 素足にスリッパをはいた足はいくぶん早歩きになった。
汗を流した気分が薄いのは、身体が体温をあげようとして 発汗を押さえているのかもしれない。 どことなく、頬がむくんでいるような気もして、指でつついた。]
(28) miseki 2017/02/12(Sun) 18時半頃
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─ 聖家、ハルカの部屋 ─
[パジャマの袖の上から腕を擦って、ベッドの上に腰を下ろす。紅茶のパックにストローを刺して、ひとくち]
…〜っ ぇ、 け、ほ…っ
[腫れがひどくなっているのか、 喉に冷たさが沁みた。 違和感が強くなっている。]
(29) miseki 2017/02/12(Sun) 18時半頃
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[早く寝てしまった方がいいかもしれない。舌もやられはじめているのか、甘さが薄く渋さが前にもらったときよりも強く感じられた。もとより薄目の香りはほどんどないも同然だ。]
…
[ふたくちめ。水分補給をしておくべきかで悩んで、 手の中でパックを回す。 意味もなく賞味期限の黒い印字を指で撫でた。
そういえば、学級閉鎖だと帰りがけに聞いたけれど後ろの席の彼女は、どうするのだろう。どこか、遊びにいくのだろうか。それとも家でだらだらするのだろうか。]
(30) miseki 2017/02/12(Sun) 18時半頃
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[できること。できないこと。
したいと思うこと。
もし、学級閉鎖になったら。と岬の言葉が頭を巡った。]
……、
[何かを選ぶための天秤に乗せる重石。 可能か不可能かではなくて、 不可能でもやりたいと思えるようなこと。
例えば、好きだという感情。 または憧れ。夢。 それこそ、椋平みぃむのような何に反抗してでもやりたいと思うような。]
(31) miseki 2017/02/12(Sun) 18時半頃
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ハルカは、手遊びを止めた。
miseki 2017/02/12(Sun) 18時半頃
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[胸の中が妙に靄ついて、ベッドに手をついて立ち上がる。勉強机に紅茶をおいて、それから布団とベッドの隙間に潜り込んで横になった。]
…、
[冷えたままの布団を口元まで引き上げる。 吐いた息は、羽毛に吸われて口許に溜まった。
ジェニファーに好きだと言われたこと。
嬉しくなかったわけではないけれど──コインに裏があるように、反面やっぱり怖いとも思った。 あんな風に熱をもって、何かをはっきり好きだと言えたことが、ハルカにはない。同量の熱量をもてないのは、少し申し訳ないような気持ちもあった。]
(32) miseki 2017/02/12(Sun) 18時半頃
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[好きも嫌いも、ハルカにはよくわからないことだった。 いつだってやるべきこと、しなくてはいけないこと、してはいけないことの判断をするだけで手一杯だ。 ── いつも同じ本を読んでいるのも、本が好きだからではなくて、考える時間を稼ぐための手段にすぎない。母からもらった本それ自体に、愛着のようなものはあっても。]
…
[目を閉じて布団の中で寝返りを打つ。 温まってはいるのかもしれないが、それでも寒かった。額に手を乗せる。いろんなことがあって考えすぎたせいでか、前髪の下の額ははっきり熱を持ってしまっていた。冷却シートでも買ってくれば良かっただろうか。考えてみても、もう遅い。着替えて外に出るだけの気力は沸いてこなかった。]
(33) miseki 2017/02/12(Sun) 18時半頃
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