231 自由帳の中で、僕たちは。
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[噂ではないけど。 メールの文面を読んで、緩く息を吐く。
受かると思ってる。 応援してる。
そりゃそうだ、そりゃそうだ。おーけー、解ってる。 うん、うんうん…。
スマホと合格通知を重ねて額に押し当てた。]
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜……
[だいたい、同じ大学行ってどうすんだよ。 片思いロスタイム開始ですってか?ロスタイムあってもどうなるもんじゃねーって。逆にこのままここでいいともだち。って思われたままフェードアウトしていくくらいが、良いイメージのままなんじゃん?]
……。
[暫くメールを眺める。眺めて、返事を打った。]
(131) soba 2017/12/29(Fri) 23時頃
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To:きーちくん From:千彰
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もっちろん(ピース) きーちくんもおめでと!(クラッカー)
あ〜〜難関だ〜〜。 応援ありがと!糧にしてがんばる〜(気合の入った顔)
だめだったらなぐさめてね(ハート)
(=4) soba 2017/12/29(Fri) 23時頃
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[迷いに迷って、最後の一文。 これくらいなら許されるだろう。と思う。
……馬鹿な事を考えてないで、真面目に頑張ろう。おちたら多分気まずくもなるだろうし。]
(132) soba 2017/12/29(Fri) 23時頃
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/* ちまりちまりとおへんじかきつつ もーあといちじかんはん………
(-237) soba 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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/* 両片思い状態うめえって震えてる
(-238) azure777 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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―冬の幻 >>2:-38>>3:8>>3:9>>3:10―
[おれが二十八の頃。 あいつは十七――高校二年の冬が始まりだった。
最初はただの教師と生徒だった。 おれは二階で明日の授業の準備や、今日の片付けをしていて あいつは校庭の花壇をせっせと世話していた。
いつからか声をかけるようになった。
「熱心だな」とか 「何が咲くんだ」とか 「今日も寒いな」とか
校庭の運動部の喧騒が遠く。 そこには穏やかな時間だけがあって。 たった数秒の会話はやがて、数分になり、数十分になり。
欠かせないものになるのは必然だったんだろう。]
(*1) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[おれはそんなに口の回るほうではなかったし あいつもそこまでお喋りなタイプではなかった。 二人でいても無言の時間なんて幾らかあったし それも含めて苦になることは全然なくて。
重い肥料を運ぶのを手伝ったり。 雑草を引っこ抜いて尻餅をつくおれに笑ったり。 鼻の頭に土汚れをつけたあいつに笑ったり。 おれの食うものが体に悪いからって たまに弁当を作ってきてくれたりするようなやつだった。
甘い卵焼き、タコの形のウィンナー。(>>1:111) 美味いと謂えば、嬉しそうに笑う顔があった。
おれが“声なき言葉”を教えたら、一生懸命に覚えて。 代わりにあいつは、おれに草花の事を話した。 おかげであいつは理科の成績だけやたらによくて。 おれは似合いもしない花言葉なんかに詳しくなった。]
(*2) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[おれたちはお互いにわかっていた。 相手のことをどう思っているか。 そして、おれたちの関係性も。
だから謂えなかった。 だから、謂わなかった。
たとえその笑顔がどんなに愛しくても おれはこの手を伸ばさなかった。 柔らかな髪に触れることもなければ 透き通る肌に触れることもない。
あいつも同じだった。 おれを名前で呼ぶことも無い。 連絡先もしらない。
でも、それだけで おれたちは充分しあわせだった。]
(*3) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[――いつからだろうか。 生徒たちのおれを見る目が少しずつ変化していったのは。 嫌われることはままあるが、そういったものとは違う。 好奇の眼差しがおれを撫で回すようになった。
「三年の倉科りさと理科の淵ってデキてるらしいぜ。」
今でも覚えてる。 どこの誰だったか顔は覚えてないが おれに聞こえるように放たれた、その囁きを。]
(*4) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[あそこで掴みかかっていれば、どうなっていたんだろうな。 一瞬頭に血が昇って、拳を強く握ったことは覚えている。
それでもおれは、何も謂えなかった。
何も、謂わなかった。
今おれがキレて手を上げて何の得がある? おれは職を失うだろうし、あいつにも迷惑しかかからない。 あいつには将来がある。 おれにはそれを守る義務がある。
大人だから。 教師だから。
言い訳ばかりを並べて、おれは。 認めることから逃げたんだ。]
(*5) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[三年の卒業は程なくして訪れた。 あいつは最後の日も花壇を弄ってた。
いつもと同じような会話をした。 何もなかったかのように話してた。 けれど突然思いもよらない言葉があって。]
「淵先生は何がすきですか?」
[わかってた。 その言葉は「おれがすきだ」と謂っていたことも。 その言葉は「おれにすきだ」と謂ってほしかったってことも。]
(*6) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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「……甘いもん、辛いもん、かな。 なんでそんなこときくんだ?」
「小さなことでも、すきなものをすきっていえるのって しあわせだと、おもうから。」
「じゃあ、お前は何がすきなんだ?」
「わたしは、……お花かな。」
(*7) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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――わかっていたけど、おれもあいつも謂えなかった。
(-239) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[会話をしたのはそれが最後だ。 卒業証書を抱えて、大きな瞳に涙をいっぱい浮かべて あいつは高校を卒業した。
おれは校門を出ていくあいつを 見えなくなるまで、消えるまで 理科準備室から見ていた。
気付けばおれは、眉間に皺を刻んでいた。
もう、単純に笑うことなんて出来なかったし でも、泣くことさえ許せなかった。
そして厄介ものを払うようにおれは転勤が決まり 男子校なら変な間違いも起こさないだろうと この杏琵高校に赴任させられた。
今は―――*]
(*8) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[友田から返って来たメール。「応援してる」「ありがとう」という一往復で終わるつもりで読み進めていたら、最後の一文で指が止まる。]
…………。
[もし、だめだったら。
…………これくらいなら、これくらいならいいんじゃないだろうか。 もしもの話だ。もしもの。]
(133) azure777 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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To:友田 千彰 From:佐藤 喜一
―――――――――
ありがとう。
もしだめだったら。友田の健闘を讃えつつ、来年度からもよろしくの会でも開こう。
(=5) azure777 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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/* 残り時間少ないので先に謝っておくと、喜一、在学中に告白までいける気がしない。(少なくとも今のところ) 自覚中途半端な上に、なんかこじらせてる……こじらせてる……。
(-240) azure777 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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/* という過去話、おとせたおとせた(ふぅ 自分で蒔いたフラグを回収するのにちょっと時間をとってしまったが もう少し、さいごまで!先生諦めない!!!
あっ、あっ、議事べネットの中の人です(*ノノ)ンヘヘ 喜んでいただけたなら嬉しき、へっへ。 ところでみんな可愛いな、なにかお返事をこう 入れ込ませて書きたいけど時間なさそうだあばばばば
[しかしれーるくんは美味しく(やさしく)いただきましたモグモグ]
(-241) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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/* ヒィ、佐藤友田かわいいかよ ヒィ
あまずっぱい… 佐藤古雅もあましゅっぱい…
(´;ω;`)せいしゅん
(-242) anbito 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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── 卒業式の後で ──
[染め直した黒髪も馴染んできた 違和感があるといじられることも無くなって久しく ついにこの日を迎えることとなった。
希望していた大学への進学は決まり 卒業後は一人暮らしをする。 これからどうなるかは分からないけれど 今のところは思った通りに進んでいけている。
皆の輪から抜け出して向かったのは図書館 もう訪れることはないこの場所へ 最後にもう一度だけ行っておきたかった。
いつもの位置で、それは待っていた。]
(134) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[紙の感触を指に感じながら一つ一つと捲る 数日の空白を置いて受験の合間も通い続けた 名も知らない誰かの書き込みは皆思い出だ。
自分は一人きりで異物だと思い込んでいた頃 無理をして笑うこともせず繕わない言葉を書ける そんなこのノートが救いになっていた。
印象に残らないようなことばかり書き込んで 他人のことを気にして、羨んで “ライ”には個性なんて無かったのだけれど それが本当の自分なのだと思う。]
(135) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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頑張ってみようと思うよ
礼
(136) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[最後の書き込みは隅を選ばず 少しだけ、いつもより大きな文字。 自分のやりたいことが見つけられたのならば 個性も手に入れられる、のかもしれない。
背を向ける前になんとなく、頭を下げて 名残惜しい心地を抑え踵を返す。 スマフォを取り出して慣れた相手へメールを送った。]
(137) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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To:佳徹 Sub:卒業式お疲れ様 ------------------------- いつもの場所で待ってます。
(-244) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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── 指導室 ──
[落ち合ったのは扉の前か中か。 何にしても誰かに目撃されることも無く 今こうして二人きりで対面している。
友達や後輩との同じ高校の生徒としての時間 それも惜しいものだが、充分に話すことが出来た。 少しの間でもいいからと この部屋で、この人と最後に過ごしたくて。]
もうここに来ることが無いなんて 本当……信じられないなぁ。
[窓辺から眺める景色に雪はもう見当たらない 初めて訪れた時と重なる春の風景が覗いていた。]
(138) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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── 三年前・春 ──
これでいいんですかー。 はーい。分かりましたー、学校では着けません。
[外したピアスを指導室の机に転がす 入学早々の呼び出しに不貞腐れ、髪を弄った。 そんな調子で拗ねた態度を取っていたが 話が終わった途端にころりと切り替わる 身を乗り出してにっとレンズの向こうへ笑いかけた。]
もう、“よっしー”ってばお説教がながーい ……うんうんぴったり、今日からこう呼ぼうっと。 先生って顔怖いし?笑わないし? 名前までなんか堅いっていうかさー このほうが親しみやすくなるじゃん?
[突如新入生にあだ名を付けられた教師の反応はいかに その様子を見ながら、楽しそうに笑った。 なんとなくだけど外見より怖くない人なんじゃないかな。]
(-243) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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あっ、よっしー的にはむしろ オレが何事もなく卒業したことが信じられなかったり?
[振り返り、おどけてみせれば反応はどうだったか それ以上は何も言わず、静かに歩み寄る。 こうしていると何も変わっていないみたいで 明日もまたこの校舎に来て、指導室に呼ばれるような。 そんな気すらしてくるけれど、オレはここから去るんだ。 去年あの人がそうしたように。]
(139) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[自分のせいで不幸になりもう会えなくなってしまった先輩 彼の姿が、最後の言葉が脳裏を過ぎって。
……一瞬、ほんの一瞬だけ 足がすくみ動けなくなってしまった。]
(140) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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美人の先生や可愛い生徒が新しく来ても ──目移り、しないで?
[僅かな時間、相手を見つめた後そう口にし 相変わらず血色の悪い頬に手を添えて唇を重ねる。 最中、密かに相手の懐にシルバーピアスを忍ばせた。
それはオレなりの選択と ちょっとした子供の独占欲の表れ。]
(141) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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これから宜しくね、よっしー!
[この高校で、教師と生徒として。 この人とどう関わっていくことになるだろう。 案外楽しみになってきた。 良いことが沢山ありますように。]
(-245) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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