206 “ J ” the Phantom thief
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[笑い声が途切れた後に訪れるのは、少しの静寂。 煩い喧騒の中、彼女の声だけに耳を傾けて。 手元のワイングラスのなかの朱を揺らす。]
…… さあ、どうでしょうねえ。
[その楽しげな声が意味するものはなんだろう。 娘がJに抱いている感情は何だろう。 怒り、憎しみ?それとも 別の何かか。]
(207) 2017/01/08(Sun) 14時頃
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…… ミス、
あなたはJにここへ来て欲しいですか? あれを盗んで欲しいとお思いですか?
[問いに問いを。なんて、失礼だろう。 その口調は責めたてるものでは決してなく。 酷く、穏やかなもの。]
(208) 2017/01/08(Sun) 14時頃
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[ 曰く、 “今はただのカード" だというそれ。 照明に透かしながら首を傾げる。
羊皮紙に書いた文字を削り見えなくした… という話を少し前に読んだのだが、 おそらくは考えすぎ、なのだろう。 ]
この一見変哲のないカードに いずれ何かの変化が起きる…という訳ですか 物騒かもしれませんが、私は謎が好きでね 怪盗 “J” 然り、他の犯罪然り
ありがとうございます、楽しみにしていますよ
[ “J” に次ぐ新たな謎を懐へしまい込み、 礼と共ににこりと笑みを返した。 ]*
(209) 2017/01/08(Sun) 14時頃
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失礼、言葉が過ぎました。
…… Jは来ますよ、必ず。 きっともう、既にこの会場にいて、 今か今かとその時を待っているのです。
[見つめる先は、ワイングラスのなかの赤。 クイーンハートには遠く及ばない、濁った赤。*]
(210) 2017/01/08(Sun) 14時頃
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/* ……(ロルがとても長くなって頭を抱えている)
(-149) 2017/01/08(Sun) 14時頃
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/* きゃーサンドしてしまったすまぬ!!
(-150) 2017/01/08(Sun) 14時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2017/01/08(Sun) 14時半頃
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[ 微笑みの先、傍に居る存在にも視線を滑らせて。 一人は、世迷い事のような約束を交わした“殿方” もう一人は、… 見覚えのある人物でした。>>209 ]
( 彼も、呼ばれたのですね。 )
[ 本人がどうかまでは、 はっきりと断定はできませんけれど。 犯罪の研究を丹念にされている方。 恐らく、私の稚拙な記憶力が正しければ、 間違ってはいない筈ですの。
エプロンに忍ばせた招待状を こっそりと盗み見ます。 宛てられたのは、確かにノーリーンへと。 ]*
(211) 2017/01/08(Sun) 14時半頃
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[ …… ノーリーン、女史へと。 ]
(-151) 2017/01/08(Sun) 14時半頃
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/* すごい、この流れで3回くらい振られてる、ぞ…!
そんなことより、 イアンさんの体調が良くなりますように……
(-152) 2017/01/08(Sun) 14時半頃
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[贈ったほうにももらったほうにも特別なもの>>187、そういわれればすこし照れたように笑う。本人の前では決して言わないけど、とてもとても大切なもの]
…ありがとう。 サイズ、ちょっと合わないんだけど。 兄がはじめてくれたプレゼントだから大事なの。兄もこのメガネ、大切に思ってくれてるといいわ
[そうして続く褒め言葉>>188には。思わずといった風に笑みがこぼれてしまう。さすがはパーティーに参加するだけの紳士だな、なんて感じて]
ふふ、どうも。お世辞が上手でいらっしゃるのね あなたの言葉通り似合っていれば安心だわ!
[そうしてころころと笑うのだ]
(212) 2017/01/08(Sun) 14時半頃
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/* ミスノーラ怪しいな! 好きだよ!待って、ロール書いてるから!待っ、、て
(-153) 2017/01/08(Sun) 14時半頃
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[そうして会話しているうちに頼んでいた飲み物はやって来ただろうか。
たぶんきっと、何を頼んでも美味しいのだろうけど。 庶民の私にとっては全部お上品な味に感じるのだ*]
(213) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ どうも彼>>177の方にも覚えがあったらしい。 …ローズ邸の某というのは、 事件の現場が現場故に記憶に新しいものだ。 あの有名な"ローズ家">>0:98で起きた事件、 庶民の目にも大方新聞等で伝わったに違いない。 ]
…そうでしたねェ 何せ、記者だの学者先生だのシロート探偵だの 現場に入りたがる輩が後を立たなくて。
[ 暗に"入りたがる人間を止める側"だった そう仄めかしては、当時は失礼しましたと 口先ばかりの謝罪を述べて、ヘヘッと笑った。 ]
(214) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ 彼の職業はハッキリと聞いた覚えはないが、 コナれた風体から記者ではないのだろうと 男は想像する。>>178
然りとて、追い出されたと言うのなら探偵でもない。 怪しげな( 例えば己のような! )探偵を名乗る者なら兎も角 彼のような礼儀正しい男性ならば――一応は。 現場に通すだろう。もしも彼が"探偵"と名乗ったならば。
だとすれば、後に思い当たるのは 犯罪学を研究していると言っていた学者先生くらいで。 仮に彼のことを頭の中で先生と命名する。 ナニ、外れていたならそれはそれで構わない。 何せ彼の職業を断定する証拠など持っていないのだから。 ]
(215) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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エェ、どうぞどうぞ。 名前しか書いてない粗雑なものですがねェ
ヒヒッ…手間を省くには一役買ってくれていましてね。
[ 名刺を、と求められたなら スペースの大いに余った名刺を渡そう。 肩書きには何も書かれていないから もし彼が男の素性を知りたいならば役立たずだろうが。 ]
…この顔じゃあねェわからんでしょうさ お仕事は…順調とは言い難いですネ
何せ、先日も獲物を取り逃がしましたもンで。
[ 表の職業とも、本業と先ほど淑女に名乗った職業>>63とも どちらとも取れる言い回しをしながら、 名刺が渡されるようならば>>179受け取ろう。 ]
(216) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ その段に至って、漸く。 ああ矢張り記憶は正しかったのだ、と 男はマスクの裏側でにんまり微笑んだ。 ]
先生、先日はドウモご無礼を致しまして。 ヒヒッ…またお話を聞きたいと思っていたんでさァ
こんな場所で再会出来るとは…嬉しいねェ
[ 彼の方はその呼び名に覚えがあっただろうか。 言葉を交わした際に、男が勝手に取り決めた "先生"という呼び方。大して回数は呼んでいない、それに。 ]
(217) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ けれども、"先生"の反応を気にするより、先に。 素早く耳元へ寄せられ、囁かれた言葉>>194に 気を取られて、"先生"の反応は見そびれてしまった。 ]
…………ヒ。
ヒ、 ヒヒヒヒッ なるほど、必ず来る。
ナルホド!随分と、自信に溢れた言い方をされますねェ エエ、ミスター・キルリア。
―― コレは有り難く受け取っておきましょうとも。 楽しみでさァ、コレも、…アナタも。 これから…どうなるのか。
[ 青年の手から受け取る黒色のカード。 一見何も書かれていないソレの正体は 男には知るべくもないが――しかし。 ]
(218) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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世の中、知らない方がいいことってェのもありましてネ
例えば……ですよ、 ミスター。
例えば…パーティに奇妙な格好でやってきた客の 顔のこと…それから…名前のこと、だとか。ねェ?
(-155) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ くつくつくつ。 低い笑い声に紛らわせてしまうように、 近づいた顔に囁きを返したならば、 半歩ほど、後ろに距離を開けてカードを仕舞いこむ。 ]
[ ……それから、 彼の視線を追うように目を動かせば ]
[ 黒い影のような彼女がそこに。>>201 ]
( またお会いしましたねェ )
[ 言葉は心の中だけで、緩く首を傾けて "彼女"ではなく、彼>>198に問いかける。 ]
気になるのなら、声をかけてみては?
[ 彼の持つカードが何なのか、は 変わらず分からないままだけれど。* ]
(219) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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/* お返事遅くて申し訳ないぜ…
声をかけてみては?って促してみるテスト
(-154) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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/* モスキートさんすき。。。
(-156) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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/* ところで 秘話が大概一言で終わらない件
一言とは一体何だったのか#
(-157) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ 返された言葉に、ああ、気分を害してしまったかもしれないと思うと同時に、強気な皮肉に思わずククと笑いが漏れる ]
これは失礼。 いえ、お父様の仕事相手なんかにも見劣りせず咲くことは誰にでもできることでもないでしょう。
[ 謙遜なのか、事実なのか。 自らのことを「ただの葉」なんて称する彼女でも、どちらにせよ、人の家名を借りてここへいる自分よりも十分……立派だろう ]
ご謙遜を。 とは言え、そうですね。ではお言葉に甘えて……改めて、どうぞよろしく。ミーシャ。
[ 広間で舞う彼女たちとすぐ隣にいる彼女に特別違いなんてあるようには見えない。これが、もし"誤魔化し"であるとするなら、……俺が気づくことはないだろう ]
なるほど? 貴女は目だけでなく口もいいようだ。 さすがは宝石商の娘さん、かな?
[ 油断していると喰われてしまうね、と冗談を零しながら、彼女の微笑みに参った、と手を上げて。身体をくるりと反転させて背をテラスの縁に預けるようにもたれかかった ]
(220) 2017/01/08(Sun) 15時半頃
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-研究家、マスクの男と-
[囁いた後に囁かれた言葉にくすりと笑って>>218]
そうですか… 私はどうなるか…ふふ
私はただのしがない奇術師ですからね どの様にもなりませんよ
[受け取る際のそれぞれの反応を見ながら>>209>>219]
えぇ、楽しみにしていてください
あなた方がどの様な方かを知る事ができるかもしれませんね?
なんて…
(221) 2017/01/08(Sun) 16時頃
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知らない方が良い方は… お気を付けて
[くすくすと悪戯っぽく笑い
彼が目が合った彼女>>201の事を言っているのだと分かれば]
そうですね… おかわりも欲しいですし
[空になったグラスを見て 彼女がまだこちらを見ていたならば
手を上げて呼んでいただろうか*]
(222) 2017/01/08(Sun) 16時半頃
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[ 娘がこれまで彼に向けた言葉に 恐らく嘘はなかったでしょう。 「 残念 」も「 素敵 」も、全て。
……だって、嘘つきは泥棒の始まりですから。
もしもあの時、 女中の彼女と衣服を交換していたなら>>0:247 彼が薔薇の首輪を外してくれたのなら>>204 手を取り踊る未来もあったでしょうか。 ]
[ ─── いいえ、それはきっと ]
(223) 2017/01/08(Sun) 16時半頃
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どこにも存在しない未来ですわ
(-158) 2017/01/08(Sun) 16時半頃
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[ 何度も繰り返される賛美の言葉に 娘は頬に桃色を浮かべることはなかったでしょうが 紅を引いた唇を綻ばせ、穏やかに瞳を細めました。 ]
……………
[ 娘の問いは、問いの形で返されます>>208 単純な興味から出た言葉でしょうか それとも───…。
娘は二つ瞬きをすると、 整った唇の端を上げ、夢見るような瞳で見つめます。 静かに開かれた口が紡ぐ音は、 彼にしか聞こえないもの。 ]
(224) 2017/01/08(Sun) 16時半頃
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Shhh....
[ “ それ以上聞いてはいけないわ ” 唇の前に立てた指と、見上げる瞳が その意味を伝えることでしょう。 ]
(-159) 2017/01/08(Sun) 16時半頃
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[ 艶やかに笑む娘は、 彼の言葉に、面白そうに目を細めます。>>210 ]
あら、随分確信されていらっしゃるのね ……そう、ふふ、もう来ているのね
…………楽しみだわ
その時は、貴方の心まで盗まれぬよう どうか、お気をつけて
[ 赤の残るグラスを片手に 娘は目を伏せると、その場で軽く膝を折ります。 そうして黒薔薇のようなドレスをひらりと揺らし 背を向けました。]
(225) 2017/01/08(Sun) 16時半頃
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