238 【誰歓ランダ】うさぎたまごまつり【R18】
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[──捨てるのか。 全てを話した後、祖父が言ったのはその言葉だった。 ひゅ、と喉の奥が締まる。 そうじゃない、違う、と言いそうになって、けれど]
……そう、です。 ボクは、もう、やめるんだ。
[生きることは戦いで、選ぶことで、だとしたら捨てるというのだってまた事実。 けれど決めたのだ。やめると決めた。 俯きそうになるのを必死にこらえて、叫ぶようにして、言った。]
ボク、もう、じーちゃんや家族を言い訳にして生きるのはやめるんだ。 ボクは、ボクはずっと、ずっと自分を可哀相な子どもだと思ってきた。 父さんも母さんも早くに死んで、じーちゃんと二人暮らしで、 家のこととかしなきゃいけなくて、友達も全然いなくて、 蝋燭作りはじーちゃんが天才すぎて辛くて、 ……ボクは可哀相で、弱くて、憐れまれる子どもだって、思ってきた。 ボクの人生は悲しくて辛くて、同情されるべきものだって、思ってきた。
(31) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時頃
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『お兄ちゃんへ。
私の為に貴方がどれだけ力を尽くしてくれたのか、まだ全てを理解出来た訳ではありません。
けれど、これはどうしても今日、伝えなければならないと思ったので、言います。
年の離れた兄に甘える妹をいつも優しく受け入れてくれてありがとう。貴方も幸せになって下さい、その手伝いが必要ならいくらでもするから。』
(-277) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時頃
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[晴れ着に身を包んだ妹は美しかった。 いつまでも子供の様な気がしてしまっていたけど、もう彼女は大人だ。
一足先に帰るという両親に告げた。 生涯を共にしたい人ができたのだと。 「お前の好きにすれば良い」 そう返す二人に、今まで背負っていたものを降ろし、身が軽くなる心地を覚えた。
結局は彼に告げた通り、 自分一人で物事をややこしくして、 小さな世界に留まろうとしていたのだ。]
(32) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時頃
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──でも、でも、ちがう。 ボク……ボクは、本当は多分、自分の人生が、好きだ。
じーちゃんの作る蝋燭は素晴らしいし、それを売るのは楽しい。 自分で作るのは難しいけれど、でもできることが増えていって…… ご飯、作ったり、掃除したり、家のことするの、も、 嫌いじゃなかった。家族の役に、たってる、って、思えたから。
[涙がぽろりと零れ落ちて、 喉の奥でひきつったような音がうまれる。 それでも言葉にしようとすれば、それはとぎれとぎれで不格好で、そして熱の篭ったものになった。]
ボクは、ボクの人生の責任を誰かにとらせちゃいけないんだ。 だから……だから、
ボクはもう、ここから、出て行くって、決めたんだ。
(33) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時頃
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[そして、その彼を今日、迎えに行く>>18
後数分もすれば姿が見えてくる頃だ。 長く伸ばした髪が風に吹かれて揺れる。 髪が頬を擽る、同様に待ち遠しさに心はこそばゆい。]*
(34) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時頃
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─それから─
[彼が来てからもう数ヶ月だ。この国では彼は人の目を引く。蕩けるような肌色に、瞳に、髪色は和の国には見ないものだからだ。 きっと、苦労をかけただろう>>19
仕事が見つかるまでは自分の所でゆっくり過ごしたら良いと伝えたし、養っても構わないとすら思っていたけどそんなことをされてくれる人ではない事も分かっていた。 今では店の通りから作務衣姿で人力車を引く彼を時々見かけて胸が暖かくなる。この国を好きになってくれて嬉しかった>>20
彼がこの国の住人だと名乗る事が出来るようになるよりずっと早く、受け入れられるだろう。
仕事中に情けない姿は見せられない。 そう思うと接客にも以前より一層力が入った。]
(35) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時頃
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そうやねえ…お客さんなら、もう少し明るい色の方が似合うと思いますよ。お顔がぱっと華やかになりますやろ? どの場でも着れる色ですし、生地も一等ええものやから、大事にしたら長く持ちますよ。
[品物を取ろうと持ち上げた自分の袖から藤の香りが柔らかく香る。客からもいい匂いだと言われるのだ。]
(36) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時頃
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[そうして椅子から立ち上がると、深々と頭を下げた。]
さようなら、師匠。 お世話に──なりました。
(37) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時頃
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おかえり、今日もお疲れ様やなあ。
[本日最後の客を見送り、少ししてから聞き慣れた声が聞こえた>>-215
少し汗臭い身体に抱きしめられるだけで持ちは穏やかになったり、熱くなったりと忙しい。着物に汗が触れたって構わない。 手入れには手間はかかるかもしれないけど。
それでも、汚れる事を気にしてすぐに触れ合えないなんて駄目だ。背中に腕を回して優しく労わるように撫でただろう。]
あら、だーりん。 昨日かて私の我儘沢山聞いたやろ?
そうやねえ…昨日の最後の我儘は確か、 「お風呂の後に髪梳かして」 やったっけ?
今日はどないしよか?
[茶目っ気のあるこの彼の態度が可愛くて愛おしい。不遜な言葉を口にする代わりにこちらに向ける顔は甘やかだ。]
(-278) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時頃
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─まあ、その前にまず、その汗だくをなんとかしてからやな。どうする?風呂は湧かしてあるけど、あたしが拭いてあげようか。
[そんな事を言いながら、強く抱きしめる。 用意した答えは二つのようでいて一つしかない。そのつもりだ。
和の国の季節が移り変わろうと、 自分の心だけは未だに春色のまま。 もう少し時が経ったらそっと囁こう。
あの日からずっと貴方に恋をしている。]**
(-279) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時頃
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/* >>-272 バンアレン ほんと、ナマモノは新鮮さ大事……。 おいでおいでー。明太子以外にもうまいものはいっぱいあるぞー!
分かるけども……俺も最近結構寝落ちるけども。 おこたで寝落ちは風邪の危険が危ない。 でもそうか、指がかじかむほど寒いのか…… 俺はそこまで寒いところにいたことがないかも。 俺も問いかけたい。もうちょっと夜更かししたい(血涙 グレープ味おいしいよねぇ。マスカットもすき。
(-280) pure_g 2018/04/20(Fri) 22時頃
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[数枚の着替えと、いくばくかの金銭、身分証。 祖父から買い上げたいくつかの蝋燭。 それに、中古で買った立派なカメラ。 旅支度としてはあまりにも簡単で、やはり足りないのは己の心だったのだとこんな部分でも思い知らされた。
すっかり片付いた─片付けた─自室で、ぼんやり天上を見上げる。 何処へ行くのも何をするのも決まっていなくて、 それが少し不安で、けれどそれ以上に楽しみで仕方が無かった。]
……世界って、どんなところなんだろう。
[カメラを持っていた彼女は、世界は広いと知ったら見に行かずにはいられない、と言っていた。 自分はどうだろう。 考えてみて、まだきっと、世界の広さを知らないのだと思った。 祭りに訪れる人たちにせがんで色んな話を聞いたりもしたけれど、 それはあくまでその人の世界。 だから、これから見に行かなくてはならないのだ。 色んなもの。色んな場所。色んな人。 自分の意思で、自分の足で。]
(38) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時頃
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……あ。
[ふと、部屋の片隅に置かれた真っ黒な蝋燭に視線が行った。 火を灯した人の気持ちに反応し、色を変える蝋燭。 ──いつか火を灯した時は、真っ黒のまま色を変えることの無かった蝋燭。
では、今は?]
…………。
[慣れた手つきでマッチを擦って、炎を灯す。 すると蝋燭は──]
(39) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時頃
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……はは、あははは。 うん。──大丈夫、頑張れる。
[力の抜けたようにひとしりきり笑った後 ふう、と炎を吹き消して、荷物を背負って部屋を出た。]
それじゃあ、行ってきます。
(40) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時頃
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[決して振り返らないその背中を、 真っ白な一本の蝋燭が、黙って見守っていた。]**
(41) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時頃
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/* 少し空いてるからタイミング被らないだろうし告知しなくても大丈夫かなーって落とした矢先に挟むってこれもう凄い仲良しじゃない?
(-281) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時頃
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/* 挟みまくってごめんなさいという顔
(-282) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時頃
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/* >>-281 やっぱり???私も前々から鹿山さんとは仲良しだなーって思ってました><なかよぴっぴ まぢゥチラニコイチ♡
(-283) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* そので蝋燭を出してくるのがとてもグッときた 良い人たちに恵まれて、変われて本当に良かったな。
藤之助も幸せそうで何よりだ。 バンアレンとそっちで仲良くな。
(-284) Verdi 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* お、俺だってお返事落とそうとしたら二人のロルが始まったから慌てて引っ込めて、いい子で待ってたんだからね>< それでも挟まったけど!!!!!
(-285) pure_g 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* そこで、な。
カルヴィンは可愛かったな 俺明らかに子供嫌いそうなのについつい構ったよな。 賢くて将来を感じさせるのも良いところ。
ストリートチルドレン時代可愛がってた年下の子どもたちを重ねていたようです。
(-286) Verdi 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* >>-283 ぅちらまぢなかよぴだよね♡ 我等友情永久不滅♡
(-287) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* >>-285 ぴゅれさんもなかよぴっぴ♡♡♡
(-288) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* >>-288 わぁいなかよぴっぴ♡♡♡
(-289) pure_g 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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>>-286子供嫌いそうにしつつ実は何かと気にかけてるのが見えるところがシーシャの超好きな所です!!!
(-290) 山の鹿 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* もうちょっと続いてたらクシャミと身の上話出来たかな そこはとても残念
>>-290 言われたらシーシャは多分取り乱しながらすごいキレる。
(-291) Verdi 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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>>-284 おにーさんのおかげでもあるんですから、ちゃんと自覚してくださいね。
/* みんな楽しくて可愛くて優しくてとても好き〜〜〜〜ハ〜〜〜楽しいかった〜〜〜〜
>>-289 ぴっぴっぴ♡
(-292) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* シーシャ何もしてなくない???いやマジで
(-293) Verdi 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* この仲良しさは、フェルゼとクシャミに嫉妬する場面なのだろうか?()
と冗談を言いつつも、 今、嬉しさと恥ずかしさで顔が変なことになってる(顔覆い 藤之助ありがとう、ありがとう。 一緒にお風呂入って、今までの汗と疲れを洗い流しましょう。 綺麗にまとめてくれたので、下手にお返事加えるよりも、敢てこのままこっちで抱き着きます(むぎゅう
そして、フェルゼのこれからの人生も素敵なものとなりますよう。 いいことばかりではなくとも、明るい未来が訪れますように!
(-294) JITA 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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/* クシャミもお返事ありがとう見てます 区切りも区切りなのでこのままで
次回!還国(修羅地方)に来たフェルゼ ・主要駅に降り立って3分で1か月分のクラクションを聞く ・魚がめちゃ美味くて真剣に移住を考える ・ゴ……リがめちゃデカいと聞いて移住を諦める の、三本です!おたのしみに!
(-295) きんとん 2018/04/20(Fri) 22時半頃
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