255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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[放っておいても死ぬのが決まっている自分より フローラに嫌がらせをし、彼女を脅すなら ヌヴィル姓の全員を淘汰できるだろうに。
他人が持ち帰って意味のない品ならば、 “ただ一人”にとっては意味があるかどうかを 考えられたなら、良かったのに。
理解しようとしていないから、
、、、、、、 ―― 一方的に見られている。]
(208) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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― 夕方 ―
[本屋は早めに店じまいし、路地に夕日が差し込み始めるころ、薬屋の前へと到着した。]
こんにちはー
[入口扉を軽く叩くと、声をかけた。]
いらっしゃいますか? 約束の物、持ってきました。*
(209) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[教えなかった事への非難は対策で塗りこめる。 事実、何らかの手は講じた方が良いのだから。 フローラがこの街で平穏に暮らす為に。 ……… アポロの居なくなったこの街で。]
そんな事はない。
不法侵入と殺害予告だぞ。 心配しすぎる方が丁度いいくらいだ。
事情を話せば断られるとは思えない。 俺があの店長だって匿うよ。
[腫れて熱を持った頬に冷えた氷嚢が押し当てられ じくじくとした痛みを今更のように思い出す。 痛苦すら忘れるくらいに、気負っていたらしい]
(210) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[目の前で隠しカメラを壊しはしたものの、 盗聴器に関しては未だに顕在であった。 故に、>>184>>187>>188ノッカがお風呂場に居る音も全て聞こえており、 妄想の翼をはためかせることに余念はなかった。
ノッカの入浴音をBGMに行う掃除のなんと捗ることか。 >>204ホット蜂蜜レモンを作る時間までできてしまった。 【出来上がったソレに遅効性の眠り薬を投入する】。 程よいレモンの酸っぱさと蜂蜜の甘さの中に紛れ込めば薬臭さも感じにくかろう。
さぁ、君を眠り姫にしてしまおうか*]
(-111) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[端末を操作して子供達の部屋を見る。 送ったぬいぐるみはない。 子供達に見られる前に回収されたのだろう。
あのぬいぐるみには少しだけ仕掛けがしてあった。 柔らかな綿の中に針を仕込んでいたから。 もしぎゅっと握ったり抱き締めたら。 針が刺さっていたはずで。
大怪我をするようなものではないけど。 誰かしらが引っかかっていれば。 騒ぎにはなっていただろう。]
(-112) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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………?
[随分含みを持った声で告げられた一言。 それは――皮肉に似て、 皮肉に何かの感情を隠すようでもあって。 この娘は、そんな口ぶりをしていただろうか。 いつも気遣いに満ち溢れ、 それでも何処か顔色を窺ってはいなかったか。]
そんなに薄情に見えてたのか? お前が凶悪な男に連れて行かれそうになって 見逃す訳がないだろう。
[そう、当たり前の心配だ。 フローラでなくとも、他の誰かだって。 ……本当にそうなのだろうか。 今は、自分の顔がどうなっているのか 顔を覆う“仮面”がどうなっているかなんて 頭を使ってはいられない。]
(211) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[ピスティオの頭の中。 悪戯を仕掛けている犯人の事で一杯だろうか。 そうならいいのに。 もっともっとそれだけで一杯になって。 他の何も見なければいい。
その為に次は何をしよう。 私を食べてもらいたい。 何時か私の血肉をシチューにして食べてもらおう。 でも今は大人しく。 バレないようにこっそりと小さな事を。 積み重ねて彼の中を私で満たそう。]
(-113) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[サンドイッチを作る。 ホットサンドにしよう。
指先を包丁でざっくりと切って。 ぽたりぽたりと滴る血をケチャップに混ぜる。 ケチャップにはカレー粉を混ぜ込めば。 味と匂いは誤魔化せるだろうか。
パンにケチャップをたっぷりと塗って。 マスタードを塗りつけて。 焼いた卵とハムとチーズを挟み。 フライパンでこんがりと焼いた。]
(-114) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[私は携帯電話を取り出して。]
『私が行っても邪魔にしかならないかなぁ。 サンドイッチ持って行くね。 すぐ帰るよ。 手伝う事があるなら勿論手伝うけど。
今から家を出るからお出迎えよろしく。』
[サンドイッチを紙袋に詰めて。 私は孤児院へと向かった*]
(212) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[家族しか頼ってはいけないような口振りに>>190 無意識に顔を顰めていた。 そう形容されるのが嫌だ、と確かに思っていたが 今はきっと、その所為ではない。]
………あ?
[表情だけでは無く、声にも険が乗る。 フローラに今迄見せないようにしていた感情の露呈。
何故だろう。
召集のメールが来た時、あんなに喜ばしかったのに。 彼女が無事で過ごせる保証のない今と直面し、 ■■たくないと考えてしまっている。
パピヨンを他の男に取られたのだから、 心残りが一つ減って逝けると感じてそうなものなのに。]
(213) 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[目の前で壊されたカメラ>>201>>202 ほう、と息を吐く。
もう、あんな写真が撮られることは、 無いんだって。 安心して、シャワーを浴びることが出来た。
たとえ、洗濯機から、 昨日の下着が消えていたとしても。 もう、大丈夫だって]
すみません、お待たせしました。 その、お片付けもしてもらっちゃって、 ありがとうございます。
[>>204壊れたカメラは、粗大ゴミの袋の中に。 本来ならあたしがすべきことなのに、 そーさんにたくさんやって貰ってばかりだ]
(214) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[ワカナが帰った後、自警団が鑑識に訪れた。 朝に改めて、と言われた割に、人数は少ない。 この地域が担当らしい見知った顔、 ――三年前にこの店へ薬品を取りにきた団員へ聞けば、"ここだけではない"と。 被害が軽微と聞いていた薬屋より、緊急性の高い案件があり、遅くなったと説明は受けた。]
……そう、か。 お疲れ様。
[男が知るのは、山羊の頭が落ちていた事と、 アトリエに迷惑メールが送られていた事くらいだが、 あれからまた何か起こっているらしい。
召集前に自警団が慌ただしいとなると、嫌でも三年前を思い出す。 下級種の襲撃のせいで、あの日もろくな日ではなかった。]
(215) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[現場の保持は完全にはされていない。 気付かずにうっかり戻してしまった商品と、 戸締まりをした侵入口と思われる窓。 それは既に謝罪してあった。 指紋を取ろうにも、店だ。 商品にも棚にも、指紋は複数付いている。
せっかく来てもらったのだが、 出て来るものはあまりに少ない。 窓の下の地面の乱れ具合から窓が侵入経路である事、 それが事実となった事が知らされる。
一応、証拠品として一部商品は自警団が預かる事となり、訊ねられる。
『他に被害はありませんでしたか』と。]
(216) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[危険物の薬品棚、 そこにどんな薬品があるのか、彼は知っている。 この店で最も盗まれては行けないものが、カウンターの奥に。
息を飲む。 大丈夫のはずだ。 種類を知っていても、彼らは残量等知れないのだから。]
……ありま、せん。
[盗難等、あってはいけない事だった。 そう嘘を告げる。
仕事の多い彼らは、無いと聞けば深追いはしないだろう。 ただ、薬品棚も指紋は取ってもらった。 ここから他人の指紋が出れば、流石にそれは犯人だろうと。]
(217) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[…肝が冷えた。 やはり仕事が多いのか、調査が終わると自警団は薬屋を後にする。]
ありがとう。 引き続き警戒を頼む。
[それは男が頼まなくともやってくれるはずだ。 そして扉の前で頭を下げて彼らを見送った。
次に男が扉を開けるのは、 依頼した運び屋が扉を叩く時だ。*]
(218) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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お前、分かっているのか? これまでがどうって話じゃないんだぞ。 [視線を逸らす彼女とは逆。>>192 噛み付くような言い回しで告げるフローラを見ながら 理解できないというように太い眉をヒクッと上げた。]
足がねぇ俺に―――何ができるってんだ。
これから死ぬ俺でも、 これからのお前を守る手段を考えてるってのに。 ………ずっとそう思ってたのか。
[ずっと、何かを言いたそうにして。 けれど顔色を見るような目を向けて 口篭る様子を何度も見た―――]
(219) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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わ、あ。 [ふわりと香る、レモンの匂い。 わざわざ作っていてくれていたんだろうか。 女の人にモテるんだろうなあ、なんて、 考えたりもして]
…… 飲んでも、いいんですか?
[おずおずと問いかける。 これでそーさん用だって言われちゃったら 恥ずかしい気もするし。
―― 身体がぽかぽか、あたたかい。 布が触れている部分が、何かおかしい気がする。 身体が敏感になっているような、そんな感覚が。
シャワー浴びただけなのに、なんでだろう*]
(220) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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/* 夕方軸を採用するなら、えっと、大丈夫…?なのかな? 今日は朝〜日中、では……
(-115) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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……そうなら、悪かったな……。
[ほら、 やはり“一家”ではないのだ。 彼女には兄がいない。
距離を置いていた理由は自分勝手なもの。 だから、身を案じているというのに 他人のように生きてきた癖にと言いたげだ。
今迄、アポロを受け入れてくれていると 思い込んでいたパピヨンですら、 イアンの無事を伝えても虚言だと断ち切られ 別離を言い渡されたように。
彼女もまた、緊急性を信じてくれない。 他人だから。]
(221) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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/* あの、本当にすみません、 昼のうちになんとか配達まで終わらせておくんだったかな…… 変なところ(私の認識でストーキングしにくいところ)でぶった切って投下してしまったと後から気付いたので…… イレギュラー苦手すぎて柔軟な対応出来ないのホントもうだめだ。
(-116) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[押し付けられた氷嚢と水筒。 黙って受け取り、俯く。]
……話はしておけよ。
俺が居なくなったって、 お前が危ない目に遭うの悲しむ奴は大勢いるさ。
[どうにもやりきれない怒りと、 口にしたくもない事を突きつけてしまいそうで それ以上は何も言わず。 アポロはその背を見送ってからアトリエに帰る]*
(222) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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いえいえ、慣れていますからね。 身体を動かすのは得意なのですよ。
[>>214だからお礼の必要なんて存在はしない。 困っているときはお互い様なのだから。
>>220出来たホットはちみつレモンを置いていたカップを洗ってから注ぎ、 問いかけてきたノッカへと差し出した]
熱いので気をつけて飲んでくださいね。 それだけ身体、温まりますから。
[はて、ノッカが少しもぞもぞとしているようだけれど何故だろうか。 自分は首を傾げるが、すぐに部屋へと視線を向けた]
(223) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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部屋はあらかた片付きましたので後は後日に。 それを飲んだらノッカさんの大切なものだけ 持っていきましょうね。 あ、あとは着替えもですか。
[一緒に電源を切った端末を差し出して、 まずはもう一息をとソファに座るよう勧めた*]
(224) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[差し出した携帯にも少しだけ細工がされている。 機能は使えるが通信できないようになっているのだ。 それに気づけるのは電源をONにしたときだけ。
でも――あの気持ちの悪いメールが届いている今、 携帯をONにする勇気はあるだろうか?*]
(-117) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[それでも、マーゴが安心できたなら。
自分の疲労など比べるべくもなく 上機嫌で部屋から出ていく彼女を見送った頃。
ポケットに突っ込み直していた端末が震え、 慌てて取り出し、その内容を確かめる。>>212
その内容に脱力したのは言うまでもない。 不審者云々は怖くはないのだろうか、 いや怖いならそもそも近寄らないのだろうか。 やっぱり女子の心は分からない。
もう家を出てしまったらしきイルマと、 途中で出会えなかったらどうしたものか迷うが、 だからといって待つ選択肢はなく部屋を飛び出して]
(225) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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『待て待て待て。 迎えに行くからどこかで待ってろって。 せめて人通りのある所に居てくれ』
[通話の方が早かったかもしれないが頭は回らず、 バタバタと部屋だけでなく孤児院を出て走り出す。
返信はあっただろうか。 無くともダッシュで彼女の家へと向かうし、 途中で出会えたなら思わず溜息も吐くだろう。
まあ、それはそれ、これはこれ]
(226) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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荷物、持つよ。
あと、邪魔じゃねーけど危ないかもなんだよな。 夕方以降は先生は帰っちまうし俺と子供だけだから、 イルマがいてくれた方が助かるのは確かだけどさ。
[すぐ帰るなら院に行くんじゃなく、 このまま目的地まで送ろうか、と申し出た*]
(227) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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えへへ……。
[>>223手渡されたカップはあったかくて、 つい、笑みが漏れてしまう。
端末は電源が落としてあったおかげで、 メールが送られてきていたとしても、 震えることは無く>>224
ほっとしながら、 ソファにそっと腰掛ける]
これ、 ……おいしいです。
[蜂蜜の甘みと、レモンの酸味。 あたしの好きな味だ、って呟いた]
(228) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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― 三番街の蝶 ―
[パン屋に薬屋、アトリエと。 召集が掛かっている住人が被害を受けているだけに ノッカやピスティオが無事かと気になっていたが 集荷にやって来たのはやはり、彼では無かった。
一応、もう仕事はしないのかと聞いてはみたものの 大量集荷だから手伝ってもらう予定ではいたが 事情で取りやめになったと。>>121 気がかりではあったもののそれ以上は聞けなかった為 複数人であたる集荷が終われば彼らを送り出した。]
(229) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[けれど。 ……やっぱり、身体の調子がおかしい。
夢を見たあの時みたいに。 振れられることを、求めてるみたいに。 お腹の奥が、ずくりと疼く。
―― 気付かれちゃ、だめ。
ホットはちみつレモンを飲んで、 身体の異変を誤魔化そうとする。
無意識に両足を擦り合わせてることを、 あたしは、気付かない*]
(230) 2018/12/05(Wed) 23時頃
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