158 Anotherday for "wolves"
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……僕はずっとずっと弱いままだ。 ただずる賢いだけさ。――噫、そうだね。
[「頼るよ」とは言わない。 が、相手を傷つける言葉を避けて そっと肯定に似た言葉を選んだ。] >>189 わざわざこんな埃っぽくて薬臭いところにかい? かびても知らんぜ。だから
[小さく肩を揺らして、歪に笑い、 それからふわりと蝶のように舞うスカートの裾を 少し、眩しげに見た。]
かびない程度においで。
[冷淡に突き放す事もさりとて暖かく接する事もできず ただ、淡々とした低い声で もう一言だけ添えて]
(207) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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君に「光あれ」
[淡々と呟かれたそれは、風に消えたか]
(-91) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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[言いよどむようなグレッグの気配>>201にきょととする。 小さな小さなそれに、少しだけ困ったように眉を下げて]
……ん。
[短い一音のみを漏らした。 気安く慰めの言葉を口にするは憚られる。 考えすぎてしまうのも悪い癖と思いながら そうした性格なのだから仕方ないと何処かで諦めてもいた。
楽しみはそれぞれと思うからグレッグに強く本を勧める事はない。 クラリッサと語らうを聞きながら、 それに興味もつように聞こえる言葉を微か嬉しく思うのだけど。]
(208) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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/* スティーブンさんの紳士さよ。 嫁ぎたい……(¦3[▓▓]
(はよねろ)
(-92) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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――終わったよ。
[去っていくお姫様を待つ騎士に、 部屋からそんな声をかけようか ――来客には未だ気づいてはいない。>>203
さて、そろそろ自分も集会所へ行かねばと、 重い腰をあげ、茶色のローブの裾を払った。**]
(209) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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[次の配送先はどうするか、診療所に向かおうか。 足が行く先悩んで通りで歩みを一度止める。 気になるのは傷むかもしれないジョスランのミルクで、 一度叔父の宿屋に戻れば少しの間冷やすことができる。 そうしようか、と考えてまた新たな悩みが生まれる。
叔父はもう、集会場に向かってしまっているだろうか。 そうなると宿屋は閉じているか、店番で彼女が残っているかだ。
どうしようか、ポケットのメモを一瞥する。 あらかた終えた配送のメモ。 まだ届け終わっていない花桃のジャムの届け先には、 オーレリア、と名前が記されている。
答えに迷ったまま少し汗ばんできた額を手の甲で拭った。 その指先の爪は、短く、短く切り揃えられている。**]
(210) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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― → 診療所 ―
[村の一角に 辿り着くころには。 そう広い村ではないといえ、 寄り道を幾つか、 ]
[したせいか。] [おかげか。]
[随分と調子はかるく。
風に靡くような 歪な足取りは、 ほんに酔いが残っていた さっきよりかは 別のもの。]
(211) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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[――― …普段は、 『酔っぱらったから』だとか 変な足癖だ、と 誤魔化している ずっと ずっと 昔からの、 ]
[ …この村に来る前。 十数年程前に負った、 古傷のせいでもあった。 ]
[ それでも日常に支障も無いし
――― 戦いでも、 それなりに名が通っていたくらいには、 治っていた 、のだけれど。 ]
(212) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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/* どどどどどどういう あああ 秘話うれ し
はあはあはあはあ(動揺 せんせい ちょっとあかん 中身がおっさんすきだから!!!やめて!すき!
あれか!中身すけてるしかんこだし おっさんでちょっかいだしとこうってあれか!!!(被害妄想
ふわあああん!せんせええええ
(-93) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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…… あー、
からから。
水が、飲みたいねえ
[とおのワタシは、 『今』は困ることもないし。 多少の不便も 気になんてすることなく。 のらり くらり、 歩くばかり。
酒で焼いた喉が、水を 空気を、 求めて 開く。
ようやく、診療所についたころは。 恐らくマーゴットたちが去った後だったろうか。
まだ、家主が居るかは分からぬけれど。 ぎ と、 診療所の扉を、そっと開こうと。**]
(213) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/10(Sun) 02時半頃
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[配達の続きに向かおうとするグレッグ>>202が 思い出したように言う>>204を聞いて、男は頷く。]
うん、見かけたら伝えておくよ。
[楽しそうなものを見つけるとふらふらの件には その光景が目に浮かぶようで微かに苦笑い。 けれど、ベネットもまた本のことになると時間を忘れる事もあり、 ひとのことは言えないかと口を噤むのだけど。
また一音、グレッグから発せられて 振り返る彼>>205に視線を戻す。]
ドナルドが? そ、っか。ありがと。
[言伝の感謝を彼に向け、「またね」と声掛け見送る。]
(214) 2015/05/10(Sun) 02時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/10(Sun) 02時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/10(Sun) 02時半頃
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[サイラスはマーゴの道しるべ。 真っ暗な夜道を明るく照らすランプのよう。
例えマーゴの瞳にひかりが宿っていなくても その暗がりの道のりの支えとなるのなら明るく 足元を照らし行く先を照らすランプのようだと。 少なくとも少女にはそう映った。
マーゴはサイラスの…]
(215) 2015/05/10(Sun) 03時頃
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なんだろう…。
[思考はそこで途切れ、少女は頬杖をついて考え込む。
きっとふたりは好き同士なんだろうなって 何となくふいんき(何故か変換されない)で思うけど。 好き同士ってどう思うものなのか、わたし知らないもの。
とお互いの気持ちを確認しないままに、少女は未知の感情にしばし頭を抱えた。
その間にマーゴが来たら 自分の身に起きたことや村に起きた些細なことを事細かに伝える予定**]
(216) 2015/05/10(Sun) 03時頃
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[なまいきな小娘の言葉>>187は、笑われてしまうかと思っていたけれど、与えられたのはおとなのずるい言葉。>>207 残念ながらその狡さを理解できるほど、おとなではないから ちいさな小娘はするりとそれに騙されて、微笑む。
靴音は僅かに軽やかに、不躾なおねだり>>189にも くつくつと聞こえてきた笑い声に、安堵がふわり。]
それじゃあ、せんせいがカビちゃわないように 晴れの日に 空気の入れ替えに来ますね。
[くすくす。くすくす。 わらう肩の上で黒髪も踊る。 このせんせいを、仏頂面の愛想ナシ、なんて言うひとは きっとわたしより目が曇っているにちがいないわ。
サイラスといっしょ、晴れの日に 今度は治らない目だけじゃなく、クッキーも持って。]
(217) 2015/05/10(Sun) 03時半頃
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[ 閉じかけた診察室の扉を、少し広げて顔をのぞかせる。 風に乗ったひかりの粒を、いつか受け取れたらと 今迄 せんせいにだけ見せてきた 瞳をあけて]
Peace and me be with you
[ 安らぎと わたしが あなたと共にあれますように ]
(-94) 2015/05/10(Sun) 03時半頃
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[パタンと診察室の扉が閉まる前。 部屋の中からサイラスへとかけらえる声>>209に押されるように待合室へと足を運ぶ。 消毒液かなにか、特有のにおいで満ちていた場所から廊下へ出ると、鼻がふわりと擽られた。]
サイラス、お待たせしました。
[村でいちばん歳の近い友達>>203がそこに居ることは 声か足音が聞こえればわかるはずなのだけれど
いつもの元気な挨拶が聞こえてくるのが先か それとも問答無用に抱きつかれるのが先か。
後者だったら、きっとひどくびっくりするはず。**]
(218) 2015/05/10(Sun) 03時半頃
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[ドナルドが来るのであればもう少し店番を続けるのも悪くない。 それでも時間が先に来るなら、呼び出しに応じる心算で。]
――……。
[その彼の名を綴る時にグレッグが過ぎらせた翳。 一ヶ月ほど前から途切れた妹からの手紙。 懸念がちらと過ぎるのも族長からの呼び出しで落ち着かぬせい。 ゆる、と一度首を振る。 考えても今はどうしようもないのだから、と自らに言い聞かせ、 ベネットはカウンターからクラリッサを見詰める。]
さて、と。 今日は何処からだったかな。
[彼女の為の本を取り出して。**]
(219) 2015/05/10(Sun) 03時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/10(Sun) 03時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/10(Sun) 06時頃
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/* とりあえずベネットがゆえるんさんなのだけは合ってると思う。 今回は話せない予感(泣いた。
あとメアリーの文面がみーたんっぽい気がしたが、なるほど判らん。
(-95) 2015/05/10(Sun) 06時頃
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/* ところでサイラス見て顔がゆるむのどうしよう(
(-96) 2015/05/10(Sun) 06時頃
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/* ログ読み切れなかったー、仕事行きたくないよー
(-97) 2015/05/10(Sun) 06時頃
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おじさんじゃねえだろ、お兄さんだろ? そう呼ぶなら、ちっとは敬えってえの…ったく
[>>198 まだ気楽な独り身、若いつもりでいたけども だが、よく考えれば歳は彼女の父との方が 近いことに気づいたかなしい現実
>>107>>108 かつてどこかの旅先で 「同胞」の牙にかかりそうだった童女が 無事に大きくなっていたならば メアリーと同じくらいにはなっているだろうかと 両眼で見た最後の光景に思いを馳せる
その後の彼女がどこで暮らすか はたまた、無事であるのかすらも分からないのだが]
(220) 2015/05/10(Sun) 08時半頃
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[あの時、自分は片眼を失いつつも 命は失くすに至らず、どうにか生き存え
しかし、童女は両親らしき寄る辺を失くし その不安と悲しみは如何ばかりだったか それを思うと
無邪気に笑って村で宝物に囲まれる メアリーに彼女の姿が重なり 細やかな幸せを「護れたら」いいなと
兄の様な父の様な、気持ちにもなるが 彼女の預かり知らない勝手な感傷
第一、彼女には父もいれば 兄とも呼べるグレッグがいるのだから*]
(221) 2015/05/10(Sun) 08時半頃
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っと、親方の所顔出して それから、ベネットの所にでも行くかな
[側にラディが着いて来ているなら 彼女に伝えるかの様に もし、いないなら独り言である様に
>>196 視界の片隅を、薄氷色の瞳を持つ 危なげな足取りで歩く猫が過るも この猫はなかなか気難しい気質ならしく
よくいえば大らか、詰まる所は大雑把 そんな自分には余り懐いてくれぬ様 気にはしつつも、触れる事は儘ならぬ今]
(222) 2015/05/10(Sun) 08時半頃
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[自分が村を出る前にはすでに居着き その後もここで暮らし 傭兵稼業で稼いでいたのは知っている
異名が「死の蒼天使」だったか
いい得て妙とは思ったが当の本人が それをどう思っているかは分からない
ベネットから聞いた話によれば 星の本が好きらしいとか 片鱗だけは、断片として知ってはいる程度*]
(223) 2015/05/10(Sun) 09時頃
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/* >>216 メアリー、態とだよね? 「雰囲気=ふんいき」の件
この子やりおる…ごくり
(-98) 2015/05/10(Sun) 09時頃
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[本屋近くの工房に顔を出し 親方に事と次第を話せば分かった様で]
おやっさん…それ洒落にならねえ けど、まあそんなご時世なんかねえ…
[手渡された細工は純銀製
ひとつは、宿屋で働く「人間」の幼馴染みへと 墓地で聴いた祈る声から滲む不安が これで和らげばいいなと思いつつ
もうひとつの「護符」は 長に渡しておけば良さそうだった それは、いわゆる「諸刃の剣」でもあった]
(224) 2015/05/10(Sun) 09時頃
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/* マーゴットに向けられている感情がよくわからない えっと 敬愛 かな。
(何にせよ突き放すクズ野郎ですまない)
(-99) 2015/05/10(Sun) 09時頃
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[どちらも繊細な細工で 身につけられるものではあったが
その小さな筈の装飾品が 何故だかズシリと重く感じてしまう
それはそのまま、事態の重さと 不安な思いの現れか
それらを懐にしまってから 間に合うようなら、宿屋へ寄るかと 頭の片隅に置いておく
昨日と違う今日は訪い 今日と違う明日がやって来る
そんな当たり前に、微かな不安を覚える それから、僅かばかりの悲しみを*]
(225) 2015/05/10(Sun) 09時半頃
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/* 爽やかな寝落ち…メモ残す前にとか もう、身体がトシなんかねえ…
いえ、トシなんですけど(しろめ
(-100) 2015/05/10(Sun) 09時半頃
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>>217
ああ、そうしてくれ。 (カビちゃわないように――とっくに手遅れだが!)
[晴れの日に来るという言葉を退けることはしない。
ゆるゆると揺れる黒髪。 寂れた 無機質な部屋で 少女が居るそこだけは御伽話の中のように見える。
年頃の娘というのは どうやら魔法の如き存在らしい。 カエルやカタツムリや子犬の尻尾でできた男とは きっとわけが違うのだろう。
去る背を見送り、目を伏せると、 僅かに肩を竦めた。*]
(226) 2015/05/10(Sun) 09時半頃
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