160 東京村
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/* >>-259 何それ見た過ぎる
人狼RP村は多々あれど、こういうコンセプトの(群像劇的にソロール大いに許される)村ってあんまりなかったので次回もあったら人集まるはず……
>>-255 まかせなさい(後でね)
(-262) (so) 2015/06/12(Fri) 19時半頃
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/* 群像劇ってハッキリ言い切ってる村もっと建つとよろしいよね。(単に好き) 結果的にそういう感じになるところはちょいちょいあるのだろうけれど。
(-263) gekonra 2015/06/12(Fri) 20時半頃
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/* こういうので「また」があるなら、ぜひキルロイ君に謎おいかけて欲しいw できれば白で。
(-264) gekonra 2015/06/12(Fri) 20時半頃
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/* >>-263 絡み前提の村だとコアタイムがずれると忙しい人はしんどいし最近はそもそもペア村が増えてきたりしているのでまったりソロール許される村はとても有難い感あるし、ホラーにはソロールが映えるなと思った
(-265) (so) 2015/06/12(Fri) 21時頃
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/* >>-265 ソロールは断然読みたいけど、たしかに前提ないと許されるものなのか人によって躊躇するところあるだろうし、大いに歓迎できるのいいところでしたね〜〜。 ホラーにソロール映えるのもたしかにだった。 ソロールでホラー要素でた誰の読んでても時わくわくしたもんなあ。やっぱ人数いると心強いからな。どうしてもな。
(-266) gekonra 2015/06/12(Fri) 21時頃
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/* みなさんこんばんわ ごきげんいかが
リアル脱出生放送が始まりました 真弓さん出番ですおねがいします
(-267) mmsk 2015/06/12(Fri) 21時半頃
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/* あと現代セットけっこう遊べるね。 もっと人数ガンガン入れてでっかくしたいかんじする。
エリちゃんこんばんは。 風邪はその日のうちに治ってしまったよ。
(-268) gekonra 2015/06/12(Fri) 21時半頃
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/* Ustreamかな?
(-269) (so) 2015/06/12(Fri) 21時半頃
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/* この村本当に暇があったらうんこの話しかしないね(いなかった間のログを読みつつ)
>>-268 かなしみしかない もっとひどくいきたいね。湿った咳をしたいね。世の中こんなに湿度が高いんだから。
>>-269 さよう
(-270) mmsk 2015/06/12(Fri) 21時半頃
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/* エピのようなやつでも投下しよう
(-271) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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― アイリス失踪以前の記憶 ―
[坂下ひなこは恐怖していた。 クラスの女子に援助交際を強制させられることではなく、 自分が誰の子かもわからない妊娠をしていることでもなく、 その妊娠が記憶に無いものだから。
彼女は確かに憶えているはずだった。 二ヶ月と少し前に堕胎したこと。 それは言われるまま男に抱かれていた結果だった。 暴力への恐怖、言葉に対する恐れ、精神的な圧力の不安。 ひなこにはそれらを跳ね除けることはできない。 体を震わせ、肩を縮ませ、どもる声で承諾するしかできなかった。]
[そして堕胎の後から今日までは、再び同じことが起こらないようにと原因を避けてきたはずだった。 体調不良と学校を休み、早退し、なるべく人を避け、避妊具を持ち歩き、避妊薬を飲んだ。 それなのに。 この胎児はいったいどこからきたのだろう。]
(18) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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[……実際のところ、その記憶は確かなものではなかった。 坂下ひなこの記憶は、この時既に混濁していたのだ。 彼女は唯一友達と自分から思える相手、アイリスに依存していた。 (アイリスからどう思われていたかは関係なく。) 自分に期待もせず、苦痛も与えないけれど、話しかけてきてくれる女の子。 ひなこはアイリスに親近感を感じていたし、憧れていたし、憐れんでいたし、言ってしまえばおそらく彼女のことを好きだった。 アイリスが話してくれたことを、自分の経験と混同するほどに。]
(19) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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[彼女はひなこに多くのことを語った。 自分がいかにすごいか、どんなことを体験してきたか、周囲がどれだけ自分の才能を理解しなかったか、そうして目障りに思った人々がどうやって自分を酷い目に合わせたか。 その多くはかなりの分量を盛った話だったろう。アイリスは嘘をつくことに躊躇しない女の子だったから。 男に襲われただとか、子どもを堕ろしただとかも話にあったのかもしれない。
ただ、それらのどれが本当にアイリスが語った話で、どれがひなこの体験で、どれが現実にはなかったことなのか。 もう彼女にはわからない。 張った下腹の子は、本当にそこにいるのだろうか?]
(20) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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[坂下ひなこは恐怖していた。 出所のしれない腹の子どもを恐れた。 不確かで根拠の知れない自分の記憶を恐れた。 こんな状態になってしまった自分が両親に与える哀しみを恐れた。 そして、真実が明らかになることを恐れた。]
(21) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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[そして彼女は、いなくなった。 誰も屋上から飛ぶ彼女を見てはいないし、地面に叩きつけられた彼女の体も見つからなかった。 家に帰らなくなり捜索願を出されるまでの坂下ひなこは、いわば幽霊とドッペルゲンガーの間みたいなものだった。 本物だけど、生きていない。そこにいるのに、本物でない……。]
(22) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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[アイリスのもとに得体の知れない赤ん坊が現れたのは、それからすぐのこと。 唯一人『真実』を知るであろう人を、見張っていたんだ。 呼ばれるようにそれ以上の何かも起こっていたかもしれない。 彼女が『さんかく』に渡りをつけたのは、おそらくそれらから匿ってもらうためだったろう……。]
(23) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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― それから ―
[数日の間に起こった東京の異変。 それらがおさまって、ネットで騒がれていた話題もすぐに静かになって。 坂下ひなこを見た人はいない。彼女のやさしい両親はおおいに悲しんだが、ほとんどの人間は坂下ひなこという女の子のことを忘れてしまった。
しかし、都市伝説を報告するようなスレッドで新しく見かける話題があった。 いわく、「赤ん坊を探す女子高生」。 都内のある決まった場所を巡るように散見されている。 赤ん坊の声がするコインロッカーを探しているだとか、赤ん坊はそもそも抱いているだとか目撃情報は様々だった。 その赤子が異様な姿をしていること、奇妙な甘い匂いがして泡のように消えていくことから都市伝説や怪談話として扱われることとなる。 彼女は誰に危害を加えることもなく、目が合うと消えていくらしい。]
(24) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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[ひなこは今も赤ん坊を抱いて、やさしげに歌を唄っているのだ。]
(25) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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/* ながい!
(-272) hull 2015/06/12(Fri) 22時頃
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/* びゃぁ。そうきたか。くそっ、綺麗にしめおって……ちょっと修正するか?
(-273) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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/* ……まぁでもいこう。トヨタ、エピローグ投下しまーす!
(-274) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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ーエピローグ トヨタの場合―
[東京の街は相変らずどこも人が多くて、俺はその中で今日も人波に揉まれながら働き続けている。 駅前の通りを抜けて路地を曲がり、飲食店の立ち並ぶビルの群れを横目に見ながら次の目的地へ。 途中横断歩道の赤信号の向こう側に“彼女”によく似た後ろ姿を見かけた気がして、立ち止まる。]
[あの日、“多分もう、大丈夫”と彼女は言った。きっとその言葉の通りだったのだろう。 彼女は消え、俺は消えなかった。もう誰も、俺を追いかけてくることはない。]
《あの子も、パパに会いたかっただけだろうから……》
[理解できることなんて数えるほどもない。ただ、これだけはわかった。 あっけないほど簡単に、“俺を追いかけ続けていたもの”を彼女は持っていってしまった。 あとには何も残らない。携帯の着信が止まらなくなったりもしない。]
(26) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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[あれから何度も考えた。 俺はあのときもう一度、“あの子”を否定してしまったのではないだろうか? 生まれることを許されず、実の親に否定され、それでも俺に会いたがった“我が子”を。
俺がするべきことは逃げることではなく、あの子を、認めてあげることだったのではないだろうか。 今度こそ、生まれておいでと言ってあげるべきだったのではないか。 今度こそ抱きしめてあげるべきだったのではないだろうか。 それが例えどんな形だとしても。
[あるいは、それが“答え”だったのかもしれない。 けれど、俺はそれを選べなかった。 勘違いして、最後まで悪戯だと決め付けて、挙句逃げ回って……そして彼女に助けられた。 きっと俺は間違えたのだろう。]
[横断歩道の先の“彼女に似た誰か”が振り返る。彼女はもうきっと何処にもいない。]
(27) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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《だから、いつか、どこかで 自分のことも 許してあげて……》
[横断歩道が青に変わる。彼女の最後の言葉が何度も、何度も頭のなかで繰り返し響いている。 彼女は俺を救おうとしてくれたのだろう。俺の選んだ道が間違いだとしても、俺がこれ以上傷つかないように。]
……ありがとう。
[思い出す。音のしなくなった新宿で、ひとりでなにもかもを背負い込んだかのように言葉を連ね、彼女は微笑んだ。 彼女がなにを考え、なにに悩み、なにを知り、そして何になったのか。俺は知らない。]
…………。
思えば君は昔から、自分ひとりで抱え込んでしまう子だったね。
[頭の中に繰り返す声。気のせいか、どこか悲しみの混じったような声。 いつの間にかなにかをひとりで抱え込んで、そして消えていった、近所に住んでいた引っ込み思案な女の子の声。 君がなにを抱えて消えたのか、君がどこへ消えたのか、君が今何をしているのか、俺はしらない。 けれど、だからこそ俺は思うんだ。]
(28) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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《だから、いつか、どこかで 自分のことも 許してあげて……》
……それは、その言葉は、
本当は君が欲しかった言葉なんじゃないのか。
(29) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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ひな @tin_dorothy @toyoyota5 @A_i_lice ごめんね もうすぐ終わると思う
[twitterに残された彼女の痕跡。確証なんてない。けれど、彼女のような気がした。] [あれから何度携帯電話に連絡をいれてみても、ひなこが通話にでることはなかった。だからきっと、これが最後の彼女の痕跡なのだろう。]
[せめてなにか伝えなければならない気がした。悩んだ末に文字を打ちこむ。]
[書いて。消して。また書いて。消して。] [伝えたい言葉を選んでいるうちにどんどん文字が無くなっていって、残ったのは結局とても簡素な文章だけ。]
[……伝わるだろうか。] [少し考える。伝わらないかもしれないし、的外れかもしれない。]
[ただ、それでも。 君がこれを見てどこかで微笑んでくれたならそれでいい。そう思って、送信ボタンを押した。]
――もしも、君が自分を許せるときがきたのなら
(30) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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トヨタさん @toyoyota5 @tin_dorothy いつでも戻っておいで。待ってるから。
(31) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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[携帯電話を胸ポケットに仕舞う。ふと誰かに見られている気がして振り返る。 猫が一匹、にゃあと鳴いて細道へと消えていった。 不意に苦い笑いが込み上げてくる。まぁ、そんなもんだよな。普通、そんなもんさ。 正解なんてわからない。ただ、間違った道だとしても歩いていくしかない。 ……トヨタは街の喧騒へと向かって歩き始める。足音が横断歩道の向こう側へと消えていく。]
(32) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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トヨタは、この街で今日も歩き続ける。**
titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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/* ながい!
(-275) titi66 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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/* おふたりともエピローグお疲れ様です! すっきり綺麗に終わってて素敵でした! かっこいい…!
(-276) saya 2015/06/12(Fri) 23時頃
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