278 冷たい校舎村8
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[ “次回作”は夏に一冊出版された。 それ以降、次の書籍の話は出ていない。 大学受験に集中する、ということになっている* ]
(210) 2020/06/11(Thu) 16時半頃
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/* ・お兄ちゃんは作家を目指してた。 ・中3の時、受験でイライラしててお兄ちゃんと喧嘩。 「お兄ちゃんには才能なんかない」とか言ってしまう。 ・お兄ちゃん事故死。本当は誠香の言った言葉のせいで自殺したのでは、と気に病む。 ・形見分けでお兄ちゃんのノートパソコンをもらう。単純にスペックが誠香のよりよかっただけで、深い意味はなかった。 ・パソコンの中にお兄ちゃんの書き溜めた小説を見つける。 ・で、でも、嘘ついたわけじゃないし! ということを証明したくて、お兄ちゃんに才能がないことを証明するために小説を文学賞に応募する。自分の名前にしたのは、死人の名前で応募するわけにはいかないと思ったから。 ・受賞しちゃう。お兄ちゃんの作品だと言い出せないまま、デビューまで決まっちゃう。 ・お兄ちゃんの残した小説をちまちま発表してたけど、とうとうストックが尽きた。没になったものもきっと多かった。 ・もう何が主要な悩みなのか誠香にもわからない。
ぶっちゃけ、素人が書き溜めた小説がどんどん書籍化されるなんてありえないよね! とは思うけど、そのへんはフィクションというかファンタジーですはい。
(-68) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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-- 回想/夏 --
[ 今から3年以上前のこと。 千夏は走るのが好きだった。 中学時代の自己紹介では、 陸上部です!リレー走ってます!だなんて。 言っていた気がする。きっとそうだ。
日本や都道府県、地区、学校を背負うほど、 足が速かったわけじゃないけれど、 走るのがただただ楽しかった。 走っていれば気分が爽快で、 流れゆく汗や高くなる体温は気にならなかった。 ]
あれ、タイム、落ちた?
[ たしかあれは夏のはじめだった。 測ってもらったタイムはいつもよりも遅くて、 なんでかなあと首を傾げた。 ]
(211) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ どんどんタイムは落ちてゆく。 ]
[ なんだか身体がだるくて。 ]
[ 喉がどうにも乾く。 ]
(212) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ ただの風邪だと思っていた。 ]
(213) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ 母に何度も病院にいくように言われても、 適当に返事をするばかりで行かなかった。 予防注射のときに泣き叫んでいたものね。 と呆れたように母は言った。千夏は病院が怖い。
しまいには寝込んでしまう。 ちょうど夏休みだったから、授業には支障なかった。 ただ千夏は走りたくて、泣いた。結構泣いた。 大会も近いのに、練習もできない。 他の子は練習しているのに、 こんなに休んでたら絶対に早く走れない。 ]
(214) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ 体中の水分がなくなってしまうようで、 2Lのペットボトルを部屋に持ち込んで、 ひたすらに飲む。 甘いのがよくて、普段飲まないあまぁいやつ。
千夏はなんにも正解を選べなかった。 ]
(215) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ 新しいペットボトルを部屋に持ち込もうと ぼうっとしながら自宅の階段を上っていたら、 世界が急に消えた。
あ。と思ったのが最後。
気が付いたら、病院にいた。 二日ほど時がたっていたよう。 母が泣きながら縋りついてくる。 縛ってでも病院に連れて行くんだったと、泣いていた。 行かないという選択をしたのは千夏である。 ] ……ごめんなさい。
[ 取り返しのことをしたらしいと察して謝罪をする。 千夏は悪くないと母はまた泣いた。 足に走る痛みのことを聞きたかったけど、 それはできずに千夏は母の背を撫でる。 ]
(216) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ その後医師から告げられた病名に、 千夏の大事な世界は静かに終わりを迎える。 ]
(217) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ “1型糖尿病” それが早未千夏が患ったものらしい。
どうやら本当に母の言う通り千夏は悪くなくて、 しいて言うなら、千夏の身体のせいだった。 何を正せばいいのかわからずに、 どこに怒りをぶつけたらいいのかわからずに、 千夏はただただ泣いた。 ]
(218) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ 高血糖状態が続いたから倒れたんですね。 と医師は説明した。 足のリハビリも大変でしょうが、 これからの生活のために勉強してもらいます。
階段から落ちた時に足も折っていたようだ。 こんどの大会には参加できないと医師もいう。 でも大丈夫。 注射を打っていれば普通に生活できますよ。と。]
注射、は、絶対にしないとだめなんですか?
[ 注射で身体からでなくなったインスリンを、 補う必要がありますから、だめですね。 それからインスリンが効きすぎたら、 今度は低血糖になります。
医師の口が動くのをじと千夏は見る。 ]
(219) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ 入院生活は2か月ほどに及んだ。* ]
(220) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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/* どきどきどき。実際の病気を使わないでというNGはなかったはず……どきどきどき。 いまの千夏の口渇はストレスからくるものです。
(-69) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[>>191こちらが飛ばした冗談に、乗っかってからの否定をもらった。 気軽にこういう言葉を投げられるのはやりやすい。]
ふーん、そっかー。 まあ赤色が似合うって、いいよね。
[赤が似合う彼の些細な理由を聞いて、気にも留めず頷いた。 赤色。愛情の色。情熱の色。活力の色。闘争の色。危険を告げる色。 ……そしてわたしが思う、嘘を示す色。 様々なイメージの解釈があれど、なんにせよ鮮やかな赤は好ましい。]
(221) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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え? あぁ。
[>>192あの文化祭の準備期間以降、広まった噂。 絶対に秘密って言ったのに、やっぱり不特定多数の口は信用ならないね。]
ちょっとだけ付き合ってたけど、すぐに別れたの。
[噂の後処理がどうなったにせよ、そっけなくそう答える。 これ以上聞いても何も無いよ、と示す意図で。
辻褄合わせなんて考えてない。 その場を凌げればいい。 いつもそれしか頭にない。]
(222) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[雪の上に座り込んだままでいると、興奮で暖まっていた体もすぐに冷えていく。 ようやく立ち上がりながら髪やコートに付いた雪を払い落とす。]
さて……と。 それじゃ次は雪合戦でもする?
[雪遊び第二ラウンドの提案。 ……登校する目的はどこへやら。ツッコミ不在。*]
(223) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/11(Thu) 17時頃
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— 回想:文化祭準備期間の嘘 —
[辰美くんと付き合ってる。 そういう嘘を小さい声で口にした次の瞬間、まなちゃんと目が合った。>>117
……聞こえちゃった?
キャーキャー言う女の子たちに掻き消される教室の音。 早く帰るための口実として嘘を吐いたんだから、この場に留まる意味は無くて。 逃げるように、その場をそそくさと去った。
>>120>>166後日、宣伝班からアドバイスを求められれば、素直に参加した。 デザインの方向性やレイアウトや色遣い、その他諸々に軽く意見を出しながら、 この間の嘘のことをいつ追求されるか身構えていたけれど、 まなちゃんからも誠香ちゃんからも、終ぞそのことには触れられずに終わりまして。]
(224) 2020/06/11(Thu) 17時半頃
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[癖なんです。昔からの。 自分でも嘘を吐いているというつもりはなくて、指摘されて始めて気付く始末。
今回だけじゃなくて、過去にも何度もやらかした。 幸い、大事になることはあんまりなかったけど。 信用というものは積み上げるのが難しいくせに、簡単に壊れる。
もっと上手に話ができたらなぁって。 ……思ってるんだけどなぁ……。*]
(225) 2020/06/11(Thu) 17時半頃
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[嘘つきは泥棒の始まり、という言葉がありますが。 それらは全く別のカテゴリじゃあないでしょうか。と思うのです。
泥棒は盗んだものを弁償できるけれど、 嘘つきは、バレてしまえば後は失うだけです。 何もかも、何もかも。]
(226) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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— 回想:鬼さんに捕まって —
は、はいっ……! お金はそんなに持ってません……!
[>>174ドン。背中には壁、目の前には恐ろしい顔の元剣道部主将。 この構図、漫画で見たことありますね。 実際にやられたらこんなに恐怖を感じるものだと今知ったので、もうロマンは抱けない。
こ、ころされる——まずそう思った。 実に困ったことに、心当たりは鮮明にある。
『わたしは辰美くんをダシにして嘘をつきました』というフリップを首から下げて正座すれば許してくれるとか、 そういう話にはならないでしょうか。ならなさそうですね。
口をぱくぱくさせて、肩を強張らせたまま、 彼に従うように体育館裏へ歩いていった。*]
(227) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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/* そもそも嘘の自覚が無い子にしようと思ってたけど、 それだと収集つかなくなりそうで、扱いが難しい気がしたので調節せにゃ……。
(-70) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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―― 回想 / 文化祭出し物決め ――
はいよ、委員長。りょーかい。
[にっ、と笑って委員長に頷くと>>186 俺は黒板にクラスメイトの希望する役職を 箇条書きにして書き出してゆく。
昔から、顔も字も「整っている」と 言われることが多かった。
流れるような、涼やかな字体。 読みやすさには自信がある]
(228) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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[一時期は――
中学の終わり頃は、 字を綺麗だと言われることにも 抵抗を持った時期があった。
女装を始めてからは そういった美辞麗句に抵抗がなくなった。
字も、顔も。 うつくしくて、整っている。 何が悪い。それが、俺なんだ。 俺は誰にも迷惑をかけていない]
(229) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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[宣伝に福住誠香。>>202 役者に連城颯真。>>207
美麗な文字が黒板に並んでいく。
途中で俺はおずおずと手を挙げて]
あ、委員長。 俺は衣装係でいいか? いいよな? きーまり。
[委員長の返事を待たずに、 黒板に「衣装係 氷室玲」と書き込んだ]
(230) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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役者ども。 俺の服飾センスに慄け。 可愛くキュートに仕立ててやんよ。
[謎の宣言をして、書記の仕事に戻った]*
(231) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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―― 現在 / コンビニ ――
言ったろ。俺は冷気の使い手。 風邪なんぞに掛かるはずもなかろう。
[誠香にふざけた口調で返して、 コンビニの扉をくぐった>>154]
どんだけコーヒー買う気だよ。
[呆れ気味に誠香に突っ込んで>>155 昼飯用のサンドイッチとおにぎりを物色する]
(232) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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[心地よい距離感だ、と思う。とても。 誠香とのやりとりは。
実際のところ、 誠香と他愛もない話でじゃれあっている時間は 俺にとって女装を始めてよかったと 実感できる時間のひとつであった]
(233) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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[女子相手だ。男友達よりは、もちろんやさしくする。 けれど、男女の変な気の遣い合いはそこにない。
気安い友達、という表現がしっくりきた。 こういう関係にあまり女子となったことがないから 俺自身、新鮮な気持ちで誠香とつるんでいる]
(234) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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[学生にして作家デビューした誠香を、 俺は決して特別な目で見ることはなかった。
ちやほやされることが、当人の幸せとは限らない。 それを俺は、身をもってよく知っている。
時折、級友にサインをねだられる彼女が 嫌そうな顔をするのを>>183 何度か目撃してきた。
だから、俺にとっては誠香は 「偉い作家サマ」ではなくて 普通のクラスメイト。
――けれど]
(235) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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[今朝の俺は、どうにも気まぐれだった。
鮭おにぎりを手に持ちながら、 努めて、いつも通りの口調で]
誠香って、進路どうすんの。 作家業に専念とか、するわけ。
[単刀直入にそう尋ねたのだった]**
(236) 2020/06/11(Thu) 18時頃
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