233 冷たい校舎村5
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
…………え、
[ 開いてから、後悔した。 内容を目にして無言で立ち上がる。 顔は無表情の癖して少し白い。 足の浮き立つ感覚を引きずりながら 部屋を出て真っ直ぐ向かったのは台所だった。 ]
(17) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時頃
|
|
[ 父は帰宅が遅い。妹は塾にいる。 母は風呂にでも入っているのか、 姿は見えなかった。
しかし正確な時間はどうでも良かった。 誰がいようと構わなかった。
足を潜めることもなく向かったのは 食器を片付けている棚。 開けて視線が目を付けたのは、 銀色のナイフ。 ]
(18) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時頃
|
|
[ 恐る恐るでもなかった。 手に取ってそれから手首にあてがう。 思い切り刺した後に湯水にでも晒せばいい。 そうすれば終わる筈だ。
用意などしていなかった。 計画もまだ立てていなかった。 即席だから穴も多いだろうが、 にっこりと口角を上げた後に思い返す。
夢ではなく現実だった話を。 ああ、死なねばならない、と。 偉そうな口を利いた癖に思う。 ]
(19) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時頃
|
|
[ あの時、高槻に向けた言葉に嘘など一つもなかった。 ]
(20) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
[ でも、それだけじゃなくて。
――自分を、重ねた。 高槻はまるで俺のようだ、いや、俺だ、と。 俺はあの時、高槻と俺自身に向かって、話していたのだ。
それを自覚してしまったからもう、消えない。 知りたくなかった自分の気持ちに笑いが込み上げる。 ぐるりと渦巻く中、線を引いてから笑った。 うっすらと残る赤色を眺めながら笑った。
水は血より濃いという。 温水に晒しながら混ざる赤を見て確信する。 俺にとってはその通りだった。 この家族は俺にとって優しくしてくれた。 本物の家族のように。 ]
(21) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
[ でも、俺が欲しいのは、あなた達じゃなかった。
俺が愛して欲しかったのは、あなた達じゃなかった。 俺が帰りたかったのは、いつも泣いているあの女の人の隣だった。
もう彼女は幸せを掴んでいるというのに。 彼女を残すものは何一つ残っていないというのに。 囚われている。
彼女が、かあさんが、俺などもう愛していないと知っているのに ぬるいぬるい温水は胎の中を思い出させた。 落ちたナイフを拾うことはしないまま、 このまま、目を閉じてしまおうか――そう考えた。 ]*
(22) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
/* 友達死にかけてんのにまず死のうと思う思考回路してるけど、とりあえずまたゆるゆーるかんがえてかきます。
(-235) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
/* 永谷てめーーーーは! と思いながら早く永谷母が風呂から上がることを願おう
表どうしよっかなーって思いつつ様子を見ているよ。ロビーの番人です。
(-236) nabe 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
/* 血は水より濃いだよ〜〜と思っている俺だ〜〜。 このままだとあれなのでとりあえず書く。よ。
(-237) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
/* こんばんはー。 ログ伸びてるわあ、と思ったら永谷君なにしてるの!? 今回死にたがり多すぎやろ…帰ってきてからも不穏すぎる…(割とお前が言うな案件
(-238) takicchi 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
/* なんでみんな死のうとするの?
(-239) aki_nano 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
/* 俺も何もこのタイミングでって思う。
(-240) mociiiin 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
/* とりあえずお風呂に入って考えます。ゆるっと見てるよ*
(-241) nabe 2018/02/23(Fri) 21時半頃
|
|
/* うわ〜〜??? みんなしぬならひなたにころさせて〜〜
(-242) ゆら 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* 死にたがりのほのぼの3年4組
(-243) myu-la 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* 4の時はみんな帰ってきたらこれからがんばって生きようね! って感じだったのに、今回は帰って来てからが本番です感がすごい。
(-244) takicchi 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* このクラス気を抜くとそして誰もいなくなりそう
(-245) nabe 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* 今回の演劇の内容結局なんだったんだとおもう(?)
(-246) ゆら 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* あ、あ、あぁぁぁ
このクラスの死にたがり達は…!! 最初はもっと捻くれ全開キャラになる筈だったけど、PLが皆のこと好きでお願い死なないで!って言ってたら いつの間にか芽依が光属性に…!
(そして灰で光属性言われててこそばゆい
(-247) moko0113 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* 風呂場で出血すると水のせいで大量に血出てるみたいに見えるから ショック死することがあるみたいな話を聞いたことがある(?)
延長ありがとうございます。草葉の陰から見てます**
(-248) ふゆのひと 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* >>-216 言葉を選んで帰るように説得してくれる黒岩君! それは見たい!(でも殺す) 死にたい気持ちを尊重されてしまう気もしてたのでどう説得してくれるのか興味がありますねw あ、あと>>3:-20ですけど、檀が嫌われてるとは思ってなかったです。感謝とか労いをもらってるのに複雑な感情があるのは見えましたけど。 触らない気遣いは、檀に触られるのが嫌かもというより、女子に無遠慮に触られるのが嫌いじゃないかな? という気遣いだったのでした。
そしてついったの黒岩君と日向ちゃんのおっけーが見えたのであとで突撃したい所存。 日向ちゃん、RP垢はフォローしてなかったんですよな…
>>-225 芽依ちゃん優しくて可愛くてこちらこそ大好きです! 香里は麻依ちゃんとダブらせてはいなかったので、芽依ちゃんのおうち事情を見た時は抱きしめたかった…
(-249) takicchi 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* よーし!帰って来れたから死ぬかあ!ってなってるのまじな。
(-250) mociiiin 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
[ こっち側の人間。 多分、正解だと思う。 だけど高槻と一つ違うのは、 今の俺は誰も巻き込む気はなかった。
誰かの心に痣を残す気なんてない。 そもそも、何者にもなる事を選ばず 何者にもなれなかった俺なぞ、 なんにも残す事なんて出来ないのだ。
そうまでして何故生にしがみついている。 それは、もしも話を最後まで捨て切れなかったから。 呪いがキスでなんか解ける筈もないのに それでもいつか赦される事を願っていた。 ]
(23) mociiiin 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 母さえ肯定しない人生に何の価値がある。 誰も母にはなれやしない。 だから望むものなど手に入らない。 あの人は捨てたのだ。 そして俺は捨てられたのだ。
あるのは、その真実だけ。 ]
(24) mociiiin 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
/* ついったー、表のアカウントならカモンカモンです〜〜! アイディはここといっしょ。 いつもは鍵かけですが、今は企画応募してるので鍵空いてる。お気軽にどうぞ。 あきの日常が見れます。
(-251) aki_nano 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 誰の為に呪われる事を願っていたのだと思う?
自分自身の為だと、今は言い切れる。 そんな形であれ、覚えていたかった。 どんな形であれ、愛していたかった。
でも、もっと早くからこうするべきだった。 生まれるべきは俺じゃなく、あの子だった。 あの子ならきっとうまくやっただろうに。 俺は生まれてくるべきじゃなかったのだ。
普通の人にもなれない欠陥品など、 早く壊してしまうべきだった。 ]
(25) mociiiin 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 目を閉じた。 耳は塞ぐことができなかったけれど、 意識の外にやってそれで終わり。 ――――と、なる筈だった。 ]
(26) mociiiin 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 衝撃。ぐらりと回る視界。 目を見開いた。 開けたままのリビングの扉に 雫が滴る長い髪。 ]
――――かあさん。
[ 鬼のような形相をして見下ろす人が一人。 振り翳している手を見て思う。 二発目が来るのだろうかと眺めていたが、 それはなく、素っ裸にバスタオルといった 格好で抱きしめられていた。 ]
(27) mociiiin 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 母に何も言わず、肩を震わせていた。 腕を回さなくとも分かる小柄な体に たった十八にも満たない癖して 長くを生きてきたのだな、と感じた。
無言の温もりに背筋が震える。 人の体温に血の音に、足の裏がなぞられる ような感覚を覚えた。
しばらくの沈黙の後、 母がひとつ問いかけた。 「何をしていたの」と尋ねられた。 ]
怪我したから水で洗ってた。
[ するりと息を吐くように溢れた言い訳に 母は身を硬くした後、体を離す。 あの人は何も言わないまま手当をした。 その時の触れた手が、重なった>>5:224 ]
(28) mociiiin 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
|
…………なにしてんだろ。
[ 呟いてから笑う。 母はゆらゆらと瞳を揺らしてじっ、とこちらを見ている。 だいきらいだった筈のその人は水のような 純粋な色でこちらを映している。
居たたまれなくなって視線を逸らした。 死ぬ気で割いたのに案外薄かった怪我が 隠されたガーゼを見下ろす。
ちゃんと病院に行った方が、と母が言うので頷いた。 今から行ってくるよ。そう告げたら 母は外に出るまでじぃとこちらを見てくるもので、 逃げるように駆け出した。 ]*
(29) mociiiin 2018/02/23(Fri) 22時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る