196 水面に映る影より遠く
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[あっちをみてもこっちを見ても、水着ばかり。 どこに目をやっていいものか分からず、視線を彷徨わせる。 準備運動もそこそこ。 水着から逃げるように、プールに飛び込んだ]
( あー、きもちいい、)
[太陽の光のお陰なのか、程よい水温。 ぱしゃり、と顔に水をかければ、ゴーグルを付ける。
大きく息を吸った]
(188) 2016/08/18(Thu) 19時頃
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( 息継ぎって、どうやんだっけ ……まあいっか )
[深く、深く。プールの底近くまで潜る。 自分の吐く泡になった息の音と、 遠くで聞こえるクラスメイトの声と。 閉じていた瞳を開くと、碧い世界。 ここが学校のプールだという事がけが残念だ]
(189) 2016/08/18(Thu) 19時頃
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ぷは、 あー、眩し、
[69(0..100)x1秒ほど水の中に居たからか、 慣れない光に視界が悪くなる。 ゴーグルを取って、二三度瞬きをすれば、 近くに人影>>181がある事に気付いた]
(190) 2016/08/18(Thu) 19時半頃
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久水?泳がねえの? ……わりい。泳げなかったっけ。
[そっとしておいて欲しい、なんて思っていることは露知らず。 水着であれど、水に入っていれば身体のラインはぼやけるもので。まともに顔を見ることが出来た]
俺はさ、息継ぎが出来なくって。 似たようなもん、かな?
[恥ずかしそうに頬を掻きながら、問いかけた]
(191) 2016/08/18(Thu) 19時半頃
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[泳いだことにより弾む胸も徐々に落ち着きを取り戻す。 酸素を十分に吸い込んだ状態でも多分 いと には敵わない。 ちらりと彼女の方>>177を見ると視線が重なった。 そっと水に浸る いと に、笑顔で大きく手を振る。]
いとちゃん。 プールでもメガネつけたままなんだね。
[少し距離のある状態で声を向ける。 平泳ぎなら顔をあげたままでも出来るし 大丈夫な泳ぎ方もあるとは思うのだけど。
口元まで水に浸かった彼女の呟きと意識が自分に向くとは知らず 眼鏡の可愛い彼女にへらりと笑って、もう少し休憩。]
(192) 2016/08/18(Thu) 19時半頃
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[見学席からの圭一の声>>179にぱちりと瞬き]
えー、ほんと? オトナっぽく見えたりするー? ふふ、嬉しいなぁ。
[胸の前で両手を合わせて言葉通り嬉しそうに笑った。 髪型ひとつで印象も変わるのだと再認識する瞬間。 水着でなく髪型に着目されたのが好印象なポイント。 大樹>>171と圭一>>168が女子の――いと の胸に釘付けだったとか そんなことは知らないからこその評価だけど。]
(193) 2016/08/18(Thu) 19時半頃
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[92秒も息止めをして息を切らせている葵が ショックを受けたように言う>>181のを聞けば]
……え、……ぁ、うん。 小学校では泳げなかったんだけど 泳げないままじゃ悔しいから スイミングスクールに通って いっぱい練習して泳げるようになったの。
先生の教え方が上手なら、 葵ちゃんも泳げるようになるよ、きっと!
[ぐ、と拳を握って、葵を励まそうとするのでした。]
(194) 2016/08/18(Thu) 19時半頃
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[日焼け止めも少しは役にたったよう。 晶からの声>>182にぶんぶんと大きく手を振り]
わぁい、晶ちゃんに褒められたー。 嬉しい。
[弾む声を返してにこにこ笑顔。 綺麗なフォームで泳ぐ晶の姿を見れば]
……わぁ、晶ちゃんすごーい。 泳ぐの速いね!
[ぱちぱちと拍手して褒めちぎる。]
(195) 2016/08/18(Thu) 19時半頃
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[雛子ちゃんは、スイミングスクールで練習して泳げるようになったそうです。>>194 なんという向上心。水中に潜伏してやりすごそうとしている葵とは雲泥の差です]
眩しい……眩しいわヒナちゃん……。 眩しすぎてウチ、ヒナちゃんのこと直視できひんわ……。
[両手で顔を覆って後ずさりしました。 しかし、上手な先生なら本当に葵でも泳ぐことができるようにしてくれるのでしょうか? そもそも水に浮かないという致命的な弱点が克服できるのか甚だ疑問です]
(196) 2016/08/18(Thu) 20時頃
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[ヒナちゃんとそんな会話をしているそばを、すばらしいスピードで晶ちゃんが通り過ぎていきました。>>182 晶ちゃんが運動神経がよくて、泳ぐのもきっと上手だということはわかっていました。 わかっていましたが、実際に目の当たりにするとやはりショックなものはショックなのです]
すごい……すごいわ、あきちゃん……。 ウチ、同じ生き物やとは思えへんわ……。
[晶ちゃんの運動神経とか。いとちゃんのお胸のサイズとか。 同じ性別、同じ年齢で、人はなぜこうも違うのでしょうか。 格差社会の現実をまざまざと思い知るのでした]
(197) 2016/08/18(Thu) 20時半頃
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/* なんでみんなそんな上手いことロル拾えるん……? むり、俺には無理。すまん。
(-67) 2016/08/18(Thu) 20時半頃
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[葵はやさぐれるしかありません。 先生の視界に入らない角度を模索しながら、ぶくぶくとまた鼻の下あたりまで沈んでいると、話しかけてきたのは樫木君でした。>>191 そういえば、朝の下敷きの中の内緒話はいったいなんだったんでしょうね]
そやねん。泳げへん。
[今更隠しても仕方ないので、素直に答えました。そもそも、必死で泳ごうとしているのを溺れていると勘違いされて先生に救出されてしまった事件はそこそこ有名です]
へぇ、樫木君、苦手なん? なんや、ちょっと意外やわ。
[補講に来たクラスメートの男の子たちは、みんなわりとすらっとしていて、なんとなくスポーツが得意そうなタイプに見えます。 切原君といい樫木君といい、ちょっぴり意外ですが、葵の同士が増えるに越したことはありません。 しかし、似たようなものかと問われれば、それはどうなんだろう、と思います]
せやけど、樫木君は浮けるやろ? それってめっちゃおっきいアドバンテージやで。
[浮くか浮かないか、その間には広くて大きな川が横たわっているような気がしました]
(198) 2016/08/18(Thu) 20時半頃
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ウチ、浮かへんねん。 体が金属みたいに沈むねん。
[別に、体重が特別重いとか、そういうことはないと思います。胸元もささやかですが、それ以外の部分だって肉らしい肉がついていないのです]
……もしかして、骨密度が高すぎるんやろか?
[牛乳をいくら飲んでもまったく身長にも胸元にも反映されない原因は、栄養がすべて骨密度に集約されていた説が爆誕した瞬間でした]
(199) 2016/08/18(Thu) 20時半頃
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─朝の教室、八竹と─
[世界に壁はあるか。>>107 生憎そんなことを考える頭は、なかった。 行こうと思えば、きっと何処にだって行ける。 壁がそれを阻むなら、扉を探せ。 何処までも壁が続くことは、俺の経験上、 とりあえず、一度もない。]
(200) 2016/08/18(Thu) 21時頃
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[謝罪の言葉に、はっきりとしない声。>>108 おまけに目線は、一度上を向いたものの机に落とされ。 手で鞄の当たった部分は覆われ。 え?まじか。痛い? ……ああ、それとも俺に人見知りしてる? 挨拶くらいは投げかけていたように思うけど、あんまり会話はしたことなかったから?]
(201) 2016/08/18(Thu) 21時頃
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[考えてもわからんし。 ま、謝りいれたし、席に戻るかと足を動かそうとして、 気がついた落書きと思しきぺかちゅう。 そいつは小学生に、人気な、愛らしいモンスター。>>108 弟にも「あきにぃ書いてー」とリクエストされたやつ。 見よう見まねで書いて、弟にがっかりされた、憎たらしいモンスター。
八竹作だと思われるぺかちゅうは、例え弟に見せても好評そうで。]
はよ。 おー、大丈夫でよかった。
[そのとき、世界には。 俺とぺかちゅう、そしてやつを生み出した八竹だけ。 小さな世界では、大きな世界で聞き取りにくい声もよく聞こえる。 全く、声を顰める必要はないけど、つい。]
(202) 2016/08/18(Thu) 21時頃
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……ところでさ、 ぺかちゅうの書き方のコツ教えてくんね?
(-68) 2016/08/18(Thu) 21時頃
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[合った視線は、耳許に口を寄せる段階で、 外れてしまう。*]
(203) 2016/08/18(Thu) 21時頃
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沈められたらな。
[ていうか沈められるなよ、と大原>>178に向かって言って、プールに入る。 やっぱりプールサイドよりは気持ち良い]
でも、もうあんなに泳げる気がしないんだよなぁ。 今日はこのままのんびりしてようか。
[無理は禁物、補講は明日も明後日もある。 今日の力はさっき使い果たした。あとはゆっくりしよう。 補講の時間が終わるまで、プールの中でぷかぷかしているだけの存在となった]
(204) 2016/08/18(Thu) 21時頃
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/* うまくコピペできなくて、うがーーーー! ほぼ読めてないけど、とりあえず、とうめーに視線送っていいんだな?!な?!
(-69) 2016/08/18(Thu) 21時頃
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/* 多分、体重は30kgちょっとくらいしかないんじゃないかな。 やせっぽち。
(-70) 2016/08/18(Thu) 21時頃
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[ 褒められて嬉しい>>195、というヒナコちゃんを見つめて瞬き1つ。直後に破顔 ]
アタシに褒められて嬉しいなんて なんか照れちゃうや
[ 褒めちぎられたらさらに顔の筋肉は締まりなく、頬をかいて照れるのをごまかしてみる。普段先生には怒られてばかりだから、褒められるのはとても嬉しい
横からアオイちゃんの声も聞こえてくる>>197。そこに彼女のショックを受ける気持ちが含まれていたとしても、それに気づけるほど聡くはない ]
アタシ、頭良くないからさ 体動かすことしかできないんだぁ
まぁ、ハンドボールにせよ水泳にせよ 流石に本職っていうか 部活してる人には勝てないんだけどね…
[ 本当は水泳の補習なんかより、他の教科の宿題の方が危ないのは内緒。誰か見せてくれる人を補習が終わったら募集してみようか ]
(205) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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[ ヒナコちゃん達と話しながら周りを見渡せば、ぷかぷかとプールに浮かぶ大樹君が目に入る>>204
ああも無防備に浮かんでいるとむくむくといたずら心が湧いてくるのも仕方がないというものではないだろうか。いや、きっと仕方がないことだ とぷんと潜るとそのまま潜水で大樹君の下まで泳いでいく。先ほど噎せていたのを思い出すと、河童のように引きずり込むのは得策ではないだろう
プールの底にしゃがみ、足のバネをフル活用 ロケットのように海面へ手を伸ばす ]
(うりゃーーー!!!!)
[ そのまま大樹君の背を思い切り押し上げようと。男女の身長差は力の関係でもしかしたら大樹君の体はほとんど動かなかったかもしれないけれど… 先に躱されてしまったのなら、そこには高らかに空へ手を掲げるアタシがいただろう ]*
(206) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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[結局葵は、その日のプールを水底に沈む塩素になりきることで乗り切ってしまいました。いくら夏休みとはいえ、先生はもうちょっとまじめにやるべきだったかもしれません]
ふやけてしもた〜。
[ずっと水中で隠れていたので、手足は見事にふやけてしわしわです。 見てー。すごいやろ?なんて小夏ちゃんあたりに見てもらいながら更衣室に引き上げて。 解散前のホームルームで先生に宿題について指摘される>>7と、進捗状況61(0..100)x1%の宿題に思いをはせたのでした]
(207) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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う、おぉっ!?
[藻のようにゆらゆらのんびりしていると、突然足元から衝撃が。 避ける間も無く、リフトアップされる]
な、なんだなんだ!? いったい何が……!
[足元を見ると、下には丹野がいて、僕を押し上げていたらしい]
び、びっくりした……
(208) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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/* !? なんですか、たらしがいます!
(-71) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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[骨密度が高すぎるから浮かない>>199なんて、 きわめて真面目な声音でそう言ったから。 思わず吹き出してしまった]
ふふ、骨密度って! 何かっていうと脂肪が足りないんじゃないかな。
んー無理に浮こうとするから……? そうだよ、浮こうとするからダメなんだ。
[ひとり、納得したようにしきりに頷く。 浮くか浮かないか。それは別に問題でも何でもないという風に]
(209) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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久水は、水は好き? ならいっそ、そのまま沈んじゃえ。 潜水もたのしーよ。
[とても簡単なことのようにそう言い放って。 くるくると指でゴーグルを回しながら、 頭ひとつ分以上低い彼女を見下ろした]
(210) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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[葵を励ますつもりが眩しがられてしまった。 両手で顔を覆う彼女>>196の反応に驚いたような声が漏れる。]
えぇー? 負けず嫌いなだけだよ。 眩しくないよ! 直視できるよ!?
[直視してもらえないのも、 葵の顔が見られないのも寂しいとばかりに ふるふると首を振って彼女の言葉と反対を言った。]
(211) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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/* 理解が得られないのはわかってるんだけど、リツとナユタチップが混じる。 どっちもあおいから!色で判断している節あります。
(-72) 2016/08/18(Thu) 21時半頃
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