237 それは午前2時の噺。
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2018/03/20(Tue) 00時頃
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[ キジバトの鳴き声が響く。
朝も早く、夜も早い。
よそよそしく距離を置く街灯は、駅の前だけLEDに変わっている。
都会の真似事をしたがる斗都良町は、
今日も変わらない一日を始めようとしていた。 ]
(#0) 2018/03/20(Tue) 01時頃
それは午前2時の噺。
(#1) 2018/03/20(Tue) 01時頃
===御報せ===
参加の際は村人役職を指定の上ご入村ください。
設備環境他は現代社会という時代背景を考慮してくだされば自由とします。
その他質問事項はwiki質問欄、又は村建て青鳥までどうぞ。
(#2) 2018/03/20(Tue) 01時頃
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[あっちこっちも自分勝手だね。]
(1) 2018/03/20(Tue) 01時半頃
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[ いい子でぐっすり眠っていても、パパの大きな鼾で目を覚ましてしまう。羽毛の布団は柔らかいばっかりで、頭のてっぺんまですっぽり埋まってみたところで、わたしの眠りをちっとも守ってはくれない。シンデレラの時間に目を覚ますのだから、わたしはたぶん、お姫さまにはなれないんだろう。 枕元の目覚まし時計を見つつ、わたしはそう考えた。 お姫さまのイラストを眺めて、わたしはそう考えた。
大人用の敷布団はまだ広すぎて固くって、潜り込んでもまだ冷たい所が残っている。パパの体にはちょうどいい大きさで、それに寄り添うにもぴったりな寝具は、子供のわたしにはあまりにも不安定すぎる。 息が詰まってしまうほどの枕を潰し、わたしはそう考えた。 馴染んだ兎のぬいぐるみを寄せ、わたしはそれを強く抱く。]
(2) 2018/03/20(Tue) 01時半頃
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[ 両の手をぱんと打ち合わせて「どっちの手がいい音だった?」と問いかけるようなものなのに。我儘の皺寄せを喰らうのはいつもこどものほうだ。 『人生とは孤独であることだ。誰も他の人を知らない。みんなひとりぼっちだ。自分ひとりで歩かねばならない。』 自分たちが出来もしないことをわたしたちには求めて、それがおかしいだなんてすこぅしも思いやしない。大人がこどもであれば、こどもはおとなにならなるしかないんだ。
鼻先を押し付けたぬいぐるみにも、枕にも、懐かしい匂いは少しも残っていないのに、思い出ばかりが優しくわたしを抱きしめた。]*
(3) 2018/03/20(Tue) 02時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2018/03/20(Tue) 02時半頃
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[長閑な田園に、決して高くは無い建物の並び。 変わらない早朝を彩る景色に灰を、落とす。]
(4) 2018/03/20(Tue) 07時頃
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[紫煙がたなびく先を追えば、遥か彼方。 雲居の隙間から垂れた一縷の日明は存在を主張すること無しに、淡く光を滲ませていた。 すん、と取り込んだ酸素には澄んだ草木の匂いが染み込んでいる。 もっと。胸に、大きく、吸い込んでみた。 何も変わらない。降り落ちる光の圧が濃くなった気はする。
ベランダに常設されている灰皿へと、殻を捨てていく。 発泡酒の缶をくり抜いただけの、粗末な皿にはくすぶる灰塵が癒えない疲労と共に積み重なっていた。 逸らすように向けた視線の先には、目端の赤さを隠せていない赤子とその盾のように傍らで寝沈む妻の姿。
傍へと近寄り、ゆっくり上下させているその薄い胸を、撫でる。表情は何も変わらない。 子どもに、煙草の臭いは駄目なんだって。 遠回しの非難と、拒絶を紡ぐ唇は動く事無く、 その解けた先から心地良い寝息が聞こえてくる。]
(5) 2018/03/20(Tue) 07時頃
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[ほんの僅かな、たった一人だけの子どもとの触れ合い。 何も知らないであろう柔らかな肌に指を通すだけで、 心なしか、澱みが洗い流されていくような錯覚を覚える。 子は宝、と良く言ったもの。]
いってくるよ、―――― 。
[すう、と鼻穴が大きくなるのに、自然と緩む口端を抑えきれないまま毛布を更に着込ませ、背を向ける。 整然とした部屋は、何も変わらないままに無駄なもの一つ落ちておらず。 馴染ませた黒靴の先をとん、と地に鳴らしては、かちり、歯車の一端を想起した。*]
(6) 2018/03/20(Tue) 07時頃
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[『カラスが鳴いたら帰りましょ』 キィィィ……
キィィィ──…… 『夕飯前には帰りましょ』
『……ねえ、知ってる?』 ギィィィ───……
キィ──…… 『一人ぼっちで公園にいるとね』
『連れてかれちゃうんだって』 キィィ──……
クスクス…… 『大事なもの持ってかれちゃうんだって』
『ねえ、知ってる?』 キィィィ───……
クスクス…クスクス… 『……ブラン子さんの噂』]
(7) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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[『ブラン子さんは妬んでいるよ』 ギィィ……──
キィィィ……─── 『ブラン子さんは憎んでいるよ』
『ブラン子さんは恨んでいるよ』 キィ……──
ザ……── 『ブラン子さんは友達が欲しいんだって』
『でもやっぱり憎くなるんだって』 ザザザ……──
…………── 『どうして?』
『わかんなぁい』 ……クスクス……クスクス……
『ブラン子さんはいるの?』 『ブラン子さんはいるよ』
『いないよ』『いるよ』『嘘だぁ』『知らなぁい』]
(8) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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[ランドセルからちょこんとリコーダーを覗かせた女の子達がけらけら笑いながら公園から駆け出て行く。 じゃあね、またね、と。口々に明日の約束を口にする少女達は、今日の夕飯を目指してお家に帰る。
誰一人、公園の入口、揺れるブランコに俯く影には目もくれないで。]*
(9) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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― 公園に来る少し前の話 ―
お母さん、ててなしご、ってなあに?
[近所のおばさんから聞いた真新しい言葉を、何気なく、アイロンをかけるお母さんの背中に投げ掛ける。 どうせ、きっと返事はない。お母さんはお仕事から帰ってきて、とっても疲れてるから。 ……だから、わたしはお母さんを疲れさせることは言っちゃいけない……それがわたしとお母さんの約束。
それでも、話しかけたらお母さんは何か言ってくれるかもしれない。 泣いたり、ぶったりしないで、楽しくおしゃべりできるかもしれない。
……けれど、返事は「黙れ」だった。]
(-0) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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[いっつもわたしはお母さんとのおしゃべりに失敗する。 理由は分からないけれど、お母さんが嫌いな話が地面の中にたくさん埋まってて、わたしはそれを知らずに踏んでしまう。
お仕事のこと、知らない言葉、王子様とお姫様の話 ……それと、普通の人には見えないものの話。
家の隅っこに時々出てくる黒い影とか、夜中に廊下でぽそぽそしゃべってる小人とか、お母さんにはそんなものは見えないから、わたしがそれを見えるって言っても嘘になっちゃうんだって。
でも、確かに、そこにいて、しゃべって、動いてる……わたしの目にはそう見える。
お母さんとの会話を諦め、わたしはサンダルに足を通して外の公園に向かった。 最後まで、お母さんの目はアイロンに落とされたままだった。]
(-1) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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[公園に行くと、女の子が三人、とっても楽しそうに笑ってる。 学年は少し上か、ぴかぴかのランドセルからはみ出たリコーダーがその証。
「ねえ、知ってる?」「ブラン子さんの噂」
お姉さんたちは怖い噂をけらけら笑いながら話している。 自分たちはきっと平気だと思ってる……だって「一人ぼっち」じゃないもの。
一人でブランコをこぐ私なんか、誰の目にも止まらない。 ……生きてるのに、いないのと一緒。 ……きっと、ブラン子さんに連れて行かれたって、誰も何も言わない。
軋むブランコに揺られながら目線を下に向ければ、ボロボロのサンダルをつっかけただけの汚れた足が目に入った。 寒くてもビーチサンダルを履き続けてるのは、靴はすぐに履けなくなるから。 寒くても服が汗臭いのは、私には替えの服がないから。 子供はすぐに大きくなって、服を買うのがもったいないから、新しい服がなくても仕方が無いの。]
(-2) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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[公園の隅のベンチの上に、真っ黒な靄がうごめいている。 わたしはそれに気付かないふりをしているだけ。
でも、いてもいなくても一緒なら、 わたしには誰かがうらやましいものなんかなにもないから、 ……ともだちなんか、ほしくないから、
わたしは下を向いたまま、普通の人のふりを続けていた。]*
(-3) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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■名前 早生 彩矢花(わせ あやか) ■年齢 7歳 ■出自 絶賛ハブられぼっち ■設定 幽霊が見える女の子 ■容姿 チップ準拠
これは、わたしが、やみからにげるおはなし。
(-4) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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隠れん坊 アヤワスカがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠れん坊 アヤワスカは村を出ました)
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/* ホラーだ!!
(-5) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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/* あっお返事するタイミングを逃したのでここにて。 ヨキさんはwikiにもわざわざご記入くださりありがとうございます。お手数おかけしました。
(-6) 2018/03/20(Tue) 16時頃
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— ととら第一公園 —
[夕暮れ空はカレーのにおい。 赤が滲んだ空の下、ととら第一公園には明るい声が三つ響いてる。
この時間になると砂場で遊ぶ子も、野球の練習する子も、みんないなくなる。お夕飯食べたり、もっとお兄さんお姉さんになれば塾に行ったりするんだ。
不意に吹いた冷たい風に、わたしはカーディガンを掻き合わせた。大好きなたまごサンドの色した服は私のお気に入りなんだけど、やっぱりちょっとまだ早かったかもしれない、なんて。
「ブラン子さんの噂、知ってる?」
声のする方を見ると、女の子が三人、肩を寄せ合って楽しそうに話してる。]
(10) 2018/03/20(Tue) 17時半頃
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……変なの。
[トイレの花子さん、もそうだけど、なんでそんな変な名前がついちゃうんだろう? ブランコに乗ってるからブラン子さんなら、ブランコに乗ってなかったら何になっちゃうんだろう? わたしはベンチの上でぐうっと伸びをして、欠伸を一つ。
噂話に花を咲かせた三人は、それぞれおうちに帰って、お夕飯を食べる頃にはブラン子さんの怖い噂の事なんか全部全部忘れちゃうんだ。噂話のいやな感じだけが公園に残ってしまったみたいで、わたしは口をへの字に曲げる。
何気なく視線を向けた先には、ブランコに揺られる一人の女の子>>9 よいこはもう帰る時間なのに、ちっとも楽しくなさそうにブランコの上に俯いている。
もっと楽しそうにすればいいのに……なんて思ったけれど、たった一人で楽しくなさそうにしているのはわたしも一緒。そう気が付いたらちょっと面白くてわたしは思わず一人で笑った。]
(11) 2018/03/20(Tue) 17時半頃
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ねえ、帰らなくていいの?迷子さん?
[わたしが呼びかけても、その子は何も答えない。 無気味に軋むブランコだけが、きい、と肌寒い風に啼いた。]**
(12) 2018/03/20(Tue) 17時半頃
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/* ■名前 わからない ■年齢 わからない ■設定 町に現れる怪異。いわゆる「ブラン子さん」だけれどその名前は気に食わない。 ■容姿 チップ準拠(奪った髪飾り、奪った服、奪った靴、奪った名前) 目標:ブラン子さんがエリの方だと気付かせないこと。せめて2dまで。
ここまでとても長くなりすぎてしまった……。
(-7) 2018/03/20(Tue) 17時半頃
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