131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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―御伽噺―
[昔々、とある港を治める領主のお話。 その領主は漁業と海運を取り仕切り、莫大な富と権力を築き上げ、その港は昼も夜も財宝の光で明るく照らされていました。
ある日不思議な魚が水揚げされました。 下半身は魚、上半身は人間の女。 その魚は言葉を話し、しきりに「海へ帰して」と訴えました。 しかし領主はその奇妙な魚を珍しがり、散々弄びました。 日を追う毎に魚は傷つき、やつれ、それと共に領主もその魚で遊ぶことに飽きてきました。 魚は帰る事を諦めたのか、次第に≪呪われろ≫と呟くようになりました。 領主はその魚を殺して食べる事にしました。 そして、それはこの世のものとは思えない程の美味でした。
しかし――]
(105) 2014/08/16(Sat) 14時半頃
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魂老いれどこの身は老いず。 我が祖先の何と因業な事よ。
[権勢を誇った港町から追い出された一族は光輝く神の身元へと身を寄せる。 名の意味を“銀の港”から“財貨を至上とする者”へと変え、気の遠くなる程の年月を重ね、地位を築いていった。 ――嘘か真か、それを知る者は既に墓の下にて沈黙を貫いている。]
(106) 2014/08/16(Sat) 14時半頃
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―聖都・大通り噴水前―
雲の流れが速い……これは、一嵐来そうだねェ。
[にやけ面で空を眺め、暫し立ち止まる。]
さあて、この嵐の原因は一体何ぞや? 教団か、それとも――
[パルックの死、クラリッサの依頼。天秤は大きく揺れている。 そして黒衣の少女、青年、黒き剣の男。――『断罪の子羊』という名。]
ふむ、白と光を基調とするここにおいて、黒が目立ちすぎておる。 あの大男は『子羊』てガラじゃあない。だが――
[呟きを止め、からんころんと響きを立て、噴水へと歩み寄る。]
これはデカい嵐だなあ。きっときっと、デカい嵐だなあ。 ひっひひひ……年甲斐もなく胸が躍る。
(108) 2014/08/16(Sat) 14時半頃
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[薄ら笑いを浮かべながら、波打つ水面を覗き込んだ。]
水鏡よ、≪この嵐の行く末を示せ≫。
[水面の揺らぎは徐々になだらかになり、荘厳なる大聖堂を映し出す。]
ほう……ほうほう。 やはりそうか、そうでなくては。
なれば私も急がねば、特等席が売り切れてしまう。
ひひゃはははは!
[腹を抱えて哄笑を上げた。**]
(109) 2014/08/16(Sat) 14時半頃
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弁士 仁右衛門は、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 14時半頃
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―大聖堂―
[衛兵がこちらを認め、顔を顰める。 気にも留めずにさっさと手をあげた。]
ご苦労、衛兵。 早速だが、中に入れて貰えるかね? 何、アポなら既に取り付けてある。
[更に嫌そうに顔を歪める衛兵の脇を、鼻歌交じりに悠然と歩きぬける。]
(172) 2014/08/16(Sat) 22時半頃
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―大聖堂・聖堂―
[聖堂の石畳を歩けば、下駄の音が残響となる。 教義の成り立ちを示す、豪奢な彫刻の施された壁。 ――静の織り成す心地良い重圧を楽しみながら、信徒の席へ。 暫くの間、この男にしては特に珍しい事に、静寂を保つ。 ふと、遠くから近付く足音に気が付いた。>>20]
これはこれは、ラディスラヴァ枢機卿。 ご機嫌は如何かな?
私はこの静寂を楽しみに来たのです。 嵐に飲まれた後、この静寂を再び楽しめるとは限りませんからなあ。
(197) 2014/08/16(Sat) 23時頃
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ひひひ、何を仰います事やら。 私ほど信心深い者を見たことはないと自負しております。
[ラディスラヴァ――いや、教団が自らをどの様に認識しているかなど百も承知。 それでいながら、軽口を叩く。>>205]
嵐の後は確かに凪ぐでしょう。 しかしながら、その静寂の意味は大きく変わるかもしれない。……違いますかな?
[仕事の話を振られれば、立ち上がり、恭しく一礼する。]
卿がそれを望むのであれば、それも良いでしょう。 その仕事が、この嵐を特等席で楽しめるものなら、尚更。
[暫くの静寂が流れた後、ラディスラヴァの発した言葉に肩を竦めた。]
どちらもそれなりに楽しめるものです。 まあ、教団より遠い私の手に入るものは、貴女から見れば高々知れているものでしょう。 はっはっは。最近は異国の草子に興味を持ちましてな。
(215) 2014/08/16(Sat) 23時半頃
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[ラディスラヴァの言葉に首を竦めた。>>223]
安心――そうですなあ。 貴女方、教団の後ろ盾があるからこそ、我が家は守られ、私は守られる。 この国が揺らぐという事は、私が揺らぐことに他ならない。
はっはっは。貴女方が上手くいっている時は、安くこき使われないよう気を張っていましたがな。
[≪白銀の翅≫の名を聞けば、首を傾げる。]
ふむ、この度の嵐には黒――闇の関連と目星をつけておりましたが、ここに来て白銀とは……。白銀……ふむ、それは僅かに黒を得た光なのか、白に染めつくされた闇なのか……。
ああ、いやなに。貴女方の前では、思考を開示するように努めているのですよ。 無論、依頼を受ける事には異存はございませんとも。 異端を炙り出す事も、禁書を探しだし、引き渡す事も。 者を捜す苦労もも、物も探す面倒も、更地にすればまるっと解決できる。 ひっひっひ……経費も何もかもそちらに持って頂けるのなら、話は早い。
(235) 2014/08/17(Sun) 00時半頃
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ああ、大事な事を確認し忘れていました。
私は禁書に疎い故に、うっかり目を通してしまうかもしれませんが。 ――当然、御目溢し願えるのでしょう? でなくては、禁書か否かを知る事はできませんからなあ。
(236) 2014/08/17(Sun) 00時半頃
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[ラディスラヴァの言葉に大きく頷いた。>>242]
仰る通り、金銭は不浄でもあり、純粋でもある。 重要なのはそれをどう手に入れるかに尽きます。
私は、貴女に不浄を押し付けられるのではなく、貴女から信頼を頂けると信じていますよ。
[≪白銀の翅≫について、ラディスラヴァが考え込むように呟けば、口を挟まず黙って聞き入る。]
それでは、そうですなあ。 スラムへの立ち入り、捜索の許可証。 それと、地下牢使用の許可証を頂けたらと存じます。 ああ、許可の期限に関しては、そちらにお任せしますよ。
[口角を歪めながらも、恭しく頭を下げる。]
(259) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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相変わらず話の早い事で……卿には何もかも見透かされている。 くくく、これでは手抜きの仕事はできませんなあ。
ええ、確かに、巧遅ではこの嵐は乗り切れますまい。 早速、藪を切り開き、獲物を燻りだすとしましょう。
[十字を切り、聖堂を後にした。]
(264) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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―大通りへの道―
教団に二つの頭あり……一つは獅子、一つは蛇。 獅子の牙も怖けりゃ蛇の毒も怖い。 何より怖いのは――
[愉快気に扇子で煽ぎながら、大通り――建築ギルドはどちらだったか――を目指す。]
何より怖いのは、獅子と蛇の殺し合い。 ひっひっひ……教皇亡き今、あれを止められる光の者はおらん。 討つべき闇があるからいいものの、この嵐を無事に乗り切った後は……おお、怖い怖い。 私にできる事は、お互い殺し合わない様、獅子と蛇の前に置く餌を用意する事だけだなあ。
怖い、怖い。忙しい、忙しい。 ひっひひひひ……。
[歪む笑顔を扇子で隠し、悠然と歩く。**]
(267) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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弁士 仁右衛門は、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 02時半頃
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―路地裏―
[建築ギルドとの『話し合い』はあっという間に片付いた――枢機卿勅書と自身の≪呪言≫にかかれば、込み入る話になる筈もない。 教団より借りた衛兵二名と共に、路地裏へと踏み込む。]
いいか、馬鹿ども。一度しか言わないから覚えておけよ。 まず私が、此処の奴らと和やかに『話』をし、大聖堂の地下牢行きを納得してもらう。 お前らのする事は、隠れている奴の捜索だ。 ――明日には取り壊しが始まる。くれぐれも、蟻の子一匹逃さぬようにな。
『は、しかしながら子爵。』
なんだね?
『もし、立ち退きに同意しない奴らが出た場合はどうしましょう。』
そんな事か。
[確かに、≪呪言≫が通らぬ相手が出るかもしれず、抵抗も予想される。 袖から一枚の羊皮紙を取り出して眼前に突き付けた。]
(389) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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お前、これが何か分かるかね? 勅書だよ、勅書。枢機卿猊下がこの為だけに態々認めて下さったものだ。 分かるだろう? この勅書がどのような意味を持つか。 お前ら木端の上の上の更に上、お前らの給金払ってる教団のトップに限りなく近い方の命令だよ。 殆ど教団の意思、つまりは神の意思と考えていい。
頭の足りない質問をしたお前でも、ここまで言えば分かるだろう? 我らが神の意思に反抗する者を何と定義するんだ? ――そう、異端者。異端者なのだよ、逆らう者は!
で? お前のその槍は、何の為に持っているのだね? あまり下らない質問でぐだぐだ時間を潰すんじゃない!
『は……申し訳ありません』
…たく。
[悪態をつきながらも、一歩先へと進む。]
(392) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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ごほん……御機嫌よう、スラムの貧乏人諸君!! 我はクロス・オブ・メサイア教団の使いである!! この度、このスラムに異端者潜伏の疑いがかかっており!! ここに、立ち入り調査を宣言する!! なお、この勅令はラディスラヴァ枢機卿猊下の名で執り行われる!!
住人諸君は大聖堂地下牢にて取り調べを受ける事となる!! そこでは平和的な取り調べの後、異端の疑い晴れた者から順次釈放となるだろう!! ≪住人諸君は今すぐに、自らの足で大聖堂へと向かうがいい!!≫ ≪その際、家財の持出し等は禁ずる!! 必ず身一つで向かう事!!≫ 食料衣料その他の心配は無用!! ≪さあ進め、歩け!! 目的地は大聖堂地下牢だ!!≫
[一瞬の静寂の後、ぞろぞろと動き出す人影を満足げに眺めた。]
さあ、こいつらが動き終わってからがお前らの仕事だ。 残党狩り――ひっひっひ。隠れているやつを見逃すなよ?
[楽しげに、くつくつと肩を震わせる。]
(393) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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弁士 仁右衛門は、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 22時半頃
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[魂の抜けた顔をして表通りへと歩いていく群衆とは逆に、路地の奥へ奥へと進む――人が捌けていくにつれて、目立つ黒傘。>>399]
≪待たぬか、そこの黒傘!!≫ 大聖堂へ向かうなら方向が逆である!! ええい、何をしているお前ら、さっさと道を塞げッ!!
[走り出す衛兵の後を追うように、悠然と少女へ歩み寄る。]
(408) 2014/08/17(Sun) 22時半頃
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これは失礼、しかしながら私はお前の名など知らん。 呼んで欲しい名があるのなら、最初に申告しておくことだな。 ちなみに私の事は≪金言の仁右衛門≫様とでも呼びたまえ。
[立ち止まって検分する――黒い傘、装束。そして背の黒き翅>>418]
ふむ? 枢機卿猊下が何か言ってたな、そう言えば。
[思い出そうと額に手を当てる――思い出す前に衛兵が騒ぎ始めた。]
ああ、そうだ。≪白銀の翅≫だ。 別に忘れていたわけではない、偶々言葉が出なかっただけだ。 しかし、ふうむ。白銀どころか漆黒だな、それは。 まあ良い、お前が≪白銀の翅≫であるかなしか、見定めるのは蛇の君だ。
[道を開けろとの言葉には、にやつくように。]
なあに、この国でこれ見よがしに黒を纏っているのだ。 分かるであろう? それをみて判断するのはお前ではなく、私なのだと。
(429) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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[少女の黒い傘で塞がれた視界の先で、静かな声が響いた。>>428]
――これはこれは、ラディスラヴァ枢機卿猊下。
[恭しく一礼をしながら、額に汗が浮く。 いやはや、『蛇の君』という軽口を聞かれて泣ければいいのだが。]
(434) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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ふむ、自ら認めるとは潔いとでも言うべきか。 三文字に収まるほど私は小さな人間ではないのだよ。
[鼻で笑いつつも、衛兵に顎で指図する。>>436]
枢機卿御自らの確認であれば、見当違いの筈がありますまい。 やれやれ、苦労のない仕事でした。
≪大人しくしていろ≫。黒傘よ、今から連行する。 ≪衛兵ども、しっかり捕えておけよ≫。
[詞に呪を込めて宣言した。]
(441) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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それでは、この場で引き渡しという事で良いですかな? 枢機卿猊下。
[枢機卿の椅子に座る彼女の力量を疑う事は、無粋であろう。>>453 彼女が大聖堂まで送る様命じればそれまでだが、ひと時も目を話したくないように見えた。 まるで、念願叶いお目当ての玩具を手に入れた子供の用に。]
さてはて、ある程度の人払いも済んだようですし、次の仕事に取り掛かっても?
[そう言い、ちらりと少女を見やる。>>460]
急に光ったかと思えば、勝手にのた打ち回るとは……。 人造妖精の出来については詳しくはないが、まあ、この期に及んで打つ手があるとは思わない方がいい。
(471) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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[ラディスラヴァの言葉に、困ったような笑いを浮かべる。>>476]
これはこれは、失言でしたかな? 何かの折に触れた書にあったと覚えていますが、いや、年は取りたくないものだ。 いや、物珍しい存在を目にすることができて、長生きはするものだというべきかな? はっはっは。
[ちらりと捕縛された黒い少女を見やり、下卑た笑いを浮かべた。]
それでは、ラディスラヴァ枢機卿猊下。≪無粋な邪魔が入らない事を祈っております≫。
[笑みを張り付けたまま恭しく一礼。]
(488) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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