120 もうひとつの冷たい校舎村【R15】
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青い鳥 デメテルは、メモを貼った。
はねねこ 2014/05/08(Thu) 01時半頃
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/* お疲れさまでした! わあ、みんなに会うの久しぶりな気がして嬉しい…
もう手術終わるだろうけど病院行こうかな…? 九条病院、学校に近いなら徒歩で走っていける…はず…
(-14) はねねこ 2014/05/08(Thu) 19時半頃
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…ん……
[ぼんやりと、意識が浮上する。 目に映ったのは、ここ数日目覚めた時とは違う…しかし、見慣れた自宅のリビングの天井。 ああ、帰って、きたんだ。それを実感しつつ、身体を起こした。 長い夢を見たとも考えられるけど、どうしても、あの出来事が、夢だとは思えなかった。 ふと傍らの携帯のランプが灯っていることに気づき、開いてみると、メール>>3:+14が届いていた。 伏瀬さんからのメール。ああ、沙耶ちゃん。病院運ばれた、なんて。そんな。 一緒に校舎を出た以上、大丈夫なんじゃないかと言う気持ちもあったけど、どうしても、心配だったから。今すぐ病院に行くことに決め、メールを返信する。]
(9) はねねこ 2014/05/09(Fri) 03時頃
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To.伏瀬
連絡、ありがとう。 今から、病院に行くね。 沙耶ちゃんも、一緒に校舎を出たけど、心配だから。
From.天春
(-29) はねねこ 2014/05/09(Fri) 03時頃
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[「一緒に校舎を出た」なんて、もしあれが夢だったら通じない。でも、きっと、意味は通じるはずだ。 それから、急いで出かける準備をして、家を飛び出そうとした。けれど。扉の鍵が開く音が聞こえて、玄関に向かう足が、止まる。帰ってきてしまった。]
「ただいま。…葵、どうした?まるで、今から出かける、みたいなカッコして。」
おにい、ちゃん…
[目の前で笑う、おにいちゃん。でも、目は、笑ってなんかいない。 身体が震える。でも、立ち向かわなきゃ。それじゃないと、沙耶ちゃんの元に、行けないから。]
(10) はねねこ 2014/05/09(Fri) 03時頃
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…友達が、病院に、運ばれたの。だから、行きたい。
「だーめ。行かせねえよ。外になんて、行かせると思うか? ちゃんと俺のとこに帰ってくる保証もないのに。」
帰ってくるよ、ちゃんと、だから、
[必死に説得しようとしたが、ずんずんと近づいてくるおにいちゃんの姿を見て、つい後ずさりする。 そして、腕をがしりと掴まれた。恐怖で身体が跳ねる。]
「行かせねえって。行っていいのは、学校だけ。 …ずっと俺の傍に居ないと、許さない。」
[ぎらついた目で、わたしを見る。そのくせ、わたしを通して、別の誰かを見てる。 普段はここで引き下がるけど。でも、今日は、引き下がれない。 沙耶ちゃんの元に行く。その決意は、揺らいでいないから。]
(11) はねねこ 2014/05/09(Fri) 03時頃
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…やだ!わたしは、病院に行くの!
「…っ!?」
[そう叫んで、腕を振り払おうとする。その瞬間おにいちゃんの目に映ったのは、驚き。 わたしが反抗するとは、思っていなかったんだろう。最近はずっと、言うことを素直に聞いていたから。 そして次に彼の目に浮かんだのは、怒り。腕を、一層強く掴まれて、それから――壁に向けて、思いっきり投げ飛ばされる。]
…あ、っ…!げほ、っ…!
[壁に背中から叩きつけられて、思わず咳込んだ。いたい、こわい、くるしい。 そして、壁に背をつけて座り込んだ状態のわたしに、おにいちゃんが近づいた。そのまま、わたしを床に引きずって、その上に馬乗りになる。]
(12) はねねこ 2014/05/09(Fri) 03時頃
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「…今なら、これで許してやるよ。なあ、葵。俺の傍に居ろよ。」
[思わず瞑ってしまっていた目を、開ける。飛び込んできたおにいちゃんの目は、何故か泣きそうに見えた。 なんで?ねえ、なんでおにいちゃんがそんな目をするの? 身体の痛さも相まって、思わず頷いてしまいそうになるけど、そっと首を横に振った。 その瞬間、再びおにいちゃんの目に、怒りの炎が灯る。]
「そうかよ…!なら…なら、いっそ、その心も身体も、ずたずたに壊してやるよ!」
…!?や、やだ…!やめて…!やめてよ…っ!
[そう言って、服に手を掛けられる。その意味を理解して、悲鳴を上げながら、その手から逃れようと力の限り暴れた。腕や足を、精一杯振り回す。そして、]
(13) はねねこ 2014/05/09(Fri) 03時頃
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「…っ〜!」
…え、
[…どうやら、所謂、男性の急所と呼ばれる部分に、振り上げた足がクリーンヒットしたらしい。…僥倖である。 おにいちゃんの身体が、わたしの上に崩れ落ちる。その下から必死で這い出て、縺れる足で玄関を目指した。 後ろからおにいちゃんの叫ぶ声が聞こえる。でも、振り返らない。今のうちに、行かないと。 おそらく、後からわたしを捕まえようと追いかけてくるだろう。その前に、目の届かない場所まで行かなくてはいけない。 だから、精一杯足を動かして、九条病院に向かって駆けだした*]
(14) はねねこ 2014/05/09(Fri) 03時頃
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/* 他の方が居ない隙に連投していくスタイル。 こういうソロルつい長くなっちゃうんだよなあ… というわけで、とりあえず病院向かいますー
(-30) はねねこ 2014/05/09(Fri) 03時頃
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青い鳥 デメテルは、メモを貼った。
はねねこ 2014/05/10(Sat) 15時半頃
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―病院―
はっ、はっ…!
[息を切らしながら病院のロビーに駆け込む。 沙耶ちゃん。沙耶ちゃんは大丈夫だろうか。その想いで一杯だった頭は、ロビーを見渡した瞬間別のものに切り変わる。]
…良かっ、た。
[目に入ったのは、あの校舎から先に居なくなった人達。 よかった。ちゃんと、無事に帰れていたんだ。そうだろうと信じてはいたけど、あの、血に塗れたマネキン達の姿を見たから、やはり心配で。でも、みんなの無事な姿を見れてひどく安心した。 都筑くんの姿が見えないことが、気がかりだったけど、他のみんなが無事なのだから、きっと彼も無事だろう。そう思いたい。]
(37) はねねこ 2014/05/11(Sun) 02時半頃
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/* え、百合?百合ですか!?
うぃるおおおおおおおうぇいずらああああああぶゆううううううう (だったっけ)
(-71) はねねこ 2014/05/11(Sun) 03時頃
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―自宅―
[沙耶ちゃんの手術が成功したことを聞いてから、歩いて家へと帰る。玄関の前で、立ち止まった。あんな風に家を出てきてしまったから、とても入りづらい。家の中に入るのが、怖い。でも、ずっと家に帰らないわけにはいかないから。 深呼吸してから、ドアノブを捻る。鍵は、開いたままだった。 中に入る。おにいちゃんの靴は、あった。そのまま、恐る恐る居間まで進んでいき――そこに広がっていた光景に、目を見開く。]
っ、なにしてるの…っ!!?
[無我夢中で急いで、おにいちゃんの右手に飛びつき、その手に握られていたもの…包丁を無理矢理奪い取って、遠くに放る。包丁はからからと音を立ててフローリングの床を滑っていった。 居間を覗いた時、あろうことか、おにいちゃんは、包丁を握って、自分へと、向けていたのだ。 おにいちゃんが、どこか虚ろな目でわたしを見る。]
(50) はねねこ 2014/05/11(Sun) 22時頃
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「葵…?なんで、帰って…もう、俺のとこには戻ってこないかと…」
なんでって、ここは、わたしの家だから…それより、なんでこんなこと…!
「…もう、どれだけ大切な奴ができても、無駄だと思った。 みんな、みんな、俺の元を離れて行くから。」
…っ!ばか…!
[なんで、こんなにこの人は極端なんだろう。 散々人を縛りつけて、でも逃げられたら自分が死のうとするなんて。 怒りを通り越して、少し呆れてくる。こんな人に、わたしは今まで散々怯えてきたのか。]
(51) はねねこ 2014/05/11(Sun) 22時頃
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[その後、一発思いっきり平手打ちしてから、おにいちゃんの話を詳しく聞いた。 その話によると、わたし達の親同士が再婚する数年前、おにいちゃんの母親は、おとうさんのところにおにいちゃんを置いて…見捨てて、家を出て行ったらしい。 それまで母親に懐いていた彼は強いショックを受けた。そしてそれが癒えないうちに、最愛の恋人も浮気して、彼を置いて去ってしまい。 …それから、恋人ができる度に、その恋人を束縛するようになったのだという。でも、いくら束縛しても、恋人は離れていった。当然だ。束縛されるのを嫌がる人なんて大勢いる。
そして、親が再婚して、わたしと兄妹になり、仲良くなり、大切に思うようになって。ある日、妹まで離れていったらどうしよう、と思い…恐怖と暴力で縛りつけようとした。 そういうこと、らしい。]
(52) はねねこ 2014/05/11(Sun) 22時頃
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…本当に、ばか…縛りつけるから、離れて行っちゃうことに気づかないなんて…
[尚、「だって」と言い訳するおにいちゃんに「うるさい」と吐き捨てた。それから、おにいちゃんの目を見て、また口を開く。]
…これから、ひどいことしないで…前みたいに接してくれるなら、今までのこと許すし、 おにいちゃんのこと、嫌いになって離れていったりしないよ。
「本当、か?」
[頷くと、おにいちゃんの顔が心なしかぱあっと明るくなって、それからこくこくと頷いた。 それに1つため息をしてから、わずかに微笑む。まさか、こんなに早く解決するなんて思わなかった。]
(53) はねねこ 2014/05/11(Sun) 22時頃
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―春―
「おい、大丈夫か?忘れ物とかしてないか? まだ少し肌寒いからちゃんと上着着てけよ。 変な男に絡まれたらすぐ俺を呼べよ何があっても駆けつけるから。もし友達ができなくても気にするな、お前には俺がいるんだからな、それと…」
…うるさい、もう、いい加減にして…
[そう言いながら、重くため息をついた。 あれから数カ月。今日は専門学校の入学式だ。服飾系の、専門学校。 おにいちゃんには「俺が沢山稼ぐからお前は進学も就職もしないで家に居ればいい」とかよく分からないことを言われたけど無視した。]
(54) はねねこ 2014/05/11(Sun) 22時頃
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[おにいちゃんは、前にも増して過保護になった。いや、なりすぎていた。 束縛されるよりは数倍マシだけれど、これはこれでうんざりする。
引っつく兄を適当にあしらって、家を出る。 未だに人づきあいは少し苦手だし、怖がりだったりするのも直ってはいない。 正直、ちゃんと周りと仲良くやっていけるだろうか、という不安はあるけど。きっと、大丈夫。何があっても、あの兄の束縛に比べたら大したことないだろうし。 そんな風に思って、笑みを浮かべて。新しい生活への一歩を、踏み出した。]
(55) はねねこ 2014/05/11(Sun) 22時頃
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/* 一応〆ロルです。連投失礼しました。 この、無理やりハッピーエンドに持っていった感な…
百合おめでとー!お幸せに!
(-82) はねねこ 2014/05/11(Sun) 22時頃
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/* リア充は末長くばくはつ![打ち上げ花火に点火しつつ]
(-91) はねねこ 2014/05/11(Sun) 23時半頃
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