158 Anotherday for "wolves"
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[赤くて、ピンクで、ふわふわ。 真面目に悩むジョスランに笑いを堪えるようにして]
さぁ…? ここから先は、ノーヒントだよ。
[更に悩ませることになってしまっただろうか。 10以上も歳の離れた少女に何を送るつもりなのか、 楽しみで、またひとり笑いを堪えるよう口許を押さえた。*]
(-43) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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―回想・昨晩の酒場― [ジョスランから持ちかけられた相談ごとには 思い返す度緩く口の端が上がって。 小さく切り分けたミートパイをラディスラヴァに 差し出してミルクを温めていると一組の親子が 勝手口ではなく表から戻ってきて あれ、と驚いたように声を上げた。]
おかえりなさい。 …メアリーも一緒だったんだ。
[てっきり2階でもう休んでいると思っていたのだ。 言葉少ななメアリーの様子を叔父が伝える。 ひとつ、頷いてラディスラヴァにはもう少し 待ってもらってしまうことになったが鍋の中に ミルクと砂糖を足して2人分の量にした。]
(61) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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お待たせ。 ラーラは、本当に待たせてごめん。
[真っ白なマグ2つに同じ量ホットミルクを注ぐと ラディスラヴァとメアリーの前にそれぞれ置く。 ラディスラヴァが静かなのはいつものことで、 メアリーもいつものように喋るようなこともなくて、 少しだけ続く、静かな間。]
―――…、
[>>42全て飲みきらずに席を立ってしまうメアリーを 目で追うけれども一度もその目が合う事はなくて。 追って声を掛けることもできたけれども、 少し前にジョスランに言われたことを思うと おやすみ、と短く声を掛けることしかできなかった。]
(62) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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[忙しく立ち回る時間も夜が更ける頃には 1人、2人と姿を消し家路へと着き、 酒場はやがて落ちついていく。 酔ってしまった様子のベネットと、 ラディスラヴァが帰る時には気をつけて、 と奥から声を掛けて見送って。
ルパートに声を掛けられたのは>>515 食器を洗おうかとしていたその時で。 ホットミルクを薦められると 目を丸くした後、曖昧に首を横に振る。]
(64) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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え。いいよ。 もう子供じゃないんだし…。
[薦めるのならミルクではなく酒ではないのか。 成人してからそれなりに歳も重ねているのに まだ子供扱いを受けているような気もして、 気恥ずかしいような気分にもなる。]
…いいよ、こっち飲むから。
[そう言って手に取ったのはメアリーの残した冷めたミルク。 もったいないと、躊躇いもなくその残りに口をつけた。]
(66) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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[投げかけられた言葉に、>>515ルパートを見る。 夜も更けてもう日も変わっている頃だろう。 そう考えると少し目を伏せて。]
あのさ、
[そう言って切り出したのは あの時言おうと思っていた事とは異なる話題。]
(67) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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オーレリアから伝言受け取ってるんだ。 ルパートに、謝っておいてほしいって。
…隣村の話、こわかったみたいでさ。 ルパートのことも少し、こわく見えたみたいで。
[オーレリアからの言伝を伝える。 ルパートはどんな表情でそれを聞いていただろう。]
……申し訳なさそうに、してたからさ。 …ん、それだけだよ。…それだけ。
[仕方のないことだ、と苦笑する。 でも。 やはり怖がられることに複雑な思いが浮かんで、 それをゆっくりと、深呼吸をして沈めて行くのだ。]
(69) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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[そう、叔父と2人で話している内に またぽつぽつと客の姿は酒場から消えて行って。 テーブルに残る姿は、赤毛の幼馴染ただ1人。>>21 >>31ルパートからの誘いには、 今度は明確に首を横に振った。]
…いや、いいよ。 俺、表の灯り消してくるから。 …ドナルドに相手してもらっておいて。
[幼馴染との接触を避けるように、やんわりと。 断りを入れてから勝手口を出て表へと向かう。
だから、 >>31ルパートの問いに答えることもなければ、 >>32その後の彼の呟きを聴くこともなかった。**]
(70) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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/* あ、いっぱい重なったごめん。
(-45) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 15時頃
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[幼い頃、親戚を頼ってこの村に来たばかりの 気弱な少年は年上の赤毛の少年のことが大好きだった。]
(87) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[そっと、 手を引いて駆ける仲良くなったばかりの、 後に幼馴染と呼ぶことになる少女へと その理由を耳打ちしたことがある。
『だってドナ兄、 全部かっこいいんだ。』と。
一日中駆けまわっていても疲れを見せない姿が、 大人に叱られても悪びれないその姿が、 年下の女の子にも臆することなく悪戯する姿が、 片目が見えていないのに果敢に先導し駆ける姿が、
"ある事情"でこの村に引き取られる前の村では ずっと孤立をしていた少年のことを、 遊びに誘ってくれたことが。何よりも嬉しくて。
少年の持っていない全てを持っているドナルドは 少年にとって憧れで、絶対的な「ヒーロー」で、 少年にとって一番安心できる新しい「居場所」だった。]
(88) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[彼が突然――村から姿を消してしまうその時までは。**]
(89) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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/* 信者からのアンチ化(裏切られたひどい!)(と勝手にに思いこむ)が詰め込まれた文だなと自分で書いてて思った。
(-50) 2015/05/13(Wed) 16時頃
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―朝・宿屋― [起きて、一番に感じたのは血のにおいさだ。 大きく伸びをして昨日の疲れを取りきると 窓を見る、それから慌てて飛び起きた。 日の位置を見ていつもより目覚めるのが 遅くなったと井戸のある裏手へと向かう。
勝手口を出て外に出ると井戸の方から賑やかな声、 >>37先に井戸を使っているルパートの姿と、 >>48父親の傍で明るく声を上げるメアリーの姿、 2人の傍に歩みよると血のにおいがより濃く感じられた。]
おはよう。
[そう、声を掛ける。 ルパートが血のにおいを纏わせる姿に、 男が疑問を抱くことはない。]
(98) 2015/05/13(Wed) 16時半頃
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[はじめて家畜を捌く姿を見た時は。 こわくて、キャサリンの後ろで震えていた。 動物の捌き方は小さい頃から知っていたけれども それは狩りで外から獲ってきたものばかりで、 両親がいた頃の少年の家では家畜を飼う事がなかったから。
家族だと、キャサリンに紹介されたばかりの鶏が 首を失くして逆さにぶら下がっているのを見て、 いつか自分にもその順番が回ってくるのではないかと こわくて、こわくて、仕方がなかった。
今はもう慣れてしまっていて首のない鳥を見ても 美味しそうだな、と、そんな風にしか感じない。 叔父の代わりに、自分で捌くことだってできる。 羽をむしる作業は少し苦手だけれど。]
(99) 2015/05/13(Wed) 16時半頃
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[遊びに行く準備を慌ただしく始める メアリーの姿に小さく息を零して笑う。 従妹が元気を取り戻せていることに安心していて。 少しするとメアリーと同じ位高くて若い、 少女の声が表の方から聞こえてきた。]
…女の子だなあ…、 いってらっしゃい。
[昨日とは違うワンピース、 服装にも気を遣う年頃になってきたのだろうか。 >>90出掛ける従妹の姿を見送って井戸で顔を洗う。 跳ねた寝癖はなかなか直せなくて、 いつものようにタオルを巻いて誤魔化した。]
(100) 2015/05/13(Wed) 16時半頃
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[叔父も、この後出掛けるのだろう。 今日がなんの日であるかは男もよくわかっている。 共についていくようなことは今までにはなく、 今日もまずは配送の仕事に行くつもりだった。]
……ルパート。
[玄関を履くオーレリアの箒の音がしない。 音に意識が向かったのは、 宿の中に戻る前にそんなことを考えたからだった。 いつもと、違う音。 見遣れば人間が、人狼が、 何やら囁き合いながら教会の方へと向かっている。]
…なんか、…騒がしい。 ……多分、教会の方。
[自分達も向かうべきなのだろうか。 タオルを巻きながら、常ならぬ様子の村の空気に 不安げに、叔父の反応を伺った。**]
(101) 2015/05/13(Wed) 16時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 17時頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 19時半頃
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/* 実は未だに見つけられていない(陳謝)。 指摘ありがとうありがとう。
(-78) 2015/05/13(Wed) 19時半頃
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―朝・宿屋―
……俺さ、様子見て来るよ。
[教会まで向かう人、 教会には行かず、けれども道に足を留めて様子を伺う人。 いつも以上に、慎重に、神経質に、こそこそと、 村に起きている異変について人々が囁きを交わしている。
囁きは遠すぎて音として聞こえはしても 声としてはここまで届かない。 教会の様子を見て来るとルパートに告げて表へと向かい、
>>165呼ばれた声に驚いたように、 一度足を留めてから駆けて行った。]
(167) 2015/05/13(Wed) 22時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 22時半頃
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[表の扉を開けるといくつかの人影、>>165>>169 サイラスとスティーブン、それからスティーブンに 抱かれた幼馴染の姿に息を詰めるようにして。]
…待って、今開ける…。
……ルパート! ……ルパート!! こっち、手伝いに来て…!!
[スティーブンの姿を一瞥して少し悩む素振りは見せたけど 裏手に残る叔父の名前を大きな声で中から呼ぶ。 ベッドへと。 彼女を運ぶ作業は抱いているスティーブンと 叔父の2人に頼むことにして、]
(172) 2015/05/13(Wed) 23時頃
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……何があったんだ?
[男はサイラスへと向き直ると、小さな声で訊いた。]
(173) 2015/05/13(Wed) 23時頃
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[>>185サイラスが教えてくれる教会で、 この村で起こっている事態に 男はその現場を未だ見てもいないのに 顔の血色を徐々に失いながら聞いて]
…族長と…、……人間って?…誰?
[その人間が誰なのかはサイラスはわかるだろうか。 噂の話通り、隣村で人間を襲った人狼の話。]
(196) 2015/05/13(Wed) 23時半頃
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……宿には新しい旅人は来てない。
[それから、 スティーブンとルパートの方を一瞥して 見送ってからゆっくりと息を吐いてぽつぽつ喋り出す。]
……用事で他の村から来ている人狼もいない。 人狼族がこの村に短期で滞在する時は、 ここか族長に連絡が行く筈だから…。
[サイラスへとそう呟いてから、俯いた。]
……族長が野犬なんかにやられるはずはない。
[つまり――…この村の中の誰かが、やったのだ。]
(198) 2015/05/13(Wed) 23時半頃
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[>>216こちらの言いたいことを察したのか、 サイラスの声が震えて>>218明確に言葉にする。 吐き出すこちらの息も、震えて。]
……これってさ、 …まずいよね。
このままだと…、 このまま、何もせずに放っておくとさ。
[あまり考えたくはない、考えだ。 均衡は崩された。 そもそも天秤ははじめから――水平だったのか、]
(229) 2015/05/14(Thu) 00時頃
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多分俺たち…殺されるよ。…全員。 ……人間にさ。
[人間も同胞も食い殺す人狼を、 人間がいつまでも遠巻きに見るだけで放っておくはずがない。
"過ち"は一族の手で正す。 族長の言葉の意味を、 真の意味で理解したような気がして声が震えた。]
(230) 2015/05/14(Thu) 00時頃
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[>>213サイラスが名の知らない人間の女性。 そもそもラディスラヴァは太陽の日でもないのに 何故朝早くから教会へと行こうと思ったのか。 誰かを探しに行ったのではないのか。 ならば、誰が。 朝早くから教会に行くような人間の女性。 思い浮かぶ、 箒を持つ人間の女性の姿はまだ宿に現れていない。]
―――――…、 俺さ…、…教会行ってくる。
[ぽつ、とサイラスに告げてから教会の方を見て。]
知ってる子…かも、しれないし…。 …ずっと、教会閉じたままにするわけにもいかない。
(231) 2015/05/14(Thu) 00時頃
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[教会へ行こうとする男を>>227サイラスが呼び止める。]
……うん?
[言われた言葉。短く吐かれる息、髪を掻き混ぜる姿から軽々しく口にしたものではないことは明白で。 大丈夫、と安心させる上辺だけの言葉を返せればどれほどよかったか。]
……そうだね、 真っ先かはわからないけど…、 疑われる要素にはなる、かもしれない…。
…でもさ、 でもそれってさ…、多分。
(248) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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サイラスだけじゃないよ……、
[>>228途中で途切れた言葉にぽつぽつと言葉を返す。 サイラスのように過去を明かすものもいる。 そうでないものもいる。男は―――…
ぽつりと、小さな呟きを落としてから。 行ってくる、とサイラスとは別れて教会へと向かった。]
(249) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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――…教会のこと、
サイラスがやったんだったら、…言って。
…違うんだったらさ、
(-134) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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…俺は、
今は信じるよ…、…サイラスのこと。
[ぽつぽつと、呟いて。 サイラスとは、そこで別れた。**]
(-135) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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