146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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― いつかの記憶 ―
[人間は卑怯だ 多勢で侵略をしてから、領地を奪い、都合良くなったら仲直り
でも俺は人間だ でも俺は人間じゃない
亜人でもないし、人間にもなれない 半端者、はみ出し者。嫌われ者
だから、いつでも俺は思う
――――生まれてきてごめんなさい]
(*0) 2015/01/09(Fri) 00時頃
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― 未明 ―
おはようございました
[朝、クリスが起きていない時間帯に起きればこっそりと家を出て 机の上には一握りの金貨の山が置かれていただろう]
お世話になりました また今度 ワクラバ
[そんな置き手紙だけ置いて。今日も魔物の残党狩りをするために**]
(4) 2015/01/09(Fri) 00時半頃
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― いつかの記憶 ―
俺、どうして生きてるんですか
[村が燃えて、目の前で家族が死んで、兄弟が死んで 助けようとした体は右半身が焼け爛れて 熱さで気を失ってから目が覚めた時にはその村の生き残りは自分1人だった]
おかしいな… 俺も、死んだはずなのに
[全身が焼けて。兄弟と一緒に それなのに、どうして自分だけが生きているのだろうと]
おかしい…な……
[ホロリと、目から一粒の涙が溢れる まだ感情があって、涙が出て。そして家族が死んだ事と、自分が生きている情けなさに]
(*2) 2015/01/09(Fri) 00時半頃
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仕方、無いんだ……
[あまりのショックで、気を失って それから目が醒めたのは数時間後の事だっただろう**]
(*3) 2015/01/09(Fri) 00時半頃
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― 西方:出入口 ―
[今日の仕事は1人だった。それも慣れて、ドラゴン殺しなんて。一匹殺すのに何回殺されたかもわからない それすらもただ無表情に、無感情に。言われたからやるだけで]
お疲れ様でした…
[ドラゴンだった亡骸に向けてそう言えば適当に材料を剥ぎ取っては“わけあり”の商人へと売りさばく 何に使われるかは知った事ではないし、それが武器にでも、レジスタンスの亜人に送られるでも関係無い。使いもしない金貨と引き換えに街に戻ってきても賞賛される声は無し]
………。
[誰かがこちらをチラリと見る。誰かがヒソヒソと話しかける 集まる掲示板に行く気は無く、号外のように配られていた新聞を見ればそこには亜人も人間も消えていくお話]
……お疲れ様です
[何を思ったのかそう呟くだけで 自分には関係無い。もしも、それが自分を殺してくれるのなら――**]
(31) 2015/01/09(Fri) 12時頃
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誰が消えても俺は構わない
[ボソリとそう呟いたのは少ししてからの事 自分が消えても構わない。それに、消えてほしくない大切な人が居るわけでもない]
あぁ、どうして… どうして俺は消えられないんだろう
[きっと消えても死にはしない この体にかけられた呪いのようなものは、きっと――]
――あぁ、神様
[何度も痛みを経験したように 何度も死を経験したように]
――どうして助けてくれないのですか
(*8) 2015/01/09(Fri) 12時半頃
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― 100年以上前の話 ―
[死ねない人はたった1人に救われた いつものように戦争に出て、戻ってきた時の事 5〜6歳の少女に手渡された一輪のたんぽぽと、その笑顔 自分を見て恐れない初めての人間]
…ありがとう
[それからというものの、行く前に一輪、帰ってきて一輪。必ず帰ってくるのは自分ただ1人だけで 気が付いたら自分の隠れ家はたんぽぽの花で一杯になっていた。多少枯れていたのもあったが、それでも新しく入ってくるものが多くて]
『お兄さん、名前は?』
…俺は、俺の名前は――
[無かった。まだワクラバという名前すら貰えていなかった時 その時彼女から貰った1つの名前。それは今でも思い出す事は出来なくて]
(*9) 2015/01/09(Fri) 13時半頃
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『よろしくね、“ ”』
[なんと呼ばれていたのか。それすらも、思い出せない けれど、それから彼女と付き合う事になって。感情豊かになってきて、そして老いた]
『――貴方は良いわね。ずっとそのままで』
『私は怖い。死ぬのが怖い。老いが怖い』
『ごめんなさい。先に逝く事を赦して』
『…さようなら、“ ”』
[きっと自分が泣いたのはそれが最後だっただろう 死ねない体。老いない体。不老不死、と言えば聞こえは良いが それは何も、自分にとって得など無くて]
(*10) 2015/01/09(Fri) 13時半頃
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〜〜〜〜〜ッ!!!!!
[化物の押し殺した鳴き声は、どこに響くわけでもなく 生涯愛した女性を失ってから感情すらも失った
ただ、1つだけ持っている気持ちだけを除いて]
(*11) 2015/01/09(Fri) 13時半頃
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― 北部向かう途中 ―
……ん?
[領主の所に行くつもりでも無く、ただあてもなくフラフラと歩いていると見慣れたような、見慣れないような。まだ吹き飛ばされた頭で記憶が曖昧な状態で見る1人の女性>>65 それでも話しかける事は無く。ただ、近くを去ろうと思っていれば周りからボソリと聞こえる声]
『ヤダ…“不死の男”だ……』
『顔を合わせちゃ駄目。醜い男…』
[慣れた あぁ、やはり人通りが多い所に来るべきでは無かったのかもしれない。なんて心の中で呟いて この辺は高貴な“貴族気取りの人間”が多い場所だから、余計に来るべきでは無かったのかもしれない]
…帰ろう
[誰にも引き止められなければそのまま、出入口の方へ戻っていくだろう**]
(82) 2015/01/09(Fri) 22時半頃
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[街を歩けば溢れんばかりの人 それでも自分だけは避けられて
容姿が綺麗な亜人はそれでも上手くやっていけた 力がある亜人は必要とされる事もあった
じゃあ死なないだけの人間は? 人間として認められず 同種も居らず 亜人としても受け入れられない]
あぁ、“ ” みんな“ ”
[それだけ呟いて 流す涙も無く俯いて 下だけを見て何にも期待せず ただ、生まれを呪って生きていく]
(*12) 2015/01/10(Sat) 00時頃
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…え?
[聞こえた声>>96に振り返るも既に遅し 目の前まで迫っていた身体を避ける事は出来ずそのまま直撃する]
………。痛いです
[まるで他人事のように 全身を打ち付けたような痛みからガスマスクの中でカハッと肺の空気を全て取り出してからもう一度吸って。なんだ、この人。思ったより軽いとか呑気に考えていた]
お怪我は…無さそうですね
[彼女がどこでどういう体制だったのかも知らないがただ、倒れたままの体制のままそう話しかける 手を貸して起こすつもりは無いようだ。差し伸べた手を拒まれた方が、きっと痛い**]
(101) 2015/01/10(Sat) 07時半頃
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怪我、ですか……
[ふと、目の横を触ればピリッと痛んで。“擦り傷” それすらもみるみる回復すれば何も無かったかのように戻って]
……何もないです。心配かけました
[ペコリと頭を下げれば妙にテンションの高い女声を見て 傘持ち、召される。あぁ、なんだ――]
吸血鬼ですか?
[亜人なのか。と思っていきなり失礼な質問をぶつけて どうやら相手に怪我が無いようで良かった。それよりも、吸血鬼に会うのは“2度目だ”なんて思って 相手の反応はどうだっただろうか、ただ会話が続かないようならばペコリと頭でも下げてどこかに去ろうと考える**]
(128) 2015/01/10(Sat) 14時頃
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いえ、俺は別にそういう能力は無いんで
[魔法使いなら出来るかもしれませんが。なんてこっそり思ったが、魔法使いが本当に居るかもわからない 見た目は普通の人間と聞くから、きっと自分よりはまともなんだろう。なんて思ったりして]
いえ、会ってませんよ 初めまして、吸血鬼さん
[誰ですか?と言わんばかりの失礼さで 近付かれた事には多少退いたものの、見られる事に慣れていたのでその生気の無い目でただ相手を見つめ返す どうやら顔からして目が見えていないらしい。どういった条件かは知らないが、自分が会った吸血鬼とは違う様子で]
同じ種族を見たことがあるだけです 日光が嫌いで、身体能力の高い
[カッコ良い種族を。なんて思って それは口には出さなかったが。彼女が満足して自分から離れればその場から立って。ぶつかったお詫びにどこかで何か食事でも奢ろうかと考える**]
(139) 2015/01/10(Sat) 16時頃
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くだらない
[街を見て、日常を見て化物はそう呟く
歩く人間が 亜人が。全てに無関心で]
どうして
[疑問を呟く
答える声は無い
わかってる]
…痛いよ
[肉体だけでは無く
精神が崩れそうだ]
(*13) 2015/01/10(Sat) 18時頃
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助けて
[助けは来ない
永遠に]
(*14) 2015/01/10(Sat) 18時頃
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頭の中は良いものじゃないですよ 脳みそしか詰まってませんから
[そういう話じゃない、というツッコミは無しにしておいて、相手の話をただ黙って聞く。なんてテンションが高い人なんだろう、と思う反面、自分に持っていないものを持つ彼女を、生気の無い目で見つめる]
……もう日は沈んでますよ
[ふと空を見上げれば、いつの間にか夕暮れをすっ飛ばして最早暗くなってきていて 彼女が吸血鬼ならいちいちくっついて見る必要も無いだろう]
わかりました、ヨーランダさん 初めまして。俺は…
[名乗ろうとしてから一瞬止まる なんて名乗ろうか、しばらく考えてから]
――ワクラバです
[やはり、貰い物の、必要としなかった名前を名乗って けれど他の吸血鬼を見かけないと言われれば、なるほどとひとまず頷く。自分とは違って多数居るのに、そういう事もあるものか]
(156) 2015/01/10(Sat) 22時半頃
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別に構いませんが 女性が1人歩きするのは物騒ですから送りましょうか
[ふと、そんな事を言ったものの、心配するような相手ではないか。と思って こちらの種族をいちいち明かす必要も無いし、この見た目で逃げない相手なのだから、少しくらい親切にするのも良いだろう 彼女が頷くのならば、どこか目的地まで送ろうと思案して**]
(157) 2015/01/10(Sat) 22時半頃
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――寿命があるなんて
[死んだ吸血鬼を見たことがある それは己の欲に囚われて、殺してしまった1人の吸血鬼
愛した女の血を吸ってしまった、哀れな吸血鬼 それは、最後に日の元で、自分の目の前で消滅した
また、同じく愛した男を喰った餓鬼 自分を殺してくれと、死ねない自分に頼んだ
目の前に居る彼女も、召される召されると。何度も――]
じゃあ、死んでみれば良いじゃないか
[そんな事を言ってしまって良いのか 嗚呼、どうしてこの世の中はこんなにも――]
(*16) 2015/01/10(Sat) 23時頃
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