198 冷たい校舎村4
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/* お疲れさまでした。 墓落ちしてからろくに顔出せてなくて大変申し訳ありませんでした……。 宍戸や皆が無事帰ってきてくれてよかったです。おかえりなさい。
(-6) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 22時半頃
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[ポケットの中の携帯が、 着信を知らせていることに気付いたものだから、 私は、田井さんやそこにいた人たちに断ったのちに、 どこか電話の出来る場所まで向かおうとしたと思う。
救援物資>>11があったのなら、ありがたく頂戴しましたが。
けれども、まぁ、 入り口を通って、外に出るには、 少しタイミングの悪い状況だというのは、 空気の読めない私なりに読み取った。
だから、病院内を見回して、 『休憩室』と書かれた案内板を頼りに、其方へと向かう。 小走りなのは、少しだけ目を瞑っていただきたい。]
(18) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 23時半頃
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[恐らく、昼間は、家族と患者の憩いの場となっているらしいそこに、 人の影はない。 ただ、煌々と付いた電灯だけが、その部屋を照らしている。 何だか、あの校舎みたいだ。 そんなことを思いながら、私はようやっと携帯を手に取った。]
もしもし、お母さん。
[どこからが夢で、どこまでが現実だったか。 夢の中での田井さんの疑問に、今の私なら答えられると思う。
あの日、朝にあったはずの母からのメールは、 この携帯のどこにも履歴が残っていなかった。 加えて、今の電話口の声からも、不機嫌そうな声色は伝わってこない。
成績ばかりは夢ではなかったようだけれど、 少なくとも、契約に基づいた義務を怠ることはしていない。 あのバイト先も、案外、居心地がいいのだ。]
(19) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 23時半頃
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仕送り、届いた? 何に使うの?……そう。
[幸福になれると信じる女性の香り。 彼女はあれが随分と気に入っているようだ。知ったことではないけれど。]
(20) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 23時半頃
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成績は大丈夫。 志望校は合格圏内だし、すぐに巻き返すよ。 うん、勿論、仕送りも。大丈夫。
[私から電話の向こうに報告することは、それだけ。 あとは、彼女のマシンガントークが始まる。 どうでもいい話の中、有益な情報だったのは、 彼女が現在お付き合いしているらしい男性を、 私が父親と呼ぶことは、金輪際なさそうだ、ってくらい。
きゅっきゅと前の主人が会うことは、もうないのかもしれない。 彼は悲しむだろうか。それとも、素知らぬ顔で餌でも強請ってくるだろうか。 私としては、後者であってほしい。 母が何かしら言ったんだろうとはいえ、 共に過ごした家族を捨てた彼も同罪だ。私はそう思う。]
(21) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 23時半頃
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[そうして、数分話したのち、電話の向こうがあわただしくなった。 どうせ、渦中の人のお出ましなのだろう。
唐突に通話が切れたスマートフォンが、黒い画面を取り戻す。 目を細めて、それを見る私は、 見ようによっては、わらっているようにも見えたかもしれないね。
頭に手を当てる。何となく、まだ、感触が残っている気がする。>>5:+133 私は無理なんてしていない。 楽あれば、苦あり。 苦あれば、楽あり。 しているとしたら、必要な投資に対してのみだ。]
(22) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 23時半頃
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[美しいクジャクも、いつかは年老いていく。 内側ばかりが肥え太って、醜くやつれていくクジャクを、 丹精込めて養ってくれる人がいるといいね。
私から言えるのは、それくらいだ。
スマートフォンをポケットへと戻す。 何だか鼻歌でも歌いだしたくなるような気分だったけれど、ここは病院だ。 ほろびのうたを響かせることはなく、私は待合室に戻っていく。 さて、赤いランプは、まだ灯っていただろうか。**]
(23) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 23時半頃
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/* 若干空気読めてないソロルすみませんでした。 皆さま続けてください……(埋)
(-38) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 23時半頃
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/* そういや朝比奈君一挙一動がめっちゃイケメンでお返事もらうたびにペンタブに頭ぶつけてましたという謎の報告。 めっちゃかっこよかったです(語彙力)
(-39) ふゆのひと 2016/09/24(Sat) 23時半頃
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/* 私も少し早いですが失礼します。おやすみなさい。 (訳:ログ読み)
(-42) ふゆのひと 2016/09/25(Sun) 00時頃
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/* 顔出せてなくて申し訳ありません。 朝比奈の〆すごい(こなみかん)
〆ロル後ほど投下しに来ます……**
(-618) ふゆのひと 2016/09/28(Wed) 22時半頃
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―数年後:実家だった場所にて―
[ねえ、どんな気持ち?
そう問いかけたくなったのをこらえて、 私は幾分かうまくなった愛想笑いを浮かべた。 目の前の老いた孔雀の眼に滲む、驚愕の色は、 今までのどんなメイクよりも鮮やかだと、そんなことを思う。]
最後に、ご挨拶に来ました。 もう、会うことはないと思うので。
[必要な証拠と書類さえあれば、簡単に縁なんて切れる。 散々私の人生を貪り食ってきた女は、 目の前のこの人は、今や母親ですらない。赤の他人だ。]
(461) ふゆのひと 2016/09/29(Thu) 00時頃
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[それでも、未だ残る未練を振り払うように、 私は、音を立てて、少し重めのトランクを彼女の前に叩きつけた。
世界情勢を眺め、適切な場所へと投資する今の仕事は、中々性に合っているらしい。 子供時代の債務はおろか、 人生を全うするには十分な金額が入ったそれを、 彼女が無為に使い果たすことがないよう、祈るばかりだ。]
それでは、さようなら。 お母さん、いえ―――。
[別れ際に、かつてきゅっきゅに呼ばれていた その名前を呼んでやれば、 その人はぼろぼろと涙をこぼし始めたと思う。 金づるがいなくなった悲しみか、 或いは、欠片程度の愛情が残っていたのか。
何にせよ、私の決意が揺らぐことはない。]
(462) ふゆのひと 2016/09/29(Thu) 00時頃
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[この道を行き来していた頃と、背丈は変わらないけれど、 何故だろう、ずっと世界は広く、鮮やかだ。
高校の頃に>>401渡されて、今でも頻繁に聴くCDのおかげだろうか。 ほろびのうたから、少しだけランクアップした 下手くそな鼻歌を口ずさみながら、私はかつての通学路を歩き出した。
足枷の取れた鳥は、どこまでだって飛べる。**]
(463) ふゆのひと 2016/09/29(Thu) 00時頃
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/* 色々別件でバタバタしていたので、墓落ちからエピまでろくに顔出せずに申し訳ありませんでした。 ふゆのひとと申します。 皆さま同村ありがとうございました。楽しかったです。 またどこかでお会いした際は宜しくお願いします。**
(-649) ふゆのひと 2016/09/29(Thu) 00時頃
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