169 きみがおとなになるまえに
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/* 寝る前にみえたので取り急ぎ、お疲れ様でした。 PLPC共々、終始動きが悪くて申し訳ない…… 特に2d落ちの際は、誤読等が重なり、把握追いついておらずご迷惑おかけしました、すみません……!
また明日、あがります**
(-2) Maki_hinata 2015/09/28(Mon) 00時半頃
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/* すみません、ちょっとマウスが動かなくて箱使えないのと、体力枯渇気味なのでまた明日ぐらいにあがります……!エピは10/01の0時まで、だよな……? とりあえず灰見えたとこだけ
>ゾーイ>>-9 いや大丈夫、表の流れでなんとなく大丈夫そうかなーって思ったのでこっちも放置してたので!w >ヴェス・マリオ こちらこそ2人にぐいぐい絡みに行った挙句、マリオ置いてけぼりでガンガンまわしちゃって申し訳ない……! ヴェスはちょこちょこと絡んでくれてありがとう、でした!
(-36) Maki_hinata 2015/09/28(Mon) 21時半頃
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/* >>-49 ヒューヒュー!(発言打ちながらひやかす)
(-50) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時頃
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[──タリンで過ごす日々にも慣れてきた頃、だっただろうか。
若い夫婦の営むこぢんまりとしたパン屋で、幾つかのパンを買って代金を手渡したその時だった。 「雨だな」と、店の主人がぽつりと零す。 え、小さく声を零し、視線を追う。 確かに、窓に水滴が幾つか。その向こう、ぱたり、ぱたりと雨粒が勢いを増してゆく。 見回せば、一緒にいたはずのゆきの姿は、店内にはない。 ふくよかで優しい、けれど食いしん坊と長話がたまにキズなパン屋の奥さんの話に飽きて、いつの間にか外へと出てしまっていたのだろうか。
生憎と、傘の持ち合わせはない。 困ったな、と気持ちが表情に滲んでしまったか。 主人が、いつの間にやら此方へ傘を差し出してくれていた。 礼を言って、有り難く受け取る。 店の戸を押し開けて、黒く大きな傘を開いた。この大きさなら、子どもと大人の2人分ぐらいは余裕だろう。]
(55) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時頃
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[ゆきの姿を探す。 白い姿は、降る雨の中でも容易く見つかった。 歌声が、耳に届く。]
──ゆき、
[その身体が、冷たい雨に濡れているのを見れば、僅かに眉を寄せて。>>10 店の軒先等、雨をしのぐ場所はないわけではなかっただろうに。 ゆきのことだ、濡れることよりもうたうことに夢中になってしまったのだろうか、と。 藤乃が思うのは、そんな軽い心地のこと。 遮ることを少しばかり申し訳なく思いながらも、後ろからそっと傘を差しかけた*]
風邪を、ひくよ。
(56) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* どう足掻いてもクラリッサは拾えなかった……そこまでの思い入れや何かを察知するようなあれそれがこいつにはなかったです……orz
(-53) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* ヒューヒューの会
(-56) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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[見上げる子どもの顔は、いつも通りのゆきで、少しほっとする。 帰ろう、と押した背は濡れていて、少しひやりとしている。いつもの、温い子どもの体温はどこにもない。 帰ったらまず着替えさせないといけないな、とぼんやり思う。 きっとゆきは、自分から寒い冷たいとうったえることはないだろうな、と思うから。
そんな予想は、ぴたり、的中して。 窓から見える濡れたタリンの風景を、ぼんやりと眺めるゆきに苦笑をひとつ。 白い髪や濡れた衣服から落ちる雫は、先日2人で頑張って磨き上げた床をも濡らしてしまっている。 まずは拭いてやるのが先だろう、と、乾いたタオルと着替えを持って、ゆきへと声をかけた。]
(63) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時頃
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──ゆき、こっち。
[声をかければ、振り向いてくれただろうか。 タオルをふわり、小さな頭へと被せて。 優しい力で、その髪から滴る水分を拭ってゆく。]
随分、濡れたね。
[苦笑と共に声を落とす。 着替えも持ってきたから、ちゃんと着替えるんだよ。かける声は、とても柔い*]
(64) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時頃
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/* 負傷兵 ヒュー「呼んだか?」
(-58) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時頃
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[ふわふわと水分を拭いながら、ゆきが着替えたら、蜂蜜を入れたホットミルクでもいれてあげようかと考えていれば、白い声が名前を呼ぶ。>>67
思わず、瞬いた。 あの頃、キネーンの教会で零れ落ちる光を受けながら、讃美歌を歌っていた姿を思い出す。 教会の神父から、その答えは、多少なりとも聞いたことがあるだろうに、と。 唐突なその問いを不思議に思いながらも、返すのはきっと模範的な回答だ。]
(69) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時半頃
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──神さまの、ところだよ。 教会でも、教わったでしょう?
[するり、と。 躊躇いなく言葉が滑り落ちたのは。 辿り着いた楽園の穏やかさに、手を引いてくれたゆきに、藤乃自身がどこか近いものを見ていたせいかもしれない。
──だって、こんなにも幸福なのだ。 罪も憂いも、まるで、全てがなかったことのように*]
(70) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時半頃
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[だから、その質問は、胸中を覗かれたようなタイミングで。>>71 ざわ、となにかが背を這うような、怖いような気持ちになる。]
……どうして、って、
[戸惑いを含んだ笑みを返そうとしたけれど、きっと、それはひきつってしまったことだろう。 問われたって、明確な答えなど今度こそ返せっこないのだ。 疑問がないわけではなかったし、ただ、事実ばかりが夢と現実を重ね合わせるばかりで。
──まるで、突然の雨が楽園に暗雲を連れてきたような、嫌な心地ばかりが広がって。 逸らし方を覚えてしまった大人は、ただ、ただ質問の矛先を変えようとする。 言葉を探して、そうして、]
……ゆき、こそ。 どうしていきなり、そんなこと聞くの?
(76) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時頃
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[ゆきはいつも唐突だね、とそんな風に、苦笑を──作れていただろうか。 楽園へと誘う言葉、あの時もそうだった。>>2:186 そう、思い返して、]
………、
[今度こそ、ぽっかりと穴に落ちてしまった気がした。 少し考えれば分かることなのに、逸らし方を覚えてしまった、──嗚呼、ほんとうに大人はずるい。]
……ねえ、ゆきは、
[発した声は、たぶんとてもかさついて響いたことだろう。 そこに甘い柔さは、もう既にない*]
(77) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時頃
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──どうして、俺の夢のことに、気付いたの?
.
(-66) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時頃
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/* ここだけめっちゃシリアス突っ走っててすみません しあわせになりたい たぶんねおちます**
(-68) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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[気づいてないんだね、と言う声に、哀れみの色はない。 きっと、不自然なぐらいにいつも通りだっただろう。 だから「何を」と問うことも出来ず。>>79
ただ、思い出すのは、小さな波紋のこと。>>5:+28 きっと、あの時の気づきも、目を逸らすべきものではなかったのだろうと、漸く思う。
タオルはもう、とうに床に落ちて。 ゆきへ伸ばしていた手も、力なくおろされている。 ずっと手を繋いでここまで来たはずの白い子どもが、何故だか、ひどく遠い**]
(82) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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/* ちゃくせき 軽く〆ロルねりねりしながらぼやーと見てます
(-77) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[絡んだ糸が解けて、一本になるように。 小さな違和感、疑問のもと。それらが全て、納得という形をもって胸に収まる。
キネーンの小さな家に2人。 夢と現実の符号の一致、それを成し得る者は藤乃の他に、もうひとり。 小さな小瓶の中の毒ならば、子どもの手でも持つことは出来るのだ。 その上、上手く言いくるめてそれを手渡すことは、もしかすれば大人よりも容易く出来るだろう。 少し考えれば、分かる筈のことだった。 いや、何処かで気付いてはいたのかもしれない。 罪悪感さえもなく、あっさりとキネーンを手放して楽園を追うことの出来た、その時から。 当たり前だ、藤乃は結局のところ何もしていなかったのだから。
そう、──何ひとつ。]
(104) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[訥々と語り、首を傾げてみせるゆきの表情に迷いはひとつも見えなかった。
もしも、今が、キネーンにいたあの頃であったなら。 明かされた事実に茫然自失としたまま恐怖だけを抱えて、目の前の白い子どもから遠ざかるだけだったかもしれないけど。
衝撃や動揺がないわけではないのだ。 それでも、藤乃の中に、波紋は既に一度落ちていて。 キネーンで過ごした日々も、沢山のものを見て回った旅路も、2人の間にはあったから。
だから、──たとえ、声は震えて弱いものであったとしても。 一度は確かに揺らいだ何かに、押し出されるようにして、言葉を拾う。]
(105) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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……"ゆき"にとって。 生きることは、苦しかった?
[生きることは"修行"であるといい、御使いであることを"義務"という、その奥の。 ──"ゆき"というひとりの子どもへ、問いを投げた*]
(106) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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/* あいかたはやい
(-82) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[嬉しい、という言葉に、少しだけ身体の力が抜けるような気がして。 けれど、続く言葉には泣き出しそうに顔を歪めて。
ゆきにとってのキネーンが、神の御使いという義務を課せられた場所であるのならば。 そうして、タリンではそれから解放されるというのならば。 この場所で、何も無かったかのように安寧を生きられればいい。 ここは全てが、あるがままの場所。
そう、きっと、それで、]
(122) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[ だけど、藤乃は、思ってしまうのだ。]
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(123) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[長く、長く生きれば見える地平もあったのかもしれない。 或は、それ以上の憂いを知ることなく神の元へと旅立つことが出来たなら、それも。
だけど、あの日、泣き叫ぶ方法を見失ってしまった捻くれた子どもは、心の隅に小さなねじれを抱えたまま。 どうにか、手探りながらも生き方を覚えて、"大人"へと辿り着いた。 それが正しかったかどうかではなく、きっと、藤乃が自分の手で重ねてきた年月に意味があって。 ならば、──藤乃が今、ゆきに投げる言葉にも、意味はあるのだろうか。]
……ゆき。 俺はね、ずっと、楽園に焦がれていたよ。
[だから、ゆきは俺の手を引いてくれたんでしょう? それこそまるで、神の御使いのように。 だけど違う、──そうじゃない。]
(124) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[だから、ゆきは俺の手を引いてくれたんでしょう? それこそまるで、神の御使いのように。 だけど違う、──そうじゃない。]
行き場を無くして落ちていた大人の手が、白い子どもの手に絡む。 初めて手を取った時よりも、ずっとぎこちない手つきだった。 あのね、と続ける言葉は、ゆきとは違って、迷いに震えてとても拙い。]
此処に辿り着いた時に、胸に湧いたのは、歓喜だった。 やっと辿り着いた、と思ったよ。
だけどそれは、タリンが楽園だからじゃない。 ……"ゆき"が連れてきてくれた場所だったから、俺には、意味があったんだ。
[言い切ってしまえば、あとはもう。 残る願いは、ひとつきりだった。]
(125) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[──全ての者が幸福たる楽園なんて、何処にもない。
いつだって其処にあるのは、日々を懸命に生きるひとの姿。 きっと、ただ、それだけ。*]
……俺は、此処で、生きてみたいと思ってる。 神さまの世界じゃなくて、"ゆき"が連れてきてくれた、世界で。
──ゆき、と、一緒に。
(126) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/* とりあえず、わたしも先にご挨拶だけ。 まずは村建てさま、素敵な村ありがとうございました。 同村していただいた皆様、素敵ロルたくさん見れて眼福でした!
RP村に時々気まぐれに顔を出してるMaki_hinataです。 青鳩では、たまきの名前でわちゃわちゃ万年筆とかドールとかなんかもちゃもちゃしてます。
体調不良も重なって、最後までいまいち動きが悪かったのが申し訳ないんですが楽しませて頂きました、ありがとうございます!**
(-91) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/* こいつらだいじょうぶかな??っておもってるなかみw
(-92) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/* 綺麗にまとまった気がするので、何も思いつかない限りこのままでいいかなってゆるり姿勢にはいります
(-99) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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